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2008年1月31日 (木)

ワーホリ

東京は毎日寒くて寒くて、寒がりの僕は仕事場で仕事をしながらブルブル震えています。エアコンも電気ストーブもつけているのに感じるこの日本特有の底冷えって、一体何なんでしょうね。
冬になるといつもカナダへ行きたくなります。家の中が暖かいので、本当に生活が楽なんですよ。
海外に住みたいと思えば、今の若者は可能です。そう、ワーキングホリデーというのがありますから。このビザを使えば、1年間、異国の地で働きながら生活が出来るんです。僕も20代の頃、このビザを取得してカナダで生活しました。そう、ワーホリが写真家・吉村和敏の基礎を作りだしたのです。
以前、ワーキングホリデーと言えばオーストラリアとニュージーランドとカナダの3カ国だけでした。でも今は、韓国、フランス、ドイツ、イギリス、アイルランド、デンマークと9カ国に膨らんでいます。
でもビザの発給はどの国も30歳まで。僕は時々、あ〜20代に戻りたいなあ〜と思うことがありますが、理由の一つにワーキングホリデーのビザが取得できるから、というのもあるんです。
たぶんこの中で選ぶとしたら、イギリスかアイルランドかな。日本人が誰も知らないような小さな村で生活し、写真を撮り、帰国後に個展を行い、写真集を作るんです。考えただけでもワクワクしてきますね。今の若者が羨ましい〜

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2008年1月30日 (水)

速達とたい焼き

速達を送るときは車を運転し、郵便局の本局まで行きます。で、ここにはお客さん用に6台の駐車スペースがあるのですが、週末はいつも満車。
まだ郵便局に用があるお客さんが使っていれば問題ないのですが、ここに車を停めて、他で用を足している人が多いんですよね〜。
何故そのことが発覚したかというと、実は先日、駐車場が満杯だったので、近くで車を停め、空くのを待っていました。郵便局での用事なんて3分もあれば終わりますよね。でも10分待っても20分待っても1台も動きません。今日は混んでいるんだな〜と思い、こちらは路駐して郵便局の中へ入ってみると、お客さんはたったの一人。
そう、モラルがない人っているんですよね。ちなみに郵便局の周りにはコインパーキングがたくさんあります。
僕はわりかしマジメな人間なので、郵便局に用がない限り、郵便局の無料駐車場には車を停めません。あっ、でも郵便物を出してから、いつもたい焼き屋に立ち寄り、たい焼きを買ってしまうんです。焼けていない時は、お店の前で10分くらい待つこともしばしば。
ひょっとして僕自身もモラルのない人間?? まあ、でもこのくらいは許せますよね(笑)。
Img_0566 いずれにしても、常に時間に追われる生活です。だから無事に荷物を投函出来るとホッとし、どうしても甘い物が食べたくなります。カスタードクリーム入りのたい焼きが大のお気に入り。

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2008年1月29日 (火)

閃きノート

行きはよいよい帰りは怖い〜という歌がありますが、僕の仕事も少し似ています。写真を選び、その写真を先方に送るまではいいのですが、写真の使用が終わり、その写真が戻ってきてからが大変なんです。写真を1枚1枚ファイルに戻していくのは、すごく頭と時間を使う作業です。
Img_0564 本当は荷物が届いたらすぐに手を動かせばいいのですが、いつも怠けてしまう。だから6個か7個の荷物がたまってからの作業となります。
そうそう、写真集に使わなかった数千点の作品を戻すという作業もまだ残っていました。おそらく棚の上の箱をすべて片付けるとなると、みっちりやって2〜3週間は掛かるでしょう。
でもこの作業、自分のプラスになることもあるんです。スリーブで保管しているポジをよく見るようになりますよね。つまりこの時、あっ、この写真いいな、次の企画で使ってみよう、という発見があったりします。
Img_0567 机の上には「閃きノート」を用意しています。いい写真が見つかったら、そこに簡単な絵を描いてメモしていくんです。すると、後でイメージが掴みやすくなる。このマル秘ノート、重宝していますよ。

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2008年1月28日 (月)

好きな番組

たまりにたまった原稿の仕事を放擲し、夜は六本木へ。AさんBさんと合流し、仕事を忘れて久しぶりにたくさんのお酒を飲みました(笑)。
家に戻り、ポカリスエットを飲みながら酔い覚まし。珍しくテレビをつけます。あっ、僕の好きな番組をやっている!
NHKの「世界ふれあい街歩き」、これ、いい番組ですね〜。とにかく映像が素晴らしい。
カメラマンがずっとカメラを回しっぱなしにして街中を巡るのですが、歩きながら撮影してもぶれない特殊装置を使っているので、映像がとっても自然体なんです。そう、まさに旅する人の視線。(う〜ん、説明が難しのですが、とにかく番組をご覧になってみてください。映像に感動しますから)
僕は今、フランスの村々を撮影していますよね。そう、こんな感じで村を歩き、心に響いた被写体にカメラを向けているんですよ。
実はこの番組、仕事関係者と会う度に話題になるんです。「あの番組って、すごくいいよね」って感じで。
僕はやっぱりスチール(静止画のこと)が好き。ムービー(動画のこと)にはあまり興味がありません。でも、この映像だけは嫉妬しています。

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2008年1月27日 (日)

ラジオ出演

bayfmの「THE FLINTSTON」という1時間番組に出演しました。
ラジオは番組の途中に音楽が入りますよね。実はこの音楽、出演者がある程度リクエスト出来るんです。だからどの番組でも必ず事前の打ち合わせの時に、「吉村さん、曲はどうしましょうか?」と質問されます。
こんな時、「じゃあ、最初はあれで、2番目はあれで、3番目はあれで、最後はあれでしめてください」なんてサラリと言うことが出来ればメチャクチャ格好いいのですが、正直言って、僕は音楽に関しては全くの素人で、いつも「お任せします」とスタッフに振ってしまいます。
もちろん僕も大の音楽好き。海外で車を運転している時はカーラジオをつけっぱなしで、日本では愛車のカーナビに1000曲くらい入っています。クラシックだってあります。
であるにも関わらずアーティスト名や曲名をあまり知らないのは、きっと覚える努力をしないからですね。少し反省しています。
さて、今日の番組もスタッフの方々が素晴らしい選曲をしてくださいました。感謝、感謝です。

今日のトークの内容は、近日中に番組のホームページにアップされるそうです。
http://www.flintstone.co.jp/

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2008年1月26日 (土)

今、二十歳だとしたら

今の時代、テレビは多チャンネル化で、特にBSを中心にたくさんの海外物をやっています。例えばプラハやチェスキークルムロフの特集は、今年に入ってから何度も観ました。
20年前、つまり僕がはじめて海外に出た頃は海外物は稀で、カナダに関してはほとんど観る機会がありませんでした。
そう言えばカナダを舞台にしたテレビドラマ『ライスカレー』はちょうどその頃でしたね。余談ですが、僕は倉本聡氏の作品の中では、このドラマが一番好きです。
もちろん僕がカナダ行きを決意したのは、このドラマに影響されたからではありません。各国の『地球の歩き方』を買い込み、そして導き出された答えが、故郷信州に似たカナダという国でした。以前にも書きましたが、インドへ行くかカナダへ行くか、最後の最後まで悩んだのです。
さて、もし今二十歳だとしたら、一体どこの国へ行っただろうか……。テレビの映像のお陰でどの国に関してもある程度の知識があるので、きっとものすごく悩むことでしょう。
おそらく、一つの国に限定せず、全世界を旅してみたいと思うようになったかもしれません。今は各航空会社が提携しているので、世界一周チケットというのが30万円くらいで手に入れることが出来るんですよ。
うん、間違いない。きっとこのチケットを買って海を越えていたことでしょう。

■ラジオ番組出演のお知らせ■
2月27日、bayfm78の「THE FLINTSTON」23:00〜24:00という番組に出演します。
http://www.bayfm.co.jp/

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2008年1月25日 (金)

一輪車

寒い中駅へ向かって歩いてたら、一輪車に乗って遊んでいる小学生を発見。
実は、一輪車を見るとときめくんです。いや、正確には感慨です。
中学時代、一輪車クラブでした。最初陸上部だったのですが、2年生の時にある事情でやめ、一輪車クラブに入部しました。(ちなみに、3年生の時はまた別のクラブ)
担任の先生が一輪車好きで、乗りたいやつにはいつでも貸してやるぞと言われ、僕は速攻で手を挙げ、家に持ち帰るとせっせと練習を繰り返し、やがて乗れるようになったのでした。
123 確か部員は6〜7人いたはず。ちなみにこの写真は、運動会で行った発表会の様子です。あまりに恥ずかしいので、このブログでは小さく掲載します(笑)。もちろんこの時、写真の写の字も知りません。
で、今も一輪車に乗れるかというと、乗れません。数年前に宿泊した阿蘇のペンションに一輪車があったのでトライしてみたら、見事に転びました。やはり一輪車は常に乗っていないとダメ、自転車のようにはいかないのです。

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2008年1月24日 (木)

一番町の思い出

午後、打ち合わせで都心まで出ました。その帰り道、半蔵門で下車し、JCIIフォトサロンへ。齋藤康一先生の作品展を観ます。その後、隣接する日本カメラ博物館へ。デジタルカメラヒストリーという特別展が行われており、歴代のカメラがすべて展示してありました。ここ、カメラ好きにはたまならい場所です。
さて、一番町は、僕にとって思い出がある場所です。20代の頃、どーしても写真だけでは食べていけなくて、色々な仕事に手を染めていたのですが、少しだけ知り合いの貿易会社を手伝ったことがあります。そのオフィスがこの近くにあったのです。オフィスといってもマンションの一室ですが。
あの頃、定期を買って志村坂上から半蔵門までマメに通勤したよなあ〜と、昔を懐かしみました。

■ペンタックスK20D、K200Dの発表会■
http://www.pentax.co.jp/japan/info/k20d_seminar/index.html

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2008年1月23日 (水)

ポイントの有効期限

ポストにクレジットカードの明細書が入っていました。毎月一回、これが届くたびに、「ふ〜」と溜息ばかりです。支払額が多いもので……。
ふとポイント欄に目をやると、2006年に取得したポイントが1月31日で無効になる旨が書かれていました。大急ぎで、ポイントをモバイルスイカの電子マネーに移行する手続きを行います。
ホームページや携帯電話を使って行うのですが、これって面倒ですよね。IDとパスワードをどこに記したかわかない、以前に登録したメールアドレスがわからない(携帯電話のアドレスは時々変えているので)などなど、キーボードを叩きながら躓いてばかりです。
でも僕はこんな時、意地になる性格なのです。そう、どんなことをしてもこの難関をクリアしてやるぞ、と燃えてしまうのです。どーしてもわからないことがあったら、フリーダイヤルに4〜5回電話を掛けることもしばしばです。
先日もマンションの通信システムで難関にぶつかり、管理会社に何度も電話をしました。
つまり、何かを解決していくのが好きな人間なんですね。すべてクリア出来た後の達成感は格別です。
というわけで、今日はポイントを7000円に換金。それをモバイルスイカに入金することが出来ました。随分と得した気分です。

「BLUE MOMENT」の壁紙ダウンロード
http://yokyom.com/blue_moment/

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2008年1月22日 (火)

タイトル思考

1年ほど前から日本の風景も撮影しているのですが、いつの日か個展を行いたいなと考えています。
写真展といえばタイトル、つまり写真展名が必要になってくるのですが、この1年間、どんなタイトルが適するのかなあ〜とずっと考えていました。
閃きのコツは、シャッターを押したときに何を感じていたのか、作品で何を伝えたいのか、を冷静になって見つめ直してみることです。
東北取材中にある言葉を見つけ、今回はこのタイトルでいってみようかな……というところまで来ました。
写真展、早くて今年、遅くて来年です。ご期待ください。

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2008年1月21日 (月)

イライラしながら仕事

午後は打ち合わせがびっしりなので、デスクワークを片付けるには午前中が勝負です。
メールのレス書きに追われながら、編集部に提出しなければならないサムネイルデータの作成も行いました。写真を選んで、レタッチして、別名で保存して……という流れ。それにしてもパソコンの処理能力が遅く、個々の写真がサクサクと表示されない……。これでも3年前は一番早いタワー型のMacだったんですよ〜。
今の時代、デジカメはどんどんと高画素化が進み、データが重くなっていきます。つまりデジカメを新調したら、パソコンも最新の機種に買い換える必要に迫られるのです。今のインテルMacのタワーだったら写真選びがストレスなく進むんだろうなあ〜と思いながら手を動かしました。
DVD-Rに焼いたデータを持って大急ぎで仕事場を飛び出します。
まずは六本木、次に日比谷。その後、五反田、広尾を巡り、終電で自宅に戻りました。
夜、カナダの友人から電話、向こうは氷点下20度、大雪のようです。

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2008年1月20日 (日)

東京へ

ぐっすり眠ったので朝の目覚めはバッチリです。
朝食後、郡山南インターから高速に乗り、東京を目指しグングン南下していきました。日曜日ということもあって、東北道の上り車線はガラガラです。
3時間後、無事に江東区の自宅にたどり着きました。まずはナガハマコーヒーで買った豆でコーヒーを淹れ、一休み。マグを片手に都会のマンション群を眺めながら、「ああ、やっぱり昨日まで目にしていたような雪景色っていいなあ〜」と呟きます。
よく色々な人に「吉村さんの夢は何ですか?」と質問されますが、いつも即答出来ません。なぜなら今を生きるのが必死で、明確な夢を持ってないからです。
でも、ささやかな夢の一つに、「冬は雪化粧する地で暮らす」というのがあります。カメラ片手に、雪の白さをとことんまで追いつめてみたいです。
2009年の冬は、思い切って北国にアパートを借りてみようかな……。

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2008年1月19日 (土)

男鹿半島と角館

Img_0548 まずはなまはげで有名な男鹿半島まで行ってみます。絵になる漁村を見つけ、4カットほど撮影。でもパラパラと粉雪が舞っていたので、もしかしたら思い通りの作品には仕上がっていないのかもしれません。フィルムの場合、現像を上げてみるまでわからないのです。
半島を一周した後、再び秋田へ。昭和男鹿半島インターから高速に乗ります。
僕はいつも時間に追われているし、おまけにせっかちな人間なので、ほんの少しの移動でも積極的に高速を使います。ちなみに松本から安曇野に行くときも高速利用です(笑)。
Img_0555 地方の高速って、いつもガラガラですよね。このような立派な道路が、ちっとも地元の人の役に立っていないのが現状です。僕は、すべての高速を有料にするのが間違っていると思います。そうフランスのように、無料の区間をもっと増やしてもいいのではないでしょうか。そうすれば地元の人にも開かれた道路になると思うのです。
ちなみに、今何かと話題のガソリン税ですが、僕は暫定税率の撤廃は絶対に反対です。数十円下がったとしてもちっとも嬉しくないし、そもそも車を持っていない人には何のメリットもありません。世界各国から見ても、日本はまだまだガソリンが安い国なんです。
ガソリン税を減らすことによって、公共事業の財源がなくなります。すると地方はもっと苦しい状況に追い込まれていくでしょう。
それより何より、ヨーロッパのようにクリーンディーゼル車がもっと普及すればいいのにな、と思います。ディーゼルの価格は安いし、燃費はグンとよくなるし、排ガスはガソリン以上にクリーンだし、車のパワーは上がるしで、いいことずくめです。もちろんハイブリッド車やバイオ燃料車も注目株ですね。
夕方、角館までやって来ました。純白の新雪が目に眩しいです。北国の冬って、とてもとても美しいですね。
角館に来たからと行って、武家屋敷を撮るわけではありません。やはり拘りのカメラマンである以上、メジャーな場所にカメラを向けることには抵抗があります。
国道105号線沿いで心に響く被写体を発見。太陽が照っていたのでしばらく待機。雲に隠れたタイミングを狙ってシャッターを押しました。うん、手応えあり。その後も川の近くである被写体を見つけ、ワンカット撮影。作品は数年後の個展で発表しますので、お楽しみに。
Img_0557 車に戻るとき、有名な桜並木が雪を被っていたので、コンパクトデジカメで一枚スナップ写真を撮りました。
夕方5時、東北取材に終止符を打ちます。さて東京です。20代の自分だったらこのまま一気に700キロ走り、今晩中に東京へ戻ったと思うのですが、さすがに今は無理をしないようにしています。
そこでまずここから300キロ先の福島県郡山のビジネスホテルに電話を掛け、部屋を押さえます。その後近くのローソンに立ち寄り、缶コーヒーとパイの実でホッと一息。大曲インターから高速に乗り、夜道をグングンと南下していきました。
3時間後、無事に郡山に到着。ホテルにチェックイン。近くに吉野屋があったので、牛丼の並みと野菜サラダを食べ、今晩の夕食としました。

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2008年1月18日 (金)

秋田でコーヒー

Img_0540 朝起きて窓の外を覗くと激しい雪。
車の上には20センチほどの積雪。10分ほど掛けて雪を払い落とした後、エンジンをスタート。何故か酒田でもやっているJ-WAVEに耳を傾けながらまずは土門拳記念館へ行ってみます。ここは以前から来てみたかった場所の一つでした。
開館直後、そして大雪ということもあり、入館者は僕一人だけ。そのお陰でじっくりと個々の作品を鑑賞することができました。
Img_0542 その後、国道7号線を北上していきます。今回漁村を撮影したかったので、ナビに何とか漁港という文字が現れたら必ず立ち寄ってみました。
雪は降ったり止んだりの繰り返し。止むタイミングを狙ってシャッターを押すのですが、それでもパラパラ雪が気になります。そう、常にスローシャッターを切っているので、この雪が線となって写り込んでしまうのです。
まあでも空はどんよりした曇り空。いかにも東北の冬らしく、いい感じです。ある漁村で、手応えのある写真を1枚だけ生み出すことが出来ました。
秋田県に入ります。由利本荘のローソンでランチ。夏の季節、コンビニランチと言えばパスタばかりでしたが、冬はアツアツの物を胃に入れたいので、肉マンばかりです。カボチャマン、北海道グラタンマンも食べました。
Img_0543 近くの住宅街でワンカット撮影した後、一気に秋田市内へ。夕方からまたまた激しい雪となります。
スーパーホテルと同じくらい好きなホテルα-1に電話すると空き部屋あり。すぐに押さえます。秋田駅前の一等地にあり、一泊たったの5100円。部屋は綺麗で快適でした。
秋田を訪れるのはこれで2回目。以前は新幹線が開通する前だったので、駅周辺の変わり様に驚きます。
Img_0546 駅ビルのレストランに入り夕食。近くに大きなジュンク堂書店があったので、写真集売り場をチェックしてみます。その後コーヒーでも飲もうかと喫茶店を探します。スタバとナガハマコーヒーを発見。スタバは東京でも飲めるので、ナガハマコーヒーの方に入ってみます。やがて出されたコーヒーを飲んでみると……
美味しい! これぞ僕が求めていた味! 速攻で豆を買いました。

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2008年1月17日 (木)

雪景色を撮る

朝起きたら激しい頭痛。そう、たまに体調が悪い時があるのです。
2度寝をし、起きたら8時40分。1階の食堂に行くと、残念ながら朝食サービスは終了していました。スーパーホテルの朝食時間は1時間半。
チェックアウト後、コンビニで肉まんと缶コーヒーで朝食をとりました。
Img_0530山形市を訪れるのは生まれて初めてです。街の造りや雰囲気は、僕の故郷松本に似ていますね。ふと、この街なら住んでもいいかな、と考えたりもしました。
まずは東へ車を進めてみます。ある被写体を見つけたので、3カットほど撮影。
Img_0535 その後高速に乗り、鶴岡を目指します。道がどこにあるのかわからなくなるほどの大雪です。でも、四駆+スタッドレス組み合わせなので、100キロ以上で飛ばしても何ら問題ありません。というか、雪道運転はカナダ仕込みなので、ちっとも苦にならないのです。
それにしてもスタッドレスタイヤって、いいですね。もう手放せません。
庄内あさひインターで高速を下ります。周辺の村々を2時間ほど掛けて回り、1カット撮影しました。
6時頃、酒田市に到着。駅前にホテルα-1(一泊4800円)があったので早速チェックイン。

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2008年1月16日 (水)

山形へ

7時に家を出て首都高に乗ります。その後東北自動車道を北上、途中から山形自動車道に入り、山形市を目指しました。
350キロ、ノンストップで車を走らせた後、パーキングエリアに立ち寄りラーメンランチ。その後、暖房を効かせた車内で20分昼寝をします。
笹谷トンネルを抜けると辺り一面雪景色になりました。僕は雪を見ると何故か心が落ち着きます。子供の頃は常に雪山と接していたし、冬は毎年カナダで雪景色を撮っていたからですね。
山形蔵王インターで高速を下ります。ガソリンを入れ、ローソンのATMで取材費をおろした後(出張前は銀行に行っている暇がないのでいつもお金を持たずに旅に出ます)、国道13号線を北上し、被写体を求めました。
Img_0527東根市の脇道で心響く風景を発見。今日は曇りなので、人里がまるで水墨画の世界です。美しい〜。しかしカメラを構えシャッターを押そうとしたら、突然雲が切れ、太陽が顔を出し始めました。途端に被写体としての魅力が失われます。そう、僕の美意識は、東北は「曇りの世界」なのです。
結局1枚もシャッターを押すことなく、その場を離れました。
夕方5時を過ぎると辺りは真っ暗。ナビの案内を頼りに山形市の中心街へ。予約してあったスーパーホテル(4980円)にチェックイン。
さて、今日は一つビッグニュースがありました。ついにMacから軽く薄いノートパソコンが発売されたのです。冗談抜きで嬉しいです。Macの唯一の欠点はその重さにありました。
ネットのページをチェックしながら「うん、いい感じ。これで海外取材が楽になるな……」と何度も呟いていると、ソリッドステートドライブ(SSD)という何やら耳慣れない言葉を発見。これに関してもネットで調べ、なるほどなるほど、と何度も呟きました。

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2008年1月15日 (火)

新橋にて

東京の中でよく足を運ぶ街が日比谷と秋葉原と新宿です。これに続くのが新橋です。汐留に行くときは新橋から歩くし、航空券を購入している旅行会社も新橋から歩ける距離にあります。
あと、銀座で打ち合わせをした後、よく新橋まで歩きます。新橋には総武快速線が止まるので、この電車に乗れば錦糸町まで乗り換えなしで行くことが出来るからです。
Img_0525実は今日もある仕事で新橋に出ました。ゴチャゴチャした飲屋街を歩いていると、いかにも東京らしいユニークな光景を発見。開発が進む中、頑張って屹立する小さな建物の姿に心打たれました。また来て大型カメラで撮影し直そうかな、と思いながらコンパクトデジカメのシャッターを押します。
さて、明日から東北に入ります。今晩中に2つの仕事を片づけないと……。

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2008年1月14日 (月)

懐かしいカメラたち

車は乗っていないと壊れると言われていますが、それと同じようにカメラも普段使っていないと早く壊れるのです。内部のネジが錆びたり、オイルが固まったりするためでしょう。
というわけで、今日は普段使っていないカメラを取り出し、新しい電池を入れ、せっせとカラ撮りをしました。
僕の持っているカメラの中で、シャッター音ナンバーワンは、NikonF3です。カッシャン、カッシャンという音を聞いているだけで幸せな気分になります。このカメラ、生産終了になる直前に買ったのですが、思い切って手に入れてよかったです。
Img_0523 ユニークなカメラと言えば、6×9のフォーマットを持つフジのGSW690です。外国の書店で見つけたある写真集がこのカメラを使って作られたことを知り、帰国後速攻で手に入れました。
一昔前、集合写真を撮るカメラマンはほぼ全員、このカメラを使っていたのです。つまり国民の誰もが、このカメラで写真を撮られたことが2〜3度はあるのです。そう考えると、カメラって面白いですね。

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2008年1月13日 (日)

自分の本

フセンが大量に必要になったので、東京一大きいと言われる錦糸町の百円ショップへ。ここに来るのは1年半ぶりですが、「えっ、これも100円!?」という商品が随分増えたような気がしました。
今は各県の道路地図も100円なんですね。出版側の人間からしてみれば複雑な心境です。
Image082 帰り道、ふらりとブックオフに立ち寄ってみます。ここに来るのは2年ぶり。
以前はこう思っていました。写真集の場合は小説やマンガと違って刷り部数が少ないので自分の本がブックオフに出るようなことは絶対にないだろう、と。
で、興味本位で写真集の棚に立ち寄って見ると……
あ、ありました。それも2冊。『あさ/朝』が500円で、『草原につづく赤い道』が800円。
サイン本だとショックを受けるのですが、サインはなかったので一安心です(笑)。

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2008年1月12日 (土)

今日のつぶやき

移動の途中、家電量販店に立ち寄ったら、来月発売のサイバーショット携帯のモックアップが展示してありました。なかなかよさそうですね。このような感じでカメラよりの携帯電話の誕生は、カメラマンにとっては嬉しい限りです。

以前、海外取材の時は写真データを小さな外付けのハードディスクに落としている、と書きましたよね。このスタイル、少々危険です。ヨーロッパから帰国後全データをチェックしてみたら、幾つかの写真データが壊れていました。やはり何千枚とある写真データは、取材先ではノートパソコンのハードディスクか、専用のフォトストレージに書き込むのがベターです。僕自身も勉強になりました。

日本・カナダ・イタリア合作の「シルク」という映画を観たいなあ〜と思っています。もちろん興味の対象はストーリーや恋愛部分ではなく、外国人監督が描き出す日本の姿です。この作品、映像に関するたくさんの学びがあるような気がしています。

飲み薬と湿布とリハビリが効いてきたのか、手の痛みはだいぶ緩和されつつあります。しかし今日、タイヤを物置に運び入れた際、また腕から激痛が……。タイヤ&ホイールって、見かけによらず重いんですね。

「赤毛のアン」100周年ということもあり、今年の夏はプリンス・エドワード島のツアー同行の仕事を受けるつもりでいます。数年前に行ったツアーのように、現地で2〜3日合流する形でしょうか。詳細は時期が来たらこのブログで発表します。

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2008年1月11日 (金)

スタッドレス

今日も朝からモーレツな忙しさでした。夜は11時半戻り。近頃ブログの更新が遅れぎみになっており、申し訳ありません。どんなに疲れて帰った日でも寝る前に必ず一文書いているのですが、アップロードするのが面倒で、そのまま寝てしまいます。
えっと今日は何かブログに書くような話題があったかな……?
そうそう、ついに愛車のタイヤをスタッドレスに履き替えました。もちろんディーラーに行っている暇はないので、朝、担当のSさんに自宅まで来てもらい、キーを預け、後はすべてお任せでやってもらったのです。
Img_0521東京ではスタッドレスは必要ありません。わざわざ履き替えている車は50台か100台に1台くらいでしょうか。スキーを趣味としている人だけですね。
僕もどうしようかな〜と迷いに迷ったのですが、今年こそは雪の東北地方を撮影したいので、思い切って購入すること決めました。
正直言うと、最終決断を下したのはプラハです。プラハの街中に駐車している1台1台の車のタイヤをチェックしてみたら、100パーセントに近い割合でスタッドレスを履いていました。少し感動し、よし、自分も思い切って履き替えよう、タイヤなんかでケチケチしてもしょうがない! と腹を決めたのでした。そして帰国後すぐに注文。
帰り掛け、駐車場にある自分の車の前を通ったら、確かに4本がスタッドレスになっていました。荷台には4本の普通タイヤが詰まっています。明日、マンションのベランダに運ぶのが大変そう……。

■お知らせ
『ようこそ!“赤毛のアン”の世界へ』の再放送が決まりました。
衛星第2放送(BS2)1月12日(土)13:30〜
「あなたのアンコールサタデー」

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2008年1月10日 (木)

GR1vとクラッセ

今日は都心で3件の打ち合わせ。すべて日比谷線沿いにある会社でした。だから移動がとっても簡単。こんな偶然もあるんですね。
ある打ち合わせの席で、ある方とフィルムのコンパクトカメラについて語り合いました。話の途中いくつものカメラが登場しますよね。その度に、「あっ、そのカメラなら持っていますよ」と僕が言うと、Aさんはびっくりしていました。
吉村和敏は中判カメラオンリーというイメージですが、実は35ミリのコンパクトカメラも結構所有しているんです。常に写真を撮っていたいという思いがあったので、「あっ、これはいいな」と感じたカメラはせっせと購入していました。(でもライカだけは高くて買えませんでしたが……)
Img_0517 一昔前、国産のコンパクトカメラの最高峰と言えば、リコーのGR1vでした。写りがいいことが写真愛好家の中でクチコミで広がり、やがて多くのファンを獲得。生産終了になった今も、中古市場で当時の価格と同じくらいの値をつけています。
今のコンパクトカメラナンバーワンは、間違いなく富士フイルムのクラッセです。リコーのGR1vより何倍もシャープな絵が得られます。実は僕も使っているのですが、ポジをルーペでチェックする度に、カチリと捕らえられた被写体を見て驚いてばかりです。
ちなみにデジタルのコンパクトカメラは、どれが最高峰というのがよくわかりません。これは良さそうだ、という情報が流れはじめた頃には新しい機種に移り変わっているからです。

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2008年1月 9日 (水)

はじめてのリハビリ

夕方少しフリータイムが出来たので、前々から行こう行こうと思っていた近くの整形外科へ。数ヶ月前から痛くて仕方ない右手の関節を診てもらうためです。
先生に症状を説明し、すぐにレントゲンを撮ります。写真には、神経の部分が白くかげり、炎症を起こしている状況がはっきりと映し出されていました。もちろん骨はまったく異常なし。
「原因は?」と尋ねると、先生は「重い写真機材を無理して長時間持ったからですね」と説明してくれます。
まっ、こればかりは仕方ありませんね。カメラマンなら誰もがいつかはやる一種の職業病です。
きちんと治療すれば数週間で治るそうなので、しばらくはリハビリして様子をみることに。
上のリハビリルームに行くと、わっと驚きます。30人ほどのおじいちゃんおばあちゃんが一斉にリハビリをしていたからです。これが高齢化社会を向かえた日本の現実なんですね。
血圧計みたいなものを腕に巻き、約10分間の電気治療。となりのおばあちゃんに「まだ若いのに大変だね〜」と言われました(笑)。
夜はフォトエントランス日比谷の新年会に参加。第一線で活躍する写真家の皆さんと、「やっぱり軽い機材が一番ですね」という話で盛り上がりました。

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2008年1月 8日 (火)

清里へ

山梨の旅と空想の美術館で行われていたクリスマス展は無事に終わりました。足を運んでくれた皆様、ありがとうございました。
今日はその展示額を引き上げる日です。
7時に家を出て、車を走らせ、山梨へ向かいます。この7時出発というのがポイントなんです。8時になってしまうと、首都高の大渋滞に巻き込まれるので、山梨まで4時間近く掛かってしまいます。
早く出たかいがあって、首都高はスイスイ、中央道もスイスイ、10時には美術館に到着しました。
額は半分車に積み込み残りはヤマト便かな、と考えていたのですが、無事に我が愛車にすべての額が入りました。やっぱり写真家の車はワゴンに限りますね。
ランチはお蕎麦の超有名店「翁」に行こうと思ったら、残念ながら定休日。
美術館のオーナー夫妻に別れを告げた後、清里まで車を飛ばし、「小作」というほうとう料理専門店に入ります。
実はほうとうは苦手なんです。数年前、高速のパーキングエリアのレストランで食べたほうとうが恐ろしく不味く、ほうとうは自分に合わない食べ物だ、というイメージが定着してしまいました。
しかし、今日食べたほうとうは感動の味。絶妙なみそ味で、体が芯から温まります。というわけで、今日からすっかりほうとうファンです。ただ単に、最初入る店が間違っていたということですね。
Img_0512 ペンション銀の森へ。オーナー夫妻とお茶します。清里一と言われる「清里マチス」のケーキをご馳走になりましたが、これまた感動の味でした。このケーキを求めるために清里を訪れる女性陣がたくさんいるとか。
その後、高速をノンストップで飛ばし、東京の自宅へと戻ります。額の引き上げといえども、とても充実した一日でした。

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2008年1月 7日 (月)

縦8・横5

休み明けということもあり、朝から夕方までかなり時間に追われます。
夜は少し時間が出来たので、写真の整理を行いました。
デジカメのデータ、吉村さんは一体どうやって保存・整理しているのですか? とよく質問されます。僕の場合、3台のハードディスクに保存しています。そしてインデックスプリントを作り、それをクリアファイルに入れているのです。
Img_0515 インデックスも様々なパターンを試してみましたが、A4の紙だと、縦8・横5の並びが一番いいようです。個々の写真の大きさが、ちょうど35ミリのポジのサイズと同じになるからです。
いずれにしても、一回の海外取材で50ギガを越える写真を撮るので、データは年々増える一方です。これから先もきちんと整理していかないと大変なことになりますね。

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2008年1月 6日 (日)

巨大ショッピングモール

次の海外取材先に関してどうしても手に入れたい資料があり、大型書店へ行かなければならなくなりました。そのとき咄嗟に新しい書店へと足を運んでみたくなり、今江東区で最もホットな場所、ららぽーと豊洲の中に入っている紀伊國屋書店が閃きます。
Img_0467 テレビでしょっちゅう特集が組まれているららぽーと豊洲を訪れるのは今回がはじめて。店内に入った瞬間、「おお、これは凄い!」と素直に驚きました。
カナダにしょっちゅう通っていた頃、モンクトンやモントリオールの郊外にある巨大なショッピングモールに目を丸くしてばかりいましたが、そこを凌駕する空間がついにこの日本にも誕生したのですね。
僕の好きなL.L.Beanやティンバーランドやフォックスファイヤーの直営店もあり、冬物のセールをしています。まあそれはさておき、紀伊國屋書店です。
さすが新しい書店だけあって、書籍の品揃えは豊富で、目的の本はすぐに見つかりました。『BLUE MOMENT』もしっかりと写真集売り場でご対面。帯のヨレを直し、「多くの人の手に届きますように…」と一声掛け、別れます。
せっかく来たのだからと、東野圭吾の『ダイイング・アイ』(光文社)、雫井修介の『虚貌』上・下(幻冬舎文庫)、そして僕の愛する作家、多島斗志之の『感傷コンパス』(角川書店)を買いました。
ららぽーと豊洲のMAPを見ると、飲食店だけでも40店舗以上。これだけあると、Macを立ち上げ、メールや原稿書きが出来る落ち着いた喫茶店があるかもしれませんね。今度探してみます。

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2008年1月 5日 (土)

携帯+コンパクトデジカメ

近くに大きなヤマダ電機がオープンしました。今日、帰り掛けに早速立ち寄ってみます。
近頃、気になる家電はあったっけ? と考えてみると、ありました、ありました、NTTドコモのソニー・サイバーショット携帯です。
前にも一度ブログで書きましたが、僕は常々、携帯とコンパクトデジカメがドッキングすればいいのになと思っています。昨年auからカシオのエクシリーム携帯というのが発売されましたが、あれはまだまだ携帯寄り、あまり購買意欲をそそりません。でも、ソニーのサイバーショット携帯は、ホームページでチェックする限り、かなりデジカメ寄りです。よって期待できるかも。
でも売り場を覗いても、それらしき携帯はどこにもありません。店員に尋ねると、発売は2月とのこと。
もしこれがヒットすれば、各社から次々と出てくるでしょうね。キヤノンのIXY携帯とか、富士のFinePix携帯とか、ペンタックスのOptio携帯とか。
その後、売り場を巡り、サクッと全家電をチェックした後、ヤマダ電機を後にします。
ついでに隣のTSUTAYAに立ち寄り、先月ドイツへ移動する途中、全日空機の中で聴いて心に響いた曲、Mr.Childrenの「旅立ちの唄」とドリカムの「ア・イ・シ・テ・ルのサイン未来予想図」のシングルCDを借りました。
実はもう一曲カーナビに入れたい曲があったのですが、どーしてもタイトルと歌手名が思い出せません。店員の前でサビの部分を歌う勇気が出ず、結局諦めました。

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2008年1月 4日 (金)

印刷品質の低下

近頃、気になることがあります。それは、各出版物の写真印刷の悪さです。我が家には毎月何十冊もの雑誌や広報誌、パンフレット類が届きますが、中には「えっ、これって一昔前の印刷では?」と首を傾げたくなるようなヒドイ色味の印刷物があったりもします。
原因ははっきりしています。多くの写真家が、デジタルカメラを使うようになったからです。
確かにデジタルカメラが生み出す絵はシャープで、パッと見た時、「えっ、これって大型カメラ?」と驚きます。でも厳密に言うと、作品にグッと引き込まれるような深みがないし、黒の締まりもありません。(暗部が出過ぎてしまう)。そして色味はまだまだ不安定。特に緑がダメです。(黄緑に転ぶ傾向あり)
もちろん上記の問題点はレタッチという方法でいくらでも修正可能ですが、その修正データが印刷物にストレートに反映されることはまずあり得ないのです。RGBと印刷のCMYKとはまったく別物ですから。
おそらくデジタル画像は、RGBのまま最終工程までいく、というスタイルがベストかもしれませんね。そう、インクジェットで出力するという表現方法が一番適しているのです。写真展などでエプソンやキヤノンの大型インクジェットプリンターで出力した作品を見ると、もの凄く美しいですよね。
毎月毎月、奇妙な色味の印刷物を目にする度に、「これって、どうにかならないのかな〜」と考え込んでしまうわけですが、写真家がフィルムカメラに戻らない限り、解決策はないのでしょう。
もちろんこの問題は、雑誌を生み出す側、つまり編集者も理解しています。クオリティーを求められるグラビア雑誌を中心に、デジタルカメラ使用禁止令を出している編集部もだいぶ増えてきました。当然、料理写真はまだまだフィルムがメインです。
おそらく今、写真家に求められることは、フィルムとデジタル、その両方のよさを認め、用途によって使い分けていく、ということだと思います。僕はしばらくこのスタイルで頑張ります。
まあでも一つの救いは写真雑誌ですね。たとえデジタル画像を使っていても、印刷のクオリティーはいい線までいっています。編集者や印刷会社の担当者は、デジタルの欠点をよく理解しているので、写真の色出しは慎重になっているのです。
日本のすべての印刷物が、写真雑誌のように究極の色味を追求していくようになれば、デジタルの未来も明るいのでしょう。でもあと数年は掛かるでしょうね。

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2008年1月 3日 (木)

100周年と20周年

テレビ出演の日です。で、今日改めて思ったのですが、カナダのプリンス・エドワード島と出会い、もう20年も経ってしまったのですね。
島と関わってよかったこと。それはたくさんの人との出会いです。日本にいては、これほど多くの人との交流はまずあり得なかったでしょう。そんな意味からも、20歳の時に思い切って海を越えてよかったです。
でも、20代の頃に出会った人とは、今、ほとんど交流がありません。例えば大親友のアーサー(エッセイ集「緑の島に吹く風」に登場します)にしても、今はどこに住んでいるのか知りません。10年ほど前、英語講師として南米に渡ったと風の便りで聞いているのですが、そこから先は不明です。
もちろん追跡調査は簡単です。彼の兄弟が何人も島にいるので、その誰かに聞けば簡単に彼のメールアドレスをゲットできるでしょう。
そうこんな感じで、音信不通の友人が何人かいます。20年の節目として、一人一人訪ねてみるのも面白いかもしれませんね。そしてその時の様子をを、エッセイと写真でどこかの雑誌に発表するというのもアリかも。

■番組を終えて
たくさんのメール、ありがとうございます。
取り急ぎ、お問い合わせが多い写真集の件をお伝えしておきます。
リンゴの花などの作品が入っている写真集は『プリンス・エドワード島』(講談社刊・3600円+税)です。全国書店、アマゾンなどで取り寄せ可能です。
Kaz0103

 

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2008年1月 2日 (水)

HDの容量

新聞と一緒に届く大手家電量販店の広告チラシを見ていて気づいたのですが、ウインドウズのパソコンはすでに2008年の春モデルが出揃っているのですね。
秋冬モデルと何が違うんだろう……とチェックしてみると、多くのパソコンで、標準メモリが1ギガから2ギガに変更されていました。メモリはどうせ増設するものだから、確かに最初から2ギガあった方がいいですね。
年々一眼デジカメで生み出す写真のデータ量が重くなってきているので、それに合わせてノートパソコンを買い換える必要に迫られています。
例えばHDの容量にしても、一昔前は40ギガあれば十分でした。でも近頃、2週間の取材で約50ギガ分の作品を生み出すので、やはり100ギガ以上は必要です。フォトストレージにも同じことが言えます。40ギガだと話にならない。最低でも80ギガは必要です。
というわけで、近々、取材先で使うノートパソコンを買い換えるつもりでいます。僕の場合、やはりマックになるのでしょう。

3日、NHK教育の『ようこそ!“赤毛のアン”の世界へ』(PM10:00〜11:00)という番組に少しだけ出演します。

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2008年1月 1日 (火)

パリの描き方

僕は、普段生活している中で、自分が素晴らしいと思った作品は必ず買うようにしています。
先日飛行機の中で、『レミーのおいしいレストラン』というアニメ映画を観たのですが、これ、感動しました。
正直言って、ファンタジーやSFは苦手です。ではこのアニメ映画のどこに惹かれたかというと、パリの街中を伝える映像の美しさと緻密さでした。感性を使う仕事をしている人間でないと気づかないような光や色、形が見事に表現されていたからです。石畳一つにしても、その描写力は凄い。はい、参りました……と思わず呟いてしまうほど。
ちなみに、映画を観ている時、そんな映像の素晴らしさばかりに心打たれていたので、ストーリーはあまり追い掛けていませんでした。昨日の紅白もそうですが、何かと接する時って、いつも斜めから見て、別のことを考えているんです。これが自分です。
というわけで、今年はじめての買い物は、『レミーのおいしいレストラン』のDVDでした。

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