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2011年8月 9日 (火)

小学生の絵画

日比谷線日比谷駅から銀座方面へ向かってのびる長〜い地下通路、ここに壁面を利用したギャラリーがあります。今日たまたま通りかかったら、「我ら海の子展」という小学生が描いた海の絵の作品展が行われていました。
http://gallery.club.or.jp/
最初は流し見でしたが、どれもあまりにも素晴らしかったので、途中から一つ一つの絵をじっくりと鑑賞します。何に一番感動したかと言うと、「構図」です。長方形の画用紙の隅々まで描かれた絵は、もうこれ以上トリミングのしようがないくらい完璧。
写真でこれが出来る人は少ないんです。年に何度かフォトコンテストの審査を行いますが、集まる写真の7〜8割が、対象物のとらえ方、つまり構図で失敗しています。対象物があまりに小さく、周りに余分なモノが写りすぎている。
例えば紅葉した一本の木を撮るとします。多くの人は、その木全体と空と地面を入れて撮る。これは大きな間違いです。絵心がある人は、幹と木の一部分だけを切り取り、紅葉の素晴らしさを表現しようとするでしょう。
海の子展ということで、船の絵がたくさんありました。船の一部分を大胆にアップで捕らえ、手前の海には人がいたり生き物がいたり、それも四隅ギリギリまで描いている。人物の作品でも、ちゃんと眉の上の髪のあたりを紙のフチに持ってきている。この対象物の大胆な切り取り方はお見事!
どうして子供に出来て、大人になると出来なくなってしまうのか……。大人の場合、雑念が邪魔しているのかもしれませんね。やっぱり子供の感性、純粋な心って、凄いな、と思いました。

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コメント

子どもっちの絵て
カラフルでいいなってゆうかんじのも
まーるでロシア文学のよーな暗ーーーーいやつもアルすいーっ、スゲー色んな ありとあらゆーるバリエーションあって

十人十色どころじゃあナイッじゃらね~(^人^)

すぅごいデスねー!!

投稿: 横浜の近藤です | 2011年8月19日 (金) 19時47分

純粋な心を いつまでも 大切にしてくださいね。

投稿: しろ | 2011年8月11日 (木) 21時56分

大人でありながら子供の目線になれる。
子供に戻れないなら、少年少女のような気持ちを持つ大人に変身する。

そうなれたら素敵です。

いつもシンプルに基本を感じていればなれるのでしょうか。

自分のアングルに真っ直ぐになれる子供の様に、私も撮ってみたいです。

投稿: あすなろ | 2011年8月11日 (木) 14時13分

遠い昔の学生時代、学校の外で写生の授業があり、木の幹と枝を前面にその奥に風景を描いていたら、先生に”前の木は必要ない”と言われたのを思い出しました(・。・)
私には、木があってその隙間からみえる風景が気に入っていたのに・・。
それ以外、絵を描くことが苦手になりました。
今日、遠い時間を経て、吉村さんの言葉にちょっとなぐさめられた気分です(^o^)

投稿: azu | 2011年8月11日 (木) 12時19分

銀座ギャラリー、ぜひ、見てみます。子供の心は、大人も以前、持っていた物ですよね。聖書にも、子供のように神の国を受け入れるひとでなければ、決してそこに入ることはできないといわれています。

投稿: hitomi murakushi | 2011年8月11日 (木) 08時53分

子供の絵画について語らせたら、長くなっちゃう私です(*^^*)娘ふたり、幼稚園、小学校と絵画教室に通わせていた私ですから!
子供の絵は、大好きです!子供のエネルギーを感じます。我が家では、幼い頃の娘たち作品たちが、かなりの大荷物になっています。
絵画教室で描いてきた絵は、やはり、どこか先生の色を感じます。半分くらい先生の作品って感じ!それでも、年一度の上野の美術館に展示される展覧会で金賞以上をもらうと、親バカで、うれしかったりでしたね。
上の娘が、低学年の時に学校で選ばれた絵の展示を見に行った時の衝撃は、忘れられません。横断歩道を鴨の親子が歩いているのですが、その親ガモが、ちょ~デカくって!信号機より大きいじゃん!って状態で!えーコレですか!!という感じでしたが、それが評価されていたのでしょうね。あの伸びやかな絵は、脳裏に焼き付いています。
夏休みですね!今の私なら、子供たちに、もっともっとノビノビした絵を描かせてあげることが出来るのになぁ~と残念に思います。

投稿: 花水木 | 2011年8月10日 (水) 12時40分

どちらも「構図」が大切なのですね(^.^)
子供さんの対象物への集中力は素晴らしく
それと同時に、神秘性にもひかれます。
無垢な心のフィルターを通して、周りを
どの様に見ているのか…
私には不思議な存在です…

投稿: きらら | 2011年8月10日 (水) 12時00分

吉村サン、いろいろな情報や刺激を受けて 私達は暮らしていることを感じます。
日常の小さな出来事をそのまま過ごしてしまいがちですが、気に留めたり、どう感じるかということが大事なのですね。

「我ら海の子展」銀座ギャラリー検索で、ちょっと拝見しました。「構図」切り取り方や何を書きたいのか、生き生きと表現されていますね。
「瑞々しい」…子供の感性ってすごいです。
写真撮影にも生かしていきたい(^^)v
 アドバイスありがとうございます☆

投稿: サラ | 2011年8月10日 (水) 10時44分

その場所は知っていても、前を通り過ぎていました。
構図を意識した事はありますが、余り深くはなくでした。
以前土屋先生に何を撮りたいかわからないと言われたのは、そのことだったのですね。
それにデジタルになってからただただシャッターを押しています。フィルムの時のようには考えてない自分がいます。
子供達の絵画をそんな見方も出来る吉村先生に感服です。学ばせて頂きました。ありがとうございました!

投稿: ガラスビン | 2011年8月10日 (水) 09時05分

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