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2007年6月30日 (土)

コークの飛沫

起きたらだいぶ体調が回復していました。もう大丈夫です。
チェックアウト後、空港側の入口から高速に乗り、しばらくレースをした後、42番の出口で降ります。グラースの街に入ったら、道が超複雑で30分ほど迷いましたが、どうにかD9005号線を見つけ、その道を登っていったら目的の村が現れました。ここも日本では到底考えられないような場所に存在する村でした。
Img_2392 でも村の中は観光地。僕はバリバリ観光地のことを勝手に「バリカン」と呼んでいます。「なんだ、バリカンか……」と呟きながらシャッターを押します。
その後、山を越えて次の村へ。ここも観光地には変わりないのですが、何だか村全体が汚れているような印象を受けました。やはり村全体を美しく保つには、住人たちの強い意識がないとダメなんですね。被写体はあまりありませんでしたが、それでも1時間ほど歩き回って撮影します。
夕方6時を回っています。Draguignanに出てホテル探しです。
メイン通路沿いにアメリカでいうモーテルのようなホテルを発見。空き部屋があったので早速チェックインします。
その後、マックで夕食。レジにいた少年がとても感じよく、おまけに英語がペラペラでした。そう、フランス人の若者の多くがきちんと英語を喋るんです。学校教育がしっかりしている証拠ですね。
テーブルにつきハンバーガーを食べていたら、隣ではフランス人カップルが大喧嘩をしています。それもコークを掛け合ったり、物を投げ合ったりで凄まじいのです。もちろん隣で喧嘩してもらっても一向に構わないのですが、時折僕の方にもコークの飛沫が飛んでくるのには参りました。
30キロほど離れた村へ行ってみます。森の奥深くにあったので十分期待できましたが、ここもバリカンでした。それでも2時間ほど村を歩き回り撮影。
ふ〜、これでプロバンスとコートダジュール地区で撮りたかったすべての村の撮影が終了します。あと残りはコルシカ島ですが、あまりに遠いので、今回は行くのを断念。次の機会にパリから飛行機で海を越えようと考えています。

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2007年6月29日 (金)

少々風邪気味

朝起きたら風邪気味。おそらくエアコンが原因です。ここ数日、飛行機、ホテル、レンタカーと、ずっと冷気を浴びていたので、体がマヒしたのでしょう。
でも今日一日休んだらアウト。体に鞭打って出掛けることにしました。
ニースの街から郊外へと伸びる目的の道を探すのは苦労するだろなあ〜と思ったら、案の定、道に迷いました。街からちっとも出ることが出来ないのです。
こんな時は堂々としているのがコツ。この街で生まれ育った中国人というフリをして車を運転し、積極的に飛ばしてガンガン割り込みをします。そう、自分が大きく出ていると、逆に相手は何も言えなくなるのです。
40分後、モナコ共和国へ。日本のバルブを100倍くらいにしたような雰囲気の街というか国でした。
それにしても世界の富豪ってすごいですよね。ちょっとカジノでもやりに行くかと、何十億もするクルーザーや自家用ジェットでフラリと遊びに出掛けるわけです。日本にも年間何十億も稼ぐ人がたくさんいるはずですが、このようにはっきりとした形では姿を現しませんよね。
さてここコートダジュールは、街を一歩外れれば険しい山です。例えばここが東京だとしたら、新宿からいきなり八ヶ岳や北アルプス連峰がはじまっているといったような感じです。
ギアのローとセカンドを小刻みに切り替え、必死になって山を登っていきました。ヴィッツのエンジンが唸りを上げます。トヨタのエンジンはタフなので、このくらいはへっちゃらです。
Img_2361 1時間後、目的の村に辿り着きました。まさに岩山の山頂に村があるんですよ。日本人の感覚からすると、八ヶ岳や燕岳の山頂までアプローチする道を造るという発想はないのですが、ヨーロッパ人だったら絶対に造る。もちろん富士山だって山頂まで車で行けるようにしてしまうでしょう。国民性って、全く違うんです。
プロヴァンスはどの村に行っても観光地といった感じでしたが、この村は静かな村らしい村でした。
次の村へ移動します。30キロほどしか離れていませんが、凄まじく険しい山道のため、結局3時間以上も掛かってしまいます。対向車が来たら、どちらかがバックで広いところまで後退し、道をゆずらなければならない。タイヤを路肩に落としたら車ごと谷底です。それに、ボディと岩との隙間はまさに5〜10センチ。みんなベンツやBMWの車幅が広い車に乗っているので、すれ違いは一苦労でした。
Img_2375 いずれにしても、車の運転に自信がない人は、山岳地帯の村巡りは絶対にやめた方がいいでしょう。
どうにか2番目の村に辿り着き撮影を開始。終わったのが4時でした。
もうクタクタで、体長も悪いしで、倒れる寸前。でも一日のノロマは村3つの撮影です。気合いを入れ、地中海に面したもう一つの村へ足を運ぶことにしました。
1時間掛けて山道を下り、モナコから高速に乗ります。
フランスの高速は凄まじいです。ここコートダジュールは特に凄い。ラテン系やアラブ系も混じるので、とにかく運転が粗いです。みんなでレースでもやっているの? って感じで飛ばします。後ろから煽られる時なんか、130キロで飛ばしているのに、車間距離1メートルですよ! これで事故が起きないのが不思議で仕方ありません。
3時間後、無事に目的の村へ。ここまで来ると完全に南国でした。
暑さにやられながらも、1時間ほど撮影。その後、高速に乗り、ニースへ戻りました。
さて、最後に難題が待ち受けています。駐車場に入れる前に、ホテルのフロントから本日分のパーキングチケットをもらわなければならないのです。でもホテルの前には車を停めるスペースがない。さてどうするか。
するとある場所で、道路の真ん中にプジョーを停め、タバコを買いに行っている超ヒンシュクおやじがいました。そうか、真似すればいいんだ、と悟った僕は、ホテルの前の路上にハザードを点滅して車を停めます。後ろからは「テメー、アホか!」と激しいクラクションの嵐ですが、キリッと睨んで「30秒くらいいだろ」と一瞥し、堂々とホテルに入り、パーキングチケットをゲットすることに成功しました。海外では自己中心的な人間になる。これって大切です。
ホテルについたらまさに倒れる寸前でしたが、近くのチャイニーズで中華を食べて体力を回復させます。
10時、体に鞭打って、1キロほど離れた中心街まで行ってみました。でも来てよかったです。美しいブルーモーメントを撮影することができました。
ホテルに戻り、風邪薬のパブロンを三粒飲み、ベッドに倒れ込みます。

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2007年6月28日 (木)

ニースへ

Img_2349 まずはレ・ボー・ド・プロバンスへ。岩山のてっぺんにある個性豊かな村でした。撮影は2時間ほどで終了。
その後ゴルドへ行き、その先にあるセナンク修道院のラベンダー畑を撮影します。今回のテーマとは直接関係がないのですが、せっかくプロバンスまで来たのだから、一枚くらい観光写真を撮っておこうと考えたのでした。
Img_2359ちょうどラベンダーが満開。甘い香りに包まれての撮影となりました。
次の村を目指します。でも走っても走っても辿り着きません。そうプロヴァンスは東へ行けば行くほど山岳地帯になるのです。道が険しく、50キロの移動に2〜3時間も掛かります。
プロヴァンスは日本でも大人気の場所ですが、う〜ん、僕としては風景にそれほどときめかないかな。カラッと乾燥した大地は、どうしてもリゾートのイメージがつきまとい、風景にある種の「軽さ」を感じてしまうからです。
あたたかい陽射しが降り注ぐこの地は、歳を取ってから住むにはいい場所かもしれませんね。巨匠と呼ばれる画家たちがこの地に何人も移住し創作活動を行いましたが、その多くが晩年というのが何となく頷けます。
やはり僕は日本人なのか、もう少し四季にメリハリがあった方が好きです。秋になったら紅葉し、冬になると雪と寒さに閉ざされるスタイルの方が心安らぎます。
3時、ようやく目的の村にたどり着きました。炎天下の中、重い機材を持って2時間ほど村の中を歩いて撮影します。途中、体力が消耗し、倒れそうになります。ソーセージを買い、コーラを一気のみし、ベンチで20分ほど休息したらすぐに回復しました。
今日はこれで終了。ホテルを取ってあるニースを目指します。が、またまた凄まじい山道。この前走った安房峠なんかより険しい道が延々と続くんですよ。
プロヴァンスがこれほどまで山国だったとは……。明日からの予定を変更しなくてはなりません。
ニースは熱海のような感じかなと思っていたら大間違い、大都市でした(笑)。
高速を経由し、街に入ります。車の運転はグッと緊張します。ダウンタウンに入ると、いつも通り思いっきり道に迷いました。2時間ほどぐるぐると回り、駅や広場を拠点に、街の全体像を掴みます。するともう大丈夫。この街、吉村の庭になりました。後は我が物顔で車を走らせ、予約してあったホテルを見つけてチェックイン。
少し離れた駐車場に車を停め、落ち着いたのが夜の10時。近くにチャイニーズのテイクアウトがあり、そこで美味しい物を思いっきり食べ、一日が終わりました。

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2007年6月27日 (水)

ゴルド周辺

6時起床。昨日は初日から張り切り過ぎたため、今日は朝から激しい頭痛。朝食後はいくぶんマシになり、7時から撮影開始。
Img_2339 まずはプロヴァンスで最も知名度が高い村ゴルドへ。確かに全景はそれなりに絵になりましたが、よく見ると新しい建物が多いですよね。案の定、村の中に入ると心響く被写体が少なく、撮影は苦戦しました。
その後、周辺にある村々を順番に撮影していきます。どこに行ってもたくさんの観光客。
今日もお昼を食べ忘れてしまいました。というか、フランスの田舎には座って食べるレストランしかないんです。テイクアウトのお店が一軒もない。
取材中、レストランに入ったらアウトです。ここで1〜2時間潰すと、スケジュールが滅茶苦茶になってしまうからです。
夕方、ゴルドの夕景を撮影していると、同じ場所に同業者がいました。イギリス人の写真家です。ハッセルの400万のデジカメと、キヤノンの100万のデジカメを使っていました。
海外でカメラマンと会うと決まって、「きみのスポンサーはどこか?」と質問されます。そう、「写真=大金が必要の世界」なので、誰もがその出所が気になるのですね。
僕はその質問を受けるたびに、「日本でスポンサー制度があるのはスポーツ選手だけ。芸術家にはないのです。だから結局は芸術家自らが色々な仕事をして取材費を捻出していかなければなりません」と答えます。するとどの写真家も、「日本のアーティストって大変なんだなあ〜」と同情してくれます。
ちなみにこのイギリス人カメラマンは、保険会社と旅行雑誌、あるカメラ会社がスポンサーで、写真機材、交通費、宿泊費は全額出してもらっているとのことでした。きっと年間2000万くらいもらっているのでしょう。少し羨ましいかな。
すべての撮影を終え、車を飛ばしていたら、突然携帯の着メロが鳴ります。車を停めて電話に出ると何とフランス人。今日宿泊予定の宿のスタッフからでした。
相手のタドタドしい英語の説明によると、今日は混んでいるので貴方の部屋がなくなってしまった。だから別のホテルへ行けとのこと。
そう外国って、たとえ事前に予約を入れても平気で部屋を弾くんですよね。ある意味で予約なんてあってないようなもの。まあ僕も夜の9時を過ぎてもちっともチェックインをしないからいけないのですが……。
で仕方なし、町にある別のホテルを紹介してもらい、そこに宿泊することになりました。部屋の中は例のニオイが立ち込め、枕が究極に汗くさい貧乏宿。
近くにマックがありました。ドライブスルーのみが営業していたので早速並ぶと、「規則で車以外の人には売れないの」という返事。くやしいので車をホテルの駐車場から出してこようかと思いましたが、体力が消耗していたので、諦めました。そしてホテルに戻り、水だけを飲んで寝ます。たまには何も食べない日を作るというのも、体の浄化作用にはいいですね。

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2007年6月26日 (火)

まずは4つの村

7時にホテルを出て、高速A7号線に乗り南下して行きます。
プロヴァンス地区に入ると、早速村巡りをはじめました。まずはアヴィニオンの近くにあった村へ。静かでとても雰囲気のいい村でしたが、あまり撮るものがありません。ある民家にカメラを向けていたらお婆ちゃんが出てきて、我が家のテラスから写真を撮りなさいよ、と声を掛けてくれました。
Img_2333 早速自宅におじゃまします。お婆ちゃんが言うほどいい眺めではありませんでしたが、家のインテリアが素敵なったので、何枚か撮らせてもらいました。
もちろん2人のやり取りはフランス語と英語。お互い言っていることは何一つとして理解できませんが、これでも不思議とコミニュケーションが成り立っていくんですよね。人間って不思議です。
その後、精力的にカントリーサイドを巡り、夕方9時(日没は10時)までに3つの村を撮影しました。初日から少し張り切り過ぎたため、予約してあったアヴィニオンのホテルに辿り着いた時はグッタリ。
朝から何も食べていなかったので、レストランでしっかりと夕食をとります。その後、部屋に入りベッドに倒れ込みました。

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2007年6月25日 (月)

日本→フランスへ

朝4時に起き(と言ってもほとんど寝ていませんが)、荷造りをした後に家を出ます。5時ちょうど(4時台はまだ深夜料金で3割増)にタクシーを捕まえ箱崎へ。リムジンバスで成田へ。バスの中は40人中35人がスチュワーデスさんでした(笑)。
Img_2299 ルフトハンザのカウンターでチェックイン。その後、ラウンジで時間を潰します。9時55分、LH711便は定刻通り成田を飛び立ちました。
さて、今回は何とファーストクラスなんです。もちろん吉村がいきなり金持ちになったというわけではありません。単なるマイレージで取得した無料チケットです。
エアカナダもついにマイレージの期限をつけました。つまり期限が来ると、今あるマイレージが自動的に消えてしまうのです。これは大変なことになったぞと思った僕は、夏の取材で一気に使ってしまうことにしたのです。
昨年は格安航空券で7回も海を越えたので、15万ポイント以上溜まっています。最初ビジネスクラスで予約したのですが、「これだけあればファーストクラスも取得できますよ」と言われたので、急遽変更したのでした。(マイレージで取得できるシートは数が少ないので、予約は10ヶ月前に入れました)
この日、B747の2階にあるファーストクラスのフロアーにはほとんど人がいませんでした。まさに貸し切り状態。食べて、寝て、食べて……と、11時間のフライトはあっという間でした。
ドイツのフランクフルトでLH4176便に乗り換え、フランスのリヨンへ。この路線はファーストクラスがないので、ビジネスクラスです。
リヨンに着くと、ハーツで予約してあったレンタカーをピックアップ。プジョー207にならないかな〜と密かに期待していたのですが、今回はトヨタのヤリス(日本名ヴィッツ)でした。
高速を飛ばし、A47号線沿いにある定宿にチェックイン。夕食は持ってきたカロリーメイト(チーズ味)3箱。長かった1日が終わります。

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2007年6月24日 (日)

出発準備

朝から段取りを組んで仕事をし、空いた時間に海外取材の準備を行います。10時の開店と同時に有楽町のビックカメラへ行き、足りない写真用品を購入したりもしました。
何を買うにもまずは「重量」を考えます。今の時代、1グラムでも軽い機材がベストなのです。
さて、今は夜の10時ですが、まだ必死になってキーボードを叩いています。
というわけで、今日は夜遅くまで準備に追われそうです。

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2007年6月23日 (土)

トークショー

今日はトークショーの日です。午後、日比谷線に乗ってミッドタウンにある富士フイルムスクエアへと足を運びました。
4時半から、セミナールームでトークショーがはじまります。
クラッセという35ミリのフィルムカメラを使い、北欧や日本の旅で生み出したスナップ写真(モノクロあり)を上映しながら話を進めていきました。
約60分間、写真を撮る面白さを熱く語りましたが、写真家吉村和敏の全く別のスタイルをお見せしたので、集まった70名の皆さんがどのような感想を持たれたのか少々不安でもあります。如何でしたか?
セミナールームのすぐ横にある富士フォトサロンではグループ展が行われており、僕も8点の北欧の作品(うち3点は大伸ばし)を発表しています。ミッドタウンに足を運ばれる方は、こちらの方もご覧になってみてください。会期は木曜日までです。

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2007年6月22日 (金)

虫の汚れ

仕事場に戻る途中、駐車場に立ち寄り、自分の車にある事をしました。それは、ウエットティッシュを使った簡単なクリーニングです。
高速や田舎の道を走ったりすると、車のボンネットの先端部分に潰れた虫が付着しますよね。先月の信州取材で3箇所に大きな汚れがついてしまったので、それをフキフキしたというわけです。
実はこの虫の汚れ、放っておくと大変なことになるのです。
前の車で、大きな虫の汚れを3ヶ月くらい放置していました。で、ある日洗車の時にスポンジで拭き取ろうとしたら、何と汚れと一緒に塗装もはげてしまったのです。そう、虫から出る酸性の体液が原因でした。
もちろんすぐにスポッティングして直しましたが、この時はさすがに驚きましたよ〜。
皆さんも虫の汚れには注意してください。泥とか埃はそのままにしておいても全く問題ありませんが、虫だけは1週間以内に拭き取りましょう。

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2007年6月21日 (木)

169円

僕の場合、10〜20くらいの仕事は同時進行できるのですが、近頃は40〜50くらい積み重なっているんです。だから頭の中はパニックです。締め切りがあるものから必死になって片付けている感じ。だから、寝る時間も、食事の時間も、冗談抜きで取ることが出来ません。
こんな時でも、免許の更新に行ったり、写真用品を買いに行ったり、歯医者に行ったりしています。今日は強引に1時間15分だけ時間を作り、都心の銀行へと足を運び、円をユーロにかえてきました。
今、1ユーロ、169円ですよ! 6000ユーロ必要だとすれば、約100万用意しなければならないのです。日本で暮らし、日本で収入を得ている人間が、海外で何かをするって、マジで大変な時代になってきました。
さて、僕の方はフランスへ旅立ちますが、帰国後も仕事に追われそうです。
そうそう、一つお知らせです。
近畿日本ツーリスリスト(株)から、旅行説明会にゲストスピーカーとして来て欲しいという依頼が入りました。約40分、写真をお見せしながら秋のローレンシャン高原の魅力を熱く語ります。興味のある方は各支店にお問い合わせください。
7月18日 町田
7月20日 平塚
7月26日 大宮
7月27日 船橋

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2007年6月20日 (水)

観光in日本

朝6時に実家を出発、中央道に乗り、東京を目指します。どんなことをしても10時までに仕事場に戻らないと。仕事や打ち合わせが詰まっているんです。
ハンドルを握る4時間は僕1人だけの貴重な時間。昨日の撮影をおさらいしながら、色々なことを考えます。
日本はもっと外国人観光客を受け入れた方がいいのではないか……と、ふと思いました。
まずは全世界の国々に日本の政府観光局の事務所を開設し、ありとあらゆる手段を使って日本をアピールする。すると少しずつ日本を訪れる外国人が増えていくでしょう。
今のように、東京や大阪、京都や富士山だけのイメージで売っていくのは間違っています。アメリカ、カナダ、ヨーロッパの人って、メジャーな場所、つまり世界遺産のようなものにはそれほど興味を示さない。案外と昨日の宿場町のような何気ない村を訪れるのが好きだったりするんですよね。東武ワールドスクウェアだって絶対に受ける。
ちなみにカナダは、国の産業の中で、観光業は2番目です。このように、観光ビジネスって、うまくやれば国家を支える重要な柱となるのです。
外国はどこに行っても、日本人の団体さんがわんさかいます。例えば秋のローレンシャン高原は、日本人を乗せた大型観光バスを1日に30〜50台見掛けることもあるんです。秋に日本人が地元に落とすお金は数億円。
そんな光景を目にする度に、この逆バージョン、つまり日本に外国人がわんさかいる状況が作れないものかと考えるわけです。
「今年も日光のいろは坂に、外国人観光客を乗せたバスが200台集結しました!」なんてニュース、面白いと思いませんか? 日本の観光ビジネスを活性化することによって、多くの産業や人が潤っていくでしょう。地方だって元気になっていくはず。
いずれにしても、このような「日本を観光で売る」ような壮大なプロジェクトは、旅行会社がいくらやってもダメなんです。やはり政府が重い腰を上げないと成功しないですよね。連日、与野党対立なんてニュースばかりですけど、対立じゃなくて、何か画期的なことを次々と形にしていってもらいたいです。

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2007年6月19日 (火)

木曽谷

朝6時に起き、大急ぎでパッキング。荷物を車に詰め込み、エンジンをスタート。首都高を経由し、中央道に乗り入れます。向かった先が長野県の木曽。岐阜の取材は諦め、近場にしました。
昨日はほとんど寝ていないので、パンドルを握っていると何度も激しい睡魔に襲われます。そんな時は必ずサービスエリアに車を停め、5分ほど仮眠するように心掛けました。
そうそう、今回は排気量の大きな車なので、ドライブは実に快適です。アクセルを踏めばきちんとスピードが出るし、追い越しも出来る(笑)。
実は先日スバルに行ったら、たまたま価格がガクンと下がった車があったので、「じゃあ、これください」と言って買ってしまいました。もちろん100万円台の車です。毎年凄まじい取材費が掛かる写真家には、200万以上の車を買うなんて100パーセント無理。
僕は日本でも海外でも1日500キロ以上は運転し、地球の大気を汚しまくっている人間です。だからせめてもの罪滅ぼしで、ハイブリッドカーを運転しよう、と常に考えています。近い将来、スバルの車にもトヨタのハイブリッドシステムが乗ってくるはずだから、そしたらまた乗り換えようかな。
10時には木曽谷に入りました。奈良井宿、妻籠宿はもちろんのこと、周辺の村々にも足を伸ばし、精力的に撮影してきました。
シャッターを押している時だけ、普段の忙しさやストレスを綺麗さっぱり忘れます。アドレナリンが出るような幸せも感じます。
夕方中津川インターで中央道に乗ります。このまま東京に戻ろうかなと思いましたが、クタクタに疲れていたので、松本の実家に一泊することに決めました。

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2007年6月18日 (月)

取材断念

岐阜で撮りたい被写体が幾つかあるのです。で、今日明日と岐阜に入る予定でいましたが、海外出発前に片づけなければならない仕事が山積みで、朝、出張を断念しました。
どんな職業でもそうですが、年齢を重ねていくに従ってそれなりに忙しくなっていきますよね。写真家の場合は、撮影時間が取れなくなっていく。巨匠と呼ばれる写真家たちが、ほとんど写真を撮っていないのはそのためです。
でも僕は、たとえトシを取っても、常に写真を撮る写真家でいたい。だから、多くの人に迷惑を掛けても、強引に取材に出掛けるようにしているのです。(近頃は迷惑を掛けすぎですが……)
でも今日だけは、どー仕事をやりくりしても、取材に出掛けることは出来ませんでした(涙)。
夕方までに幾つもの仕事を片づけ、ヘナヘナになって都心に出ます。ラボで用足しをした後、マウントなどを補充するため行きつけのカメラ量販店に立ち寄りました。運良く僕の担当者がいたので、夏の取材分のフィルムを注文します。約20万円分。ふ〜、いつもいつも大変です。
どんなにお金が掛かってもフィルムに拘る理由。それはフィルムの世界にまだ魅力を感じているからです。それに、一度フィルムで始めたプロジェクトを途中からデジタルに切り替えるのはどーしても抵抗がある。僕の場合、1つのテーマに5年10年と掛けるので、「はじまりはフィルム」というテーマをまだたくさん抱えているのです。
今の時代、フィルムとデジタルの融合が最も正しいスタイルですね。双方の特性をうまく引き出すことが出来れば、素晴らしい作品が生まれていくのではないでしょうか。

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2007年6月17日 (日)

首都高

調布に住むデザイナーの友人とランチ。その後、首都高を走って江東区の仕事場へ戻る途中、渋滞に巻き込まれました。ホント、首都高の渋滞ってイライラしますね。外国ならまだ許せるんです。なぜならハイウェイが無料だから。でも日本は有料。700円も取るのに快適なドライブが出来ないというのは、どー考えてもおかしいですよね。
首都高が何故渋滞するのか。この原因はすぐにわかります。3、4、5、6、7号線すべてが都心で交わるからです。例えば4号線を走ってきた人が5号線に乗る場合、わざわざ飯田橋まで行かなければならない。これって変ですよね。
で、今日はあまりにイライラしたので、仕事場に戻ってから首都高の研究をしてみることにしました。
首都高速道路(株)ホームページをチェックしてみると……
あっ、すみません、完全に僕の誤解でした。今、3、4、5号線を縦に結ぶ中央環状新宿線というのを建設しているんですね。今年の12月、開通予定とか。1kmで1000億の建設費用! 日本って凄い国です。
この1本が開通することにより都心部の渋滞は確実に解消されると断言していますが、僕も素直にそう思います。
いずれにしても、首都高速道路(株)のHP、僕にとってはとっても面白く、ついつい時間を忘れ全ページ真剣に読んでしまいました。仕事が詰まっているのにまいったな……。今日も朝まで頑張ります。Img_2252

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2007年6月16日 (土)

お知らせ

このところとても忙しく、何かと大変です。
皆様方からたくさんのメールやお手紙を頂くのですが、1通1通にお返事することができず、本当に申し訳ありません。返信は仕事関係のメールのみに限ってしまいました。
もちろん僕自信が100%確実に読んでいます。それでお許しください。(もちろんブログのコメントも)
あと仕事に関しても、色々な方に助けてもらう方式に切り替えました。
ご好評を頂いていた高精線アートプリントの販売ページはクローズいたしました。あと少し在庫がありますので、写真展の時に販売いたします。ご希望の方は会場でお買い求めください。
僕のHPで行っていたオリジナルプリントの販売ページもクローズいたしました。今後、ウィブックスさんに全面委託いたします。http://www.wephoto.jp/
もちろんプリント制作は吉村和敏自身が責任持って行いますので、クオリティーは今までと全く同じです。
以上、簡単なお知らせでした。

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2007年6月15日 (金)

栃木へ

ちょっとした撮影の仕事があったので、栃木へ足を運びます。ちなみに今日の移動曲はコブクロです。「桜」は、本当にいい曲ですね。とくに2番の歌詞がいい。僕はこのようなせつない曲が大好きです。
仕事はすぐに終わり、さて東京へ戻ろうかと思った矢先、せっかくここまで来たんだからあそこに立ち寄ってみよと考えました。もう10年以上も前から一度は行ってみたいと思っていた東武ワールドスクウェアです。
カーナビに導かれ、40分で到着。2500円の入場料を払い中に入ってみます。
東京、アメリカ、ヨーロッパ、アジア、そして日本。思う存分、世界旅行を楽しみました。それにしても、すべてのミニチュア模型、本当に凄いですね! 感動しまくりです。
僕自身、実はテーマパークが全くダメな人間なんです。ちなみに遊園地もダメ、何とかランドもダメ。いつも足を運んだ折は一応楽しいフリをしていますが、「早く家に帰って仕事をしたいなあ〜」というのが本音です。
でもこの東武ワールドスクウェアだけは、心の底から楽しみました。日本が世界に誇れるテーマパークだと思います。カナダの友人を連れてきてあげたい。きっと仰天することでしょう。
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↑メンテナンスをするおじさん。

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2007年6月14日 (木)

すぐれモノ

今日は珍しく打ち合わせが一本もない日です。というか、あえて今日は予定を入れませんでした。とにかく気合いを入れて山ほどのデスクワークを片付けていかないと、夏の海外取材に行くことが出来ないからです。
3時を過ぎたらストレス120%になったので、またまたフラリと外出します。
向かった先が近くのトヨタでした。先日新聞折り込みチラシで見たある商品をチェックするためです。
その商品とは涼風シート。お尻と背中部分から涼しい風が出て、汗ばみや蒸れを和らげ、ドライブを快適にしてくれるというすぐれモノです。広告の写真を見た時、「おっ、こんなのがあったんだ。いいじゃん、いいじゃん」と思ったのでした。
で、ディーラーに入ると、車を買いに来たと思ったのか、皆さんウエルカムでむかえてくれます。「涼風シートをチェックしにきたんです」と言うと残念そうでしたが、セールスマンのAさんと車の燃費の話で盛りあがりました。
残念ながらこのディーラーには涼風シートの在庫がなく、チェックすることが出来ませんでしたが、仕事場に戻ってからHPでチェックすると、デンソー製ということがわかりました。ネットショップでは価格も安く、思わず買ってしまおうかと思いましたが、こだわりの吉村和敏は、きちんとこの涼風シートに「試乗」してからにします。

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2007年6月13日 (水)

主張

今日も朝から電話が鳴る度に、「すみません、、、まだその仕事に手をつけていないんです〜。もうしばらくお待ち下さい」とあやまり続けました。
こう仕事に追われていると、いつ倒れてもおかしくないよなあ〜と思ったりもします。でも大丈夫。僕らのようなフリーランスの人間は、仕事の流れをある程度自由にコントロール出来るし、好きな時に気が抜けるからです。例えばフラリと喫茶店へ行ったり、ヨドバシカメラへ行ったり、書店やツタヤへ行ったり……。
でも、オフィスで働く会社員の皆さんは、これが出来ないんですよね。だから大変だなあ〜と心から思います。この日本では仕事中に倒れる人が多くいますが、やはりオフィスと時間に縛られていることにも原因があるのではないでしょうか。
で今日も3時間ぶっ続けで行ったワープロ打ちが飽きたので、まだ11時なのにフラリとランチを食べに行きました。このお店のランチに付くお吸い物、究極の味なんです。
でも今日のお吸い物は何かが違いました。ランチを口に運びながら、どうしよう、どうしよう、とずっと悩み続けましたが、結局板さんに向かって、「今日のはダメですよ」と伝えました。
東京人は、30人に1人しか主張しないそうです。もちろん僕はそのうちの1人です(笑)。

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2007年6月12日 (火)

猫と柴犬

今日もやることが多く、ヘナヘナ状態です。仕事の合間に、コピー機横のスペースに山と積まれている今年買った写真集を見て、脳に癒しを与えます。
Img_2042 まず手に取ったのは、犬猫写真家・新美敬子さんの『猫の旅地中海』という写真集。先日写真展におじゃました時に買った大型本です。
写真集を見てまず感じたこと。それは「こんなにも猫ってたくさんいるんだあ〜」ということでした。
僕の場合、旅先で猫を意識していないから、仮に猫が道を歩いていても全く視線に入ってこないのですね。
先月の北欧の旅を振り返ってみます。
あっ、いたいた、ラルダール村の民家を撮影している時、黒い猫が一匹道を横断していました。もちろん「じゃまだなあ〜」と思いながら、猫が立ち去ってから民家の写真を撮りました(笑)。
このブログでも何度も触れていますが、僕は犬派です。犬の中でも特に好きなのは柴犬です。あのお座敷犬と呼ばれている猫みたいな犬は、逆に苦手です。
犬が好きなので、猿もダメです。そうそう、先週三重県の山道を走っている時、野生の猿を何匹か見掛けました。もちろん写真は撮りませんでしたけど。
中学高校時代、柴犬を飼っていました。でもこれから先も東京のマンション暮らしになると思うので、おそらく一生犬を飼うことはないでしょう。そう考えると、犬を飼うことが出来た松本での暮らしは貴重でした。

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2007年6月11日 (月)

パスタランチ

毎日やることが多く、ついついお昼を食べるのを忘れてしまいます。今日も3時の打ち合わせに向かう途中、「あっ、そう言えばランチまだだった……」とふと思い出し、急遽レストランに入りました。で入った先が、数ヶ月前にマンションの近くにオープンしたパスタ専門店。
Img_2040 メニューを見てびっくり。30種類以上のパスタはどれも1000円以上でした。「この亀戸で、随分と強気だなあ〜。これで量が少なかったり、味が普通だったりしたら、プッツン切れてやるからな」と考えながらお勧めをオーダーしてみます。
出されたパスタはなかなかでした。というか、とても美味しかった。これなら1134円払う価値がありますね。また来て、別のパスタも食べてみようと思いました。
ちなみにここは箸でパスタを食べさせるお店です。吉村和敏、これだけは納得できなかったので、「すみません、フォークをください」と自己主張しました。

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2007年6月10日 (日)

再上陸

キヤノンのプリンターのトナーが切れたので、交換します。このモノクロレーザープリンターは7年ほど前に23000円で買ったものですが、実にタフなんです。今まで一度も故障したことがないし、新品のトナー(7000円)を入れたら、毎日ガンガンプリントアウトしても、1年は持ちます。モノクロ印刷はは絶対にレーザーに限りますね。
デスクライトの電球も交換しました。こちらは3年ぶり。もちろん我が家はすべて蛍光灯スタイルの電球。完全に明るくなるまでに10秒くらい掛かりますが、蛍光灯なので、超省エネです。5年前、交換した翌月は電気代がガクンと下がりました。
さて、巷の話題は「バーガーキング、日本に再上陸」です。僕は、今度こそ絶対に成功すると思います。これから先、どんどんと店舗の数が増えていくことでしょう。
外国では、マックと同じくらいバーガーキングがあります。僕は20年間で1000個以上のハンバーガーを食べてきましたが、その約半分がバーガーキングのウオッパーでした。
ファーストフードは、世界統一味が原則ですが、これは嘘。マックのハンバーガーは日本が一番美味しい。日本人は丁寧に調理するので、味に繊細さが生まれるのです。レタスもシャキシャキ。
きっとバーガーキングも同じ現象が起きるでしょう。日本が一番美味しくなる。早く亀戸にも進出してこないかな、と思っている今日この頃です。

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2007年6月 9日 (土)

レンズフード

仕事部屋がゴチャゴチャしてきたので、朝一で少し片付けます。机やテーブル、または床の上に山となっているのはカメラ機材。メーカー別にわけ、ボックスに入れていきました。昔はカメラ本体だけでしたが、今は、予備バッテリー、充電器と、+αが随分とありますね。
多くの写真家が愛用しているのに、僕は絶対に使わない付属品があります。それはレンズフードです。
レンズフードって、面倒なんですよね〜。PLフィルターの取り外しが厄介になるし、何よりカメラバッグの中でかさばります。それに、海外に持っていくのが大変。
もちろん撮影時、レンズフードを使った方がいいに決まっています。だから僕は、レンズの前に左手を翳し、太陽光を遮るようにして撮るのです。つまり手動フード(笑)。でもこのスタイルの方が、特に広角レンズ使用時は、完璧に太陽光を遮り、フレアーを抑制してくれるんですよ。
僕はこれから先も、レンズフードは使わないでしょう。

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2007年6月 8日 (金)

津→東京へ

国道と高速を飛ばし、津へ。レンタカーを返却後、ティーコージーのオーナー、Yさんと合流します。ちなみにYさんは20年来の友人で、ティーコージーはYさんが10年前に始めたティールーム。100%予約のみ、という方式を取っている日本でも珍しい喫茶店です。
Img_2025 Yさんに連れられ向かった先が、今、津で最もホットなスポット、セントレア空港への直行フェリーが出ているフェリーターミナルでした。そこの2階にある海が一望できる洒落たレストランでパスタランチを食べます。東京では考えられないくらいの静けさと雰囲気の良さ。これこそが地方の魅力ですね。
話の途中、Yさんに一つ質問してみます。「松坂って、まつざか? それともまつさか?」
「みんな(まつざか)って言うけど、(まつさか)が正解。浜崎あゆみを(はまざき)と間違えるのと同じかな」
Yさんと別れた後、近鉄に乗って名古屋駅へ。ホームに着くと、新幹線は何かの理由で20分遅れ。でも、次の電車が10分遅れ、その次の電車が5分遅れとだんだんと縮まっていくのです。す、すごい……と感心しながら電光掲示板を見守ります。
Img_2030 で、僕の乗ったのぞみは1分遅れで出発。それでも東京駅に着く前に「本日はお客様にご迷惑をお掛けし、大変申し訳ありませんでした」という車内アナウンスが流れます。日本って、すごい国ですよね〜。1分なんか、言わなければ誰も気づかないのに(笑)。
さて東京です。今週末からモーレツに忙しくなりそうです。

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2007年6月 7日 (木)

和歌山→奈良→伊賀上野

42号線を南下し、和歌山県の新宮に入ります。
和歌山県は生まれて初めて訪れます。それにしても、「和歌山」って言葉の響きがいいですね。日本の中で一番素敵な県名だと思います。
168号線を西へ向かいます。途中何度か車を停め、気になる風景を撮影しましたが、「うん、これは決まった!」というような強い手応えのある作品は撮れませんでした。
田辺のコンビニでランチタイム。結局今日もパスタとおにぎり。何故毎日同じものばかり食べているかというと、答えは簡単。コンビニ弁当は不味いからです。あのマヨネーズを塗りたくっているお決まりのパンも食べ飽きました。だからその中でも比較的マシなパスタとおにぎりに落ち着くというわけです。
また、撮影中は気が張っているので、わざわざ食堂に入ろうとも思いません。手っ取り早く済ませることが大切。だからいつもコンビニになってしまうのです。
阪和自動車道に乗り一気に和歌山市へ。その後24号線を東へ向かい、橋本市へ入りました。
午後は一枚も写真を撮っていないので、焦りはじめます。またこの先は奈良県。和歌山県内でどーしても作品を生み出したかったので、苦し紛れに橋本市周辺の郊外をぐるぐると巡ってみました。
夕方6時、ある光景と出会い、どうにか2回シャッターを押すことに成功。手応えある作品が生み出せました。
明日は11時に三重県の津市にレンタカーを返却する予定なので、とにかく行ける所まで行かなければなりません。
カーナビの案内を頼りに奈良県を横断。2時間後、三重県の伊賀上野に辿り着きます。ここでギブアップ。今日も約14時間ぶっ通しで車を運転しているので、もうクタクタです。
カーナビのHマークを頼りにホテルを探します。(今のカーナビって本当に便利ですよね)
駅側で中規模のホテルを発見。6900円と少し高めでしたが、チェックインしました。
夕食を取るため、町中を歩いてみます。でも駅周辺はひっそりと静まりかえっていました。コンビニもありません。20分後、一軒の焼き肉屋を発見。

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2007年6月 6日 (水)

尾鷲へ

朝食はおにぎりとパンとインスタントみそ汁のみでした。スーパーホテルの場合、ホテルによって随分と違いがあるようです。
国道23号線を走り、鳥羽市へやって来ます。もちろんここは観光地。観光地からもよく作品を生み出しているので、今回も気合いを入れてぐるりと一周してみましたが、結局一枚も撮りませんでした。
Img_2018 大王崎へと足を伸ばします。灯台にはときめきませんでしたが、波切漁港で4カットほど撮影できました。
真珠や魚を売るお店が何軒かありましたが、オーナーのおじさん、おばさんたちは実に暇そうにしています。「写真ばかり撮ってないで、魚を試食してみなさいよ」「おにいちゃん、どこから? ちょっと冷たいお茶でも飲んでいかない?」と、行く先々で声を掛けられます。
時間がない僕は、「すみません〜、急いでいるんです……」と断り続けましたが、心の中には地元の人と交流し、そこからまた新たなスナップ写真を生み出していきたい……という思いもあるにはあるのです。
海沿いに伸びる国道260号線を南下していきます。途中、コンビニに立ち寄り、パスタとおにぎりを買いました。このコンビニチェーンのパスタを食べるのは初めてでしたが、実に空疎な味でした。もう結論が出ました。コンビニの中でパスタが美味しいのはampmの冷凍パスタだけです。後のコンビニパスタは全然ダメ。
それにしても紀伊半島って、山が深いですね。鬱蒼と生い茂る樹木を眺めていると、神聖な気分になってくるから不思議です。
そうそう、僕はエアコンの風が嫌いなので、よく車の窓を開けて走るんです。で今日も運転席側の窓を全開にしていたら、突然バタバタバタと大きな虫が車内に入り込んできました。蝉かなと思いよく見ると、何と体長5センチ以上もある超巨大なスズメバチ! 助手席の窓を開けたら外に逃げていきましたが、それにしても怖かった。その後、路肩に車を停め、しばらく呆然としてしまいました。刺されていたら危なかったですね。
熊野古道で有名な尾鷲に入ります。まずは適当なビジネスホテルにチェックイン。
写真家は、どんな著名な方だって、みんなビジネスホテルなんです。朝や夕を撮ったりと時間が不規則なので、食事がセットになる民宿やペンションには泊まることが出来ません。
取材に出て、地元のおいしいものに舌鼓を打つ、何てことをしている写真家はまずいないでしょう。
もちろん、何人かのスタッフと一緒に旅をする依頼仕事の時は全く別。毎日美味しいものばかり食べています(笑)。
部屋に入り一息ついてから、暗くなるまで尾鷲の町を撮影しました。ある被写体にカメラを向けていると、地元のおじさんが声を掛けてきました。どうやら写真を趣味としているらしく、プロの撮影スタイルに興味津々。「若い人が、大きなカメラを使って、しっかりとフイルムで撮っているって、何だか嬉しいなあ〜。ワシは今のデジタルカメラなんぞ全然わからんよ」としきりに言っていました。

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2007年6月 5日 (火)

名古屋→三重の松坂へ

早起きしてパッキング。カメラも三脚も持っていくので、6〜70キロの大荷物です。駅へ向かう途中、「あっ、今は通勤ラッシュだ」と悟り、急遽タクシーに乗って東京駅へと向かいました。
のぞみのシートに座り、滞っていた仕事に目を通し始めたら、すぐに目が閉じます。目覚めたら、三河安城でした。「今日は熟睡したなあ〜」と思いながら、名古屋駅で降ります。
タクシーで朝日ホールへ。今日は、クラブツーリズム主催のカナダ旅行説明会にゲストスピーカーとして参加します。約100名の前で、40分ほど秋のローレンシャン高原の魅力を熱く語りました。
講演の後、10分ほど質問コーナーがありましたが、やはり皆さん気にされているのが紅葉のはじまる時期。でも、こればかりは僕にもわからないのです。自然を予測するのってとっても難しいことなんです。
Img_2013 終了後、近鉄特急に乗って三重県の松坂へ。せっかくの機会だから紀伊半島にカメラを向けてみようと考えたのでした。
松坂を選んだ理由。会員登録をしているオリックスレンタカーとスーパーホテルがあったからです。
レンタカーをピックアップした後、スーパーホテルにチェックイン。一泊4980円でLANがあるのは本当に助かります。パソコンを立ち上げ、夜はひたすら仕事に追われました。

 

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2007年6月 4日 (月)

フィルムを買う

とにかくやることが山積みで、1時間、2時間があっという間に過ぎていきます。近頃こんな状態が続いているので、たくさんの仕事が後回し、後回しという形です。担当者の方々はイライラしているだろうなあ〜と思いながら、アウトルックの「受信箱」に溜まったメールに気に掛けている今日この頃です。
忙しくなると出来なくなるのが買い物です。でも夕方強引に時間を作り、新宿のヨドバシカメラへと足を運びました。
まずはフィルム売り場でフィルムをまとめ買いします。デジタル時代になればなるほど、フィルムにも魅力を感じはじめていく……。人間って不思議ですね。レコードとCDは共存出来ませんでしたが、写真のデジタルとフィルムは絶対に共存していくと思います。
さて、そのフィルムですが、カラーとモノクロ、ネガとリバーサルの違いはもちろんのこと、発色が派手なフィルム、低感度のフィルムと、たくさんの種類があるのをご存じですか? 近頃、また別の形での自己表現にチャレンジしているので、今日は4種類のフィルムを購入してみました。
Img_201015000円分のポイントが溜まっていたので、帰り掛け、バッグ売り場でキャリーバッグを購入します。新幹線の上の棚に乗せることを考慮し、気持ち小さめのサイズを選びました。
そうそう、「ヨドバシカメラ」と大きく書かれた雨避けのカバーをもらいました。でも、いくらヨドバシカメラ大好き人間でも、これを人混みで使うには勇気がいりますね(笑)
明日は名古屋です。

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2007年6月 3日 (日)

トークショーのお知らせ

このデジタル時代に逆らうかのように誕生したコンパクトなフィルムカメラ、クラッセW/S。
数ヶ月前、このカメラを手に入れた僕は、国内、海外取材の時はいつも一緒に旅をし、たくさんのスナップ写真を生み出してきました。
その作品を上映しながら写真の魅力を熱く語るトークショーを開催いたします。吉村初のスナップショット発表会です。「えっ、こんな写真も撮るの!?」と、皆さんびっくりすることでしょう。
どなたでも参加できます。参加ご希望の方は、お電話でお申し込みください。予約は明日(6月4日)のAM10:00から受け付けます。
152_1 ←クリックすると大きくなります。このチラシは、都内のラボや写真展会場に置かれています。





吉村和敏トークショー「写真の魅力と楽しさ」
●日時
2007年6月23日(土)
16:30〜17:30(入場無料)
●会場
フジフイルムスクエア2階 コミュニケーションスペース(東京ミッドタウン)
●お申し込み
フジフイルムクラッセW/Sトークショー事務局
03-5444-7157
定員40名(定員に達した段階で受付を終了させていただきます。お早めにお申し込みください)
●同時に、富士フイルムフォトサロンでグループ写真展(ベルビア50展とニュークラッセ展)を開催いたします。吉村も5〜10点の北欧の作品を出品予定です。
期間 6月22日〜6月28日(入場無料)

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2007年6月 2日 (土)

ずくを出す

プロカメラマンはカメラを徹底的に使い込みます。よって、年に一度は点検に出し、4〜5年でオーバーホール(4〜5万掛かる)をしてもらっているのです。カメラって、内部を清掃し、オイルを差してもらうだけで、新品同様に生まれ変わるんですよ。
こんな感じで機材にはとても気を遣っているのですが、それ以外の物はたとえ調子が悪くてもほったらかしにしてるのが現状です。
実は自宅マンションの玄関の鍵が、半年ほど前から渋くて渋くて仕方ありませんでした。だから鍵をさし込む度にイライラが募っていたのです。
Img_2004 で、今日はついにクレ5-56を買ってきました。鍵穴にシュッと一吹きします。すると、すっと滑るように鍵が穴に入るようになりました。この半年のストレスは一体何だったんでしょうね(笑)。
やればとても簡単なことなのに、気力がないのか、面倒くさいのか、なかなか実行に移せない……。ちなみに信州では「ずくがない」と言います。そしてずくがない人のことを「ずくなし」と言うのです。
次にずくを出してやってみたいこと。マンションの南側の窓の掃除です。首都高がすぐ横にあるので、ガラスの表面にガラスマイペットでは落ちない頑固な汚れがついています。カー用品のSHOPへ行き、油膜取りを買ってくるつもり。

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2007年6月 1日 (金)

表彰式

で、今日はその写真協会賞の表彰式です。夕方、笹川会館へと足を運びました。
国際賞のテリー・ベネット氏の講演の後、多くの人が見守る中で表彰式がはじまります。受賞者全員に表彰状とブロンズ像が手渡されました。表彰状をもらうなんて中学校の夏休みに行った自由研究「アリの巣作りに適した環境」以来だったので、何だかとっても嬉しかったです。
その後のスピーチも無事終了。僕はついつい、いつもの講演会のような調子で語ってしまいました(笑)。
別会場で行われたレセプションも、盛大でした。たくさんの方々と名刺交換をします。でも多くの方から、「吉村さん、いつカナダへ帰るのですか?」と質問されます。「今は東京をベースにしているのです」と答えると、皆さん「えっ、日本で暮らしているんですか!」と驚いていました。
そう、僕自身、これだけ色々な所で今の近況、つまりヨーロッパや日本も撮っていることを伝えていても、世間一般では、吉村和敏はカナダのみをテーマにしている写真家、ということになっているのですね(笑)。
理由は簡単。形になっている作品集が、すべてカナダ関係の本だからです。つまり、人は「実績」が大切だということ。「現在進行中」という形では、人はなかなか評価されません。
だから今抱えているヨーロッパや日本のテーマが、「写真集」「写真展」という形になった時に初めて、色々な方から「吉村さん、今は世界のどこを撮影されているんですか?」という感じで質問されるようになるのでしょう。
そんな意味からも、今日は「よーし、取材、引き続き頑張るぞ!」と決意を新たにしたのでした。気持ちに拍車を掛けてくれる「賞」って、やはりいいもんですね。

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