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2011年6月10日 (金)

山の中の村へ

どんよりした曇り空。
チェックアウト後、険しい山道を通って目的の村へ向かいます。
イタリアもほぼ100%に近くマニュアル車ですが、やはりこんな道はマニュアル車でないとダメです。オートマチック車だと事故多発でしょう。
それにしても、どんな山の中にも町や村が点々としている。ヨーロッパって奧が深いです。
_dsf07733時間後、ようやく目的の村に辿り着きました。15分ほど車の中で休んだ後、撮影に入ります。城はクローズでしたが、英語がしゃべれるおじさん「せっかく来たから庭園は見て行きなよ」と門を開けてくれました。
午後、再び山越えです。道に迷ったら地図を確認する。これを何度も繰り返し、3時間後、目的の町にたどりつきました。
雨が降ってきたので、レストランに入り、食事を兼ねた雨宿り。パスタは、いまいちでした。
_mg_7180その後、車の中で一時間ほど待機していたら、やがて雨雲が過ぎ去り陽射しが戻ってきます。町中を歩き、写真を撮りました。
どの町や村も、立ち去る前に必ず全景を撮るようにしています。川向こうまで行き、いいアングルを発見します。
撮影していたら危険な若者がこちらに近づいてきます。グッと緊張しましたが、何も起こりませんでした。もちろん心臓はバクバクになりましたが。
でも、仮に夕方や夜、つまり薄暗くなっていたとしたら、もしかしたらアウトだったかもしれませんね。夜景を撮影していてもそれほど緊張感がない国は、僕の知る限り、カナダだけです。
海外の情報を紹介するとき、日本のマスコミや旅行会社は、いいことしか伝えない。でも僕は、いいことと同時に、悪いことも伝えていかなければダメだと思います。
旅行者にとって、カナダが楽園だとしたら、ヨーロッパはある意味、戦場です。僕自身、この地では24時間、常に神経を張り詰めながら生活している。だから、海外にいて心癒されるということは100%ないのです。常に考えていることは、この旅を無事に終わらせたい、ということだけ。
外務省のホームページに各国の危険情報が紹介されていますが、ここに書かれている衝撃的な出来事は、現実としてあるのです。例えばあの国のあの街だったら、ぼったくりバー、スリ、置き引き、ニセ警官と、警戒心が薄くお金を持っている「日本人だけ」が狙い撃ちにされることは日常茶飯事です。

イタリアはホテル探しで苦労しています。とにかくホテルの数が少ない。
19時になっても見つからなかったので、だんだんと焦ってきました。高速A21号線沿いの道を走り、インターチェンジの付近でホテルを発見。ようやく一部屋確保することができました。
夜はホテル1階にあるレストランでピザ。

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コメント

2枚目のスナップ大好きです。
是非もっと大きなサイズで見たいです。

傘、ハット、ステッキの3点セットの初老の紳士・・・カッコイイですね・・・

吉村サン、イタリアの山の村でも、安全に旅をするために気を配り、危機管理を持って毎日を過ごされたことを知りました。
撮影や日中の暑さ、毎日の「ホテル探し」と治安に留意すること。
その国の運転に順応しながらの車の運転、本当に大変な旅だったのですね。お疲れ様でした。
そして、海外に旅することの心構えを教えて頂き、ありがとうございます。

吉村サン、山の中の村ですか。確かに、標高の高い場所に町があり、そこにステッキを持ち、帽子をかぶった紳士が通りすぎる。お洒落です。
昨日は、建物についてコメントしましたが、素敵に見えるもう一つの要素は「歳月を過ごしてきた石畳」かもしれませんね。
教会と石畳…、旅情があって素敵です。

 イタリア取材旅のブログを逆に読んでいるので、だんだんに緊張感が伝わってきます。

 安全に仕事・帰国するための努力って大変なんですね。でもそれって当たり前の事?

 神経ピリピリの中でいい作品が生まれていくんだね。

 

お暑うございます!私は、さっきから、壊れた扇風機を直し、エアコン洗浄スプレーと格闘し!汗だくです(^_^;)
小休憩と思い、ブログを開けると、なんと、またいっぱい更新されていて!!読むのすら追いつかない状態ですが、今日はお休みでよかった(^^)v
また、家事の合間をぬって書かせていただきます。よろしく!!
このお帽子を被られたオジサマ、素敵ですね!オシャレって感じです。
人の慣れというのは怖いもので、行かないで!って言っちゃう程イタリアの旅を嫌がっていた私なのに、だんだんマヒして来ました。っていうか、暑くて、思考が働かないだけかもしれませんが…(^_^;)
あっ、エアコンの試運転を止めないと!また、戻ってきます♪

吉村先生、毎日この日を待ちわびていました

日本にご帰国されて、更新が再開される日を…!

安全に撮影や移動が進みますように、ただ思いつづけていました。

先生のブログ記事が、次々にアップされてゆく中、最初は、物語を紐解くように、文章だけを追いかける…そして次にゆっくりとお写真を拡大しながら、光景を想像しつつ拝見させていただいております。

ある場所を撮影され、風景と対話する間もなくすぐにその場を後に、次の目的に向かわれていたのは、安全対策でもある…いうことなのですね…

とくに夕方から夜にけての魔法の時間帯には…


イタリアの曇り空の下、しっとりとした空気に流れるゆったりとした時間を、少し感じています。
(建物とお洒落な紳士)のお写真、とても絵になっていて素敵ですね。

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