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2006年3月31日 (金)

20年前

昨日松本の実家から、高校時代に撮影した写真&フィルムを持ち帰ってきました。
今はフィルム整理の達人ですが、高校生の頃は整理のせの字も考えたことがなかったので、写真は段ボール箱にゴソッと入ったままの状態。そう、今日ついに20年の封印がとかれたというわけです。
折れ曲がったりホコリで汚れているフィルムをライトテーブルの上に広げ、順々に目を通していきます。へーこんな写真も撮っていたんだー、とまさに驚きの連続でした。同級生を撮った写真が多かったかな。
それにしてもピンボケやブレが多い。中には36枚すべてブレている写真もありました。写真技術云々より、あの頃はピントもブレもそれほど気にならなかったのでしょう。
さて今回、写真以外にも、文集や手紙類も持ち帰ってきました。25才くらいまでは結構筆マメで、特にカナダにいた頃は手紙のやり取りを模範に行っていたのです。
いずれにしても、20年前の写真や手紙に登場する人たちとは、もうつき合いがありません。みんな何をしているのかな〜と、たまらなく懐かしくなりました。
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2006年3月30日 (木)

ぶどうの里

枕が合わなかったので、5時に目が覚めてしまいます。さすがに田舎で暮らす人は朝が早い、両親はすでに起きていました。
山ほどの荷物を車に積み込み、8時に家を出ます。塩尻北インターから高速に乗り、東京へ向けて車を走らせました。
途中、山梨県の勝沼で一度高速を降りました。というのも、ぶどうの里を急に見たくなったからです。
今から13年前、「るるぶ」の記者を少しだけやったことがあります。その頃、東京で挫折し、アパートも引き払い、半年ほど松本の実家で暮らしていました。トヨタレンタカーで車洗いのアルバイトをしながら静かな毎日を送っていたのですが、ある時、東京の友人が仕事を回してくれたのです。それがるるぶの仕事でした。
僕が任されたのは山梨市と勝沼地区。1週間ほど現地に滞在し、観光施設からはじまり、ワイナリー、レストラン、ホテルやペンションと、次々と取材していきました。1〜2枚写真を撮ってその場で原稿を書く。まあそれなりに楽しかったです。
で今日は、取材中に見つけた幾つかのポイントに足を運んでみましたが、レストランや喫茶店はその多くがなくなっており、ぶどう畑の中にあったある著名な画家の美術館も、オーナーが変わっていました。
その後、高速に戻ります。
高井戸まではスイスイ来たのですが、その先の首都高は大渋滞。両国まで90分と書かれていたので、思い切って新宿で降りてみました。すると、下の道はいい感じで流れており、何と亀戸までたったの25分でした。
「首都高が大渋滞していたら迷わず下に降りる」これは基本ですね。今までのイライラは何だったんだろう……と思いました。

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2006年3月29日 (水)

一輪車

ある仕事で高校時代に撮影した写真が必要になりました。ポジはネガやプリントは、すべて長野県の実家の物置です。で、急遽引き上げに行くことに。
ランチの後、車のエンジンをスタート。錦糸町から首都高に乗ります。まだ昼の1時だというのに大渋滞。八王子まで何と1時間半!です。 
その後は順調に車が流れたので、2時間後、無事に実家に到着。懐かしい段ボールの山とご対面です。
写真以外にも、小学時代のソロバンとか中学時代の卓球セットが入っていました。そういえば卓球に燃えた時代もあったなあ〜。
ちなみに中学2年の時は一輪車クラブに入っていました。さすがにもう乗れませんが、今でもたまにやってみようかな、と思うこともあるのです。
夜、急に星が見たくなったので、近くの芳川公園へ足を運んでみます。空気が澄んでいるので、信州の星は綺麗ですね。寒さに震えながら十分堪能しました。
今日は実家に一泊です。

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2006年3月28日 (火)

マックのコーヒー

朝から雑誌の原稿書きの仕事に追われます。締め切りは今日のお昼ですが、書く量が多かったので、夜に変更してもらいました。
10時頃まで必死になってやりましたが、「やっぱり無理そうだな……」と感じたので、今日の午後に新宿と渋谷で入っていた2本の予定を急遽キャンセルします。今日お会いする予定だった皆さん、いつも突然で本当にすみません。
引き続きワープロを叩いていたら、あっという間にお昼。コンビニパスタを食べて空腹感を満たします。
その後も必死にワープロを叩いていたら、あっという間に夕方。さすがに疲れたので、自転車に乗ってふらふらと大島地区を彷徨い、駅のマックでコーヒーのMサイズをグビッと飲み干しました。うん、日本のマックのコーヒーはなかなかいけますね。ちなみにカナダのマックのコーヒーはダメダメです。
この大島駅前にあるマックは穴場です。今度ここで原稿を書いたり読書をしたりしようかな、とふと考えました。
7時、どうにか書き上がった原稿を編集者にメールで送り、ようやくホッと一息つきます。
夜はマイブームに関する勉強を少し行いました。

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2006年3月27日 (月)

部署の移動

このところ滞っていた仕事関係のメールのレス書き、雑誌の原稿書きを行います。その間、何本か電話が来たり新規メールが届きましたが、そのどれもが、部署が変わった、転職した、というような内容でした。サラリーマンの皆さんは何かと大変そう。そういえばもうすぐ4月ですね。桜の季節です。

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2006年3月26日 (日)

PIE(2日目)

10時半には会場に入りました。最終日、それも日曜日とあって、朝からすごい人です。僕の講演会も、午前、午後の部と、25席はすべて埋まりました。
写真関連のメーカーが一堂に会するこのような展示会、僕は大好きです。ヨドバシやビッグなどの販売店に行くよりも数倍も面白い。今日も気になる商品をチェックし、メーカーの担当者から色々な話を聴くことができました。
ペンタックスブースでの僕の講演みたいに、各メーカーが競い合うように色々なセミナーを行っています。ノート片手に片っ端から参加していけば、デジタルに関してすごく詳しくなりそうですね。来年もし仕事が入らなかったら、勉強のために是非行ってみようと思いました。
今回のエキスポ、目玉商品が少なかったような気がしています。唯一気になったのは、アップルから出るアパチャーというソフトでしょうか。LAWのファイルを思いのまま管理、整理できるという、写真家が最も必要としていたソフトです。でもこれって、最強パワーを持ったインテルマックじゃないとスムーズに動かないらしいのです。僕のG5タワーの一番安いのだと、たぶん厳しいでしょうね。となるとまたハードを買い換えないと……。
さて、このようなエキスポでは、写真好きな男性陣がコンパニオンを必死になって撮りまくる、というまた一つ別の世界が繰り広げられています。各ブースには5〜20人ほど綺麗な方々が露出度の高いコスチュームでカメラの紹介などをしているのですが、どこもまさにモデル撮影会といった感じでした。モーターショーと同じですね。
皆さんとてもいいカメラを所有しており、どのようにストロボ光をコントロールすれば女性を綺麗に撮れるかを心得ているのです。プロの僕から見ても、なるほどなあ〜と感心する点が数多くありました。でも、フィルムカメラを使っている人は、誰一人としていなかったかな。時代が変わりました。

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2006年3月25日 (土)

PIE(1日目)

フォトイメージングエクスポ(PIE)の日です。朝、新橋からゆりかもめに乗り、ビッグサイトまで足を運びました。
ペンタックスブースで、午前と午後の2回、僕の出番があります。約45分間、北欧やパリ、カナダの写真をプラズマテレビに映写しながら、撮影時のエピソードなどを語りました。
午後はそれなりに人が入りましたが、午前は数名でした。朝方は全体としての入場者が少ないから仕方ありませんね。もし明日足を運んでみようと考えている方、午前の部は狙い目ですよ。
終了後、今度はインプレスブースに移動し、Photobookコンテストの入賞式を行います。今回入賞された10名のうち9名の方々が会場にお越しになりました。北海道や九州にお住まいの方もいらっしゃいましたが、編集部が交通費を持ってくれたのです。
入賞式でも語りましたが、入賞された作品はどれも素晴らしかったです。そうそう、女性の入賞者もたくさんいました。写真集を生み出していく編集作業は、もしかしたら女性がお得意とする分野なのかもしれませんね。
その後、近くのレストランへ移動し、編集部員を交えて懇親会を行います。入賞者の方々は、普段聴けないような業界の裏話が聴けて、とても新鮮だったのではないでしょうか。

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2006年3月24日 (金)

スイカにチャージ

海外で使うクレジットカードはVISAですが、取材費などで年間100万円は使うので、まあそれなりにポイントはたまります。
でも、そのポイントでもらえる商品って、つまらない物ばかり。DVDレコーダーや電動自転車などは、年間で1000万円以上使わないと絶対に手に入らないようにできています。つまり僕には全く無縁の世界。
よって、昨年から商品をゲットするのをやめ、ポイントを現金化し、スイカにチャージしていくことにしました。もちろん今使っているカードは、JRビューカードのVISAですが、このサービス、銀行系のクレジットカードにも徐々に広がっているようです。
で、今日送られて来たクレジットカードの明細を見たら、04年のポイントが今月31日で失効してしまうという事実を知りました。そこで大急ぎで亀戸駅に出向き、機械を使ってスイカにチャージします。
ポイントだからといってばかにできません。5000ポイント以上あったので、何と1万円ですよ! やっぱりスイカに1万円入っているというのは嬉しい。今日は夕方からずっとハッピーでした。
さて、地方にお住まいの方は、スイカと書いても何のことかさっぱりわからないと思いますが、いわゆる電子マネーのことです。カードにお金をチャージし、それをかざすだけで「ピッ」と自動改札を通過できるというスグレ物です。今はその機能が携帯電話に入りはじめ、自動改札に自分の携帯をかざす人も多くなってきました。
でも近頃よく目にするのは、ハンドバッグスイカです。そう、バッグの底の部分にスイカを入れると、バッグをセンサーにトンと置くだけで「ピッ」と反応するのです。まあ、これをやっているのはおばさんに多いのですが、僕は駅で目にする度に、日本のおばさんってやっぱり考える事が違うなあ〜と感心ばかりしています。

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2006年3月23日 (木)

新書ブーム

僕が最も好きな番組NHKのクローズアップ現代で、「新書がブーム」という特集をやっていました。
そう、確かに今、かつてはオヤジ本と言われていた新書が売れに売れているのです。大ベストセラーの多くは新書から誕生しています。
ほどよいサイズ、低価格、手にしっくりなじむ、というあたりが、今という時代にピッタリ合っているからですね。
よって、書店の平積みコーナーには新書だらけです。でも、ここで忘れてはいけないこと。それは、ベストセラーだからと言っていい本とは限らない、ということです。単なる出版社のベストセラー戦略で生み出された本もたくさんあるので、たとえ新書でもそんな本は買わない方がいいでしょう。お金の無駄です。
つまり、すべての新書を平均して見て、自分に合った本を選んでいく、ということが大切だと思います。たとえ初版で終わる本だって、いい本っていっぱいあるんですよ。著者も編集者も熱意を持って本作りをしています。
番組の中で、岩波新書をすべて読んでいるというおじいさんのインタビューがありましたが、「ベストセラーを狙うのもいいが、教養(岩波が出しているような本当の意味でいい本)は失わないで欲しい」という一言がジ〜ンと心に響きました。
日本人は活字離れと言われていますが、決してそんなことはありません。僕の周りにいる人たちはみんな読書家だし、小さな子供たちだって絵本をたくさん持っています。
問題は時間のなさなんです。今を生きる人たちはパソコンと携帯に長〜い時間を割かなければいけないので、なかなか本を開いている時間が取れません。(僕は、テレビは活字文化のライバルではない、と考えています)
そうそう、今回の北欧の旅行記で、みんな本当によく本を読んでいる、ということを書き忘れていました。空港でも機内でも地下鉄の中でも、分厚い本を広げている人をたくさん見掛けました。

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2006年3月22日 (水)

フォトイメージングエキスポ

さて、明日から26日まで、日本最大級の写真用品の展示会、フォトイメージングエキスポ2006が東京ビッグサイトで行われます。
僕は少しご協力することになり、ペンタックスブースで上映会を、インプレスブースでPhotobookコンテストの表彰式を行うことになりました。
上映会では、北欧やカナダの最新作約60点をお見せしながら、約50分間、撮影時のエピソード、デジカメのことを語ります。(計4回行いますが、内容はすべて同じです)
週末お時間がある方は、是非お立ち寄りください!
で、今日は1日中、その準備に追われました。

●フォトイメージングエキスポのHP
http://www.pie2006.jp/
●PENTAXブースでの上映会のスケジュール
http://www.pentax.co.jp/japan/info/2006camera/
● Photobookコンテスト表彰式の詳細
http://digitalcamera.impress.co.jp/photobook/index.htm

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2006年3月21日 (火)

記念写真のプリント

写真とカメラの情報誌「CAPA」の最新号で、カメラやパソコン周辺機器の新製品がいくつか紹介されていました。
キヤノンからはEOS30D。なるほど次はこう来たか、といった感じ。このクラスは、10D→20Dと続いていますよね。だから30Dはとってもいい一眼デジカメに仕上がっていると思います。
周辺機器で驚いたのは、エプソンのGT-X900というフィルムスキャナーです。何と今度は6400dpi!。
今までの機種が最高だと思って使っていても、次から次へとその上が出てくるわけですから、ホント、今の時代って恐ろしいですよね。この技術の進歩、いったいどこまで続くのでしょうか。
近年、写真業界では面白い現象が起きているのです。長い間カメラと言えばカメラメーカーのものでしたが、ここ数年、ソニーやパナソニックなどの電機メーカーからも次々と魅力的なカメラが誕生しています。そうなんです、デジカメって、電気メーカーがお得意とする分野なんですよね。
特にソニーとパナソニックの追い上げが凄い。この2社も今年から一眼レフ市場に参入してくるらしいので、これからの新製品が楽しみですね。
さてここで、一つお勧めの商品をご紹介。
時々読者の方から、「吉村さん、コンパクトフォトプリンターってどうなんですか?」という質問を受けます。
はい、とってもいいですよ。記念写真の出力では、これに勝る物はありません。
サイズはサービス判、もしくはハガキサイズまでですが、記念写真でしたらこれ以上のサイズに伸ばすことなんて滅多にないですよね。だから十分なんです。
プリント方式は、昔のワープロを彷彿とさせる4色のインクリボン。それも専用紙を使うので、つまりインクを買うと同時に紙も買う、という実にユニークなスタイルです。
仕上がりは「美しい!」の一言です。今まで写真屋さんに出していたサービス判のプリント写真と全く同じか、またはそれ以上のクオリティー。もちろんインクジェットよりも仕上がりが自然です。
人から、インクジェットプリンターで出力した記念写真をもらってもあまり嬉しくない(仕上がりが粗いし、色が変色してしまう)ものですが、このプリントだったら相手も喜んでくれること間違いなしです。
ちなみに僕は1年前からキヤノンのSELPHYという機種を使っています。海外や国内で撮影して、人に送ったりプレゼントしなければならない記念写真は、すべてこのプリンターで出力しています。
パナソニックやソニーなど、他社からも同じようなコンパクトフォトプリンターが出ています。(実際使ってみたことがないので何とも言えませんが……)たぶんクオリティーはどこも一緒なんじゃないかなと思います。興味のあるか方は、購入前にプリント写真の質を比較してみてください。

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2006年3月20日 (月)

江東区

今日は2時と4時に仕事場にお客さんがありました。2時の方々は京都から。
ここ江東区大島まで足を運んでもらうのはとても心苦しいのですが、東京駅から乗り継ぎさえよければ17分。まあそれなりに便利な場所ではあるのです。
でも江東区って、特に何があるってわけではないので、地方から来るお客さんとお茶を飲みながら話をしている時に、いつも言葉に詰まってしまいます。「この地区はマンションばっかりですよ」としか表現のしようがありません。
板橋区に住んでいた僕が、江東区に住むようになったその訳は、単に6丁目の公団に空き部屋があったからでした。公団はとっても家賃が高いのですぐに出てしまいましたが、それからも相変わらず江東区に住み続けています。
実は、長野県出身者の多くは、中央線沿線に住んでいるのです。なぜなら、長野県、特に松本から電車かバスで東京に出てきた場合、終点が新宿だから。つまり帰省する時に楽なんです。もちろん、故郷との距離が一番近いという安心感もありますね。
よって、まだ東京に住んでいる高校時代の友人たちは、7〜8割方、東京西部にいるんですよ。
実は僕自身も、吉祥寺か調布か八王子に住むのもいいなあ〜と思うこともあるんです。というのも、ふっと気が向いた時に、山梨や長野の空気が澄んでいる場所へ行くことが出来るから。今の江東区だと、別名渋滞道と言われる首都高をちょうど横断する形になるので、どうしても自然へエスケープするのが億劫になってしまいます。
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2006年3月19日 (日)

Nikon F3

2日前にカメラの事を書いたら意外と反響が大きかったので、今日も書きますね。
中学時代、僕が写真に興味を覚えたきっかけは、カメラというメカが好きになったからです。もちろん今でもカメラは大好きです。でも不思議と、ありとあらゆるカメラを集めてみる、というような収集欲は持ち合わせていません。ましてクラシックカメラも全然興味がありません。
よってカメラを購入する時も、「写真を撮るために、その時にベストだと思った機材を買う」というような感じ。当然、風景写真家には、高額なカメラやレンズをキャッシュでポンと買えてしまうほどのゆとりはない(逆に、広告カメラマンはリッチです)ので、慎重に検討に検討を重ね、低金利のローンを使って手に入れています。
そんな自分ですが、今まで1台だけ趣味で購入したカメラがありました。それはNikon F3というカメラです。いかにも銀塩カメラ〜って感じのゴツゴツ感、シャッターの「カシャッ」という音がたまらなく好きで、生産が終了する直前に、貯金を下ろして自分の物にしました。当然、所有することに喜びを感じているカメラなので、仕事ではあまり使っていません。時々バッグから出して、から撮りし、「う〜ん、いい、いい」と呟きながら心を豊かにしている程度です。このカメラ、色々な意味でとってもいいカメラなんですよ。
ちなみにNikon F4もF5もF6も、僕は全然興味がありません。やっぱりNikonはF3のブラックボディーなんです。
さて、これから先も、仕事で使う最新のカメラを次々と購入していくつもりでいます。おそらくCanon EOS-1Dsマーク2のNewがいつか出るはずなので、これは手に入れます。すでに発表になっていますが、PENTAX 6×4.5デジタルもいつか出るはずなので、これも手に入れます。
最後にカメラを買うコツを皆さんに教えますね。簡単です。車と一緒なんです。新製品やフルモデルチェンジより、マイナーチェンジの時に買う。これが上手な買い物の仕方です。
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2006年3月18日 (土)

花粉

帰国から今日で3日目。時差ボケはまだ引きずっていますが、不思議なことに花粉症の症状がまだ出ていません。今年はいつ来るか、いつ来るか、とびくびくしながら生活していますが、ちっとも鼻がムズムズしてこないのです。
思い起こせば昨年は大変でした。あまりに苦しくて、そろそろ花粉の飛散が終わる5月に入ってから近くのO医院に行ったのです。そしたら先生や薬剤師さんに、「吉村さん、もっと早く来なければダメですよ」と叱られてしまいました。
よって今年は、来たな、と思ったらすぐにO医院に行くつもりでいます。
ソフトバンクがボーダフォンジャパンを買収。これには驚きました。
日本ではボーダフォンはさっぱりでも、一歩世界に出ればやっぱりボーダフォンなんです。今回行ったロフォテン諸島のフィヨルドの谷間でも、プリンス・エドワード島のキャベンディッシュ村でも、ボーダフォン3Gならバリバリ繋がります。だからこの買収劇、ドコモやauにとっては驚異なんじゃないかな〜と勝手に想像しています。
でも、近頃の買収関係のニュースでは億や兆の単位がさらりと使われていますが、冷静に考えてみればこれってすごい金額ですよね。
セブンイレブンのおにぎりが50円引きになって幸せを感じている僕のような人間には、億以上の単位は全くのべつ世界で、何だかお金じゃないような感じがします。

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2006年3月17日 (金)

レンズの拘り

夕方ラボに立ち寄り、昨日現像に出したフィルムを引き上げました。
受け取ったらすぐに、ラボのライトテーブルを借りて全コマにざっと目を通します。
デジタル全盛期ですが、やっぱりフィルムの世界も味があっていいなあ〜というのが率直な感想でした。
同時に、やっぱりペンタックスのレンズはいいなあ〜という感想も抱きました。僕はペンタックス6×4.5Nという中判カメラを使っていますが、レンズはすべてズームレンズです。6×4.5用のズームレンズって、感動するくらい抜群の切れ味を見せてくれるんです。特に33〜55mm、150〜300mmはもう最高!
アマチュアの方や一部のプロカメラマンは、ズームよりも単焦点、という持論を持っているようですが、それは間違いです。今の時代、ズームの方がいい硝子を使っているのです。(まあ、値段は3倍しますが……)
いずれにしても、僕はペンタックスのレンズが、数あるメーカーの中で一番好きです。

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2006年3月16日 (木)

時差ボケ

昨晩はどー頑張っても眠れず、熟睡タイムに入ったのは朝の5時でした。でもたった2時間半だけの睡眠で目が覚めてしまいます。
朝から頭は妙にすっきりしているのですが、思考が行動と微妙にずれるという面白い現象がおきます。例えば、燃えないゴミの日なのに燃えるゴミを出してしまったり、パソコンをスリープにするつもりが再起動にしてしまったり……。
幾つかの原稿の仕事があるため、ウンウンと唸りながらキーボードを叩きましたが、ロクな文章が書けません。で、午後は気晴らしに銀座のラボに行き、フィルムの現像出しを行いました。
以前は1回の海外取材でフィルムを50本も100本も使ったのですが、近頃は20本前後です。なぜならデジカメでの撮影が多くなってきたから。
今はフィルムの良さも、デジタルの良さも認めているので、海外取材では両方とも使っています。でも10年後って、一体どうなっているんでしょうね。

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2006年3月15日 (水)

東京へ

離陸が3時間遅れたので、当然着陸も3時間遅れ。でもこの飛行機も、2〜3時間後には今度はまたヨーロッパへ向けて旅立つわけで、つまりその繰り返しを行っていると永遠に3時間遅れということになりますよね。この遅れを航空会社はどうやって取り戻しているのか、いつも不思議に思います。
リムジンバスとタクシーで、自宅へ。すぐに荷をほどき、写真機材を防湿棚に戻しました。
海外に出る度に、僕のような写真家ピッタリとマッチした究極のバッグは何かなあ〜と考えるのです。まず、ハードタイプのスーツケースはダメ。スーツケース自体が重いため、衣類と一緒にたくさんの機材を積み込むとすぐに30キロを超えてしまうからです。また、現地で移動しにくいというのも致命的。かといって今回のような登山用のディパックという手もありますが、やはり25〜30キロの重さを背負うのはかなりシンドイ。
いま、イーグルクリークのソフトタイプのトランクがいいかあ〜と思いはじめています。とってもタフだし、容量もあるし、台車もついているしで、もしかしたら写真家にはピッタリの荷物移動手段なのかもかもしれません。

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2006年3月14日 (火)

コペンハーゲン空港

チェックアウト後、タクシーに乗り空港へ。料金は395クローネ(日本円で6300円)でした。でもどこの国でも、空港と街を結ぶタクシーって固定料金を設定していますよね。何でこのシステムが日本にはないのでしょうか? いつも不思議に思います。成田〜都内はタクシーだとだいたい2万円ですが、たとえば8000円くらいの固定料金だったら、もっと多くの人がタクシーを利用するような気がしています。
SK403便は予定より30分遅れでストックホルム空港を飛び立ち、1時間半後、コペンハーゲン空港へ着陸しました。ボードを見ると、ガ〜ン。成田直行便は3時間遅れとの表示。やっぱり今日も予定通りにはいきません。
さて6時間の長い待ち時間をどうするか。ひとまずラウンジに入ります。まずはパンやチーズなどでお腹を満たし、その後パワーブックを起動させ3時間ほど原稿書きの仕事を行いました。
時間になりゲートに行ってみると、たくさんの日本人。多くが観光客ですが、皆さんこの時期によく休みが取れますね。
あ〜今日もすし詰め状態か〜と気が重くなっていると、何と呼び出しが掛かり、ビジネスクラスにアップグレードしてくれました。ゴールドメンバーだと国内線ではよくあるのですが、国際線では滅多にありません。嬉しくて嬉しくて、出発時のロスバゲも、離陸時間の遅れも、もうすべて許します!(笑)。
フルコースの料理、フラットシート、日本の週刊誌読み放題で、11時間のフライトはあっという間でした。そうそう、隣はあるお寺の住職さんだったのですが、色々と話が出来て面白かったです。

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2006年3月13日 (月)

夜景

寝不足です。というのも、昨晩はついつい読書に熱中してしまったからです。今回、文庫本を3冊だけ持ってきました。その中の一冊、『離愁』(多島斗志之著・角川文庫)がとて〜も面白く、一気に最後まで読んでしまったのです。久々に読み応えのある小説と出会ったという感じ。そう僕は、殺人事件物でも恋愛物でもない、このようなジャンルの小説が最も好きなのです。
それにしても、多島氏の文章って、何て美しいのでしょうか。まるで音楽を読んでいるようでした。帰国したら多島氏の作品を全部読もうっと。また一つ楽しみが増えました。
そうそう、出発前のブログでさがしている写真集があると書きましたよね。街中の書店に立ち寄ったら簡単に見つけ出すことが出来ました。こちらは日本と違いすぐに絶版になったりはしないので、いい本は5年でも10年でも末永く書店に置かれるのです。
でも今回、この写真集は買いませんでした。なぜなら重かったから。少し価格がアップしてしまいますが、帰国後に、丸善で注文しようと考えています。
さて、今日も精力的に撮影を行ったのですが、途中、地下鉄に乗ってスクーグスシェルコゴーデンンへ行ってみました。ここは世界文化遺産にも登録されている森林墓地です。30分ほど過ごしましたが、静謐で神聖な場所でした。いつかどこかで写真が発表出来ればいいのですが。
夕方から夜にかけてはもちろん夜景の撮影です。今日はシュップスフォルメン島から旧市街の全景を狙いましたが、古い街並みと光が織りなす美しさに、ため息ばかりついていました。(個人的にはパリより好きかも…) 648W9650

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2006年3月12日 (日)

ガラム・スタン

北欧の人って、とっても気さくな感じがします。道を尋ねても丁寧に答えてくれるし、写真を撮っているとよく声を掛けてきます。あっ、でも今朝のおばさんは無愛想でした。
これから2日間、地下鉄を足にして各地を巡ろうと思い、まずはホテル近くの駅に行ってみたのです。24時間か72時間パスがあるに違いないと思って改札のおばさんに尋ねてみると、間髪入れず「ノー」の返事。
そのようなパスが存在しないのか、今の季節は発売していないのか、ここでは買うことが出来ないのか、アジア人には売りたくないのか……、ノーにも色々な意味合いがあると思うのですが、その後どんな質問をしてもおばさんは「ノー、ノー」の一点張りでした。
でも面白いことに、昼頃別の改札で駅員に同じ質問をしてみると、「あら、それだったらあそこの売店で買うことができるわよ」とわざわざパンフレットまで持ち出し、懇切丁寧に説明してくれたのです。僕はすぐに72時間パスを購入、それを自動改札にスライドさせます。するとおばさんが「パーフェクト!」と手を挙げ、まるで自分のことのように喜んでくれました。
それにしても人間社会って、色々な人がいて面白いですね。
今日の撮影の舞台となったのはガラム・スタンと呼ばれる旧市街です。とっても雰囲気がよく、観光客も少なかったことから、シャッターを押していると、フッと昔の時代に連れ去られていくような感じでした。
ヨーロッパの都市の取材は、食事にそれほど苦労しません。裏通りには決まって韓国人がやっている日本食レストランがあり、そこにはベントウというメニューがあるからです。
十分な写真が撮れ満足した後、ホテル近くの安レストランに入り、寿司をお腹一杯食べました。

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2006年3月11日 (土)

ストックホルムへ

タクシーで空港へ移動します。ちょっと走っただけなのに300クローネ!(日本円で4800円)北欧の物価ってホント高いですね。
SK1045便は定刻通り飛び立ち、ストックホルムに入りました。空港バスに乗ってダウンタウンに出て、そこからタクシーで予約してあったホテルにチェックインします。
僕の場合、通常ホテルは行き当たりばったりですが、ストックホルムは年中国際会議などで混んでいます。だから出発前に適当な安ホテルに予約を入れておきました。
すでに日は沈んでいましたが、まずはエステルマイム地区を歩いてロケハンしてみます。お〜、ストックホルムの街はこれまた美しいですね。パリに負けない魅力的な景観があるような気がします。明日からの撮影が楽しみ、楽しみ。
異国の街にやって来る度に思うのですが、どうして日本の街って美しくないんでしょうか。統一感のない近代的なビルが建ち並ぶだけの東京や大阪の景観って、ホント最悪です。
でも、ここまできたらもう直しようがないので、逆に超高層のビルやマンションを今以上にバンバン建てればいいと思います。そう、徹底的に近代化に徹してしまった方が、別の意味での美しさが生まれてくるのではないでしょうか。だから僕は、東京でも急ピッチで開発が進んでいる湾岸地区の風景が好きなのです。
今日は土曜日。空いているレストランが少なかったので、ホテルの側にあったチャイニーズに入りました。
今朝のタクシーじゃないけど、北欧は物価が高いので、日々の食事も大変。ちょっと食べるだけでも、150クローネ(日本円2400円)はいってしまいます。おそらくその原因は税金。でも税金が高くても福祉がしっかりしているから、住人は誰も文句を言わないのですね。

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2006年3月10日 (金)

電車で移動

今日はナルヴィークからキールナまで電車で移動。
通常荷物の多い写真家は、電車での移動が不可能なのですが、今回はストックホルムへの乗り継ぎ便の関係で、仕方なく電車になってしまいました。
合計で70キロの荷物を背負い、ホテルから駅まで歩きます。カメラバックがあまりに重く、「あ〜もうダメ、も〜ダメ」を連発しながらの移動です。
席が取れるかどうか不安だったので、電車の出発1時間半前に駅に行ってみましたが、誰一人としていませんでした(笑)。
で、電車に乗り込んだらもっとびっくり。乗客はたったの数名で、64の車両には何と僕一人だけ。もちろんどこに座ってもいいのですが、指定された72番のシートにきちんと座ってしまう日本人って何て生真面目なんだろう……と一人苦笑いしてしまいます。
キールナまでは約3時間、ぼんやりと車外を眺め、時にはうたた寝していたら、あっという間に着いてしまいました。
駅に駅員はおらず、ひっそりと静まりかえっています。もちろんタクシーも来ていません。しばらく駅前で佇んでいると、散歩しているおばあちゃんを発見。早速ホテルの場所を尋ねてみると、「ここから歩いて5分ほどよ。今日は寒いわね」と流暢な英語で答えてくれました。みんなみんな英語を喋ってくれる北欧って、ホント旅が楽です。フランス人も少しは見習ってほしいですよね。
腰骨が砕ける一歩手前でホテルに到着。部屋のベッドの上にドサッと荷物を下ろした時、あ〜もう電車の旅は懲り懲りだ〜と心の底から思いました。やっぱり写真家には無理なんです。
ここは安ホテルですが、部屋にさりげなく置かれている椅子とソファーに目が奪われました。北欧家具って、やっぱりいいですよね。何で日本で手に入る北欧家具ってあんなに高いのでしょうか。たぶん業者は高級家具ばかり輸入するからいけないのです。こちらには安い家具もいっぱいあるというのに……。
夕方、カメラ1台を首からぶら下げてキールナの町を歩きます。残念ながら曇り空。今日はオーロラが望めそうにありません。
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2006年3月 9日 (木)

雪道ドライブ

移動日です。朝食後、チェックアウト。朝の眩しい光を感じながらハンドルを握り、E10号線を東へ向かいました。時には脇道に入り、心に響く風景を積極的に撮影します。
今年はかなりの積雪で、道という道はすっぽり雪に覆われ、所々アイスバーンです。でも、北欧はスパイクタイヤが認可されているので、車の運転はさほど苦ではありません。100キロ以上で飛ばしても全然平気です。
やっぱり雪道はマニュアル車じゃなきゃダメですね。エンジンブレーキでの減速が、スリップを未然に防いでくれるからです。日本やカナダは冬になると交通事故が多発しますが、あれはオートマチック車が主流ということに原因があるのです。ABSが普及していますが、やっぱりマニュアル車に勝る物はないのです。
さて今回もまたまた車ウオッチング。やっぱり北欧はボルボばっかりですね。その次はフォルクスワーゲンとアウディでしょうか。ちなみに今回僕が運転している車は、ルノーのグランセニックです。
このブログでも何度か書いていますが、僕はスバル派で、数ある車の中でアウトバックが一番好きです。(兄弟分のレガシーは全然興味なし)
よって、ツルンとした安っぽいデザインが主流のビック3カンパニーの車にはまったく惹かれないのですが、でも、トヨタのアベンシスだけは別。この車、欧州仕様なのでサスペンションなどタフな造りをしているんですよ。日本ではさっぱりでも、こちらでは大人気。アベンシスワゴンのタクシーがたくさん走っています。
でもアベンシスって、デザインが今ひとつですよね。特にテールランプのデザイン処理がいけません。まあこの点は、次回のフルモデルチェンジで改良されてくるでしょうけど。
夕方4時にはナルビックの町に入りました。本日の走行距離550キロ。
まずはメインストリートを走り、次に垂直に伸びる道を何本か走って町の全体像を掴みます。その間、レンタカーの返却所、明日行くことになる駅、ショッピングモールなどの場所を確認し、明日の段取りを立ててしまいます。それから町中のホテルにチェックインしました。
夕食後、一人町中を歩きます。夕暮れ時の真っ青な空はとても美しく、氷点下15度の寒さも心地よく感じました。やっぱり異国の旅っていいですね。40歳を目の前に海外行きがシンドクなりはじめていることも事実ですが、可能であれば一生旅を続けていきたいと考えています。
そうそう、夜の8時頃、夜空に見事なオーロラが舞いました。

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2006年3月 8日 (水)

不思議な景観

昨日までの停滞を挽回しなければなりません。まずは朝日の撮影からスタートです。ダウンジャケットを着ているし、手袋や帽子だってある。もちろん三脚はしっかりとしたプロ用です。だから今日は気分的にすごく楽。
険しいフィヨルドが連なるロフォーテン諸島の景観、美しいというより、とても不思議な景観、と表現した方がいかもしれません。カナディアン・ロッキーに海がある、といった感じでしょうか。標高はカナディアン・ロッキーの方がはるかにあるのですが、岩山の嶮しさや、迫ってくるような迫力は、ここロフォーテン諸島の方が何十倍も上です。
晴れたり、曇ったり、雪が降ったりの繰り返し。外気温も氷点下一桁台と二桁台を彷徨います。
とにかく積極的に車を停め、撮って撮って撮りまくりました。
夕方、早めにスヴォルバーに戻ったので、町の南側に広がる景観にカメラを向けてみることにします。
目の前に立ちはだかる険しいフィヨルドが、夕陽を浴びて真っ赤に染まります。まるでエベレストでも撮影しているような感じ。カナダでさえ、このような景観は特別な場所に行かなければ見ることが出来ないのに、生活のすぐ側にあるというのがどうしても信じられない。やっぱりここは不思議を絵に描いたような場所ですね。
夜景撮影の前に少しだけ時間がとれたので、近くのモールのフードコートに入り、怪しげなハンバーグと豆とポテトでお腹を満たしました。
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2006年3月 7日 (火)

三脚

雪は上がりましたが、辺り一面真っ白です。
まずは雪に埋もれてしまった車の掘り起こし作業からはじめます。さすがに防寒具がないと、マイナス12度の寒さは身にしみて感じますね。
写真撮影の時になくてはならない物、それは三脚です。もちろん三脚もバッグの中なので、今は手元にありません。
まずは町中で見つけたカメラ店に入り、そこにあった一番大きな三脚(2万円)を躊躇うことなくVISAカードで購入しました。
さて今回訪れたロフォーテン諸島。ここはノルウェーの西海岸に豚のしっぽのように突き出たフィヨルドの半島のことを言います。5年前に手前のハシュタまで来た時、チラッと目にしたロフォーテン諸島の景観に強く心奪われ、いつかはカメラを向けてみたいとずっと夢見ていました。
E10号線を南下し、半島の先端を目指します。雪雲はまだ所々に停滞しているらしく、突然激しい雪になったり、突然晴れ間が覗いたりと、天候は目まぐるしく変化します。
途中何度か車を停めて写真を撮りますが、う〜ん、なかなか思い通りの撮影が出来ません。なぜなら先ほど手に入れた三脚が、どーしようもなくヘボイ代物だから。少しの風でブレるし、雲台部分ががたつくしで、撮っていてイライラのしっぱなしです。
そしてあるフィヨルドを撮影しようした時、ベキッと大きな音を立て、運台部分が見事に割れてしまいました。やはり中判カメラを乗せるには無理でした。一瞬にして2万円がパーになってしまいます(泣)。
仕方がないので、雲台部分をはずし、カメラを三脚部分に直に取り付けてみます。でも、これでは水平垂直の調整が出来ないので、またまたイライラが募ります。
こんな感じで、最悪の気分のまま撮影を続行し、夕方、スヴォルバーのホテルに戻りました。すると、昨日助けてくれたスタッフが「Mr.ヨシムラ、荷物が着きましたよ」と、満面の笑みで出迎えてくれます。カウンターには青いバッグが立てかけられていました。あ〜、よかった、よかった、ホッと胸をなで下ろします。
すぐに部屋で荷をほどき、防寒具とマイ三脚を取り出します。
その後、1時間でも無駄に出来ないという焦りから、外に出てみっちりと夜景の撮影を行いました。

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2006年3月 6日 (月)

ロフォーテン諸島

ベッドの上で1時間ほどウトウトしただけで空港へ。
9時55分発のSK4082便は1時間遅れで離陸し、やがて今回の取材先となるロフォーテン諸島の玄関口、ハシュタ空港に到着しました。
バスで町中に出て、ハーツのオフィスでレンタカーをピックアップ。しかし、シャツの上にはフリース1枚だけなので、寒くて寒くて仕方ありません。防寒具でも買おうかと近くのモールに入ってみますが、高い服しか売っていません。どうせ移動日だからこのままでいいや、と今日は我慢することにしました。
E10号線を西へ向かいます。あたり一面銀世界、もちろんアスファルト道路も全面雪と氷で覆われているので、スリップに注意しながらのドライブです。
フェリーに車を乗せ、ロフォーテン諸島に渡り、今回の旅の拠点となるスヴォルバーのホテルにチェックインできたのは、夕方6時を回っていました。
ホテルのスタッフに、バッグが届いていないか確認してみます。でも「ノー」の返事。
彼にロスバゲの話をすると、心の底から同情してくれ、航空会社や空港へ電話を掛け、追跡調査を行ってくれました。すると、まだコペンハーゲンにあることが判明。やっぱり今日1日、何の作業もしていかなかったのですね。ホント、いい加減。
夜、まだ空いているスーパーへ行き、歯ブラシやシャンプーを買ってきました。3日ぶりに浴びるシャワー、気持ちよかったです。
先ほどから降りはじめた雪は本降りになってきました。

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2006年3月 5日 (日)

ロスバゲ

朝7時半のリムジンバスで成田へ。着いてびっくり、カートを前へ移動できないくらいの混みようです。9時台はアジア方面への便が集中するからですね。それに今日は日曜日。
SASのカウンターで搭乗手続きをすると、離陸が予定より2時間遅れになるとのこと。ああ、やっぱりな……といった感じでした。
ラウンジで長い時間をつぶし、ゲートに行ってみると、今度は17時半になるとのこと。到着便で急病人が出たらしく、ロシアに一度着陸したとか。
それからカウンターはパニックでした。多くの人が乗り継ぎ出来なくなるので、皆、怒り爆発です。
コペンハーゲン一泊は仕方のないことですが、僕の場合、この先も2便の乗り継ぎがあるため、一泊すると次の日が丸々潰れてしまうのです。
そこで、とにかくオスロまで行きたい、と交渉し、強引にコペンハーゲンからの最終便に予約を入れてもらい、それと同時に、ハシュタまでの朝一の便を押さえてもらいました。(係の人は成田では予約出来ないと言いますが、チェックインカウンターの奥にある一台のパソコン端末で予約が取れるという事実を僕は知っています)
この間、僕自身がホテルやレンタカーの変更も行ったため、携帯はずっと耳に当てっぱなし状態。まったく、電話代を請求したくなりますよね。
17時半、SK984便は成田を離陸。11時間後、コペンハーゲンに到着。トランジットカウンターは、乗り継ぎ便の手配やホテルの予約などをする人たちですぐにいっぱいになりました。番号札は2時間待ち。これもすべて予想通り。だから僕は強引に成田で便を押さえたのです。
その後、最終便でオスロまで行くことが出来ましたが、これまた予想通りロスバゲ。コペンハーゲンで地上係員に「絶対にロスバゲになるはずだから、必ず積み込みを確認してください」とダブルチェックをしたのですが……。
他にも10人ほどロスバゲの人がいたので、今度はその手続きで長〜い列。結局すべてが終わり、SASから用意してもらったエアポートホテルにチェックイン出来たのは、深夜3時でした。クタクタを通り越し、放心状態です。
僕はどこかの企業と違って、危機管理能力がある人間です。常にアンテナを張り巡らすことによって問題を未然防ぎ、仮に何かの問題が発生したら瞬時に対応できるようにしています。
よって空港でのトラブルなんてどうってことないのですが、でもさすがに今回ばかりは疲れました……。

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2006年3月 4日 (土)

北欧へ旅立ちます

朝から出発準備です。いつものことですが、機材のパッキングは本当に大変。あっ、もう12時だ、もう2時だと、時間がどんどんと過ぎていきました。
夕方、専用電池など足りない機材を買いに、秋葉原のヨドバシカメラまで足をのばします。それにしても週末のヨドバシって、かなりの人ですね。日本人の購買力って、やっぱり凄いです。
人だかりがしている場所に行ってみると、何とタイムセール! 特価からさらに2割引になっていたウィンドウズのノートパソコンを思わず買ってしまおうかと思いましたが、グッと堪えました。
ヨドバシで何か大物を手に入れる時は、店内に活気がある週末に出掛けて買うのがベストですね。
さて、明日からヨーロッパ取材です。もちろん日記は毎日書き続けますが、更新はひとまずお休みします。(通信がうまく繋がれば現地情報を1〜2行で伝える予定ですが、あまり期待しないでくださいね)
次回のブログの更新は16日前後を予定しています。

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2006年3月 3日 (金)

出発準備

取材前の最後の平日。あ〜どうして銀行って土日に営業しないんだろう〜と呟きながら、都内を駆けずり回りました。日本円を外貨に両替したり、航空券を購入したり、必要としている機材を注文したり……。
仕事場に戻り、今日一日でいくらお金を使ったんだろう……と不安になり計算してみると、Kの新車が1台買えるほどでした。
ホント、写真家って大変な職業ですね。よく「写真家は一生貯金は無理」と言われていますが、これはまさに的を射た表現。今日本で巨匠と呼ばれる年配の写真家たちも、皆さん資金繰りには苦労されているようです。
まあ、台所事情はどーでもいいことですが、ヨーロッパ取材の前は、持って行く機材の選定に随分と悩みます。なぜならスーツケースが20キロまでと厳しく決められているから。
カメラやレンズは削れないとなると、あとは衣類で調整するしかありません。冬の季節は2〜3日同じシャツや下着を着続けるなどの工夫をし、グラム単位で省いていくのです。もちろんスーツケースでなく登山用のナップザック、本は単行本より文庫本。
今回の取材先はノルウェーとスウェーデン。実はこの地を訪れるのはこれで2回目。2000年11月に一度旅をしています。
今回も様々な視点から北国の風景を切り取ってくるつもりでいますが、実はある物を買うという一つの楽しみもあるのです。それは写真集。
その写真集は、前回ホテルのロビーで見掛け、内容、つまり写真の凄さに圧倒されました。僕の写真人生を大きく変えてしまうほどの力を秘めていたのです。死ぬまでに1冊はこんな写真集を出版してみたい……と今でも夢見ています。
だからストックフォルムに入ったらすぐに書店に立ち寄ってみるつもり。絶版になっていなければいいのですが……。

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2006年3月 2日 (木)

Photobookの審査

編集者のSさんと東京駅前のオアゾでランチを食べながら打ち合わせ。場所を変え、今度は編集者Yさんとお茶を飲みながらポジの受け渡しを行います。
その後、総武線に乗って市ヶ谷にあるインプレス社の「デジタルカメラマガジン」編集部へ。
以前このブログでもご紹介しましたが、「キヤノンPhotobook(写真集)を作ってみよう!」という企画で、僕は3ヶ月間、講師を務めていました。それと平行して、皆様方から力作を募るコンテストを行っていたのですが、その審査会が、今日行われたのです。会議室内は、たくさんの関係者が訪れ、とて〜も厳粛なムードでした。
Photobookはたくさん集まりました。僕は一つ一つじっくりと時間を掛け、目を通していきます。
いや〜、それにしても力作揃い。写真のうまさ、構成力の豊かさに、ただただ脱帽です。
入賞者を絞っていくのはとても難しい作業でしたが、どうにか選び出すことに成功。最優秀賞に輝いた作品は、ホント、素晴らしいの一言です。
今月25〜26日に行われるフォトイメージングエキスポ2006のインプレスブースで授賞式を行い、作品は雑誌の紙面やWEBにも大々的に掲載されますので、応募された方はお楽しみに。
審査の仕事って、楽しいですね。なぜなら、たくさんの作品を見ることによって、作り手である皆さんの「気」を感じるからです。これって、結構プロの写真家も刺激を受けるんですよ。
いずれにしても、写真コンテストの審査の仕事も積極的に行っていきたいのですが、吉村は海外ばかり行っているので、なかなかその時間を取ることができません。でもいつの日か、日本国内の取材にシフトしたら、写真コンテストの審査はもちろんのこと、写真教室なども実施の方向で動きます。もうしばらくお待ちください。
江東区の仕事場に戻ると、北欧出発前に片付けなければいけない単発の仕事が山積みになっていました。
まずはカプリコを食べます。今日はイチゴ味。
カプリコって、コーンの下の部分が折れやすく、包み紙の中に少し残ってしまうんですよね。全部食べ終わった後、それを見つけ、そこに少しチョコが入っていたりすると、たまらなく嬉しくなります。これこそが日常の小さな幸せ。

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2006年3月 1日 (水)

月刊『WORD』

友人と一緒に銀座でランチを食べました。友人は、人生の中でふっと発生したある辛い出来事と戦っています。人間、この世で生きていくって大変なことだよな〜という話を1時間くらいしました。
カメラのサービスセンターやラボに立ち寄っていくつかの用件を済ませた後、江東区の仕事部屋へ戻ります。ポストをチェックすると、郵便物が10通ほど束になって入っていました。そう、毎週水曜日は特に多いのです。
その中に、昨年12月に行われた石田衣良氏と吉村和敏との対談の講演録が載っている月刊『WORD』がありました。あれから2ヶ月半も経ってしまったのですね。ホント、月日の流れは早い早い。きっと今年のクリスマスもあっという間にやって来るのでしょう。
ちなみにこの講演録(定価300円)、銀座資生堂1階の「プラザショップ」や「ワードウェブ」で手に入れることができるそうです。興味のある方はどうぞ。
急がれている写真選びや北欧取材のレンタカー予約などを済ませ、本日のノルマは無事終了。夜ぽっかり時間が空いたので、このところ遠ざかっていた読書をします。荻原浩氏の『あの日にドライブ』を一気に最後まで読み、『イタリア異界物語〜ドロミーティ山地 暮らしと伝説〜』を紐解きはじめます。
数年前にイタリアに出掛け、驚いたこと。それはドロミテアルプスの険しさなんです。カナディアンロッキー以上かも……と思ったりして。この地を知るいい本がないかな〜とずっと捜していたので、先日書店で見つけた時は嬉しかったです。

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