« 戸隠へ | トップページ | 木曽 »

2011年5月13日 (金)

美ヶ原高原

長野県で上田は知名度が低い場所ですが、この街には魅力的な被写体がたくさん眠っています。
今日は白馬へ抜けるつもりでしたが、急遽予定を変更。美ヶ原高原へ行ってみることにしました。訪れるのは23年ぶりです。
和田峠、ビーナスラインを走り、標高約2000メートルにある懐かしの美ヶ原高原に到着します。
駐車場から徒歩20分のところにあの有名な「美しの塔」がありますが、今回は行くのをやめました。観光写真ならまだしも、あの塔は自分の作品には向かないような気がしたからです。
逆に向こうの方に建つテレビ塔に惹かれたので、足を運んでみることにしました。ここから徒歩1時間ほどの距離ですが、デジカメなどの機材を担いでの歩きは無理。車で行くこにします。
いったん山を下り、松本の浅間温泉へ。美鈴湖からのびる美し原スカイラインを走り、王ヶ頭へ。2時間も掛かりました(笑)
駐車場に車を停め、息を切らしながらトレイルを歩き、テレビ塔の真下まで行ってみます。高校生の頃、何度も松電のバスに乗って来て写真を撮ったテレビ塔です。当然あの頃より、アンテナの数は増えていました。
テレビ塔の近くで、ある被写体を発見! 興奮しながらシャッターを押します。手応え120%の作品を生み出すことに成功しました。 来てよかった!

2時間ほど、Wi-FiルーターとiPod touchを持たずに自然の中を歩いていたら、とても作品制作に没頭できることに気づきました。
ふと、取材中に自分の考えや想いを発表するのはよくないことだな、と思い立ち、しばらくTwitterをやめることに決めました。
もちろん今までも、たとえ呟いていても、皆さんからのレスはあえて読まないようにしています。いつも夜にまとめてじっくり読んでいます。
だから呟いていると言っても、外部からの情報を遮断しているに等しいので、それほど作品制作に影響はないのですが、写真家が、写真を撮っているとき、カメラ以外のもの、つまり携帯電話やiPod touchを持っていること自体がおかしいのです。こんなものはいらん。
今日、自然豊かな美ヶ原高原で写真を撮っているとき、今までの自分の甘いスタイルを深く反省しました。Twitter、Facebookと流行ですが、時代に流されたら負けです。常に「写真を撮る」という基本を忘れないようにします。

いつも自分勝手で申し訳ありませんが、ご理解ください。もちろん、東京に戻ってからはまたガンガンとTwitterで呟きますね。

|

« 戸隠へ | トップページ | 木曽 »

コメント


masaさんのコメント 素敵ですね。
信州の澄んだ青空のような 清々しいコメント
吉村さんのブログの
ファンのコメントは温かくて訪ねてみて
良かった。


明日仕事頑張れそうです。

明日も
吉村さんの
信州取材が 進みましように祈ります。

投稿: ロンロンママ | 2011年5月14日 (土) 21時04分

昔、吉村さんの「日記&取材先のレポート」では
「最近ホームページの更新が滞っていて申し訳ありません。」
という一文がしょっちゅう出てきました。
「あ~、吉村さん、お忙しいんだな」と思って、次の更新をじーっと気長に待っていました。

また吉村さん自身も、お天気が変わるのを長時間待っていらした時だったか(?)、確か「仙人のような心境…」というようなことを書かれていたことがありました。

集中するってそういうことですね。

吉村さんは、とてもサービス精神が旺盛なので、今の時代の便利なアイテムを駆使して、私たちに日々の気持ちや情報を伝えようとして下さっていますが、すでにご自分で気づかれたように、もっとひとりの世界に没頭されてもいいのだと思います。
デジタルアイテムは離して…。

吉村ファンの多くは、待てますし、待ちます。

それにしても、吉村さんの
「こんなものはいらん」って言い方、気に入りました。^^

投稿: ののこ | 2011年5月14日 (土) 20時56分

良い感じ良い感じ・・・ですね。
携帯電話には、『携帯できる電話』以上の位置を与えていないので、履歴を見て、数時間前に一度かかっただけという電話には返信をしません。そういうスタイルを理解する友人たちは、あまり頻繁に電話やメールをよこしません。だからって友達が少ないわけではないのですよ。色々な年齢層の友人が毎週何度も遊びに来ます。顔と顔を合わせての語らいは、やはり最高です。おいしいものも同伴しますしね。
 携帯の背後に「とりあえず無言」の友人知人を大勢従えて行くのををやめると、本当の意味で『一人の素敵』が始まりますね。自分についてよく理解できるようにもなりますし、それによって謙遜にもなれますよね。その特質は色々な仕事に役立つと思います。物事をスムーズに運ばせたり、精神力を強化したり・・・。

 普通の仕事は、仕事そのものに集中しなければならないことが多いと思いますが、芸術的な仕事は頭の片隅で仕事を意識しながらも、心をのびのびさせて気持ちよく過ごしている内に心の中に成形されていくもののようにも感じています。私の友人で今は世界的な活動の場を与えられている人は、かつて職場で仕事中一番多くしていることはコーヒーカップ片手に窓から外を見ていることでした。(同僚たちからは、怠けていると思われていましたけれどね)でも、本当はとても仕事のできる人で、会社に多くの利益をもたらしました。それに、やさしくて礼儀正しい人です。
 もう何年も前のことですが、初めて個展でお会いした時の吉村さんも、穏やかでちょっと恥ずかしそうで(謙遜な人に見えました)、親切で礼儀正しい人でした。

 自然の中を、うれしい気持ちで歩き回って、心身の健康も増進させて帰ってきてくださいね。

投稿: masa | 2011年5月14日 (土) 18時34分

毎日 何はさておき吉村さんのブログ
拝見しております。
暖かくちょっとスパイシーな文面。
いつも楽しみです。
「Twitterをやめる」
はい!!吉村さんの御心のままに~♪
写真創作に反映させてください★
比較にはまったくなりませんが
私も 教室での撮影もう辞めようかな と。
作品を生み出すには 1人で ですかね。
でも みなさん いいメンバーなんで
迷ってます。甘いですかね~(苦笑)

投稿: きなこもち | 2011年5月14日 (土) 09時48分

初めまして。
いつも吉村さんから良い刺激を受けている者です。
今までもたくさんのお礼を言いたかったのですが
今回、お役にたてる言葉かも…と思い、筆をとりました(あ、コメント書きましたか)。

「ブラック・スワン」でアカデミー賞を受賞したナタリー・ポートマンさんは
役づくりのため、1年間、友達と電話などで連絡をとらなかったそうです。
と、何かで読みました。

全く外部と断絶したら、自分の世界に深く入れるかもしれません。

まあ、普通はそこまでできませんが…。
特に、吉村さんは色々なマネージメントの役割もありますものね。
でも、芸術家の役割の時は集中状態にするのもよいかもしれませんね。

ネットでつながってなくても
心と想いがファンの皆さんとつながってます♪

今日も吉村さんが最高の状態でありますように
お祈り申し上げます。
いつもありがとうございます。

投稿: 愛と感謝 | 2011年5月14日 (土) 09時17分

吉村さん、おはようございます!美ヶ原高原、ビーナスラインと沢山の色彩が瞳に飛び込んでは流れていくような美しい季節に取材、そして、被写体にも恵まれている様子でなによりです。作品制作に取り組まれる際は内なる自分と向き合う時間をどうぞ大切に、もともとTwitterなど使ったことがなく、このブログで吉村さんの日常が垣間見られるだけで十分です。今日の東京は初夏を思わせるような晴天です。これから、日光まで登山に行ってきます!カタクリやツツジが見頃で上手くシャッターチャンスに恵まれればなあ、と思ってます。フォトレッスンで教わった3つのポイントをしっかりと実践出来れば良いのですがf^_^;ところで、浅間温泉には入らなかったのですか?良い1日を!

投稿: flexkk | 2011年5月14日 (土) 06時22分


吉村和敏様


吉村さんが
先日のブログ「頭痛」を 書いた時
吉村さんファン皆
長野取材「大丈夫か」と本当に 心配しましたよ。


吉村さん自身
「デシダル漬け」と
書いてありましたから
長野取材は
デシタルを離れられてブログの更新がないのかなとも心配でした。

毎日 転々と
「長野」を移動され
その 土地土地を 紹介していただけ やがて私たちの想像が 写真という形になり
吉村さんの言う 「被写体」の答えを知る事となるクイズのような ブログが、毎日楽しいです。


また 明日は 別の
「長野」取材 また 良い被写体に出会る旅でありますように。

投稿: ロンロンママ | 2011年5月14日 (土) 02時34分

吉村さんは、今頃、明日に備えて、眠りの中でしょうね。
もうひとつだけ、語らせて下さいm(_ _)m
私が、ここに自分を語れるのは、吉村さんが人の意見に自分を曲げる人ではないと知っているからです。もちろんご自分の中で精査、選択されているのでしょうが、自分を貫くのが基本姿勢ですよね。まぁ、そこが好き♪なんですが…(^_^;)
でも、知っていて欲しいなって思うんです。違う考え方も出来るよって!
うまく言葉に出来ませんが、ひとつに囚われ過ぎると、客観視出来なくなって、本質が見えなくなってしまいそうな気がするからです。
確かに時代に流されてはいけないと思います。
ひとつを貫く強さ、私も同じでありたいと思い頑張っています。
でも、これからの時代というか今の時代は、柔軟性が必要にも感じています。
もの凄いスピードで流れている時代に、順応しつつも自分を貫く強さが求められているように思います。

投稿: 花水木 | 2011年5月14日 (土) 01時58分

私はここを読ませていただくだけで充分です。だって 面白い文章なんですもん♪ その時々の心情が良く伝わるここが好きです。

投稿: ちよさんです | 2011年5月14日 (土) 00時13分

吉村サン、お疲れ様です。経験や直感の赴くままに移動しながらの撮影ですから、集中は大切ですね。
了解しました。思う存分没頭して下さい。

気づいたり、発見したり、行動を変えてみたりするのは、良いことですから、自分勝手と思うことなくいきましょう!

テレビ塔ですか…どんな風景でしょう。

投稿: サラ | 2011年5月13日 (金) 23時47分

 「写真家が写真を撮っているときにカメラ以外の物を持つことが…。」
 集中度合いに関しては非常に理解できます。

 全くの素人なのですが、デジタルカメラにした途端に《適当な気持ち》で撮るようになったと思っていました。
 しかし
ほんのちょっとの目標(野望・希望)で丁寧な気持ちで撮れるようになり、自分でも驚いています。
“写真展”&“フォトレッスン”効果でしょうか。

投稿: ちー | 2011年5月13日 (金) 23時18分

お疲れさまです。
まずは、手応え120%の作品が生み出されて良かったですね。
作品制作に没頭される撮影スタイルに同感します。
雑念を捨て心でとらえた瞬間を逃さないでくださいね。
これが吉村作品だと言う写真を待ってます。

投稿: モリモリ | 2011年5月13日 (金) 23時17分

吉村さんの心の命じるままに自由に活動して下さい!
とにかく吉村さんの作品に惚れ込んでファンになっているのですから、それに邪魔と感じるのなら誰も全然問題ないと思いますよ!
ちよっと寂しい気もするけど…(^_^;)
でもね、前から吉村さん、撮影に没頭されると呟いていなかったですよ(^.^)あ~集中してるんだな!って思ってました、ずーと!だから、自然のままでもいいと感じますが…休憩中とか、なんか上手くのれない時とか、これは伝えておきたい!とか、ちょっと人恋しくなちゃった時とか、人間だからいろいろあるじゃないですかぁ~、そういう時に呟いてみるのもいいかも!って思う私です。だから、無理しないでね♪っていう言葉になるんです。無理すると続かなくなっちゃうって思う私です(*^_^*)
テレビ塔の近くにある被写体って、なんなんでしょう!!手応え120%の自信作に早くお目にかかりたいですね。高校時代の被写体に再び触れて、なにかをまた掴まれたのかもしれませんね。明日も頑張って下さい!

投稿: 花水木 | 2011年5月13日 (金) 23時16分

撮影、お疲れ様です!
美ヶ原高原の手応えある被写体に出会えて良かったですね!
吉村さんの呟きを見るのは楽しいのですが、やっぱり、写真撮影に没頭されている時は集中力を削ぐことになるのかもしれないですね。
どうか、じっくりと、吉村ワールドに没頭され、後でじっくりと作品と一緒に(もちろんブログでもshine)その被写体のエピソードを知りたいなとも思います(^^)
心ゆくまで信州の魅力をカメラに収めてくださいね(*^_^*)
頑張ってくださいね\(~o~)/

投稿: yuuko | 2011年5月13日 (金) 23時11分

今日の撮影、お疲れ様です!!
あのテレビ塔迄行くのに、松本迄下って2時間もかかるのですか!びっくりです。
私もあのテレビ塔ひかれます( ^ω^ )
私が美ケ原を訪れた時は、高山植物も咲いていませんでしたし、なんか荒涼としていて、標高が高くちょっとこわかったです。
アモーレの鐘ってのもありましたね。
テレビ塔の近くで撮られたヒ被写体ってなんだろう~?気になります。

そうですね・・そうゆう物から離れる事も必要かもしれませんね。
ぜひ、撮影に没頭なさってください(*^ー゚)bグッジョブ!!

ほんとに吉村さんのプログを読むの楽しいです!!

投稿: ライラック | 2011年5月13日 (金) 22時58分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/119661/51662502

この記事へのトラックバック一覧です: 美ヶ原高原:

« 戸隠へ | トップページ | 木曽 »