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2006年6月30日 (金)

メールチェック

今日は朝から激しい雨&濃霧。撮影を諦め、休みの日としました。
ケベックのガスペはあまりに田舎すぎるのか、何と携帯の電波が入らないのです。よって、2日前からメールチェックが出来ない状態です。
今日はペルセに移動しましたが、やはりここでもアンテナが立ちません。いくら何でも平日3日間の空白はマズイよな、と感じたので、250キロ先のニューリッチモンドまで足を運ぶことにしました。この町にはアンテナがある事を、昨年のクリマスの取材時に確認済みです。
お昼頃、町に到着。無事に約50通のメールをダウンロードすることができました。
ティムホートンでコーヒーを飲んだ後、再び250キロ車を走らせペルセへ戻ります。
結局メールチェックするだけで、丸一日潰れてしまいました。

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2006年6月29日 (木)

ガスペ半島へ

朝6時に起き、90キロ先のフェリー乗り場へ向かいます。何故こんなに朝早いかというと、昨日電話で予約を入れたら昼と夕方の便はすでに予約でいっぱいでした。
8時45分発のフェリーに車を乗せ、セントローレンス川を横断します。1時間後、ガスペ半島のリモスキに到着。
ティムホートンでランチを食べた後、風力発電の風車を見学。
この町で宿泊することも考えましたが、思い切って200キロ先のガスペまで行ってしまうことにしました。
クネクネした田舎道なので、なかなか距離を稼げません。結局ガスペに辿り着いたのは夕方6時過ぎ。ぐったりです。
まずは安モーテルを探してチェックイン。部屋で10分ほど休んでから、30キロ先の州立公園の取材を行います。
僕はメインの風景をペンタックス6×45のフィルムカメラで撮っています。その時、サブで持つ35ミリ一眼デジカメを何にするか、いつも迷います。
普段はキヤノンのEOS-1Dsですが、このカメラは重く大きいので、サブカメラにはならない。仕事ではメインカメラの扱いです。
秋に出るペンタックスの1000万画素機。これは魅力ですね。発売と同時に購入するでしょう。キヤノンだったら、今はEOS-30Dに魅力を感じています。もしかしたら帰国後に買ってしまうかもしれません。

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2006年6月28日 (水)

鯨とベルーガ

モーテルをチェックアウト。100キロほど東へ移動し、タドサックに入ります。ここは鯨や白イルカ(ベルーガ)で有名な町です。
インフォメーションセンターで情報収集。次に宿を決め、電話して明日のフェリーを予約した後、3時に港から出るツアーボートに乗ってみました。
激しい霧。こりゃだめだな……と全く期待しないでいたら、やがて霧が晴れ、視界が回復します。その後、大きなザトウ鯨と遭遇。帰り道はベルーガを何頭も見掛けました。3時間、とても楽しかったです。ツアーの様子はいつかどこかで書きますね。

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2006年6月27日 (火)

ゴミ取りが面倒

朝はティムホートンのコーヒーから。
その後、恒例のデジカメのCCDのゴミ取りを行います。今日もブロアー片手に「これって、面倒だよな〜」とぶつぶつ文句を言いながらゴミ取りをしていると、どー頑張ってもブロアーの風では取れないゴミを発見。そこでティッシュの先を丸め、ちょんと突いて取ろうとしたら、何と紙の細かいカスが3つも付着し、センサーの表面はますます汚れてしまいました。
こうなったらお手上げ。サービスセンターに持ち込むしかありません。これから先、ゴミがついたまま撮影続行となりました。
一眼デジカメのCCDの表面に付着するゴミって、どうにかならないもんでしょうかね。何社か振動でゴミを落とすという対策方法を打ち出していますが、油分を含んだゴミはぜったに取れないわけだし、海や砂漠の細かい砂だってアウトです。例えばセンサーの近くにあるゴミは画像として認識しないなど、そんな工夫が出来ないものでしょうか。
この世の中で一眼デジカメを使っている人が全員ブロアーを使って毎朝シュッシュとゴミ取りをしている姿を想像すると、何だか滑稽ですね。
午後、土砂降りの雨の中車を走らせ、北部のシャルルボアへ移動しました。

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2006年6月26日 (月)

夜景

シタデルの衛兵交代式や、町中に点在する文化や歴史スポットを精力的に撮影していきました。
昼頃から雲が広がりはじめたので、ひとまずホテルに戻り小休憩。
夕方はケベック・シティの対岸へ足を運んでみます。そう、「こわれない風景」の60〜61ページに登場する作品を生み出した場所です。
ここから狙う時、いつもはフェリーに乗って対岸へ渡るのですが、戻りのフェリーの時間を気にしていたらなかなか撮影に集中出来ない。そこで、今回思い切って車で足を運んでみたのでした。
そうそう、今回借りたレンタカーには、運良くカーナビがついていました。といっても、トランシーバーササイズのまるでオモチャのようなカーナビです。目的地を設定すると一応案内はしてくれますが、あえて時間の掛かるルートを教えてくれるといった感じ。こちらが少しでもルートを変更すると、再検索に30秒以上掛かります。でも、自分の居場所がわかるGPS機能だけはとても役立っています。
夜はたっぷり時間を掛けてケベック・シティの夜景を狙いました。曇り空でもまあまあ絵になったと思います。

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2006年6月25日 (日)

ケベック・シティへ

宿をチェックアウト。15号線を南下し、その後40号線に乗り、ケベック・シティへ向かいます。昨日はたっぷり眠ったので、運転中一度も眠くならず、目的地に入ることができました。
町中で宿を取ることも考えましたが、郊外の定宿にチェックインします。この方が断然安上がり、1日50ドルの取材経費が浮くのです。
ケベック・シティでは、前から訪れてみたかったポイントを次々と取材していきました。手にしているのはコンパクトな一眼デジカメ1台のみ。そのカメラを使って、すべて手持ちで撮影していきます。
デジカメの利点は、何と言っても感度設定が自由に行えるということですね。たとえば教会の中に入ります。低感度だとブレるので、800か1600に設定します。すると1/30以上のシャッター速度を得ることが出来るのです。写真撮影の時は出来るだけストロボは使わない。これはいい作品を生み出す上での基本です。

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2006年6月24日 (土)

ハイキング

光があまりに綺麗だったので湖畔で朝日を撮影します。光に導かれるような朝靄の舞、溜息が出る美しさでした。
朝食後、州立公園へ行き、僕の最も好きなトレイル、ラロッシュトレイルを歩きます。頂上まで約45分のコースですが、休み休み歩いたので1時間以上も掛かってしまいました。
確かに展望台からの景観は素晴らしいのですが、でもやっぱり、夏場のハイキングはあまり心地よくありません。原因は蚊とハエ。立ち止まると、待ってましたとばかりに血を吸いにやってくるのです。自然が心地いいというのは嘘。自然は常に過酷です。
夜は友人のMと一緒に、モントランブランでも特に美味しいと言われるイタリアンレストランへ行き、パスタを食べました。

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2006年6月23日 (金)

駐車場

オリンピックパーク、バイオドーム、ボタニカルガーデンに立ち寄ります。残念ながら曇り空でしたが、それでもスナップ写真を100枚くらい撮りました。
その後、モントリオールの街中へ移動します。夏の大イベントF1で大いにもりあがっており、どこに行っても凄まじい人、人、人です。駐車場に車を入れたら何とこの時期だけ25ドル! どう考えてもぼったくりです。おっさんに「あまりに高いじゃないか!」と文句を言うと、「おまえの乗っているカローラは3万ドル以上するだろ。それに比べたら25ドルなんてたいした金額じゃない。だからとっとと払え。嫌だったら他へ行け」と言われてしまいました。まったく超天狗商売ですよね。お客様は神様ですの日本ではまず考えられないことです。
そうそう、確か午前中にも何カ所かで車を停めています。今日一日の駐車料金をざっと計算してみたら合計で120ドルでした。あ〜、だから大都会って嫌いなんです。
夕方、15号線をひた走り、150キロ先のローレンシャンへ向かいました。山の中へ入ると感じる空気の透明感。やっぱり田舎っていいですね。
蛍が舞いはじめる頃、湖の畔にある定宿にチェックインしました。

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2006年6月22日 (木)

モントリオールを撮影

朝から大雨です。9時頃小降りになったので、ホテルを出て車でダウンタウンへ移動。
まずは旧市街から撮影をはじめていきます。撮影といっても、今回は小さな一眼デジカメ片手に訪れた場所の風景をメモ的に切り取る形です。そう、たまにはこんなスタイルの旅もいいかな、と思い、今回初めて「考える旅」「軽い旅」を実行に移してみたのでした。
その後、地下鉄に乗って近代的なダウンタウンへ移動しします。繁華街や地下街を精力的に歩き、大聖堂や美術館も訪れました。

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2006年6月21日 (水)

カナダへ

朝起きてから大急ぎでパッキング。お昼時、箱崎シティーエアターミナルへ移動し、編集者Yさんとランチを食べながら打ち合わせを行います。海外取材が多いので編集の方には迷惑を掛けっぱなし……。
リムジンバスで成田へ移動。チェックインの際、エアカナダから送られてきたアップグレードチケットを提出したら、簡単にビジネスクラスに移行できました。以前は格安航空券では使えなかったはずですが、方針が変わったのですね。
002便は、1時間遅れで成田を離陸。爆睡しようと思ったら、たった1時間で目が覚めてしまいます。忙しいと考えることがいっぱいで、逆に休めませんね。トロントでは乗り換え時間が30分しかありません。空港内を猛ダッシュで走ったら、ギリギリ422便に間に合いました。
モントリオール着。空港でレンタカーをピックアップ。9時過ぎ、予約してあったラヴァルのホテルにチェックインします。

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2006年6月20日 (火)

「こわれない風景」発売日

11時、銀座のS社で打ち合わせ。
その後、書店に立ち寄り、今日発売の「こわれない風景」をチェックしてみました。
今日は配本日なので、まだ置かれていないかな……と思っていたら、やっぱり見つからなかった(笑)。早い書店では夕方から、多くの書店では明日の昼頃から棚に入るはずです。
家に戻ると、大急ぎでやり残した仕事、主に原稿書きを片付けていきました。
明日からカナダです。東京に戻りました。

フォトエッセイ集「こわれない風景」(光文社・2,800円+税)
ご意見、ご感想をお寄せ下さい。
吉村和敏

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2006年6月19日 (月)

海外取材の準備

あさってからカナダ取材です。
午後は打ち合わせが詰まっているので、買い物は午前中に済ませてしまいました。
足りない焦点距離のレンズを買ったり、メディアを買ったり。そう、メディアは、海外に行く度に1枚ずつ増やしています。1ギガで2万円もするので、まるでフィルムを買うような感覚ですね。フィルムより、デジタルの方がやっぱりお金が掛かります。

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2006年6月18日 (日)

取り急ぎ、情報を一つ

とっても忙しく、ブログの更新が滞っており申し訳ありません。
また、ここ数ヶ月、ホームページの更新もまったく行っていない状態、最新情報をお伝えできずにいます。今でも精力的に雑誌などに写真や文章を発表しているのですが……。カレンダーの情報などを含め、いつの日かまとめて書くようにいたします。
取り急ぎ、最新情報を一つ。
「赤毛のアンの世界展」が、京都・思文閣美術館で行われます。今回、僕は足を運びませんが、プリンス・エドワード島のパネルを何点か展示します。お近くにお住まいの方は是非お立ち寄りください。
http://www.shibunkaku.co.jp/artm/

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2006年6月17日 (土)

醤油差し

週末も、カナダ出発前に片付けなければならない仕事に追われています。
お昼時、キーボードを叩く手を休め、テレビをつけてみます。そしたらある風水の方が、「東側の窓は常に綺麗にしておきましょう」とアドバイスしているのを耳にしました。
で、西の窓を見てみると、ガ〜ン。真っ黒でした。といっても、我が家は首都高に面しているので、この汚れは仕方ないのです。365日、排ガスで真っ黒。
でもその汚れを見ていたら何となく気になりはじめたので、ガラスマイペットとワイパーとホースと水を使い、ぴっかぴかに磨き上げました。
そう、僕は結構他人のアドバイスに影響されやすい人間なのです。
以前、「テーブルの上の醤油差しは、陶器でないとダメ」というアドバイスを耳してからは、すぐに陶器に変えました。でも陶器って、液だれするんですよね。すぐに嫌気がさし、ポイしてしまいました。
もちろん今は、栄久庵憲司氏デザインのガラスの醤油差しを使っています。これに勝る物はないですね。つまり、テーブルの上の醤油差しに関しては、世界中の人々が風水に反発していいと思うのです。

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2006年6月16日 (金)

出発準備

そろそろ来週からはじまるカナダ取材の準備をしなければなりません。
近頃僕は、初日のホテルだけは予約を入れるようにしています。で、今回もモントリオールのホテルをネットで検索してみると……
何と、一軒も空きがありませんでした。B&Bクラスの安宿も全滅。原因は毎年この時期に行われるF1レースでした。町中のホテルはフルブッキング。
カナダに強い旅行会社にコンタクト。20キロ先のラヴァルで1部屋押さえてもらいます。町までレンタカーでの移動になってしまいますが、仕方ありませんね。
午後は外回りです。新宿、渋谷、六本木、秋葉原と移動し、次々と予定を片付けていきます。編集者と話をする時間って、楽しいですね。僕にとって癒しの時間でもあります。
その後、ヨドバシカメラに立ち寄り、写真やパソコン用品を購入します。3万円ほど溜まったポイントで何を手にいれようかな〜とあれこれ考える時間も、僕にとって究極の癒しの時間です。

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2006年6月15日 (木)

カレーランチ

今回2週間しか東京にいないので、毎日やることが山積みでホント大変です。
それにしても東京で生活するって、疲れることですね。原因ははっきりしています。湿度が高くジメジメしているからです。
カナダやヨーロッパでどんなに忙しくしていても、あまり疲れを感じません。カラッとしていているので汗をかかない、かいてもすぐに引く。だから体がとても軽く感じるのです。
今日はあまりにだるいため、お昼は近くにあるインド人がやっているインド料理のレストランへ行きました。ここの1000円ランチはバイキングスタイルで、4種類の辛いカレーが食べ放題。小食の僕が、珍しく腹一杯食べました。いい汗をかいたので、少しだけ頭がすっきりした気がします。

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2006年6月14日 (水)

フィルムチェック

亀戸駅近くのパスタ専門店で、「これ、どう考えても980円は取りすぎだよな〜」と思わせるパスタを食べた後、総武線に乗って都心へ出ます。
まずはラボに立ち寄り、5日前に現像を依頼してあったフィルムをピックアップ。ライトテーブルを借りて、すぐに仕上がりをチェックしてみました。やはりヨーロッパは天気が悪かったせいか、「おっ、これは決まったな」と自分を唸らせる作品はほとんどありませんでした。仕方ありませんね。
でも何となく、ヨーロッパは雨や曇りも似合う気がするのです。きっと歴史を感じさせる古い建物が多いからでしょう。
その後、エージェントに立ち寄ってポジの受け渡し作業を終えた後、喫茶店でパワーブックを立ち上げ、2時間ほど急がれている雑誌の原稿書きを行いました。途中、10分程うたた寝をしてしまいます。
夕方、ふらりと立ち寄った有隣堂書店で、「僕、トーキョウーの味方です」と「里という思想」を購入します。面白いかどうかはわかりませんが、何となく、タイトルに惹かれたので手にとってしまいました。

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2006年6月13日 (火)

印刷終了

昨日に引き続き、今日も朝から川崎の印刷会社です。
夕方、無事に全ページの印刷が仕上がりました。あとは製本され、本になるのを待つのみです。
発売日、僕は海外取材に入ってしまいますが、このブログに掲示板を用意しますので、是非、ご意見をご感想をお書きください。
そうそう、以前「あの写真も発表します」と書きました。あの写真とは、高校時代に生み出した作品のことです。この本では構成上どうしても昔の写真が必要が必要になり、また、編集者のSさん、デザイナーのKさんからの熱いリクエストもあったことから、思い切って発表することにしました。
実は僕自身、高校時代の写真を見るのは20年ぶり。今と構図や感性が似ていたのでびっくりでした。

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2006年6月12日 (月)

印刷1日目

今日は川崎大師の側にある印刷会社で、フォトエッセイ集の印刷が行われます。その刷り立ち会いのため、朝、満員電車に乗って川崎へ向かいました。
一折一折、刷りをチェックしていきます。今回はマット系の紙を使っているため、今までの作品集とはまたひと味違います。吉村和敏の想いがいっぱい詰まった作品集になりますので、是非手にとってご覧下さい。
6月20日発売予定です。(地方では3〜4日遅れます)
「こわれない風景」(光文社)価格2800円+税

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2006年6月11日 (日)

物撮り(ぶつどり)

カメラマンがスタジオ撮影を行う場合、2つの方法があります。1つはレンタルスタジオを借りる方法。そしてもう1つは、自宅やオフィスの空きスペースをスタジオに変える方法です。僕の場合もちろん後者です。
近年はスタジオ撮影、いわゆる「物撮り」の仕事はあまりやらなくなてしまいましたが、20代の頃は自宅に設えたスタジオで、週に一度、必ず何かを撮っていました。
スタジオ撮影はライティングが決め手です。特にガラスやステンレスの商品を撮る時、手前の物が商品に写りこんでしまうので、セッティングには神経を使い、おまけに時間が掛かります。
今日もある難しい物を撮影しました。最初は苦労しましたが、やがてライティングなどの感覚を取り戻し、夕方には無事に終わりました。
ワールドカップのお陰で連日テレビでドイツの表情を見ることが出来ますが、おかしいなあ〜毎日晴れてますよね〜(笑)。僕がいた2週間は、このような快晴は1日もなかったのですよ。

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2006年6月10日 (土)

スタジオ機材の移動

昨日、11時半に眠りました。その後目が覚め、あ〜よく眠ったなあ〜と時計を見たら何と1時半! 長時間眠ったつもりがたった2時間弱の睡眠だったのです。時差ボケって本当に困りものです。
まあそのお陰で、たまりにたまった請求書作成、領収書まとめなどの仕事が随分とはかどりました。
エッセイ集「緑の島に吹く風」のP158ページに、15年以上前のカナダでの写真スタジオの設立、に関して書かれています。実はこの時、大都市トロントで、かなりの量のスタジオ機材を購入していました。
その機材、カナダから帰国する度に少しずつ持ち帰り、当時ちょくちょく仕事をもらっていた板橋のデザイン会社に保管してもらっていました。
で先日、何年ぶりかでスタジオ撮影の仕事が入ったので、今日は全機材を引き上げることにし、デザイン会社がある東武東上線の下板橋まで足をのばします。
社長と1時間ほど雑談。その後、機材を梱包してデザイン会社を後にします。アートポールなどは電車の屋根まである長い「棒」なので、東上線、山手線、総武線と、持ち運びはかなりハードでした。まあでも無事に江東区の仕事場に到着。
夕方から夜にかけ、眠くて眠くて思考能力がゼロになります。何をするにもふらふら状態。帰国後の時差ボケって冗談抜きで辛いです。

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2006年6月 9日 (金)

出張校正

夜8時から市ヶ谷のD印刷会社内で出張校正。デザイナー、編集者、僕とで、順次仕上がる校正紙に目を通していきました。新たな指示は、オペレーターの方がすぐにその場で訂正してくれます。デジタル化って、やっぱりすごいですね。
終了後、D社のKさんの案内で作業現場を少し見学させてもらいます。数々のすごい機械、そこで働く方々のすごい技を実際に目にし、「へー、へー」とため息ばかりでした。そう、ここは職人の世界、というか聖域なんです。
日本という国のパワーは、このような究極の物を生み出す職人さんたちによって支えられているんですよね。決して株で大金を動かしているような人たちではないのです。そのことを改めて考えさせられました。
でも、今の小学生や若者たちは、このような職人さんの世界にはあまり憧れていないんですよね。ヒーローはやっぱりホリエモン。逮捕されてからもホリエモン。
これこそが、今、日本が抱えている大きな問題だと思うのですが……。

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2006年6月 8日 (木)

フォトエッセイ集、最終の詰め

海外取材で使った荷物の後片付けも出来ないまま、急ぎの仕事に突入です。例えば足りない写真を一点選ぶだけでも仕事場の中はファイルが散乱します。よって、今、部屋の中はすごい散らかり様。足の踏み場もないほどです。
すでに30時間以上もろくな睡眠を取っていませんが、朝は不思議と眠くなりません。このままではヤバイな、と感じたので、10時にソファーに横になり、1時間だけ目を閉じました。
午後、出版社で、今月末に出版予定のフォトエッセイ集の最後の詰めの打ち合わせがありました。どうしてもうまくいかなかったページも、何人かでミーティングしているとうまい解決方法が見い出せるのです。1枚を2枚にしてみたらどうかとか、写真の適切な色出し方法とか……。
僕は作品集作りに関しては異常に細かい人間でして、例えば水平線の0.1ミリの曲がりも妥協しません。そんな僕の拘りやわがままを、スタッフの皆さんは本当によく受け止めてくれるんです。もちろん今回も、プロ中のプロの方々と仕事をしています。
2時間の打ち合わせの後、大急ぎで仕事場に戻り、足りない写真の選び出しです。夜は、出版社、印刷会社、デザイナーさんのオフィス、吉村の仕事場、この4社間でバイク便が行き交うという凄まじい状態になりました。
メールの送信時刻から推測して、おそらく皆さんは徹夜態勢です。しかし僕の方は12時にベッドに撃沈してしまいました。

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2006年6月 7日 (水)

時差ボケのはじまり

東京の仕事場に戻ると、宅急便で送られてきた荷物の山でした。
その中で最も急がれている仕事、フォトエッセイ集(今月末発売予定)の色校チェック、文字チェックを行います。
夜10時頃、モーレツな睡魔に襲われますが、渋い日本茶を飲んだら途端に目が冴えてきました。その後はちっとも眠くならず、今は朝の6時です。

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2006年6月 6日 (火)

ドイツ→日本

5時に起き、7時にホテルをチェックアウト、空港へ向かいます。レンタカーを返却(何と16万円!)し、ターミナル2のルフトハンザのカウンターでチェックイン。
SK662便は定刻通りミュンヘン空港を離陸、1時間半後、コペンハーゲン空港に着陸しました。さて今日の直行便はどうかなと思い地上スタッフに尋ねると、ガ〜ン、3時間遅れとのこと。SASのラウンジで7時間という長〜い時間を潰す羽目になりました。その後も2時間遅れ、トータルで5時間遅れ。
でもどの航空会社も、慎重に慎重に機の点検作業を行っているのは、「安全輸送」を意識してのこと。だから、遅れることは逆にいいことなのかもしれませんね。
シートはまたまたエコノミーエクストラにアップグレード。超つまらない映画「キングコング」を観た後、白石一文氏と佐野眞一氏(どちらも大ファン。お二人の作品に関してはいつか書きます)の本を読んでいたら、あっという間に成田に着いてしまいました。

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2006年6月 5日 (月)

ミュンヘンへ

今日は移動日です。
ゆっくり朝食を食べ、部屋で撮影データの整理をした後、10時にホテルをチェックアウト、ドナウエッシンゲンの町を後にしました。その後、ハイウェイと一般道を交互に走りながらミュンヘンへ向かいます。通常3時間半のコースですが、今日は5時間も掛かってしまいました。僕の場合、詳細な地図さえあれば道に迷うことはないのですが、問題は道路工事です。こちらは工事となると道が完全に閉鎖されてしまうので、回り道によってとんでもない方向へと導かれてしまうのです。一旦道に迷うと、標識はすべてドイツ語なので、目的地方向にある町を探すのがとても大変……。
ミュンヘンに辿り着いた時は夕方になっていました。街中を少し撮影しようと思い、車を停めるスペースを探します。でも、ないんですよね〜。結局1時間以上もぐるぐる回り、「もうミュンヘンの町はどーでもいいや」と思いはじめた頃、ようやく路上で1台の空きスペースを発見、車を滑り込ませることに成功しました。
デジカメを肩に掛け、町中を歩きます。祭日ということもあって、凄い人です。市庁舎、大聖堂などにカメラを向けましたが、すぐに「つまらない病」に掛かります。先進国の大都市って、空港と同じで、どこも一緒。建物があって、ブランド物のお店が軒を連ね、人がたくさんいる……。そう、所詮、「街」イコール「観光地」なんですよね。やっぱり僕は街には興味がありません。
まっ、それでも頑張って1時間ほど歩き、適当なレストランで軽く食事をし、車で空港側に予約してあるホテルを目指しました。
夜はパッキング。いよいよ明日朝の便で帰国の途につきます。

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2006年6月 4日 (日)

一瞬の晴れ

朝、激しい雨音で目が覚めます。
9時まで部屋へゆっくりした後、機材を持って外へ出ました。11時頃、雨が小降りになったので、まずはトトリンゲンの町中から撮影を始めていきます。ボルグにある渓谷にカメラを向けているとき、ついに雲が流れ雨が完全にあがりました。
午後、昨日行くことができなかったサンクトデゲオルゲンへ行き、ブリガッハ川の源水を狙います。シャッターを押すときにちょうど陽がさし、生き生きとした緑を撮ることができました。ホント、この一瞬だけったのです。こんな時、僕は神様の存在を意識します。
その後もいくつか撮り漏らした被写体を撮影。夕方早めに撮影に終止符を打ち、宿に戻りました。グッタリです。
で、もちろん今日もベトナム料理の店へ。これで3日連続です。今日も注文が大変だろうなあ〜と思っていたら、たまたまお店にオーナーの長男が遊びに来ていました。彼が英語を喋れたので、難なく注文成功。オーナーと少しだけ世間話もできました。

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2006年6月 3日 (土)

ドナウの源流

朝起きたら青空! 2週間待ったかいがありました。まずは念入りに機材の清掃、主にブロアーでCCD表面のゴミ取り(一眼デジカメはゴミ取りが大変ですね。毎日2回やっています)をし、勇んでホテルを飛び出し、町の風景から撮影をはじめていきます。
その後、40キロ先のフェルトワンガンへ行き、ブレク川の源水を撮影しました。そう、ここかドナウ川の出発点となるのです。
その後ブリガッハ川の源水も撮ろうと思い、30キロ先のサンクトゲオルゲンへ行きますが、何と道が閉鎖。警官に尋ねると、サイクリングの大会があるとのこと。仕方なし、撮影を諦めます。
一旦ドナウエッシンゲンに戻った後、インゴルシュタットを撮影しました。
残念ながら午後になるとまた厚い雲が広がります。でもよかったです。半日でも晴れて。
夜、ホテル近くにあるベトナム人が経営しているベトナム料理の店に入ってみます。ドイツ語のメニューを見てもチンプンカンプン。4人の従業員も、誰一人として英語を喋れる人がいません。お互い意思の疎通ができず困り果てていたら、シェフがキッチンから冷凍の食材を持ち出してきました。
で、海老を使った何やら辛い料理を作ってもらい、ビールを飲みながら口に運びました。
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2006年6月 2日 (金)

裏技

もちろん今日も雨です。ウルムの町を出発、ドナウ川沿いの道を走り、西へ向かいます。
途中、編集者のSさんから携帯に電話がありました。「吉村さん、今メールチェックできる?」と急ぎの用事。すささずパソコンを立ち上げてメールチェックします。海外にいてもまるで日本にいる時のように仕事がスムースに流れていくのもすべてボーダフォンの携帯電話のお陰です。ボーダフォンはこの辺をもっとクローズアップして日本人にアピールしていけばいのにな、といつも思います。
なぜあのアップルが2強ではなく、ボーダフォンと提携することになったのか。海外に出ればその訳がよ〜くわかるのです。今後、iPot携帯、通信機能が乗ったパソコンなど、魅力的な商品が次々出てくるでしょうね。マックユーザはどんどんとボーダフォンに流れていくかもしれません。
でもソフトバンクさんにお願い、もう少し海外でのパケット通信料を安くするか、定額制にしてください。(定額制にするとしたら月2万円くらいがいいのではないでしょうか)今回も5万円は確実に超えてしまいます。
さて、ここで一つ裏技を紹介。
現在ボーダフォンは、3G携帯に対応しているのはウインドウズのみでマックでは使用できません、と言っています。しかし裏技を使えばマックのパワーブックでも使用できるのです。
まずボーダフォンの3G携帯を用意してください。次にパワーブックのBluetooth設定を開き、モデムの箇所をI-O DATA USB-CFADPに設定します。(ここがミソ。吉村は半日掛けて全モデムをチェックしました)
次にBluetoothの設定で、電話番号を*99#、アカウント名をai@vodafone、を、パスワードをvodafoneと入力します。これで完了です。
接続ボタンを押と、あら不思議、3G携帯が反応し、高速でネットワークに繋がります。実験してみたら、携帯とパソコンは5メートル以上離れていてもOK。つまり携帯が車の中にあったとしたら、外のピクニックテーブルでパソコンを使っていても通信できるのです。Bluetoothは凄いですよ。
これで世界中どこでも通信は可能ですが、たまにパスワードの認識でエラーが出ることがあります。基地局のモデムとの相性が悪いのでしょう。その時は別の裏技。
携帯電話の「外部接続」→「ネットワーク設定」→「設定」→「ネットワーク選択」→「手動」。すると、程なくして現在電波を拾っている通信会社が5〜6社リストアップされて出てきます。つまりそれを片っ端からトライしていくのです。(吉村の経験から、3Gより2Gの方が繋がりやすい)その中の一つは、必ず反応します。もちろん通常の使用は、「自動」でOK。これはあくまで繋がらなかった時に試してみてください。
いずれにしても、かなり早いスピードでネット接続できますが、先にも書いたようにパケット通信料が超高額なので、日々のメールチェックだけにしてください。間違ってもホームページを見てはいけません。ホームページやブログの更新も絶対にダメです。そんなことをしたら軽く10万円は突破してしまいます。海外に出たらメールの送受信のみ。これは鉄則です。
まっ、いずれにしても、今後発売されるマックは3G携帯との接続がもっと簡単になりますので、面倒なことが嫌いな人はもうしばらくまった方がいいかもしれませんね。
と、話が携帯電話の方に逸れてしまいました。
お昼頃、ドナウエッシンゲンに到着。町中の安ホテルにチェックインし、ホッと一息つきます。

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2006年6月 1日 (木)

大聖堂

さほど期待はしていなかったけど、やっぱり今日も雨、曇り。テレビで天気予報を見ると今週末もずっと同じような天気だとか。10日以上も雨・曇りが続くといのは、18年間の写真人生の中で初めてです。
宿にじっとしていても仕方ないので、車で郊外を巡りました。途中何度か菜の花畑の前で車を停めてカメラを構えてみますが、シャッターを押す時に気合いが入りません。
お昼頃、ブラウボイレンで泉を見ました。泉の周りは木々の緑。緑の撮影は晴れより曇りか雨の方がいいので、これだけまあまあの作品になったと思います。
午後、ウルムに戻り、161メートルの巨大大聖堂に登ってみます。尖塔のてっぺんに辿り着いた時、さすがに息がゼイゼイでしたが、頑張って2〜30枚の写真を撮りました。
その後、カフェに入り、コーヒーを飲んで体を温めます。ウェイトレスのお姉さんに「あら、あなた昨日もきたわね」と言われてしまいました。これで明日もあさっても来ると、常連さんになるんでしょうね。
夕飯は、昨日とは別のチャイニーズレストランに入ってみます。ワンタンスープとナシゴレンを注文してみましたが、味は35点でした。
8時頃、雲の切れ間から青空が顔を出しました。大急ぎでホテルの駐車場から車を出し、ウルム郊外を巡ってみます。ブローニーのフィルム2本ほど使いました。
その後また雨雲が広がり、残念ながら夕焼けは望めませんでした。雨が舞ってきたので、ウルムの夜景の撮影も諦めます。
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