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2006年11月30日 (木)

書店にて

地下鉄に乗って丸の内へ。マルビルでランチを食べながらSさんと打ち合わせ。その後、日比谷のラボに立ち寄って写真をピックアップ。地下鉄で神楽坂へ移動し、ある会社で4人の方々と打ち合わせ。5時頃、仕事場に戻りました。
移動の途中、いくつかの大型書店に立ち寄ったのですが、どこでもまずは写真集コーナーへ出向き、自分の写真集「林檎の里の物語」をチェックします。
ある書店では、林檎〜の上に別の写真集が1冊置かれていたので、それを移動し、なおかつ林檎〜の帯を整え、綺麗に並べ直しました。別の書店では、林檎〜は平積みになっていましたが、棚差しになっている別の写真集が邪魔していたので、まずはその本を移動、そして林檎〜の表紙がお客さんの45度の角度からパッと目に飛び込んでくるようにしました。
本は印刷による大量生産品ですが、それでも1冊1冊に自分の想いや魂が溶け込んでいます。だから僕は書店で、躊躇うことなく大胆な行動に出てしまうのです。
ネット書店大手のアマゾンは時々覗くのですが、一つ不思議なことがあります。それは、出版されたばかりの本が、瞬く間に古本として出ていたりするのです。この早さはなぜ???
そう言えば、この前の写真展で、こんな出来事がありました。
テーブルの上に本を並べて売っていましたが、あるおじさんから、「この中で絶版になっている本はありませんか?」と尋ねられました。僕が「光ふる郷です」と言ったら、「じゃあ、それをください」と言って2冊も購入していったのです。
その方は、写真展を観なかったし、僕の写真には全く興味なさそうな感じの人でした。ネット書店などで本を上手く売っている商売人かもしれません。

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2006年11月29日 (水)

今日はどこへも行かない日。仕事場で、ひたすらデスクワークです。(あっ、ちょっと体で壊れている箇所があり、病院には行きました)
仕事の合間、航空会社に電話して、来年6月のフランス取材のフライトを押さえます。マイレージで取得できる席はとっても少ないので、早め早めに予約した方がいいのです。今回は楽勝で席が取れました。
来年の6月ってまだまだ先のことだなあ〜と思っていても、月日ってあっという間に流れてしまうんですよね。
例えば編集者の方と、数年後に本を一緒に作りましょうよ、と口約束していても、その数年があっという間にやって来てしまうんです。そして焦ります(笑)。
やっぱり、人生って、長いようで短いんです。僕は今日、「好きな事を思いっきりやるぞ!」という決意を新たにしました。「思い立ったら、まず行動!」この言葉、大好きです。
そうそう言葉といえば、先日立ち読みしたある雑誌に、ある国際人のインタビューが載っていたのですが、その方、とても洒落たことを言っていました。
「運は準備している人に来る」
いい言葉だと思いませんか? 通常、「運」を語る場合、「努力」や「タイミング」という言葉で繋げますよね。「準備」って洒落た言葉を持ってきたあたりがニクイ。さすが、成功人は違います。
僕も色々な準備をして頑張ろうっと。明日はプリンターのインクを買いに行くつもりです。

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2006年11月28日 (火)

1分30秒

午前中、銀行や区役所に行ったりしたので、ロクな仕事が出来ませんでした。さて原稿でも書こうかと時計を見ると11時40分。早めのお昼にします。近くのコンビニの弁当の味は飽き飽きしているのに、それでも「まっ、これでいっか」といつもと同じ弁当を買ってしまうんですよね。で今日も中華弁当とシーフード味のカップヌードル。
コンビニから仕事場までは徒歩4分半。よって、コンビニでカップラーメンにお湯を入れると、仕事場に着いた頃には少し麺がやわらかくなりすぎているんです。つまりこの1分30秒をいかに縮めるかが、今の課題です。今度、全力で走ってみようかな。
午後、外苑前のある会社で2時間ほどミーティング。その後またまた新宿へ。次の予定まで30分ほど時間があったので、ビックカメラとサクラ屋とヨドバシカメラに入り、携帯ストラップを物色します。僕の携帯にマッチする色って、ありそうでないんです。あれこれ迷っていたら時間切れ。結局、昨日と同じで何も買いませんでした。

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2006年11月27日 (月)

ドリンクカード

今日は銀座→有楽町→五反田→新宿と移動し、ミーティングを片付けていきました。
慎重にスケジュールを組んだ割には、ある編集部へは1時間も早く着いてしまいます。でもそのお陰で、「吉村君、ちょっとお茶行こうよ」と編集長から誘われ、近くのファミレスでチーズケーキとコーヒーをご馳走になりました。
新宿での打ち合わせの前に1時間半ほどフリータイムが生まれたので、新宿の紀伊国屋書店と三越の中に入っているジュンク堂書店に立ち寄ります。何ヶ月ぶりかの大型書店。探していた本を買い求めた後、文学や新書や芸術書の棚を順々に巡り、自分の心に響く本をチェックしていきます。
それにしても、これだけの本があると、逆に目移りしてしまい、どれを買っていいのかわからなくなってきますね。結局今日は、探していた本以外、何も買いませんでした。
三越8階のジュンク堂カフェで30分ほど読書。そうそう、6年くらい前に池袋店でもらったドリンクカードが、ここでも使えたんですよ。ちょっと感動してしまいました。

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2006年11月26日 (日)

家電量販店

デジカメデータを保存するハードディスクの空き容量がなくなったので、家電量販店へ。
僕は大切な写真データを2つのハードディスク(1つ250ギガ)に保存しています。が、他のカメラマンに尋ねると、4つに保存するのが常識とか。
我が事務所も思い切ってミラーリングハードディスクを採用しようかな〜と思い商品をチェックしてみますが、やはりおいそれと10万円は出せませんでした。
いずれにしても、これからますます増え続けるデジタルデータを、どのように管理していけばいいのでしょうか。ハードディスクはいつかは壊れるわけだし……。
さて、今日は有楽町のビックカメラと秋葉原のヨドバシカメラに立ち寄ってみましたが、相変わらず凄まじい人でした。年末商戦が始まっているのですね。30万、40万もするプラズマテレビが次から次へと売れていく光景を、カナダの友人に見せてあげたいです。きっとびっくりするだろなあ〜。僕は時々日本の文化って「家電」なのかもしれないな、と思うことがあります。
さて11月30日、いよいよペンタックスから待望の1000万画素一眼デジカメ、K10Dが発売になります。
カメラ売り場へ行き、僕の担当者にそれとなく予約状況を尋ねてみます。すると、びっくりするような数字を教えてくれました。す、すごいですよ。へ〜、一眼デジカメってこんなにも売れるんだ……と素直に驚きます。
確かに、K10Dはいいカメラです。もちろん僕もいつかは手に入れるつもりでいます。

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2006年11月25日 (土)

色々な続報

都内の夕景でも撮影しようかと思い、JRと地下鉄を乗り継いである撮影ポイントへ向かいました。三脚にカメラをセットし、フィルムを入れようとすると、ガ〜ン。6×4.5ボディーに入っていたのは220用のフィルムバックでした。今日の使用フィルムは120です。
デジカメの感度の戻し忘れと同じように、フィルムバックの交換のし忘れって、しょっちゅうやってしまうんですよね(笑)。
ちなみに220用のフィルムバックに120のフィルムを入れて撮るとどうなるか。一度試してみたことがありますが、全コマ、ピンボケでした。
今日は撮影を諦め、自宅に戻ります。
さて、先日手に入れたパンタグラフ式のキーボード。これいいですよ〜。キータッチが軽いので、スイスイと文字入力ができます。今では牛乳をこぼしてよかったと思っているほど。
考えてみれば、ノートパソコンはすべてパンタ〜式なのに、なぜかデスクトップはあのチョコレート型ばかり。チョコ〜型はキータッチが重いので、肩こりの原因にもなりますね。アップルは相変わらずチョコ〜型に拘り続けていますが、やがてパンタ〜式に切り替わっていくでしょう。
数ヶ月前、サイクロン掃除機を処分し、紙パック式の掃除機を新調したわけですが、こちらの方も大変満足しています。グイグイとゴミを吸ってくれるので、部屋の掃除が楽しくなりました。
携帯電話も、今のところ問題はありません。今回、東京中のお店を探し回って在庫稀少の特別限定カラーを手に入れたのでなおさらのこと。(ちなみに機種はシャープの811SHで、色はターコイズ)あっ、でもカメラは使いにくいですね。シャッターボタンを押してから切れるまで、1秒以上のタイムラグがあります。
それにしても今の携帯って、ニュースや天気予報が自動表示されたり、パソコンと同じようにネットサーフィン出来たり、ゲームで遊べたり、コミックが読めたり、電子マネーになったりと、実に盛りだくさんの内容ですね。でも、すべての機能を使うには、やはり定額制の契約でないとダメのようです。
僕のように通話とメールだけしか使わない人間には、このような頭のいい携帯は宝の持ち腐れかもしれませんね。

●「ネット通販では売り切れでした……」と、ペンタックスのカレンダーに関するお問い合わせが数多く寄せられます。2日前に立ち寄ったら、新宿のペンタックスフォーラムにはまだ在庫がありました。追加でお入り用でしたら、こちらでお買い求めください。

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2006年11月24日 (金)

撮影しながら、ふと思う

車でW大学へ。日が暮れるまで、みっちり撮影します。
今日は平日だったので、多くの学生を見掛けました。この中から日本を支えていく人材が育っていくのですね。W大学を出れば、もう将来を約束されたようなものだから、よっぽど間違った道に進まなければ、きっとこれからの人生はバラ色なんでしょう。
日本はまだまだ学歴社会。特に一流企業では、学歴はとっても大事です。
だから多くの親は子供を必死になって一流大学に行かせようとしているし、多くのOLたちは合コンに参加しても一流大学卒の男しか視線に入っていない。僕は今まで何度もそのような現場を目にしてきました。写真展の会場で、「ところで吉村さんはどこの大学出身?」と、年配の方に何度訊かれたことか。おそらく100回は超えていますね。
そうそう、20代の頃に出席した友人の結婚を祝うパーティーで、あっいいな、と思える女性がいたんです。友人にそれとなく尋ねたら、「吉村、彼女はダメだよ。慶応か早稲田以外の男には興味ないから」と言われてしまいました(笑)
数年前、日経新聞に載っていたある会社社長のインタビューを思い出します。その社長、「うちでは一流大学卒しか採用しない。大学進学という競争に負けた人間は、すべての面において負け犬である!」と言い切っていました。僕はこの記事を読んだ時、社長に嫌悪感を覚え、真剣に会社が潰れればいいなと思いました。もちろん今でも商品の不買運動を続けています(笑)。
まあ学歴はさておき、大学で勉強することはとても素晴らしい事だと思うし、誰にとっても必要なことのような気がしています。近頃僕は仕事や雑用にかまけて全然勉強していないし、本も読んでいない。もっともっと勉強しなきゃ、と、今日はキャンパスを撮影しながら反省したのでした。

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2006年11月23日 (木)

大学

ちょっとした写真撮影の依頼があり、W大学の所沢キャンパスへ足を運びました。緑が多い素晴らしい自然環境に驚きます。こんなところで勉強できる学生は幸せですね。
今日は天気が悪かったのでロケハンのみ、また明日戻ってくるつもりでいます。
僕は、今取り組んでいるテーマを写真集や写真展で発表したい、という夢以外、夢がない人間です。でももし仮に4〜5年暇な時間と、働かなくても生活出来るだけの十分な資金があるとしたら、大学に行って勉強したい、とう微かな夢があることも事実です。一般常識はもちろんのこと、外国語や欧州の歴史など、徹底的に勉強してみたい。
別に大学に行かなくたって、知識など本を読めばいくらでも身に付いていくものですが、教授に教わったり、卒業論文を書いたりと、そんな体験に微かな憧れを抱いているのです。
帰り、池袋から丸の内線を使ったのですが、お茶の水駅側の橋の上を歩いてる時、闇の中にホームが浮かび上がる光景に心ときめきました。すかさず持っていたデジカメ(先日お借りしたオリンパスE-330)で撮影します。
鉄道って、いいですよね。鉄道カメラマンになってみたい、というのも微かな夢の一つです。
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2006年11月22日 (水)

オリジナルプリントのプレゼント

夕方、ビックカメラに立ち寄り、新しいキーボードをゲット。マックの白キーボードって意外に安いんですね。たったの3800円。ついでに、サンワサプライから出ているパンタグラフ式の白キーボードも購入。こちらは7800円。おそらくパンタ〜式の方がキータッチが軽いので、原稿が書きやすくなるでしょう。
「あさの絵本」発売と同時に、ジュンク堂書店で、「抽選で10名の方にオリジナルプリントプレゼント!」というキャンペーンを行っていました。あさの表紙の写真がプリントされ、マットには谷川氏と吉村の手書きのサインが入るという、とても価値がある、これからも価値が上がるであろうアート作品です。
先月末に申し込みが締め切られ、いよいよ12月10日に当選者の発表が行われます。応募された方はお楽しみに!
僕の方は今、そのオリジナルプリントの制作に追われています。とても素晴らしい仕上がりになりますので、ご期待ください。

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2006年11月21日 (火)

キーボード

朝から急がれている雑誌の原稿書き。天気のいい日に部屋で原稿を書くって、随分と不健康なことをしているなあ〜といつも思います。
僕は日清のカップヌードルのファン。ミソ味が新発売になったので、早速お昼に買って食べてみました。う〜ん、65点かな。やはりシーフード味が一番好きです。
このカップヌードル、国際線の長距離路線では必ず夜食として出てきますが、その時に食べるととびきり美味しいですよね。
午後、大失敗をやらかしてしまいました。コップになみなみと入れた牛乳を、Macの白いキーボードの上に思いっきり零してしまったのです(涙)。
すべてのキーを取り外し、中まで綺麗に拭いたのですが、使ってみると、5〜6個のキーが反応しませんでした。下の基盤がダメになってしまったのですね。仕方ありません。それにしても、白いキーボードを白い牛乳で壊してしまったという、この因果関係が不思議です。
でも、独立型のキーボードでよかったです。ノートパソコンだったらと思うと、ゾッとします。
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2006年11月20日 (月)

携帯、吉村和敏の場合

週明けの月曜日は一番バタバタするんです。時間に追われっぱなしの一日でした。夕方6時、すべての予定をクリア。近くの電気店へ行き、携帯の乗り換えを行います。
ずっと、ずっとどうするか考えていたんですけどね。結局、auからソフトバンクへ乗り換えることに決めました。やはり携帯3台持つのはあまりにもったいない。海外専用携帯を1台解約することにしたのです。
ソフトバンクにした理由は簡単。海外での生活が多いからです。海外では、誰が何と言おうと、ソフトバンクに勝る物はないのです。カナダやヨーロッパのどんな田舎でも通じる。とにかく凄いんです。
でも日本では、ソフトバンクの3Gはまだまだ全然ダメみたいですね。国内最強のauから乗り換えると言うと、友人の誰もが、「はっ?」と首を傾げていました。まあでも僕はそれほど日本で携帯を使う人間ではないので、別に繋がらない場所が多くてもいいのです。それに3Gの通信エリアも、2年、3年経てば改善していくと思いますし。
さてそのソフトバンク。今、新規0円!と謳っています。もちろんこれはウソ、0円ではありません。正確に言えば、初期費用が0円、後は携帯の代金を分割して支払っていく方式です。2年契約がもっとも安く、月の支払額が390円くらいにおさえられます。390円×24ヶ月で携帯代金が1万円くらいになるので、一見よさそうな感じがしますが、そこが落とし穴。この料金は、あくまで2年間、何事もなく同じ携帯を使い続けた場合の話です。
携帯を2年も変わらぬ姿で持ち続けるのはまず不可能ですよね。落として壊したり、気が変わって機種変更したり、他社に乗り換えたりした場合、車のリースと同じで違約金を払わなければなりません。その違約金は、携帯の値引きしない価格で計算されるので、かなり高額になります。例えば半年で変更した場合、4万円以上の支払は確実です。(これを回避するために、様々な有料保険が用意されていますけどね・笑)
だから僕は当然、その0円のプランを取るのはやめ、最初に19800円支払って、新機種を買い取りました。この方が絶対にお得だし、今後使い続ける上で気分が楽になります。
いずれにしても、このような複雑なシステムの中からベストな道を探していくのって、楽しくて仕方ない。僕の趣味といえば趣味ですね(笑)。

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2006年11月19日 (日)

額装

写真展開催中、写真展終了後に皆さんからいただいたメールやお手紙、今日時間を作って一通一通ゆっくりと読み返してみました。貴重なご意見、ご感想、ありがとうございます。心より感謝いたします。
所々に「カレンダー、もったいなくて使えません」という一文を見つけました。カレンダーは使ってこそ、その威力を発揮するのだと思います。ですから皆さん、思い切って毎月ビリッと破り、捲ってください。
使い終わった後に、お気に入りの写真を額装してみたらら如何でしょうか。
色々なお店に売っている既製の額は、おそらくサイズが合わないと思います。まあでも、写真が多少トリミングされても十分に引き立つでしょう。
もし、本格的なインテリア額を作りたいと願うならば、やはり写真を額屋さんに持っていくのがいいでしょう。写真の周りに5ミリか1センチほど余白を取り、そのサイズでマットを切ってもらうのです。価格はアップしますが、ダブルマットにしたり、写真を空間に浮かせるという手もあります。表面はガラスよりも、軽くて丈夫なアクリルを入れた方がいいでしょう。
額装は、1つ1〜2万円くらい掛かってしまいます。でも、やるだけの価値は十分にありますよ。
世界堂、東急ハンズなどで作ってもらえますが、僕がよく使っているのはフォーラムアートショップの額です。東京では東京国際フォーラムの1階に大きなお店があります。色々な額の見本がありますので、店員さんに相談してみてください。

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2006年11月18日 (土)

オイルヒーターの電気代

東京は寒くなりました。というわけで、本日、オイルヒーターを出します。(昨年買い、使い勝手をこのブログにも書いた、アレです)
数ある暖房器具の中でオイルヒーターがナンバーワン!という気持ちはこれっぽっちも揺るぎないのですが、問題は電気代。
広告や取り扱い説明書にある「1時間26円」というのは大嘘で、実際はその倍以上は掛かっているようです。よって、夜に4〜5時間しか使わなくても、電気代は月に1〜1.5万円は確実にアップします。
人間、快適さを求めようとするならば、ある程度の出費は仕方のないこと。カナダの各住宅のセントラルヒーティングシステムは、月に4〜500ドルの灯油代が掛かっているとか。それから考えると、日本はまだマシな方ですね。
僕はオイルヒーターを使う度に思うのです。オイルヒーターだけを動かせるような補助電源、つまり小型太陽電池パネルか、小型風力発電の風車があればいいのになと。一度、マジでキャンプなどで使う小型発電機をベランダに置こうかと思ったこともあります。
さて、約1年半ぶりにブログの顔写真を変更してみました。9月の北海道取材で写真家・土屋勝義氏に撮影してもらった1枚です。(例の、コート投げシーンと同じ日に撮影されています)
そう、海外に行っても、こんな感じでカメラバックを肩から提げ、三脚を反対側の肩に担いで被写体を探し求めているのです。

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2006年11月17日 (金)

不便な券売機

都心に出る時はいつもJR総武線ですが、今日は四谷三丁目で打ち合わせがあったので、都営新宿線に乗ることにしました。
地下鉄ってどうも苦手です。理由の一つがあの券売機。
僕のような個人事業者は、公共の交通機関のチケットを買う時は、必ず領収書をもらわなければいけません。もちろん1区間の数百円でもらうわけにはいかないので、いつもパスネットと呼ばれる1000円か3000円のカードを購入しています。
で、問題はそのカードを購入する時。当然カードも券売機で買うのですが、何と地下鉄の券売機って、領収書を出す機能がないんですよ〜。仕方なく駅員がいる改札まで行って「領収書下さい!」と言ってもらうのですが、急いでいる時は、これが結構面倒なのです。あと改札が混んでいる時もイライラのしっぱなし。
でで、今日はついにそのワケを駅員に尋ねてみました。
「どうして地下鉄の券売機って、領収書が発行されないのですか。JRの券売機ではきちんと領収書が出てきますよ」と。
すると駅員さん「はあ、すみません。そのようにクレームされるお客さん、たくさんいるのです」と謝ります。
でもすぐに、不便な券売機を使い続ける理由を教えてくれました。
どうやらあと4〜5ヶ月で、地下鉄も「ピッ」のタッチパネル式に代わるとのこと。つまりその大幅な変更を待っているということでした。
今度はJRでも使うことができる便利なカードになるそうです。本当かな?

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2006年11月16日 (木)

2007年の手帳

12月のヨーロッパ取材の飛行機の便を押さえます。どの便も、結構混んでいたのでびっくり。やはりクリスマスの時期はピークシーズンなんですね。日本の年始年末のような感じです。
同時に、来年の夏の取材予定も検討しました。1回はたまったマイレージを使って無料航空券をゲットするつもりでいますが、予約可能な席が少ないため、半年前には予約した方がいいのです。
そうそうマイレージで思い出しましたが、エアカナダのマイレージは今まで無期限でしたが、来年からついに期限が決まるそうです。ためている方、ご注意ください。マイレージは「たまったら積極的に使っていく」これが賢いスタイルです。
夕方、ソフトバンクショップへ立ち寄り、携帯の乗り換えに関して尋ねてみます。2万円前後の機種代金を払えば簡単に変更できるそうですが、ただソフトバンク3Gは、国内ではまだまだ電波が届かない所がたくさんあり、今までauを使ってきた人は戸惑うことが多いとか。海外ではソフトバンクしか考えられないのですが、日本ではまだまだこれからなんでしょうね。乗り換えどうしようかな〜と真剣に悩みます。
資料として探している本があったので、駅前の有隣堂へ。さすがにこの規模の書店さんになると、マイナーな本でも一発で見つかりますね。
平積み本をざっとチェックしてみましたが、たった2ヶ月ご無沙汰していただけで、品揃えはすべて変わっていました。日本の文化のスピードって、本当に早い早い。レジの横で手帳フェアがはじまっていたので、2007年度の手帳を1冊ゲットします。もちろん今年と同じコンパクトな手帳。僕は2ページに一ヶ月がマス目上に並んでいるレイアウトが好きです。
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2006年11月15日 (水)

オリンパスのカメラと「あした」

正確な数を把握していないのですが、今2〜30台のカメラを所有していると思います。仮に写真で食えなくなる時代が来るとしたら、そられのカメラを1台1台手放していかざるを得ないのですが、1台だけ、たとえどんなことがあっても手放したくないカメラがあります。それは、中学三年の時、写真に目覚めた頃に両親からプレゼントしてもらったカメラ、オリンパスOM10(標準レンズ付き)です。
今日は神田まで行く用事があったので、小川町にあるオリンパスのサービスセンターへ行き、OM10の簡単なメンテナンスをしてもらうことにしました。
担当者にカメラをお渡しした後、オリンパスのH氏、T氏と話をします。
20代のはじめにキヤノンとペンタックスに乗り換えてからは、オリンパスからはまったく離れていたのですが、こうして改めてお話を伺ってみると、他社には真似できない魅力的な機能がたくさん詰まっているのですね。まさに目から鱗といった感じでした。Mr_yoshimura061115_08「試しに1ヶ月くらい使ってみませんか」と言われたので、「困ったな、日本では写真を撮っている時間がないな……」と内心思いながらも、一眼デジカメE-330と交換レンズ2本をレンタルさせてもらいます。週末にでも強引に時間を作って東京の何かを撮影してみるつもり。使い勝手はこのブログでレポートします。
その後、徒歩で神田へ移動。ある出版社へ行き、11月24日発売の本を受け取ります。秋月菜央さんとの共著。シリーズ化されているリラクゼージョン・フォトブックの1冊です。

「あした Dreaming Tomorrow」(経済界)
写真・吉村和敏 文・秋月菜央
定価1,100円+税
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2006年11月14日 (火)

写真整理

今日しか時間が取れないだろう……と思ったので、昼過ぎから写真整理に着手します。もちろん、今年の夏、フランスで撮影した膨大なポジフィルムを相手に。
バラバラのスリーブを撮影順に並べていく作業ですが、ペンタックス6×45N2はナンバリングがフィルムの隅っこに印字されるため、それをルーペで覗いていけば簡単。
音楽を聴きながら順調に作業を進めていたら、あれ? 途中からナンバリングがなくなりました。そこで僕は初めて気がつきます。一つ前の6×45Nの方はナンバリング印字機能がないことを。そう、フランス取材中、何を思ったのか途中から古いサブカメラに切り替えていたのでした。ガ〜ン。
広がりある村の景色は覚えているのですが、アップ気味に撮った写真は大方忘れています。だから微かな記憶を頼りに村を探し当て、バラバラになってしまったフィルムを順番通りに並べていくのは、並大抵のことではありません。
加えて、この写真はどの村で撮影したものか、その突き合わせが難しいのです。もちろん僕はマメにメモを取っています。でも、最終日が近づいてくると、ついついペンを動かすのがおろそかになってしまう。今回もある村から先は真っ白な状態でした。
3時間やっても終わらず、5時間やってもまだ終わらず、仕方なし、デジタルカメラで捕らえた写真のサムネイルをプリントアウト。その絵柄を参考にしながら割り出し作業を進めていきました。
終わったのが夜の10時。目と頭がクタクタです。
ちなみに今日も首の痛みが尾を引き、首が右に曲がりませんでした。完治までにあと2日は掛かるだろうな〜
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2006年11月13日 (月)

修理か新品か

朝起きたら首がイテテ……。どうやら寝違えてしまったようです。顔を右にふれないまま、一日がスタート。
午前中は原稿書きなど頭を使う仕事、午後は頭を使わない仕事を行います。夕方、3週間ぶりに銀座へ出ました。
ラボで、先月のカナダ取材で撮影した現像済みフィルムをピックアップ。その後、いくつか写真展を観て、最後にビックカメラに立ち寄ります。
コンパクトデジカメの液晶交換、尋ねたら15,000円ほどでした。う〜ん、迷いますね。だって新品の価格が32,000円。乗り換えキャンペーンの3000円引きと15パーセントポイント還元を利用すれば、25,000円くらいになります。10万円のレンズを1本買えば1万円のポイントがたまるわけであり、つまり、25,000円-10,000円で、修理代の15,000円を出せば、新品が買えてしまう計算になります。
よって、結論は先送り。
それにしても、昨日から急に寒くなりました。超寒がり吉村は、早速電気ストーブを出します。少し風邪ぎみなので、今晩は1時前には寝るつもりです。首はまだ痛いので、右にふれません。

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2006年11月12日 (日)

広角28ミリ搭載

ここ数年、写真や出版関係者のほぼ全員が、コンパクトデジカメを常に携帯しています。昨日の写真家T氏とO氏、編集者のHさんも、もちろん持っていました。
で、僕はどうかというと、近頃は携帯電話のカメラに頼ってばかりです。写真家がこれではだらしない……と反省しつつも、実は持てない理由があるのです。
3週間ほど前、愛用していたコンパクトデジカメをアスファルトの上に落とし、液晶部分を割ってしまったのでした(泣)。
あまりに高い修理費用が掛かるようだと、新しいカメラを購入した方がよさそうだな……と、あれこれ検討している今日この頃です。
今回の写真展では、100人くらいから「吉村さん、一緒に写真を撮ってください!」と頼まれました。で、記念写真の後、僕がシャッターを押してあげたりもしたのですが、その時に皆さんのカメラを使ってみて、コンパクトデジカメはどこのメーカーも似たり寄ったりだな、という印象を受けました。使い勝手は各社横並び。
ただ一つ、あっこれはいいな、と思ったのは、28ミリの広角レンズがついたコンパクトデジカメです。記念写真の時、背景が広がりを持って写るので、臨場感ある写真が生み出せるのです。旅行での記念撮影にも重宝しそう。よくコンパクトデジカメの広告で、「広角28ミリ搭載!」を売り文句にしている理由がようやく理解できました。確かにいい。
現在購入を検討しているカメラはありませんが、レンズで一本あります。それはペンタックス6×4.5用のレンズ、マクロ120mmF4です。これが一本加わることによって、海外でまたひと味違った作品が生み出せそうな予感がします。
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2006年11月11日 (土)

月島でもんじゃ

朝からマックのリフレッシュ。すべてのファイルのバックアップを取り、初期化し、OS10.4.8を再インストール。アウトルックのメールデータなどは3年分で2ギガほどあるので、コピーするのに1時間以上も掛かりました。
で、午後には新品同様のマックに生まれ変わったわけですが、うん、いい感じです。各ソフトはサクサク動き、ワープロ文字の変換も実にスムーズ。やはり数年に一度の初期化って、大切なことなんですね。手間暇掛けて本当によかったです。
夜は地下鉄に乗って月島へ。写真家T氏とO氏、編集者のHさんと一緒にもんじゃを食べます。明太子餅もんじゃやお好み焼きなどを注文しましたが、特に美味しかったのは、ベビースターもんじゃ(写真)。この組み合わせ、意外と合うんです。
その後T氏行きつけのデニーズへ移動。12時半まで写真談義に花を咲かせました。
僕は、他の写真家との繋がりがまったくない人間です。だから今日の会はとても楽しかった。特にT氏とO氏は、第一線で活躍している著名写真家です。色々な話が聞けて、とても刺激を受けました。この場を設けてくださった編集のHさん、ありがとう。
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2006年11月10日 (金)

パネルの保管

愛用のマックミニ、5日前から調子が悪のです。固まった時に変な操作を繰り返したのがいけなかったのでしょう、画面に変な記号が出るようになりました。おそらく元となるOS10.4のソフトが壊れてしまったのです。
直すには初期化して再インストールするしか方法がないため、今日は朝からバックアップの作業です。メールデータ、ワープロ辞書のデータなどは、保存場所を探すのが一苦労ですね。
半分までやったら飽き、次は机の上に積み重なった山ほどの書類と格闘していきます。そのほとんどが、写真額の制作費、写真集代金などの請求書です。請求金額を合計してみたら、スバルのレガシー1台分くらいになりました。
ちなみに、写真展会場で置かれている写真集は、いったんは吉村事務所が委託で引き受け、それを販売しています。このような流れを作ることによって、定価の10パーセントの利益を得ることが出来るからです。まとまっても微々たる金額ですが、それでも助かっています。
午後、昨日の全写真パネルが我が家に到着しました。マンションの前でトラックの助手席に乗せてもらい、近くで借りている美術品保管庫へ移動します。積み込みの後、額の点検をするつもりでしたが、今日はあまりに体力と気力がなかったので、そのまま鍵を閉めて仕事場に戻りました。
夕方から夜にかけ、ひたすらデスクワーク。どんなことをして来週から普段の生活に戻したいため、必死で頑張りました。報告書を書いたり、請求書を作成したり、本の残りを出版社に戻したり……。
今日は、個展の余韻を心に引きずりながら過ごした一日でした。

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2006年11月 9日 (木)

写真展(14日目)最終日!

今日は車で新宿へ向かいました。渋滞を見越して家を出たのですが、道は空いており、何と1時間半も早く三井ビルに着いてしまいます。下のドトールで携帯を使って原稿チェックの仕事を行い、会場が開くのを待ちました。
きっと最終日は混むだろうな……と思ったら、お客さんの流れはいつも通り。
やはり多かったのは仕事関係です。個展って、普段お会いしない編集者と交流出来る貴重な場でもあるのですね。
終了間際は多少サイン書きでバタバタになりましたが、PM4時、無事に14日間の個展に幕を閉じることができました。足を運んでくれた皆さん、本当に本当にありがとうございました。飛行機、新幹線、深夜バスに乗って遠方から来てくれた方が何百人といましたが、まったく頭の下がる思いです。心よりお礼いたします。
ちなみにトータルの入場者数は約16000人。
4時15分、フレームマン社の職人さんたちによって全パネルが取り外されました。がらんとした会場を目にした時、心にフッと寂しさを覚えます。きっと皆さんとの会話が、心の中に心地よい余韻として残っているからですね。またお会いしたいです。
関係者と中華レストランで簡単な食事をした後、本の売れ残りを車に詰め込み、自宅へ戻ります。
夜は仕事場のパソコンを立ち上げ、この2週間でたまりにたまった700通あまりのメールに目を通していきました。たくさんのご意見、ご感想、心より感謝いたします。
さて、写真家・吉村和敏は、明日から再スタートをきります。積極的に旅をし、写真を撮り、思考し、テーマを咀嚼し、一つの世界にまとめる努力をします。
数年後の個展開催・写真集出版を目指して頑張りますので、今後ともよろしくお願いいたします。1年後か2年後、もしくは5年後になるかもしれませんが、必ず「次」はあります。ある日突然ポストに届く案内状をお楽しみに!
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2006年11月 8日 (水)

写真展(13日目)明日は最終日!

今日は混むだろうなあ〜と気合いを入れて会場に入ったら、あれれ、って感じ。午前中は結構暇でした。しかし午後から混みはじめ、会場には常に10人ほどいる状態。仕事関係の人も多数訪れたので、僕はサインを書いたり、話をしたり、打ち合わせをしたりと大忙し。
最も混んだのが、5時〜6時半の間でした。明日の最終日がPM4時までのため、会社員の皆さんは仕事帰りに立ち寄ってくれたのですね。感謝、感謝です。
たくさんのリピーターのお客さんもいました。また、ビル内の会社で働いている方で、正面に飾ってある写真がずっと気になっていたので立ち寄ってみた、という方も何人もいました。写真家として、これほど嬉しいことはありません。ありがとうございます。
2週間の期間中、「吉村サン、一緒に記念写真を撮ってください!」と、たくさんの方からお願いされました。僕の顔は100台くらいのカメラに収まっているのではないでしょうか(笑)。
皆さんコンパクトデジカメをお使いですが、シャッターを押す時って、一つのパターンがありますね。誰もが決まって、「あれっ?」って言うのです。つまり、なかなかシャッターが切れなかったり、ストロボが発光しなかったり……。そう、使い捨てカメラのように、「ハイチーズ、カシャ」ってワケにはなかなかいかないのです。
これからの時代、コンパクトデジカメにも、撮りたい時に瞬時にシャッターが押せるような「快適さ」が求められるような気がしています。
さて、今回、特に多かった質問をまとめてみました。
■ 「芳名帳がどうしてないのですか?」
→ありますよ〜。丸テーブルの上に置いてあります。つまり、この会場では、見終わってから書くという順番です。書き忘れてしまった方も、ご安心ください。今まで案内状が届いていた方は、すでにデータが登録されていますので。
■ 「この写真展、いつ頃、写真集になるのですか?」
→写真集はすでに形になっています。奥のテーブルに平積みになっている「林檎の里の物語」がそれです。今日、ギャラリーの担当者と相談し、挨拶パネルの側に見本を一冊置くことにしました。あ〜、もっと早くこうすればよかったな。
■ 「どうして写真の色がこんなに鮮やかなんですか?」
→デジタルプリントです。風景はポジフィルム(プロビアとベルビア)を使って撮影していますが、そのフィルムをスキャニングし、コダックのラムダを使い、印画紙に出力しています。従来の手焼きのダイレクトプリントよりも、繊細な色彩の調整が可能となります。詳しくはプロラボの担当者にお尋ねください。
■ 「吉村さんはブログを毎日更新されていますが、どうしてそんなにマメなんですか?」
→寝る前に15分くらいの時間を取るのは実に簡単なことです。それにブログは常に一発書き。一気にキーボードを叩き、一度読み返し、「送信」ボタンを押して終わりです。だから、これと言って特別なことをしているわけではないのです。
■ 「地方でも個展をやってください」
→はい。話が来たらこれらのパネルを積極的に動かす努力をします。今のところ予定はありませんが、「写真展を開催しませんか?」という誘いは突然芽生えたりするのです。決まり次第、このブログで発表します。

さてさて、明日はいよいよ最終日。大都市のビルの谷間に咲かせた花が、フッと終わりを向かえます。僕自身、不思議な寂しさを感じています。

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2006年11月 7日 (火)

写真展(12日目)

近頃多くの方に、「吉村さん疲れていないのですか?」と質問されます。はい、僕の方は大丈夫です。今はまったくと言っていいほど疲れていません。
正直言って、最初の1週間はしんどく感じましたが、2週目に入ると、毎日会場に足を運ぶという生活のリズムに慣れてきたのか、気力も体力も十分体に備わるようになりました。
1日5〜80人と話をしますが、こちらの方も楽しくて仕方がない。孤独な創作活動が多い僕にとって、たくさんの人との交流は滅多にない貴重な体験ですからね。
僕の中で「疲れ」というのは、海外取材の時です。時差ボケの頭と戦いながら、朝から晩まで車で走り回り、被写体を探し求めて撮影し、夕方になったら宿を探す……。いい写真を撮りたいと焦ってばかりいるので、心も病んでいます。そう、そんな暮らしを続けていると、どうしようもなく疲れるのです。夜は立っていられないくらい。
近年、海外取材は最長で2週間です。実はこのくらいがちょうどいい。それ以上取材を続けていると、今度は逆にだらけてきて、素晴らしい被写体と出会っても「あ〜、いい風景だな。すごく撮りたいけど、面倒だから今日はやめておこう」となってしまうのです。
さて、今日の個展。
午前中はポツポツでしたが、午後からたくさんのお客さんが入るようなり、人の流れは夕方まで続きました。それほど混んでいるという印象は受けなかったのですが、6時までの入場者は1000人を超えていました。
平日ということもあって、仕事関係の人がたくさん訪れました。何年も疎遠になっていた編集者が立ち寄ってくれたりすると、やはり嬉しいですね。
そうそう、「私はターシャ・テューダーの世界も好きなんです」というファンの方が何人かいました。カントリーとカントリーで、繋がるところがあるのかもしれませんね。
ターシャ・テューダーは確かに素晴らしい世界だと思います。日本でも数多く出版されている作品集はとても見応えがあり、リチャード・W・ブラウン氏の写真も美しく、目を引きます。そして本は凄まじく売れているようです。
僕はどれも高く評価しますが、興味がないと言えば興味がない。なぜなら、所詮すべてが翻訳本。外国人が生み出した、外国の文化だからです。(僕が翻訳本にあまり興味を示さないのは、そんな理由からです)
もし仮に、日本人がターシャのようなお婆ちゃんを見つけ、日本人の手によって取材し、日本の出版社が本として形にしたとしたら、これは凄いことになりますね。
僕はまだまだちっぽけな写真家です。でも、今まで日本では紹介されていなかった世界を、日本人の僕が取材し、形にしていくぞ、という夢に燃えているのです。フランスの村も、ドナウ川もそう。日本人だって、コツコツと頑張れば色々なことが出来るような気がしています。

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2006年11月 6日 (月)

写真展(11日目)残りあと3日!

またまた5時間も眠ったので、朝から気分は爽快。写真展の会場に入っても、元気溌剌な自分に驚かされます。
3連休明けの平日。今日は暇だろうな〜と思ったら、午前中はたくさんのお客さんが訪れました。僕は途切れ目なく写真集やカレンダーにサインを書き続け、ほっと一息つけたのはランチタイムの12時半。
午後からはいつも通りのペースに戻りました。たまに5〜10分ほどお客さんが途切れることもあり、そんな時、販売している作品集の整理などを行います。
本って、面白いですよ。少し並び順を変えますよね。すると、今まで売れていなかった本が、途端に売れ出したりするんです。もし仮に僕が本屋さんに就職するとしたら、絶対に有能な書店員になる自信があります。小説もよく読んでいるので、お客さんにこの作家は「いい」「悪い」の適切なアドバイスが出来るでしょう(笑)。
下のコンビニへ行き、いつも通り弁当を買いました。すると、クジを引いてくださいとのこと。ん?と首を傾げると、700円以上購入したお客さんはクジを引く権利が与えられるとか。そこで一枚カードを抜き取ったら、当たったのはフィリピン、セブ島のマンゴーでした(笑)。先月取材をしてきた地だったので、思わず苦笑します。
午後、僕のオリジナルプリントを展示し、吉村和敏ミニギャラリーになっている清里のペンション「銀の森」 http://www.silver-bush.com/
 のオーナー高橋夫妻が、はるばる清里から訪れました。ランチは、この写真展会場のすぐ側にある中華レストラン「55楼菜館」で坦々麺を食べてきたとのこと。さすが高橋さん、美味しい物をよくご存じでした。
そうなんです。ここの中華レストランの料理、どれも美味しいのです。値段もリーズナブル。僕はすでに4回も行っています。皆さんも近くで会食の時、使ってみたら如何ですか? ただし夜は要予約です。
6時を過ぎると会場内には閑古鳥が鳴き始めましたが、6時半まで粘って、会場を後にしました。で、今日は早めに家に戻り、仕事をします。写真展で停滞していた写真送りや原稿書きなどの仕事がてんこ盛りなのです(涙)。
締め切りが迫っている仕事からヒーヒー言いながら片付けていきました。今日は朝方まで掛かるだろうなあ〜

● ブログの読者に、こっそり教えます。ペンタックスのカレンダーですが、クオリティーの高さがたいへん好評で、このところ、プレゼント用にとまとまった部数が出ているようです。(ファックス注文などで)僕の予想では、12月末には在庫がなくなってしまうでしょう。欲しい方は早めに手に入れた方がいいですよ。

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2006年11月 5日 (日)

写真展(10日目)

昨日はたっぷり5時間も寝たので、朝から気分は爽快です。そのため、新宿に15分も早く着いてしまいます。近くの本屋に入り、単行本1冊、新書1冊、雑誌1冊を購入しました。
今日も一日中会場にいましたが、午前、午後と、程良い感じのお客さんの流れ。僕自身、サイン書きでパニックになるようなことは一度もありませんでした。
写真展には、写真が好きなアマチュアカメラマンも数多く訪れます。中にはファイリングした作品を僕に見せてくれる人もいます。皆さん、素晴らしい作品を生み出しているんですよ〜。
個々の作品を見比べてみれば、アマチュアもプロもそれほど力量に違いはありません。いや、プロの中でも写真が下手な人もたくさんいるので、もしかしたらアマチュアの方がいい作品を生み出しているのかもしれませんね。
決定的な違いと言えば、アマチュアは常に1点勝負ですが、プロは作品群を一つにまとめる力、つまり写真集とか個展を生み出す力を持っているという点でしょうか。
「どうしたらプロになれますか?」という質問には、「広く浅くはダメ。一つのテーマを決め、丹念に撮り続けてください」とアドバイスしています。するといつの日か、写真集や個展として自分の作品を発表できるのです。そう、どんな方でも、頑張りさえすれば、1冊くらい本は出版できます。絶対に。
でも人生、そこからが難しい。2冊、3冊と、継続していくことが大変なんです。一つのテーマが終わったら、またゼロからの挑戦ですからね。だから僕は、40年50年と写真を続けている巨匠写真家を、心の底から尊敬しています。
「次の個展はいつですか?」と、今日もたくさんの方々から同じ質問を受けました。う〜ん、どう考えても1年半後か2年後ですね。
2年もブランクを空けてしまうと、案内状を郵送しても1/4は戻ってしまうというリスクがありますが、でもやはり、一つの「作品世界」を生み出すには2年という長い時間が必要なのです。
そうそう、一つ気掛かりなことがあります。1998年のニコンサロンの個展以来、2回目、3回目と、毎回必ず僕の個展に足を運んでくれる小柄なお婆ちゃん(推定80歳)がいました。作品をじっくり観て、「ありがとう」と一言口にして帰っていくのです。でも、前回のキヤノンサロンの個展では、姿を見せませんでした。もちろん今回の個展も、まだ現れていません。
そのお婆ちゃんのことを考えると、やはり2年という時間は長すぎるのかな〜と感じたりもしています。
先程家に戻りました。30分前にヨドバシカメラの前の通ったのですが、9時55分でもガンガンに営業していましたよ。凄いですね〜

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2006年11月 4日 (土)

写真展(9日目)残りあと5日!

昨日は1時半に寝てしまったので、今日は朝5時から起き、講演会の前準備を行います。
9時に家を出て、新宿へ。写真展開催前日に手に入れた筆ペンがへたってしまったので、コンビニで新しい筆ペンを買って会場に入ります。
10時半のオープンと同時に4〜5人のお客さんが入り、その後、会場内には常に10〜15人ほどいるという状態。
新しい写真集やカレンダーを買い求める人も多く、僕はせっせとサインを書き、時には握手をしたり、記念写真を撮ったりと大忙し。閉館の3時まで、あっという間でした。
その後、ペンタックスの社員さんたちの見事なチームワークによって、ボードとパネルが解体され、中央に椅子が並べられ、スクリーンやプロジェクターもセットされて、写真展会場が見事な講演会場に生まれ変わりました。
その間、お客さんは会場から外に出されしたが、今回は50人限定ということもあり、それほど人でごった返すという感じではありませんでした。このような講演会、素人目から見れば、会場内に入れるだけお客さんを入れた方がいいような気もしますが、やはり人数を限定するって、大切なことなのですね。納得です。
予約者全員が集まったので、予定通り3時半から僕のトークがはじまります。
第一部は林檎の里、アナポリスヴァレーについて。第二部は写真撮影について。カナダやヨーロッパで撮影した最新の秘蔵写真をお見せしながら、約2時間、熱く語りました。
実は朝からのサイン書きでかなり体力が消耗していたのです。よって、第一部はスムーズなトークが出来なかったのかもしれません。参加された方、如何でしたでしょうか?
で、第二部の写真教室の方は、僕も楽しみながら話しを進めていくことができました。
考えてみれば、写真教室の仕事は、ここ数年一度も行っていませんでした。写真教室、写真コンテストの審査、撮影同行ツアーなど、実は色々な所からたくさんのオファーがあるのですが、僕自身、年中超多忙のため、すべてお断りしているのが現状です。
でも、このように人前で喋ったり、人に何かを教える行為って、実はとても好きなのです。可能であれば、毎日でもやってもいい。そう、学校の先生のように。(ちなみに妹は長野で先生をしています)でも、海外取材や原稿書きで忙しい吉村和敏には時間がない。皆さん、本当に申し訳ありません……。
いずれにしても、写真展と絡めたトークショーはこれからも必ず行いますので、次回の個展をお楽しみに。ちなみに次の個展は1年半後か2年後です。
編集者Fさんと簡単に食事をして、家に戻りました。今日はマジでクタクタです。歯を磨く気力もないくらい。
今、パソコンを立ち上げ、一気に今日の日記を書き上げました。これから3分後にベッドに倒れ込みます。おやすみなさい。

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2006年11月 3日 (金)

写真展(8日目)

初めての祝日です。
11時頃から6時頃まで、お客さんが途切れることはありませんでした。かといって、会場内が混雑することもなかったので、まさに理想とする個展のスタイルだったと思います。
高校の同級生も訪れました。1年生の時、隣の席だったMと、斜め前の席だったY、そしてサッカー部のTと、テニス部のMです。みんな東京で暮らしているのです。変わってないな〜というのが第一印象。
今日はランチをとるのを忘れていました。4時、コンビニ弁当を2分30秒で胃の中に流し込みます。
5時半を過ぎるとお客さんはポツポツになり、6時過ぎには誰もいなくなりました。僕は閉館から10分早く会場を後にします。
で、今は仕事場で、明日の講演会の準備に追われています。どんな話をして、どんな写真を見せるか。今日まで何も考えていなかったので、今、パニックです(笑)。明日の朝までには終わらせないと……。
よくよく考えてみれば、2時間の講演会というのは初めてです。林檎の里のこと、カナダのこと、ヨーロッパのこと、写真のこと、人生のこと……。思いっきり熱く語るつもりですので、参加される方はお楽しみに!

●明日、土曜日の写真展は、会場内で吉村和敏の講演会が行われるため、3時ぴったりで終わります。(会場内に椅子を並べるため、3時にドアをクローズし、真ん中のボードと写真パネルを取り外してしまいます)
講演会のご予約のある方で、展示写真を鑑賞したい方は、少し早めにお越し下さい。
●日曜日は、通常通り10時半から6時半です。
●今日の一枚は、仕事場で明日の講演の準備をする今の姿です。
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2006年11月 2日 (木)

写真展(7日目)

10時半ぴったりに会場へ。
午前〜午後と、昨日と同じような波でお客さんが訪れました。
個展、早くも1週間が経過。毎日決まった時間に家を出て、満員電車に乗って新宿へ移動し、お昼はサラリーマン、OLに混じってコンビニで弁当を買うという生活スタイル。初日の日記にも書きましたが、ホント、僕にとってはすべてが新鮮です。
このようなビジネス街で、スーツを着て、ネクタイを締めて働いている人たちの世界に浸るのって、何だかいいなあ〜。人生はじまって以来の体験。そうだ、僕も一回くらいスーツを着て会場に行ってみようかな、とふと思いました(笑)。
そうそう、よく外資系の企業で働く人が首から提げているIDカードって、かっこいいですね。憧れます。
昨晩、5時間は寝たので、今日は朝から元気ハツラツでした。しかし夕方からまた極度の疲れが……。控え室で甘めのコーヒーをグビッと飲み、活力を取り戻します。
6時半ぴったりに会場を出て、渋谷へ向かいました。(山手線が動いていなかったので、1時間も掛かりましたが)お世話になっている編集者の息子さんのライブがあるからです。
日々時間に追われていても、自分に「何か」を吸収していくのって、とても大切なことだと考えます。本当はもっと本を読まなければいけないし、美術展も行かなければいけないし、映画だって、芝居だってもっともっと観なければいけない。ただ仕事に追われているような生活だと、僕はただの人になってしまうでしょう。
というわけで、本日のライブです。
今日も帰宅は夜遅くでした。昨日以上にクタクタです。

● 「郷愁の光」が残り1冊になったので、僕が購入しました。もう出版社には在庫がないので、数年後の写真展では取り寄せが不可能だと思います。どうしても欲しい方は、何らかの手段で書店在庫か中古本を探すしかないでしょう。いずれにしても、この写真集が今お手元にある方は大切にしてください。
● 写真展がはじまってから、皆さんからたくさんの感想メールをいただきます。ありがとうございます。すべて読んでいるし、ブログのコメント欄も目を通しています。こちらからお返事が出来なくて本当に申し訳ありません。
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2006年11月 1日 (水)

写真展(6日目)半分経過

今日は10分遅れで会場へ。
午前中はたくさんのお客さん、1時過ぎには落ち着き、3時前後はポツポツ。4時半頃からまた混み出し、6時前後は閑散……、という流れでした。昨日とまったく同じですね。
さて、今週末はどうなるでしょうか。3連休なので、まったく想像がつきません。たくさんの人が訪れるか、逆にポツポツか。そのどちらかでしょう。
ちなみに土曜日は講演会があるため、3時で会場のドアを閉めてしまいます。ご注意ください。(講演会はすでに満席です。スミマセン……)
今日も50人くらいのお客さんと話をしましたが、ある年配のビジネスマンからこんな質問を受けました。
「吉村さん、盲腸はやったの?」
いい質問ですね。はい、中学2年の時にやりました。でも、今振り返ってみると、若い頃に盲腸をやっていて、本当によかったと思います。もし仮にやっていなかったとしたら、今、爆弾を抱えながら世界を旅していることになりますね。
もちろん中学の頃は、こんなに海外暮らしが多くなるとは想像もしていませんでした。きっと、吉村和敏は学生の頃に盲腸をやってしまえと、神様が決めてくださったのですね。5時間目の授業中に突然お腹が痛くなり、相澤病院に担ぎ込まれたのです。
ちなみに僕にそんな質問をしたおじさんは、仕事の関係で、病院のないような僻地に長期滞在していたようです。そんな人生になるとわかった時、自らの意志で病院に行き、盲腸をとってもらったということでした。
6時半ぴったりに会場を出て、ある出版社へ立ち寄ります。仕事の打ち合わせの後、編集者と食事をし、自宅へ戻りました。
今日もクタクタです。目もショボショボです。
今日も短いブログで申し訳ありません。

● 「今回、芳名帳がないのですね」というメールが何通も寄せられています。いや、ありますよ。少しわかりにくいのですが、会場の丸カウンターの上に置かれています。もちろん、今回の個展でお名前とご住所を書き忘れていても、今までDMが届いていた人には必ず次回もお送りしますので、ご安心ください。
● 「次回の個展はいつですか?」これが一番多く寄せられる質問です。流用の個展は地方を中心に開催していくと思いますが、今回のようなギャラリーで行う新規テーマを発表する個展は、1年後か2年後でしょう。
● 「会場で流れているBGMはなんですか?」この質問も多く寄せられます。神山純一氏の音楽です。CDジャケットは、カウンターの上に展示してあります。
● 今日の一枚。コンビニのチョコマンとコーヒーを飲んだら胃が焼けてしまい、外の空気を吸いにビルの外に出た時、今写真展を行っている三井ビルを見上げて、「わ〜、改めて見ると大きなビルだなあ〜」と感じた時に撮ったスナップ写真です。
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