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2006年10月16日 (月)

『赤毛のアンのお料理BOOK』復刊

20代の頃、つまり僕がカメラマンとして駆け出しだった頃、何冊かの作品集(プリンス・エドワード島は名作「赤毛のアン」の舞台となった事から、アンの関連書)を上梓してきました。でも今は、その多くが絶版です。(2000年の「プリンス・エドワード島」以来の写真集は、まだ版が生きています)
次から次へと新しい物を生み出し、それを消費していくのが日本の文化。だから僕自身、過去の本が絶版でもそれほどショックは受けていないのですが、その中で一冊だけ、「ああ、この本だけは永遠に残していきたかったな……」と思う作品集がありました。それが『赤毛のアンのお料理BOOK』です。
実はこの本、制作がとても大変でした。著者のテリー神川さん(ニューロンドン村にある喫茶店「ブルーウインズ」のオーナー)と、企画段階から何度も構成案を練り直し、実際に仕事が動きはじめてからも、テリーさんがお作りになる料理を、島のいたる所から探してきたアンティークを使ってテーブルアレンジ、4×5カメラで撮影していくという、気の遠くなるような作業の連続でした。1日1品のペースで続け、丸2ヶ月間も掛かったのです。もちろんロケには凄まじい費用が掛かっています。
そして、その年の暮れに、一冊の本として出版されました。それなりに人気は高かったのですが、数年後に絶版……。
さて、この本が、13年の時を経て、ついに復刊されることになったのです。復刊と言っても、構成、デザイン、文や写真選定などをすべて最初からやり直しているので、新規の本と一緒です。
10月25日頃から全国の書店に並びはじめますので、ご興味のある方は手に取ってご覧下さい。赤毛のアンファンにはたまらない作品集となるはずですし、吉村和敏って料理も撮れるんだ、という新鮮な驚きがあると思います。

『赤毛のアンのお料理BOOK』(出版社・ブッキング)定価2800円+税
料理・文 テリー神川 撮影・吉村和敏
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コメント

復刊おめでとうございます!!
今ブログを見てビックリしました。ものすごくうれしいです。以前から、いつか復刊してくれるであろうと心待ちにしていたんですよ。
明日紀伊国屋へ行って、予約してきます。
25日・27日と今から楽しみです。私のコレクションがどんどん増えていきます☆
それから・・・写真展の案内届きました。封書だと、吉村さんからお手紙が届いたようで・・・なんとも感激です!吉村さんのおっしゃるとおり素敵な仕上がりですね。写真展もなんとか頑張っていく予定でいます。その時2冊もっていくので、吉村さん絶対サインしてくださいね。お願いします。

投稿: hideko | 2006年10月19日 (木) 22時57分

復刊、おめでとうございます!
「赤毛のアンのお料理Book」は、
写真展でも販売がありますでしょうか?

投稿: June | 2006年10月18日 (水) 21時26分

早々にあす、書店に行ってみますね☆予約を入れておきます。そのうえ、奇遇にも我が家の素敵な記念日25日発売だなんて!

DM、お待ちしています。どうぞ宜しくお願い致します。

投稿: ワイングラス | 2006年10月18日 (水) 16時44分

イチゴ酒を思い出しました。これも本の中に紹介されているんでしょうか。楽しみです。
ところで、写真家○氏ほホームページ見ましたよ。かっこいですね~。(^^)

投稿: アンリ・ルソー | 2006年10月18日 (水) 12時38分

ブログ楽しませていただいています。
美しいDMも届きました。早速カレンダーを私の家、
母の家、友達にも・・と3部注文しました。
関西でも写真展して下さいね!
書棚から「赤毛のアン」のお料理ブックを
(95年8月12日に阪神百貨店で買ったとメモつき)出して ページをめくってみました。
ずい分大変な思いで 製作して下さったことを知ると
余計味わい深まります。
今度は表紙も美しい写真ですね・・ワクワクします。

投稿: みかん | 2006年10月18日 (水) 00時50分

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