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2018年1月29日 (月)

簡単なカナダ取材記

2年半ぶりのカナダです。
リムジンバスで羽田へ移動。エアカナダのカウンターでチェックイン。
冬の時期であるにも関わらず、トロント直行便は満席でした。
約12時間のロングフライト。邦画は充実しています。7本観ました。

「岸辺の旅」2回観るともっと深くわかるような気がした。
「お父さんと伊藤さん」面白かった。
「何者」今の若者たちの現実を描いており、今回観た中で一番面白く、完成度が高いと思いました。
「グッドモーニングショー」まあまあ。
「ちょっと今から仕事やめてくる」普通。
「ジュディ&ジュリア」普通。
「キングスマンゴールデンサークル」まあまあ。

トロントに到着。入国審査はいたってスムーズ。
電車に乗ってダウンタウンへ。タクシーでホテルへ。
夜、小腹が空いたので近くのマクドナルドへ。ビックマックと水で10ドル以上。これほどまでに物価が高くなっているとは驚きです。

Dtruwwqwkaa1sicウォーミングアップをかねトロントの撮影。
マイナス12度、歩きはじめてすぐに下のダウンも必要ということに気づき、いったんホテルに戻りました。
トロントの全景、CNタワー、市庁舎、ショッピングセンターと撮影していきます。
3時半のボートに乗ってトロントアイランドへ。40分ほど歩いてトロントの全景が見える場所へ。そこで夜景の撮影。やはり水があった方がいい。雪景色ではあまり絵になりませんでした。
Dts1e2lwaaa6qw6時半発のボートに乗りたかったので大急ぎで港へ。マイナス40度対応のダウンジャケット+ヒートテック超極暖の組み合わせだったので、大汗をかきました。
ダウンタウンにある日本のラーメン屋で、味噌ラーメンと餃子を食べます。

翌日、ナイアガラへ移動。奇跡的に晴れました。
2時間ほどカナダ滝、アメリカ滝を撮影します。周辺の木々の枝はびっしり樹氷で覆われていました。真冬のナイアガラ、夏よりも感動があります。
Dtw4pnexkaawe70ヘリに乗って空撮をする予定でしたが、強風のため中止。
夜は夜景の撮影。滝はLEDでカラフルに染まっていましたが、人工的な光に心を奪われませんでした。機械的にシャッターを押しただけ。
夜景は好きですが、今流行りのプロジェクションマッピングは好きではありません。あれのどこが美しいのか、何が魅力なのか、さっぱり理解できない。
ベトナム料理の店でヌードルを食べた後、ホテルへ。
暖房の効きが悪く、部屋は寒いです。朝方、体がだるい。急激な温度変化に弱いのです。

朝から関節が痛いです。他の客はいないのでしょう、レストランは一人だけ。
Dt1tvf7w4aetj0zカナダらしい朝食が出てきました。20代の頃、カナダ各地を旅しながら毎日こんな料理を食べていた。昔は脂っこいソーセージなど3〜4本ペロリと食べてしまいましたが、今は1本が限度です。

トロント空港へ移動。エアカナダのカウンターでチェックイン。カナダは国内線の機内預けの荷物は有料です。1個25ドル、2つ預けたので50ドルも取られました。

2:40発のAC145便でカルガリーへ。
到着後、レンタカーをピックアップ。フォードの巨大なSUVでした。ガソリン代が大変そう…。
ダウンタウンのホテルにチェックイン。外は真っ暗です。
今回、カナディアンロッキーに5日いて、冬の風景をみっちり撮影するつもりです。
翌日、バンフに移動しました。まずはレイクルイーズから。
レイクルイーズには30回以上訪れています。夏もいいですが、真っ白に雪化粧した湖も素敵です。
湖の上には、大きなスケートリンクが出来ていました。全景を撮るとどうしても人が入ってしまうので、リンクの外側まで歩き、氷河を狙いました。

Dumvpicxuaeatsb1今回ディープなロッキーを撮りたかったので、どの地でも地元のガイドをつけることしました。
翌日からガイドのピージェイさんと一緒に雪山やトレイルを歩きます。山奥にある凍った滝まで行きました。
空撮も行います。前日ヘリの会社から電話があり、朝7時に来るように、と言われました。3時に起き、4時にバンフのホテルをチェックアウト。2時間ほど夜道を走り、ヘリポートへ向かいました。
フランス人、オーストラリア人、カナダ人の写真家がチャーターしたドアを外したヘリに、急遽便乗できることになったのです。腰にハーネスをつけ、シートに自分の体をロープでしっかり固定します。

日の出と同時にヘリは飛び立ちました。ロッキーの山並みがすぐ目の前に現れます。確かに絶景でしたが、とにかく寒くて寒くて、凍傷になる寸前でした。指先が冷たく、写真はあまり撮れなかった。やはり空撮にはそれなりの準備が必要です。
Dumyr1rwsaaugju1夕方一人でアブラハムレイクに行きました。ここのアイスバブル、今注目されています。
自然の美しさに感動!湖面は強風が吹き荒れていたので、自分の体とカメラバックをしっかり氷上に固定し、2時間ほど撮影を行いました。
最初、一人で大自然の美しさに陶酔していましたが、やがて4台のバスで200人以上の中国人観光客がやってきます。
バンフもレイクルイーズも、どこに行ってもたくさんの中国人です。僕がよく行くスペイン、フランス、スロヴェニア、トルコも中国人だらけ。彼らは季節に関係なく旅しています。今、中国人が世界に落としているお金は凄いと思う。時代が変わったなあ〜という印象を受けています。

真冬の海外取材は久しぶりです。今回、25年前に買ったマイナス40度対応のダウンジャケットと、ユニクロのヒートテック「超極暖」の上下を持ってきました。
が、これは完全に失敗。確かに連日マイナス10度前後でしたが、ここまで厚いダウンジャケットは必要ありませんでした。熱いし、動きにくいしで、途中で着るのをやめ、バンフのショップで90ドルのダウンジャケットを買いました。
ヒートテックも完全に失敗。今回雪山歩きがメインだったので、ヒートテックを着ると体が熱くなりすぎてしまうのです。やはりヒートテックは運動時に着るのはよくないですね。
そろそろ新しいダウンジャケットが欲しくなってきました。多くの人が着ている、日本のOLにも大人気のカナダグースのダウンジャケットが欲しいのですが、今清里が大変なときなので、さすがに10万円の出費は厳しいです。L.L.ビーンかモンベルの3万円前後のダウンジャケットにしようと考えています。

6日後、バンクーバーを経由し、バンクーバーアイランドの西岸にあるトフィーノへ移動しました。9人乗りのプロペラ機だったので、荷物で引っかかります。帰りのチケットをキャンセルし、2席分確保することで、23キロと10キロのスーツケース、15キロと8キロの機材を乗せることが出来ました。
トフィーノでもディープな撮影を行いたかったので、地元のカナダ人ガイドをつけました。トム氏はテレビや雑誌などのメディア専門です。かつて星野道夫氏のガイドもしたことがあるとのことでした。
Duy7zhgx4aiuvrqまずは荒波の撮影から。トフィーノと言えば、この荒波が有名です。これを見たいがために世界各国からたくさんの観光客が訪れます。
その後、レインフォレストの撮影。トレイルを歩き、巨木にカメラを向けました。
今カナダは、田舎にもジャパニーズレストランがあります。ここトフィーノにもありました。カナダ人経営。早速入り、ラーメンとほうれん草のごま和えとライスを注文して食べました。まあまあだった。
Duf9aiexuaete5k1ちなみに、バンクーバー空港郊外にある南ターミナルに、小さなチャイニーズレストランがありました。ワンタンヌードルを食べたら、これがとても美味しかった。体があたたまりました。有名なシェフが生み出す1万円を越える料理より、このような庶民的な料理の方が好きです。心の底から美味しいと感じる。

3日後、車とフェリーで5時間掛けてバンクーバーに戻ります。
30年前、この街から吉村の写真人生がはじまりました。
ここリッチモンド地区にはたくさんの中国人が暮らしています。看板などはすべて中国語。カナダというか、まるで中国を旅しているような気分でした。
日本人の友人と3年ぶりに会い、中華を食べに行きました。日本語での会話は2週間ぶりです。

翌日の直行便で日本に戻ります。東京の寒さに驚きました。
今回2週間と長かったので、さすがにクタクタです。

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