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2016年8月 4日 (木)

フォトコンの審査

フォトコンテストの審査の依頼が数多く寄せられます。あまりに時間がなく、その1/3くらいしかお受け出来ないのが現実ですが、もちろん審査の仕事は大好きです。
近年デジカメになり、生み出された画像はフォトショップなどのソフトによって簡単に加工できるようになりました。何気ない一枚の風景でも、カメラやパソコン、プリンターなどの特殊な表現を使うことによって、何倍も美しく、魅力的に見せることが簡単にできてしまうのです。
そんな作品と出会うと、審査のとき「ハッ」と手の動きを止めます。そして、そんな作品は必ず上位にくる。
でも僕自身、金賞とか大賞は、やはりナチュラルな写真、つまり写真そのものの力で見せる写真にしたいな、と望んでいます。決定的瞬間を捉えた写真とか、被写体が魅力的で、見ているだけで涙が出てくるような写真とか……。簡単に言ってしまえば、デジタルの手が加わっていない写真です。
スマホで記念写真を撮ると自動で美肌モードが起動するように、今、巷に溢れている写真は「自然」ではない写真がほとんどです。必ず何らかの手が加わっている。
春に僕が審査したキタムラフォトコンテスト・腕自慢コースの結果発表のゲラが今日あがってきました。受賞作を見直しているとき、「写真とは何か」を改めて考えてしまいました。
今回のグランプリは、とても素晴らしい作品です。次号の「フォトコンライフ」をチェックしてみてください。

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