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2018年2月27日 (火)

原版が次々と退色していく

この一年間、オリジナルプリントを販売してみて、人気がある作品がだんだんとわかってきました。
プリンスエドワード島に関して言えば、昔の写真を求める人が多いです。確かにフレンチリバーの漁村やケープトライオンの灯台、アンの家は、20〜30年前の方が絵になりました。
写真は貴重な「記録」なんだなあ〜と、改めて認識しています。

もっと昔の写真で作品額を作りたい。そう希望していますが、困った問題も発生しています。
25〜30年前のポジフィルム、退色して、色が抜けてしまっているのです。
かつての青空や草原の輝きはフィルムからは感じられません。デビュー作の『プリンス・エドワード島』や『光ふる郷』の原版はかなり酷い状態です。見る度に悲しくなるので、今では見ないようにしています。
退色というのはフィルムの宿命ですね……。

印刷会社さんの技術力の高さに救われています。退色したフィルムからでも、残っている色から実際の色を予測し、画像処理で濃い色を作り出してくれるのです。
よって、かつての輝きに似た状態で、写真集を作ることも可能になってきました。

もちろん、モノクロのフィルムは、色は抜けません。
実は今から17年前、2001年に、モノクロでプリンスエドワード島の風景を撮影したことがあるのです。
これらの作品は、まだどこにも発表していません。いつか清里フォトギャラリーで、モノクロのオリジナルプリントの作品額を展示販売するつもりです。

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