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2005年8月31日 (水)

人の多さにびっくり

さて、今日も朝から活動を開始です。車は駐車場に残し、地下鉄やバス、ストリートカーを足とします。
シェーンブルン宮殿や王宮など、ハプスブルク関連の建物を撮影していきます。いわゆる観光写真の量産ですが、まあ、たまにはこんな撮影もいいものです。それにしてもウィーンは凄まじい人。新宿や渋谷以上の賑わいです。
ふ〜、疲れます。僕は歩く事に関してはちっとも苦ではないのですが、問題は写真機材の「重さ」なんです。三脚を含めれば総重量15キロ。漬け物石を持って移動しているようなもの。だから30メートル歩いて一休み、そしてまた移動、の繰り返しとなるわけです。
途中、美術史美術館へ入ってみました。さすが世界三大美術館の一つだけあって、目を見張るコレクションです。ブリューゲルの「雪中の狩人」やフィルメールの「絵画芸術の寓意」の実物を見ることが出来、大満足!
2時頃、機材の重さにギブアップ。もう一歩も歩けない状態になりました。地下鉄に乗ってふらふら状態でホテルに戻ります。シャワーで汗を流し、ベッドの上で足をもみもみしながら「あ〜あ、20代の頃と全然違うよ……」と呟きながら一休み。
3時間後、再び力が漲ってきたので、夜景の撮影に出かけます。市庁舎やブルグ劇場、ヴォティーフ教会のライトアップが絵になそうだったので地下鉄を乗り継ぎ向かって見ると……
ヒエ〜、ここも凄まじい人、人、人でした。フィルムフェスティバルとかで大きなスクリーンが設置されており、当然建物の写真は撮れません。教会の方は修復工事中。
何だか夏のウィーンって、街全体で芸術文化を発散しているような感じなんです。それを求めに、世界中から人が集まって来るのですね。う〜ん、とにかく街にすごい活気がありますよ。静けさはどこにもない。
いずれにしても、この街の写真撮影には、冬の1月か2月がベターですね。いつか戻って来ようっと。

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2005年8月30日 (火)

再びウィーンへ

目が覚めたら7時半。ガ〜ン、朝日の撮影が出来ませんでした。実はこのホテルのベッド、あの心地よい眠りを誘う低反発マット。熟睡してしまったのはそのためです。
チェックアウト後、ノイジートラー湖の畔の町ルストまで足を運んでみます。町の雰囲気は、古きよきヨーロッパの田舎町って感じで、とても素敵でした。
そう、雰囲気のいい町って、このように地元の香りを留めているんです。例えばドイツのローテンブルクやイタリアのベニスは、町全体は美しくてもやっぱり「観光地」なんだと思います。だから僕はそれほど感動はしませんでした。
さて、ルストはコウノトリが来ることで知られています。さすがに鳥たちは地中海へ旅立った後でしたが、煙突の上にはたくさんの巣がありました。
残念なことに、近くのノイジートラー湖はだいぶ開発が進んでいました。どうしてここが世界遺産になったのか、まったく不思議です。
午後、高速を走って一気にウィーンへ移動します。
ウィーンがこれほどまでに大きな街とは……。そのためすぐに道に迷います。「え〜い、この際、思い切って迷ってしまえ〜」とヤケになり、2時間ほど街中を車でぐるぐると走ってみました。
裏通りで62ドルの安ホテルを発見。空きがあったので3泊分の部屋を確保します。何と今年出来たばかりの真新しいホテルでした。ラッキー。
夕方、カメラを担いで中心街へ行ってみます。歩いては無理なので、地下鉄での移動です。自動券売機をよく観察してみたら、72時間パスがあるのを発見。すぐにそれを購入します。
旧市街は凄まじい人、人、人でした。古い建物には修復中のヤグラが建っていたり、光の当たり方が悪かったりで、なかなかシャッターを押すことができません。
すぐに撮影に終止符を打ち、ホテルに戻りました。ふ〜、今日は疲れた。

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2005年8月29日 (月)

中欧は目と鼻の先

朝食後、2時間ほど気合いを入れて朝の光を撮影します。
その後高速に乗り、一気にウィーンへ。街中の大渋滞に巻き込まれながらもどうにか脱出に成功し、55号線を走ってハンガリーとの国境の街ブラチスラヴァを目指します。
そして街に入る手前でよ〜く地図を見ると、ガアーン、何とブラチスラヴァはオーストリアではなくスロバキアでした!
今の時代、鉄のカーテンがあるわけではないので、別に足を運んでも構わないのですが、問題はレンタカーなんです。ハンガリーやスロバキアに入国するとなると、保険が別契約となり、料金が倍に跳ね上がります。つまり今回支払った10万円が20万円に。
国境の手前で急遽Uターン、オーストリアに戻りました。まっ、中欧の取材は翌年回しですね。
近くの町Hainburgに入りました。訪れる日本人はまずいないような小さな町です。ドナウ川沿いにガストホーフを見つけたので、まずは今晩の宿を確保します。
部屋に入りホッと一息ついていると、ついついベッドの上で寝てしまいました。30分程で目が覚めましたが、寝起きのためか、超かったるいモードに入っており、撮影に行くのが嫌で嫌で仕方ありません。このブログでは毎日の出来事を面白可笑しく書いていますが、実際の海外取材って相当にハードなんです。
「さて今日も頑張るか」と自分の気持ちに鞭を打ち、町やその周辺の撮影をはじめていきます。
日暮れ時は少し郊外に足を伸ばし、風力発電用の巨大な風車を狙います。草原の中に何百機もあるんです。すごい光景でした!

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2005年8月28日 (日)

絶景です

雨の中、内陸部の田舎道を走りリンツへ。近くのマックでハンバーガーを食べた後、高速に乗り一気にメルクまで車を走らせます。そして今度はドナウの南側を走ります。すると……
美しい! 山肌のブドウ園、麓の町、そしてドナウの流れ……。まるで絵に描いたような心ときめく風景が広がっていました。そうか、ヴァッハウ渓谷はこちら側から眺めた方がいいんだな、と一人納得し、グングンと車を進めていきます。
やがてデュルンシュタインが見える場所へ到着。これまた最高の景観です! 2日前に町を訪れたとき、観光地化され過ぎていて何だか嫌だな、と思いましたが、このようにドナウの対岸から眺めると町の美しさだけが残るわけですね。
今日はサンクト・ペルテンで一泊する予定でしたが、風景の美しさに急遽予定を変更、村の中にあった宿を取ることにしました。
夕方、メルクの橋を渡って再びデュルンシュタインへ。今度は徒歩で30分掛け、ケーンリンガー城跡まで登ってみます。すると……
ひえ〜、超・超・超・超・超絶景です! ドイツ、オーストリアと、今までたくさんの風景を見てきましたが、おそらくここが一番です! どうしよ〜、まいったなあ〜と、心と体が震えました。
でも僕は写真を撮りません。天候が思わしくないという理由もありましたが、ドナウの水が泥色だからです。今年は仕方ない、来年再び訪れよう、と決意を固めたのでした。(トホホ、写真はお金が掛かりますよ……涙)
夜は宿の裏手のキャンプ場に一人佇み、デュルンシュタインの夜景を撮影します。夜だと水の色がわからなくなるから写真撮影が可能となるわけです。夜景も美しいですよぉ〜。
それにしても僕は一年の内に美しい風景を幾つ目にしているのでしょうか。世界各国で、自分を見失うくらいの美しさを10も20も見ていると、だんだんと神の存在を意識しはじめるようになるのです。これってとても不思議な心の変化です。

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2005年8月27日 (土)

ヴァッハウ渓谷を移動

ヨーロッパの場合は時差ボケにならないから本当に楽です。よって、今日も朝6時から撮影開始、朝焼けにカメラを向けました。
チェックアウト後、3号線を西に向かいます。朝の光がドナウの水面にキラキラと反射する姿に心躍り、たまに車を停めては写真を撮りました。でも、「あ〜これで水の色が青ければ最高なんだけどな〜」と呟いてばかり。今日もドナウは泥色。流木もたくさん流れ、大雨の激しさを物語っています。
リンツの街を過ぎ、次に129号線を走ります。この道沿いには、有名なドナウのカーブがあるのです。川がグワ〜ンとはげしく湾曲しているんですよ。
この姿を山の上から撮ろうと思い、登山に切り替えました。でもなかなかいいアングルを見つけることが出来ず、歩きはじめて3時間で挫折。やはり全体像を撮るには、空撮でないと無理のようです。
そうそう、登山道にはバナナのような巨大なナメクジが何匹も這えずっていました。国が変わればナメクジの大きさも変化しますね。
その後、周辺の村々を巡り、牧歌的な風景を撮影します。どこも心休まる美しさに満ちており、「こんな所で暮らせれば人間まっすぐに育つよなあ〜」とため息をついてばかりいました。
夕方、ドイツのパッサウに入ります。昨年一泊して写真を撮ったので、今年は素通りです。橋を渡ってドナウの対岸に移動。そして川沿いの388号線を東へ向かい、Obernzellで見つけた古いガストホーフに空き部屋を見つけ、チェックインしました。

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2005年8月26日 (金)

メルク修道院

高速を使って一気にクレムスへ移動。そしてドナウ川沿いの3号線を走り、ヴァッハウ渓谷を西に向かいます。山肌にはブドウ畑。この周辺の風景は確かに美しい!
有名なデュルンシュタインに入ります。徒歩で町中を巡り、1時間ほど撮影します。
その後メルクへ移動。まずは宿探しです。夏場の安宿って、結構空いていないんですよね。3軒目にしてようやく空き部屋を見つけ、無事に今晩の宿を確保することができました。
夕方、目の前に聳え建つメルク修道院に入ってみます。建築はバロックの最高傑作と言われるだけあって、確かに見事な修道院です。金の祭壇は目を見張る美しさ。僕は急ぎ足での見学でしたが、オーストリア史に興味ある方だったら、ここに半日いても飽きないんじゃないかなと思います。
さて、この修道院をどうやって撮影しようかとあれこれ悩みましたが、夜景にすることにしました。
日が暮れた7時半から再び撮影開始です。交通量の多い道沿いから300ミリの望遠で狙いましたが、道行く人は興味津々で僕のことを見ていました。
夜は近くのチャイニーズレストランでチャーハンを食べます。美味しかった!

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2005年8月25日 (木)

撮影開始

朝食後、町のすぐ横を流れるドナウまで足を運んでみます。上流部分の大雨の影響でしょうか、水かさが増し、まるで泥水のように濁っていました。残念ながら「美しき青きドナウ」の世界はどこにもなし。
そうそう、確か昨日チラッと見たウィーンの街中を流れるドナウも、ちっとも美しくありませんでした。よく色々な本に、「ドナウは、ウィーンよりハンガリーのブダペストの方が美しい」と書かれていますが、これって本当のことなんでしょうね。
車で周辺の町や村を巡って行きます。よさそうな風景を見つけると写真を撮りますが、う〜ん、風景に今ひとつ強いときめきを感じません。おそらくオーストリアの場合、もう少し都会から離れると、心擽る風景が眠っているのでしょうね。
ヴァッハウ渓谷の東の拠点となるクレムスまでやって来ました。軽くランチを食べた後、ドナウの対岸から町の全景を撮影します。川の水が濁っているので、今ひとつです。
周辺のブドウ畑にカメラを向けた後、崖の上にある巨大な修道院に足を運んでみました。世界遺産にも登録されているだけあって、実に立派な建物でした。

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2005年8月24日 (水)

成田→オーストリア

箱崎5時45分発のリムジンバスで成田へ移動。
8時、オーストリア航空のカウンターでチェックイン。この時間の成田って何故か混むんですよね。荷物検査から出国審査まで40分も掛かりました。
さて、今回はビジネスクラスなんです。マイレージで取得した無料チケットなのでちっとも偉くないのですが、何と席は一番前の1A。そして運がいいことに隣に誰も来なかったので、広〜いスペースを一人で独占することができました。
やはりビジネスクラスでのフライトは快適で、全然疲れません。これだったら1年に10回は海を越えてもいいや、って感じです。
フルコースのディナーを食べ、フルフラットのシートで熟睡したら、あっという間にオーストリア・ヴィエナ国際空港に着いてしまいました。
オーストリアの入国はとても簡単。係官がパスポートにポンとハンコウを押してくれるだけ、何の質問も受けませんでした。北米と全然違う。
レンタカーを運転し、ダウンタウンに入ります。でも安ホテル探しに苦労しそうだったので、20キロほど先にある町Stockerauに移動しました。
ホテルを片っ端から当たってみましたが、残念ながら空き部屋がありません。最後に訪ねたBホテルのお姉ちゃんに相談してみたら、隣町トゥルンのホテルに電話し、一部屋押さえてくれました。初日から人に親切にされると何だか嬉しくなってしまいます。
高速を使ってトゥルンへ移動。ホテルにチェックイン出来たのは7時半。ふ〜、長い一日でした。

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2005年8月23日 (火)

忙しい〜

今日も出発準備に追われています。
ある出版社で打ち合わせが終わった後、大急ぎで自宅へ戻り、明日の出発準備をはじめていきます。その間、メールがじゃんじゃん来るので、新着メール到着の音が鳴ったらサッとパソコンに向かい、速攻でレスを書きます。そう、時間に追われている時はこの早業が大切なのです。
夕方、キヤノンの新しいデジカメEOS-5Dの発表がありました。おーついに出たかーといった感じで、早速キヤノンのHPをチェックします。
実は、キヤノンのフイルムカメラの中で最も好きな機種は、EOS-1ではなく、EOS-5でした。仕事でも5ばかりを使っていました。だからこのデジカメが出たとなると、もうこれは速攻で手に入れるしかないですね。
でも今日はカメラのことなど考えている暇はないのです。明日は朝4時起きなので、どんなことをしても12時前には寝るつもりでいます。

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2005年8月22日 (月)

出発準備に追われています

日本円をユーロに換えたり、必要な写真器材を購入したり、荷物を送ったり、プリントをチェックしたり、締め切り間近の原稿を書いたり……。海外取材が間近に迫っているため、目の回るような忙しさです。
今の時代、海外へはノートパソコンを持参するので、海の向こうでも仕事ができますが、やっぱり取材中は撮影に専念したい。そんな切なる思いがあるため、出発前に一つでも多くの仕事を片づけてしまおうと必死なんです。
こんな日は、食事の時間が随分ともったいなく感じます。どこかお店に入ると、注文してから料理が出てくるまでかなりの時間が掛かるので、やはり好きなおかずをパッと選べて、「中」と言えばライスもすぐに出てくる近くの総菜屋に入ってしまいます。早いし美味しいし、ここは本当にGOOD!
さて、海外取材の前には必ず仕事先に留守にする旨を伝えるのですが、そのメール返信は決まって「では吉村さん、オーストラリア取材お気をつけて!」となっているのです。でも、今回行く所は「オーストラリア」ではなく「オーストリア」なんです。そう、カンガルーがいない方の国です。多くの人が読み間違えるんですよね(笑)。

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2005年8月21日 (日)

相生森林美術館にて

相生森林美術館は、その名の通り森に囲まれた素晴らしい美術館です。
予定通り1時から講演がはじまりました。
まずは村岡花子記念文庫、恵理さんのお話。その後、僕の出番です。50分ほどプリンス・エドワード島の魅力を語りました。
会場内は100人以上の人で溢れ大盛況。そのため多くの方が立ち見になってしまいました。すみません。遠くは大阪・神戸・広島から足を運んでくれた方もいました。感謝感謝です。
やはりこのように地方の皆さんと触れ合うのは僕自身も楽しいです。
いつの日か吉村和敏の本格的な写真展を開催し、日本を西から東へ横断していけたら……と夢見ています。各地の美術館の繋がりも出来てきたことだし、そろそろ真剣に考えてみようかな。
夜はスカイマークの最終便に飛び乗り、東京へ戻りました。家に着いたのは11時半です。

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2005年8月20日 (土)

四国へ移動

スカイマークに乗って四国の徳島へ移動。夕方、那賀町の宿、もみじ川温泉にチェックインしました。明日、この宿のすぐ側にある相生森林美術館で講演会があるためです。
夜は東京から訪れた関係者2人と一緒に、あーでもないこーでもないという話で盛り上がり、夜中の1時半までお酒を飲みました。森やダム湖を明るく照らす満月が美しかったです。

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2005年8月19日 (金)

写真集の発売日です!

来週からオーストリア取材がはじまります。
何か大切なことを忘れているなあ〜と、ここ2〜3日ずっと気になっていました。
で、今日レンタカーの予約を入れたとき、「あっ、そうだ!」と不意に思い出したのです。そう、国際免許証の取得。昨年の免許は1年の期限切れになっていたので、また新たに取る必要があったのでした。
カナダでは、カナダの自動車免許証を持っているので何ら問題ありませんが、やはりヨーロッパでは国際免許証がなければ話になりません。
明日から四国出張なので、今日しか時間がないのです。夕方4時過ぎ、大急ぎで自転車を漕いで江東試験場まで行き、国際免許証を取得してきました。
さて、今日は写真集『ローレンシャンの秋』の発売日です!
夕方6時を過ぎたあたりから、皆様方からのご意見ご感想メールがたくさん届いています。一通一通すべてのメールに目を通し、何度も読み返しています。ありがとうございました!

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2005年8月18日 (木)

一日の流れ

朝は6時に起床します。
キッチンに入り、コーヒーを作ります。夏はアイスコーヒーで、春秋冬はホットです。
グビッと飲み干した後、ヤマザキのダブルソフトを2枚焼き、バターをうっすら塗り、その上にメープルシロップをたっぷりたらして食べます。
8時、仕事部屋に籠もり、10〜20通のメールのレス書きをします。
雑誌の原稿などがあるため、午前中はポンポンとワープロを叩きます。
お昼ちょっと前に郵便局へ行き、エクスパック500やゆうパックを出します。
近くの総菜屋で好きなおかずを6〜7種類チョイス、中ライスと一緒に持ち帰り、仕事部屋でランチを食べます。
1時半に外出。行き先は銀座であったり新宿であったり四谷であったり……。その日の用件によって違います。
5時帰宅。机に向かい、写真送りなど、やり残した仕事を片づけます。
7時半夕食。
8時から再び仕事場に籠もり、ワープロを叩いたり、メールを書いたりします。
1時就寝です。
……と、東京にいる時はだいたいこのようなスケジュールで動いています。

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2005年8月17日 (水)

密かな楽しみ

現像所があるので、毎日のように銀座に足を運んでいます。でその帰り道、実は密かな楽しみがあるのです。
皆さんご存じのように、山手線と京浜東北線はしばらく平行して走っています。有楽町駅で電車を待っていると、まれに両方の電車が同時にホームに滑り込んで来ることがあるんです。そしてほぼ同時に電車は有楽町駅を出発。双方は追い越し追い越されたりしながら、東京、神田と移動して行きます。6分後、秋葉原駅に到着するわけですが、そのときに5〜10秒ほどの時差が生まれるのです。
そうつまり、有楽町駅でどちらの電車に乗ろうかな〜と迷い、乗り込んだ方の電車が秋葉原駅に早く着くと、もう、嬉しくて嬉しくて仕方ないのです。「自分の選択は正しかった!勝負に勝った!」と随分と得意になります。
ちなみに今日は京浜東北線に乗ってみました。すると、山手線の勝ちでした。ううう、残念です。

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2005年8月16日 (火)

震度4

地震の時、我が家の一番の心配事は、食器洗い機なんです。
食器洗い機はシンクの横に置かれているのですが、扉を開けた時に水道の蛇口とぶつかってしまうため、20センチくらい高さのある棚の上に不安定な形で置かれています。
地震で横に倒れる分には一向に構わないのですが、倒れた際に蛇口を直撃し、壊してしまうことを恐れています。最悪の場合、マンションの部屋が水浸しになってしますよね。
だから先月の地震の時、僕は大阪にいましたが、「食器洗い機は大丈夫だろうか……」とそればかりを気にしていました。
で、今日のお昼、また震度4の地震がありました。でで、何と皮肉な事に、僕はちょうどその時、台所にいたのです。お昼時だったので、カップラーメンのお湯を沸かしている最中でした。
「あっ、地震だ!」と思った直後、まずは食器洗い機をじ〜っと見つめました。でもしっかりと棚の上に鎮座しており、微動だにしません。
なんだ、なんだ、全然大丈夫じゃないか……とホッと胸をなでおろしましたが、食器洗い機などどうでもいいので、まずはガスを止めるべきだったと、後になってから後悔しました。

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2005年8月15日 (月)

みんなお盆休み

今日は2件の用事があったので、昼過ぎに仕事場を出て、まずは有楽町へ向かいます。総武線も山手線もかなり空いていました。近頃、みんないっせいにお盆休みを取るようにしているのですね。
次に有楽町線に乗って護国寺へ移動します。打ち合わせの前に原稿書きでもしようかと思い、近くのロイホに入ります。そしたらびっくり、超満員でした。15分待たされた後、ようやく席に着くことが出来ましたが、店内を見渡すと家族連れが多いようです。電車はガラガラでもお店は混んでいるというこの状況、とても面白かったです。
人々の賑やかな声を聞きながら、手帳にペンを走らせていきます。そう僕の原稿書きは、まずはアイディアを簡単に手帳に書き留める作業からはじめるのです。
その後、近くのP社で30分ほど打ち合わせ。終わった後、久しぶりに池袋でも行ってみようかな、とふと考えましたが、暑いのでやめました。

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2005年8月14日 (日)

「オランダの光」

TSUTAYAから会員証の更新通知が来ていたので、面倒だなあ〜と思いながらも近くのお店へ足を運びました。
何を借りようかな〜と新作の棚をチェックしていきますが、知名度の高いハリウッド映画はすでに観ていることに気がつきました。そう、飛行機の中で上映されていたからです。
結局心揺さぶる作品がなく、更新料200円を払って帰ろうとしたら、準新作のコーナーで「オランダの光」というタイトルにふと心が奪われました。で、早速レンタルしてみます。
かつて画家が目にしたオランダの光は、今の時代、失われてしまったのだろか……ということをテーマに、現在の映像やアーティストなどのインタビューを交えながら検証していくドキュメンタリー作品です。
実に見事な出来映え。見終わった後、なるほどなあ〜と感心してしまいました。これ、絵画が好きな人は、観て損はない作品だと思います。

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2005年8月13日 (土)

模様替え

仕事場にMacのG3とG4のタワーがあるのですが、両方立ち上げて作業をしていると、G4は静かでもG3は冷却ファンの音がかなり大きいので、随分と耳障りです。
そこで、G3を作業机から最も遠い場所に置けば音も気にならなくなるだろう……とふと閃き、部屋のレイアウトの変更をすることにしました。
パソコン類は棚の下に、プリンターは中段に置き、フィルムスキャナーやデータCDは上段に並べます。
最後に一度抜いたコードを再び機器に差し込んでいきましたが、それしても部屋はコンセント不足。トータルで32個のたこ足配線です。
でも今日、思い切ってレイアウト変更したことにより、仕事部屋が随分とすっきりとした感じになりました。冷房の効きも心なしかよくなった気がしています。

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2005年8月12日 (金)

デジタルの凄さ

いま話題になっているアップルがはじめたアイチューン・ミュージックストアを覗いてみました。
なるほど、やっぱり凄いですね。検索機能も使いやすいのですが、何より視聴が簡単というのが魅力です。レコードショップでヘッドホンを耳に当てていた時代が嘘のようです。
このミュージックストア、まだ曲数が少ないのであまり利便性を感じませんが、でも、このようにネットで音楽を買うスタイルが主流になってくると、全国各地にあるCDショップはますます厳しくなっていくでしょうね。業界団体がどんなに反発しても、こればかりは防ぎようがない。おそらくこれが時代の流れなんだと思います。
さて、本の世界はどうでしょうか。
活字や写真も、ネットで販売していくことは可能です。実際にサービスがはじまってもいます。でも僕は、どんなに時代が流れても、紙媒体は絶対になくならないと固く信じています。
やっぱり紙の質感はいいですよ。何よりあの柔らかさ、しなやかさがいい。テレビやパソコンの画面で見る写真も確かに素晴らしいのですが、紙に印刷された写真だって決して負けてはいません。
でもやはり、質は問われていくのでしょうね。いい加減な作りの本(最近多いですよね)は、デジタルにますます食われていくでしょう。
だから僕は、今後も強い意識を持って、最後の印刷まで徹底的に拘り、質の高い作品集を生み出していくつもりでいます。
もちろん、デジタルの世界も積極的に手を染めていきますので、誤解のないように(笑)。

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2005年8月11日 (木)

忘れ物

午後、仕事場に来客がありました。写真選びが終わると大急ぎで銀座へ出て、ある喫茶店でK社のSさんとお会いし、打ち合わせを行います。その後、Sさんと書店へ移動。新刊本をチェックしながら話をつめていきます。
僕は次の予定があったので、「ではお先に失礼します」と言って書店を出ました。そして銀座通りを歩いているとき、あれっ、何かが変だぞ……と感じたのです。そしてすぐに「あーー!」と大声をあげ、すかさずUターン。何と、次の打ち合わせで使う大切な資料(ポスター用の長い筒に入っている)を手にしていなかったのです。
まずは喫茶店に駆け込み、「すみませんっ! 忘れ物がありませんでしたか!」と尋ねてみます。でも回答は「なにもありませんでしたよ」。
次に書店に駆け込み、自分の辿った通路を隈無くチェックしていきます。そしたらありました、ありました。本棚に立て掛けてありました。そう、僕は両手で重い本を取り出したとき、筒をここに置いたのでした。
ふ〜、とても大切な資料だっただけに、ホッと一安心です。
近頃の自分、たまに抜けているところがあるんです。やっぱり時間に追われるのはよくありませんね。
もちろん6時からの打ち合わせは、15分も遅刻してしまいました(涙)。

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2005年8月10日 (水)

オレンジフロート

朝から原稿です。2時間、3時間と、うんうん唸りながら書いていると、「あ〜、やっぱ書くのって難しい……」とだんだんと暗い気分になっていくのです。
3時に切り上げ、有楽町へ。もちろん向かった先はビックカメラ。そこで最新のデジカメや電気製品をチェックします。大型量販店って、ホント、大好きです。パソコンを見たり、携帯の機能を探ったり、次に買うプリンターやハードディスクを検討している時間って、僕にとっては究極の癒しなんです。
今日の夜は仕事関係の飲み会です。約束の時間にはまだ早かったので、いつものファーストフードに入り、今度はオレンジフロートを注文。今日はこぼさずに全部飲み干すことができました。
8月19日発売の写真集『ローレンシャンの森』。今、仕事関係に送る献本の作業をしているのですが、受け取った方々から「これは凄い!」メールがじゃんじゃん届いています。はい、自分でもこの写真集は超自信作なんです。
豪華本ですが、2600円と低価格の設定です。今回は僕も謙虚にならず、はっきりと言います。皆さん、この写真集は是非ご購入ください!
そうそう、9月には地方都市の書店さんからサイン会の話も来ています。詳細は直前になるまでわかりませんが、決まり次第、HPで発表します。

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2005年8月 9日 (火)

珍しく自宅で作業

今年の秋冬のスケジュール調整に追われています。日本での仕事に影響が出ないように海外取材の日程を決めていくのですが、海外でも飛行機を足をとして移動を繰り返すので、フライトやシート確保などの都合により、一度決めたスケジュールが2転も3転もするのです。そのため手帳のカレンダーはメモ書きと修正液のあとばかり……。
夕方から雑誌の原稿書きと写真のレタッチ作業に追われました。ここ数年、雑誌で使う写真データは通信で飛び交っているんですよ。すごい時代になりました。
でも今日、たぶん大丈夫だろうと思い、100メガのファイルを送信してしまったのです。そしたら突然メールサーバがパンク。HPもアクセス出来ない状態に陥ってしまいました。
すぐにプロバーダーに電話を入れ、助けを求めます。すると、「まずはvarをクリックして、次にspoolを覗き、そこのmqueueというフォルダの中に入っているエラーファイルをすべて削除してください……」と、メールサーバの操作の仕方を丁寧に教えてくれました。それにしても専門の人って、ホント凄いですよね。いつも感心してしまいます。

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2005年8月 8日 (月)

歯は大切です

昨年の11月から歯医者に通っています。仕事で出会った方に教えてもらったのですが、実は家のすぐ近くにとてもいい歯医者さんがあったのです。だからこれはいい機会だと思いました。
東京滞在中は、2週間に一度くらいのペースで足を運んでいますが、虫歯を治療したり、古い詰め物を新品に交換したり、歯石を取ってもらったりと、もう徹底的に自分の歯を健康な状態に戻しています。徐々に完璧な歯に近づいており、あとは自分で慎重にケアしていけば、おそらく一生自分の歯でいられるでしょう。
そうそう、歯医者に行くといつも不思議に思うことがあります。
よくカウンターには歯ブラシが売っていますよね。その歯ブラシは、小さくシンプルな形です。これはどの歯医者に行っても同じ。この歯ブラシ、確かに歯医者さんが勧めているだけあって、使い買ってはすこぶよく、歯のヨゴレがどんどん落ち、歯磨きが楽しくなります。
で、僕が不思議だなと思うことは、同じスタイルの歯ブラシが、普通のお店ではどこにも売っていないということなんです。あれだけ種類があって一つもないのです。あるのは、コマーシャルでおなじみの変な形やゴテゴテした機能がついた歯ブラシばかり。まっ、プラスαがないと売れないから企業はそうしているのだと思いますが、それを買わされている僕らは一体何なんでしょうね。
いずれにしても、小さくシンプルな歯ブラシは、やっぱりいいですよ。一度使ったら手放せません。

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2005年8月 7日 (日)

迷惑メール対策

海外からの迷惑メールは相変わらずよく届きます。1日に30通平均で、多いときは100通を越えます。メールアドレスをHPや本の中で公開しているので、そのアドレスがどんどんと一人歩きしているのですね。こればかりは仕方のないことです。
もちろんすべての迷惑メールを受け取っていたら、パソコンの容量がいくらあっても足りません。僕は数年前からCLUB BBQ(http://club.jp/)のフィルタリングサービスにお世話になっています。たった月315円で、迷惑メール100パーセントに近い確率でブロックしてくれます。だから週に1度HPにアクセスし、ゴミ箱を覗くだけでいい。本当は網に引っかかった数千通の迷惑メールなんか見たくもないのですが、たまに仕事のメールが入っているので、どうしてもこの作業だけは必要なんです。
さて僕自身、今は合計で6つのメールアドレスを使い分けていますが、その中の一つ、まだ3〜4人しか知らないメールアドレスに急にエッチ系のメールが日に3通も4通も届くようになりました。何故だろう……と不思議で仕方ありませんが、この調子で増え続けるようなら、これもCLUB BBQに転送し、フィルタリング行ってもらうつもりです。

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2005年8月 6日 (土)

my液晶プロジェクター

講演の仕事は意外に多いんです。話の途中、写真を見せたりするのですが、今はノートパソコンの画面を液晶プロジェクターによってスクリーンに投影する方式を取っています。
さて、その液晶プロジェクターですが、各会場によっていい悪いの差がかなりあるので、以前からmy液晶プロジェクターが欲しいなあ〜と思っていました。
で、今日、新宿のヨドバシカメラに立ち寄ったら、E社の43万もする携帯用の液晶プロジェクターが特価で出ていたのです。店員に尋ねると、モデルチェンジする前の型で、在庫処分をしているとのこと。
どーしようかなーと20分ほど迷いましたが、「エイッ!」と清水の舞台から飛び降りるつもりで購入に踏み切りました。
大きな買い物をした後はチクチクと胸が痛みますが、仕事で使うわけですから、これではこれで正しいことをしたわけです。
さて、今年もあと4〜5回、全国各地で講演の予定が入っています。そのときはmy液晶プロジェクターが大活躍すると思いますよ。

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2005年8月 5日 (金)

仲良し4人組

東京に出てきてから出会った友達で、仲良し4人組(男2人、女2人)というのがあるんです。誰もが超忙しい毎日を送っているので、1〜2年に1度のペースでしか会いませんが、招集がかかればどんなに忙しくても飲みに行く、という関係をもう20年近くもつづけています。それほど仲がいいんです。
で、昨日は突然Hから電話があり、僕は原稿書きの仕事をほっぽり出して原宿のお店まで足を運びました。
う〜ん、みんな変わらない(笑)。でもやはり年を取るに従って、会話に落ち着きムードが漂ってきます。隣では20代の若者たちが合コンや仕事がらみの飲み会でかなりの盛り上がりを見せていましたが、僕らのテーブルは妙に浮いた感じでした。
友達同士が集まると、20代は恋愛の話、30代は仕事の話、40代は健康の話になると言われています。次に集まるときは健康の話はしないようにしようとお互い誓い、終電に乗って別れました。

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2005年8月 4日 (木)

写真集の見本

本日、写真集『ローレンシャンの秋〜カナダ・ケベックの森が燃えるとき』の見本が仕上がり、製本会社から出版社へ届きました。
素晴らしい出来映えです! 自分で見て、感動してしまいます。
書店では8月19日より配本される予定ですので、ぜひ手に取ってご覧ください。きっと、あまりの美しさに震えがきますよ。
日本人が、まだ誰一人として知らない紅葉が、この作品集の中にはあります。

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2005年8月 3日 (水)

やっぱりアシスタント

今日は我が家で3件の打ち合わせがありました。編集者やデザイナーの方々は、この暑い中、わざわざ大島までお越しくださるのですが、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
あ〜、それにしてもこのところ仕事が詰まりはじめています。9月は締め切りがいくつもあり、想像しただけで恐ろしいです。
このぶんだと、好きな作家の新刊本を読んだり、レンタルビデオで映画を観たりすることは、あと数ヶ月は無理でしょう。
夕方、A社にプリント写真を送らなければいけない仕事を思い出し、大急ぎで銀座のラボへと向かいます。電車に揺られながら、「よしっ!」とある一つの結論を出しました。それはアシスタントをつけることです。
写真家のアシスタント探しには、写真専門学校の掲示板に貼り紙を出すのが一番、とよく言われます。
ある方からある学校の担当者を紹介してもらっているので、近日中にコンタクトしてみるつもりです。

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2005年8月 2日 (火)

メロンフロート

外回りの途中、2時間のフリータイムが生まれました。そこでノートパソコンを叩いて原稿でも書こうかと近くのファーストフードに入ります。
いつもはアイスコーヒーですが、今日はなぜか違う物が飲みたくなり、アイスクリームがたっぷり乗ったメロンフロートを注文してみました。
で、出された巨大フロートを自分でトレイで運び、席に着こうとしたら……バランスを崩し、見事にひっくり返してしまったのです!
「すみませ〜ん、こぼしてしまいました(泣)……」
実はこのような失敗、多いんです。カナダでもファーストフードでコークやコーヒーを何度こぼしたことか。
店員はすぐに駆け寄り、「あっ、構いませんよ。新しいのを用意しますから、別の席でお待ちください」とニコニコ顔で対応してくれましたが、床掃除が大変そうでした。
その後何だか気まずくなり、お店の一番奧の席で、コソコソと原稿書きを行いました。

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2005年8月 1日 (月)

デジタルデータ

お昼時、S社のKさんと合流、小川町の交差点の近くにある美味しいカレー屋さんでランチを食べました。
その後、僕は1人で京橋のB社へ移動し、入稿を急がれていたポジを担当者に預けます。
夕方、ビックカメラ有楽町店に立ち寄り、いくつかの写真&パソコン用品を購入。今日のメインはハードディスクでした。
僕はデジカメのデータを、外付のハードディスクに保管しています。でも、もしこれが故障でもしたら、すべての作品が消えてしまう……。そこで、バックアップ用にもう2台の購入に踏み切ったのです。
ほとんどのハードディスクがウインドウズ専用に作られており、一応マックでも認識しますよ、というスタイルですが、その逆のパターン、つまり、マック専用に作られ、ウインドウズでも使えますよ、というラシー社製の250ギガを選びました。
ふ〜、それにしても、デジタルライフはお金が掛かりますね。デジカメを使うようになるとフィルムがいらないから安上がり、というのは大嘘で、フィルムカメラ以上に出費がかさむのです。
家に戻り、早速買ったばかりのハードディスクにデータをコピーしていきます。フォルダの作り方とか結構頭を使うので、夜は意気消沈です。
そうそう、デジタルライフは整理がとても簡単、というのはこれまた大嘘で、フィルム以上に整理能力が要求されるような気がしています。

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