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2008年2月23日 (土)

取材中に読んだ本

10時間後、成田に到着します。ふ〜、やはりエコノミーは疲れますね。クタクタです。
リムジンバスの中でMacを立ち上げ、溜まりに溜まったメールをダウンロード。あっ、急ぎのメールも何通かある……。仕事先の皆さん、お許しください。箱崎に着くまでずっとレス書きに追われました。
さてさて、いつも通り取材中に読んだ本の話です。
まずは『マネー・ハッキング』(幸田真音著・講談社文庫)。以前から気になっていた作家です。なるほど、確かに面白い。外資系銀行の内側がよく理解できました。今後、残りの作品もすべて読んでみるつもりです。
『白銀を踏み荒らせ』(雫井脩介著・幻冬舎文庫)。スキー界を描いた物語です。面白いのですが、登場人物があまりに多いので、えっ、この人って誰だっけ、という箇所が何度もありました。大河小説でよくあるように、最初に「誰々は何々」という表記を載せるべきですよね。それがあればもっと物語を楽しむことが出来たのに……、残念です。
『漂泊の牙』(熊谷達也著・集英社文庫)。ニホンオオカミの話です。『邂逅の森』や『相剋の森』と同じくらい面白い作品でした。このような東北を舞台にした小説を読むと、やっぱり僕も東北に移住しようかな、と思うようになるから不思議です。
『見えないドアと鶴の空』(白石一文著・光文社文庫)。白石氏の作品はすべて読んだつもりでいましたが、この一冊だけ落としていました。物語に出てくるような女性って絶対にいないし、それに現実にはあり得ない世界を描いているのですが、それはそれなりに面白く、最後まで一気に読めました。
『遠い「山びこ」』(佐野眞一著・新潮文庫)。実は佐野氏のファンで、すでに8割方の作品を読んでいます。この作品はカリスマ教師と言われた無着成恭と教え子たちの40年を描くノンフィクション。色々な意味で刺激を受けました。学校の先生は必読です。

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コメント

熊谷達也さんの本を紹介してもらいありがとうございました。知らないことの重みをひしひしと感じています。まだまだ未知の世界だらけです。仕事に追われていた事と正統派新潮文庫で育ったので、今時の本はちょっと敬遠していました。でも本が与えてくれる潤いをまた思い出すことが出来ました。時間が空いたら‘ブックオフ’にも寄って見ようかとも思います。伝えてくれる重みには変わりはありませんので。

投稿: あすなろ | 2008年3月15日 (土) 13時14分

吉村さん、おかえりなさ‐い☆マイナス30度の寒さなんて想像つきません… 東京は、何日か暖かい日が続いたあと、寒さが戻ってこの程度の寒さで震えている私だったら外になど出られないかも…(^_^;   その寒さの中、寒さも忘れ歩き回り撮られた写真だから吉村さんの言葉をお借りしますが見ている私たちの心に響くのでしょうね。 お疲れさまでした。時差もあり大変でしょうがゆっくりされて下さいね(^-^)

投稿: akemi | 2008年2月24日 (日) 17時05分

取材記のたびにお読みになった本のコメントをブログに発表なさいますね。とても楽しみにしています。私とはビミョーに好きな作家が違うのですが、吉村さんお勧めの本を読んでみてハズレだったことはありませんよscissors

投稿: アンリ・ルソー | 2008年2月24日 (日) 10時41分

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