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2018年2月17日 (土)

スロヴェニア取材記

今日からスロヴェニア取材です。
トルコ航空イスタンブール直行便は今日も満席。大人気路線です。
まずは映画。琵琶湖を舞台にした「マザーレイク」。いまいちかな……。昔小学生のときに学校で観た「こむぎいろの天使 雀と少年」を思い出しました。これは、子供心に面白かった記憶がある。
「幼な子われらに生まれ」。テーマが重く、途中で観るのが嫌になってきましたが、せっかくなので最後まで観ました。
その後、スロヴェニアについての本を読んで過ごします。
活字に飽きたので再び映画。
「オリエント急行殺人事件」。5分観て、これは面白いぞ、というのがわかりました。しかし途中で着陸態勢に入ってしまいます。帰国便、もしくはDVDが発売になったらすぐに観ます。

イスタンブール経由、スロヴェニア、リュブリヤナに到着。日本人の場合、入国はいたってスムーズでした。
レンタカーを借ります。小型車を申し込んでいたのにまたまた大型車。ディーゼルだったので、まあいいやと思い、チェンジはしませんでした。
以前のブログにも書きましたが、海外では思い通りの車が用意されていることはまずありえません。7〜8割の確立で大型車になってしまう。よって、運転に自信のない方は、海外での運転はやめた方がいいでしょう。

Dvgvkm0xkaafi1rまずはブレッド湖へ。タイミングよく前日に雪が降ったようです。雪のブレッド湖も美しいですね。まるで絵画のようです。
その後、ボヒニュ湖へ行こうと記憶を頼りに高速を走ったら、道を間違え、オーストリアに入ってしまいました。トンネル利用料往復15ユーロで、ポリスのパスポートチェックもありました。もちろん国境を跨ぐことは何ら問題ないのですが、レンタカーは自国だけの保険契約なので、何かあったときが大変です。
夜、中華を食べた後、早めにホテルに入ります。丸2日間寝ていないので、ベッドに横になったらすぐに目が閉じました。

移動日です。高速を走って東へ向かいました。
スロヴェニアの高速は有料ですが、年パスを買うスタイルです。フロントガラスにステッカーを貼っておけば料金所を通過できます。料金は年1万円はしないと思う。日本の高速道路は高過ぎです。しっかり税金を払っているのに、何で道路にお金を払うのか? 日本人はもっと怒るべきでしょう。
スロヴェニア人は飛ばします。追い越し車線から走行車線に戻ると、「おい、ここを走ると危ないぞ」と大型トレーラーの運転手からすぐにパッシング。仕方なく、自分も追い越し車線を猛スピードで走るようになります。

プトゥイに到着しました。昨年9月にも訪れた歴史ある町です。
今週末、ここで大きなカーニバルがあるのです。このお祭りを取材するのが今回に旅の目的の一つでした。
まずはホテルにチェックイン。その後、カメラを持って町中に行ってみました。
Dvma2gsw0aefjrクレント発見! 初めて目にしたので、感動です。写真を撮っていたら、クレントが声を掛けてきました。
「これから家々を回るぞ。おまえも来るか?」
「ほんとですか!」
今回、カーニバルのみで、クレントが家々を回る昔ながらのスタイルを取材するのは無理かな、と思っていたのです。だからとても嬉しい。
その後、クレントを必死になって追い掛けました。
彼らは目的の家が近づくとマスクを被ります。そして家の前で激しく腰を振ってカウベルを鳴らして踊る。ベルの音がとにかく凄いです。
家主から、ワインや強いお酒(たぶんウオッカ)やお菓子をもらいます。食事が出てくるところもありました。
どの家でもお酒が出てくるので、クレントたちは移動する度に酔っ払っていきます。
「カズも飲め」と勧められます。どんなに断っても、「ダメだ、飲め飲め」と日本の田舎のおじさんのように勧めてくる(笑)
夜暗くなるまで皆さんと行動を共にし、たくさんの写真を撮ることができました。心が充実感で満たされます。

Dvwko2iwsaezzt5日曜日はプトゥイの町中でカーニバルが行われました。本当にこんな小さな町に5000人以上も来るのかなと半信半疑でいたら、お昼を過ぎたら次々と人が集まりはじめ、沿道は人でいっぱいになりました。
Dvveyzw0aayz1t先月から、プトゥイの町の担当者さんと英文のメールのやり取りを行っています。今回、ジャーナリスト用のプレスパスを発行してもらいました。
13時、カーニバルがはじまります。カーニバルというかパレードでした。仮装行列のような感じ。クレントが出てきたときは確かに凄かった。700体以上はいたと思う。写真を撮るのに必死で、スマホでのスナップをすっかり忘れていました。お祭りの様子はいつか雑誌で発表します。
クレントがあまりに凄すぎて、その後の行列はしらけてしまいます。でもどの団体や企業も気合いを入れて仮装していました。

月曜日は大雪になりました
午後に予定されていた子供たちのパレードは中止。
こんな雪の日でも、もしかしたらクレントが家々の訪問をやっているかもしれないと思い、プレスパスを発行してくれたKさんに電話で相談してみます。すると、数ある村の中から、今動いているクレントを探し出してくれました。すぐに車で向かいます。
いました、いました! こんな大雪でも確かにやっていた。皆さん、快く日本人の写真家を迎え入れてくれます。
雪降る中、クレントたちが踊る素晴らしい写真を撮ることができました。
記念写真を撮ってあげるよと言われたので、カメラを渡し、シャッターを押してもらいました。これがその時の写真です。楽しかった。
_dsc3670_2

スロヴェニア第二の都市マリボルに移動します。この町を訪れるのははじめてです。まずはホテルを見つけてチェックイン。
Dv1whvkxuaywoz8雪降る中、歩いて町中のスナップを行いました。世界最古のブドウの木とか、魅力的な被写体がたくさんありました。
夏にもう一度戻ってきます。
朝、ホテルの朝食会場に行ったらびっくり! 全員が中国人でした。
スロヴェニアのこんなマイナーな町にも、中国人観光客の団体さんがたくさん押し寄せているんです。全世界の観光産業は、中国人にだいぶ助けられていると思う。以前は、冬の季節はどこに行ってもホテルはガラガラでした。でも今は中国人でほぼ満室状態。飛行機も席がなかなか取れません。旧正月だからというわけではなく、彼らは四季を通して世界を旅しています。とにかく、中国人のパワーは凄いです。
あと中国人は、老若男女、大画面の最高級のスマホを使っている。朝食を食べながら観察してみたら、最新のGalaxy note 8、HUAWEI、OPPOを持っている人がたくさんいました。iPhone Xは中国人に人気がないです。なぜなら小さいから。iPhone 8 Plusの方が多いです。

翌日、北部の山道を走って東へ移動しました。
Dv6jgnrw0aaujnx樹氷が美しいです。森の中にポツンとある教会、とても絵になります。ヨーロッパの冬って、すぐでも物語が始まりそうな感じがする。
その後移動しながら、心ときめく風景にカメラを向けました。
山谷にひっそりと息づく小さな町に入ります。ホテルを見つけてチェックイン。
雰囲気はまあまあでしたが、とても狭い部屋でした。今回、どのホテルの部屋も暖房がよく効いており、あたたかいです。いつもユニクロで買ったフリースの寝間着を持って旅していますが、今回の旅では一度も使いませんでした。部屋の中はTシャツ一枚で十分です。
この小さな町、とても絵になります。気合いを入れ、夜景まで撮影しました。

翌日は快晴。外気温マイナス13度です。まずは車の窓ガラスについた霜取りからはじめます。
近くの山に登ってみました。ここに遊牧民の住居跡があるのです。
Dv_cjsqwsaaddrt1メートル以上の積雪。アプローチは困難でしたが、思い切って歩き、家屋のすぐ近くまで行ってみました。
帰りは2時間掛けて雪山を下ります。靴とズボンがバリバリに凍りつきました。
スロヴェニア、何度も訪れ、歴史文化、自然を詳しく知れば知るほど好きになっていきます。まだまだ撮りたい被写体がたくさんある。そのどれもが超絶景です。
あと3〜4回訪れ、徹底的に撮影を行います。そしていつの日か写真集として発表します。

朝5時起きで空港へ。外気温マイナス15度まで下がっていました。露出した肌が痛いくらいです。
キードロップでレンタカーを返却。
トルコ航空のカウンターでチェックイン。便は定刻通り離陸し、イスタンブールへ移動しました。
またまた空港で11時間ほど時間を潰さないといけません。
6時間以上待つ人のために、トルコ航空は、無料イスタンブール観光ツアーを用意しています。すぐにでも参加したいのですが、問題は荷物です。スーツケースはそのまま置いていくにしろ、20キロ以上の手荷物を抱えての観光はやはりシンドイ。高額な機材を空港に預けていくのも心配です。
よって今回も、ツアーには参加せず、空港で本や資料を読んで過ごしました。

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