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2006年10月29日 (日)

写真展(3日目)

夜の雨も上がり、清里は朝から快晴の青空。予定通り10時から、カントリーフェスタ内の主婦と生活社のブースで、吉村和敏のサイン会が行われました。遠方から駆け付けてくれた皆さん、ありがとうございました!
その後、小淵沢駅から電車に乗り、東京へ向かいます。2時半には個展会場に戻ることができました。
3〜4人のお客さんが常にやって来る、というほど良い流れが閉館まで続きました。今日も少なめかな……と思いカウンターを除くと1000人は入っています。ちなみに昨日も1000人を超えたそうです。
さて、写真展では色々な人と話をします。いくつかの出会いをまとめてみました。
●今回、意外に多いのが、僕と同じ松本出身者です。すぐに「松本のどこ?」「中学は?」という話で盛り上がります。どうしてかな〜と考えてみたら、きっとここが新宿だからですね。長野県の中信、南信出身者は、中央線界隈、つまり東京の西部地区に定住先を求めるケースが多いのです。
●僕とゴルフの話をしたがるおじさんもたくさんいます。「アナポリス・ヴァレーにはゴルフ場があるの?」「実は先週、ゴルフコンペがあってね」と、そんな感じで突然話をふってきます。僕自身、ゴルフにはまったく興味がないので、おじさんの話の内容はチンプンカンプン。5分10分という時間が、苦痛でもあります(笑)。
そういえば10年ほど前に一度だけ、あのオタマジャクシのような棒を振ったことがあります。旅行会社の仕事でロッキー山脈に入ったのですが、撮影の手助けをしてくれた現地のガイドさんが、超ゴルフ好きでした。ゴルフ場の前を通り掛かった時、「吉村さん、ちょっとやってみる?」と誘われ、試しに棒を振ってみたのです。もちろん空振りばかりで玉には当たりません。へ〜、ゴルフって案外と難しいんだ〜というのが第一印象でした。
●昔、青森でリンゴ栽培をやっていた、という夫妻もいました。道を歩いている時、ペンタックスフォーラムの案内板に書かれた「林檎の里」という言葉に引っ掛かり、写真展会場に立ち寄ってみたとか。お二人から、日本のリンゴ栽培のあれこれを教えてもらいました。
日本でも何かテーマを決め、今回のような風景と人物の取材をやってみると、面白いかもしれませんね。実は密かに検討しているテーマがあるのです。まだ内緒ですが。
●そして今回、何と言っても多いのが鉄道ファンです。ペンタックスのカメラって、不思議と鉄道ファンとリンクするのかもしれませんね。トリビアの泉に投稿してみようかな。
僕は鉄道ファンと話をするのは大好きです。なぜなら、父が定年までJR(国鉄)で働いていたからです。よって僕自身、子供の頃からとっぷりと鉄道世界に浸っていました。鉄道カメラマンになってみようとは思いませんが、電車を見ると微かに心ときめきます。
そうそう、今日の夕方も一人、鉄道ファンが写真集を購入してくれました。でも最後にこんなアドバイスをくれました。
「吉村さん、昨日のブログで新宿発3時半のあずさ25号に乗って、と書かれていましたが、かいじ 111号の間違いではないですか? その時間帯のあずさは15時(23号)と16時(25号)の2本のみです。訂正した方がいいですよ」
はい、おっしゃる通りです。すみません。
●僕と誕生日がまったく同じ方もいました。39年間生きてきた中で、初めての出会いです。おそらくこれから先、こんな偶然の出会いは二度とないでしょうね。
同じ誕生日と言えば、思い出す文章があります。沢木耕太郎氏の「純白の濁り」というという短いエッセイです。(このエッセイ、全集の中のどこかに入っていると思います)
20年くらい前に女優・小林麻美さんが出版した文庫のあとがきとして沢木氏が書かれた文章ですが、2人の誕生日が同じということを、なるほどなあ〜と唸らせる素晴らしい文章で表現しているんです。そう、僕はこの頃から沢木氏の大ファンになりました。

今日の写真。1枚目がサイン会を行った清里カントリーフェスタの会場。2枚目が写真展会場内で飲んだコーヒーです。飲食禁止ですが、何時間もいるととっても喉が渇くので、作家自らが規則を破り、こっそり飲んでしまいまいた。すみません。
明日も朝から会場にいます。平日はランチタイムの時間を外せばそれほど混まないと思いますので、是非お立ち寄りください!
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コメント

「私のカントリーフェスタ」お疲れ様でした。
写真展に伺うのを楽しみにしております。
清里での吉村さんの写真、アップしました。

投稿: haji | 2006年10月30日 (月) 08時26分

日曜日、カントリフェスに出かけました。林檎の里の物語にサインいただきました。申し訳ない事に私のカントリーを購読しておりましたが吉村さんを存じませんでした。カナダ、林檎にひかれ本をめくり珍しく夫も、俺は恥ずかしいから買ってくれというセリフに同調し本にサインを頂きました。力強い握手に感動しました。実は、私42歳になりますが、小学六年の時に新潮文庫の赤毛のアンを手にとり、以来のプリンスエドワード島ファンです。現在は主婦ですが、DTPを長年仕事としてきた私です。働く夫同様に自身にジレンマを感じるたびにアンを読み返してきました。その風景を写真で感じ、空気と風を感じて心に風を通してきました。吉村さんの写真はまさに心を澄ませてくれると感じられました。アーミッシュに月光浴にと自然を感じる写真集を厳選して手に取っている私にはこの写真集も新たに宝物になりました。つくばの家に戻り、写真をみてあなたと少しお話が出来たらと後悔しました。素晴らしい写真です。死ぬまでに一度行きたいプリンスエドワード島。18歳の時に思いました。しかし、どうにも飛行機が苦手で。閉所恐怖症です。悲しいかな。でも、夫と写真集を見て、こんな場所で自分が生活していると想像したらどう?と話をしました。とても今夜はいい気分です。大好きなビールを飲みほろよいです。実は私、自ビールを作っています。もちろん1%未満です。日本は厳しいですから。ラベルも自家製です。専業主婦ですが、私、たぶん他の主婦よりも楽しい日々を送ってると思います。すばらしい写真たくさん撮ってください。共感できそうです。

投稿: のりこ | 2006年10月30日 (月) 00時56分

清里のカントリーフェスタも盛況だったのですね。お疲れ様でした。(^^)

投稿: アンリ・ルソー | 2006年10月29日 (日) 23時35分

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