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2018年3月 7日 (水)

今の時代はクリアファイル

「ポストカードを作っている」というと、多くの写真家さんが、「今の時代、ポストカードは売れないのでやめた方がいい」とアドバイスをくれます。SNSやメールが主流で、葉書を書く人が極端に少なくなっているのだとか。
ギャラリーショップ、書店、土産物店のオーナーや販売員さんも、皆、同じようなことを言います。ポストカードにかわって売れるのが、クリアファイルだとか。びっくりするくらい売れるので、6種類くらい作ってみれば、とアドバイスをくれたギフトショップのオーナーがいました。確かクリアファイルの件は、ジュンク堂さんでも言われました。

ポストカードは、12種類作って様子を見ます。クリアファイルは制作費が高いので、今の状態では難しいです。
プリンス・エドワード島や美しい村シリーズのマスキングテープにも魅力を感じますが、それらは大量ロットでないと厳しいのです。マスキングテープや手帳の制作に100万も200万も掛けられない。
動物、特にネコや犬の写真家さんたちはグッズをたくさん用意していますが、おそらくどんな商品も最低で1万個は作っている。でないと単価300円にならないのです。

1年ギャラリーをやってみて、商品の売り上げによって利益を出すのは難しいというのがよく理解できました。まして新しくはじめるギャラリーは、テナント料、人件費と、前の2倍くいの固定費が掛かるのです。
利益は無理でも、頑張って、プラスマイナスゼロくらいには持っていきたいです。

最初から経営は厳しいとわかっていながら、何故はじめるのか。
それは楽しいからです。ギャラリーという自分の空間を一から作り、自分の作品を生み出していく。今、撮影や仕事の合間に写真額などの制作を行っていますが、手を動かしている時は楽しく、有意義な時間です。
今日も清里の内装業者さんから電話が来て、ブラインドウと展示壁の電気配線をどうするかの打ち合わせを行いました。

いつか自分のお店を持ちたいと夢見ている人、絶対にはじめた方がいいです。よくよく考えてみれば、カナダで出会った日本人の友達の多くが、喫茶店やレストラン、宿のオーナーでした。カナダの「ブルーウィンズ」や三重の「ティーコージー」の店内、素敵です。今になってオナーの拘りがわかります。

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