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2018年4月20日 (金)

お知らせ

●カナダを取材中です。
時々、スマホで撮影した写真を、InstagramTwitterにアップします。
帰国は28日頃の予定です。

「アサヒカメラ」5月号に、モノクロの代表作を4点発表しています。

●11月10日(土)、岡山市の「ノートルダム清心女子大学」で講演会を行います。
詳しくはこちら
http://www.ndsu.ac.jp/felice/course/004090.php
http://www.ndsu.ac.jp/felice/

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東京にて

Img_20180420_134914今日は銀座に出る用事があったので、MATSUYA銀座で行われている「MOE 40TH Anniversary 5人展」に立ち寄りました。会場内はたくさんの人、人、人。凄かったです。
グッズの多さに驚きました。隣の「ウォーリーをさがせ!展」は、ワンフロア、グッズで溢れかえっています。
これだけの作品があれば清里のギャラリーも魅力的になるだろうな……と思いながら、グッズや絵本をチェックします。やはりクリアファイルは美しいですね。写真で作れば引き立ちそうです。クリアファイルは制作費が高いので、しばらくは無理でしょう。
いずれにしても、このような大型展の現場を見てしまうと、吉村のやっていることはちっぽけなことだな〜と感じてしまいます。だんだんと弱気になってきた(笑)

Img_20180420_160034その後、天王洲アイルに移動し、「イタリアの最も美しい村」のイベントに参加。忙しかったので、関係者に挨拶しただけで会場を後にしました。

モノレールに乗る前に、首都高を横切りました。相変わらず大渋滞。ドライバーは超イライラだろうなあ〜と思いながら、写メでパチリ。
最近、軽自動車に乗り換えようかな、と思っているのです。とにかく毎月の高速代、ガソリン代が大変なので。
海外取材が近づいています。
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2018年4月19日 (木)

清里にて

Img_20180419_122458今日は時間が取れそうだったので、中央道を走って清里へ。
定休日でしたが、4時間だけOPENし、店内で作業を行いました。もちろんお客さんはゼロ。(4時半頃、2人入りました)

ギャラリーやお店を始めることは誰でも簡単に出来ます。ただそれを継続していくのは難しい。なぜなら、固定費の支払に追われるからです。

ここ「萌木の村」は、清里では一人勝ちしている場所で、夏場はたくさんの観光客が訪れます。バスも1日10台以上入る。
お店の前に1日1000人通るとしたら、ギフトショップだとその半分、500〜600人は入るでしょう。メイフェアやエッセンガルデンのような大きなショップだったら、800人は確実に入ると思う。
ではギャラリーはどうか。1000人通るとしたら、おそらくその1/100、10人入るか入らないかでしょう。日本の場合、それほどアートというのは人々の心に浸透していないし、まして写真となると、興味がある人はほんの一握りです。絵画に比べたら、写真はまだまだ知名度が低いのです。
昨年から清里でギャラリーをやってみて、写真で一般の人の心を掴むのがいかに難しいか、というのをよく理解できました。
今の状態が続くようだと、このギャラリーは持ってあと2〜3カ月です。

一般のお客さんを入れないことには何もはじまらない。じゃあどうするか。やはり入ってもらえるような仕掛けが必要です。
まずは、「プリンスエドワード島」の雑貨や食品で一般の人の気を引こうと思います。これには、島の友人や観光局が動いてくれています。ちなみに、先日置いたペンダントは、もう8個も売れました。すごい勢いです。
ギャラリーの名前を「+Books」としたので、本がらみで何か出来ないか、今、編集者さんたちに相談しています。
多くの人に、吉村さんがコーヒーを淹れて出せば、と言われています。実は写真家が淹れるコーヒーって、とても美味しいのです。いざとなったらこれも考えます。

いずれにしても、一般の人がもっとギャラリーに流れてくるような環境さえ生まれれば、このギャラリーを半年、1年と継続していくことができるでしょう。
もちろん、写真の作品は、次々と生み出していきます。ブックマットも100点200点と増やしていく。ポストカードも、あと10種類くらい追加したいです。
窓の上の空きスペースに、大きなサイズの作品額を5〜6点並べたい。もっと大きな作品が欲しい、という方も確実にいるのです。
夢は無限大ですが、現実は厳しいですね(笑)

 

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2018年4月18日 (水)

出版社へ

今日も朝からスマホOFF。メールも電話も遮断すると、仕事がはかどります。
原稿の仕事は、何より集中力が大切です。

夕方、人形町にある出版社へ。来月号の企画でインタビューを受けました。
月刊誌は毎月新しい企画を出し、それを形にしています。編集者さんは大変だなあ〜といつも思う。
それに比べて写真集の仕事は、1年に1冊か2冊のペースなので、はるかに楽です。
本当は年に4〜5冊のペースで写真集を出していきたいのです。でも写真家は撮影もしなければいけないので、まず無理です。今は「清里フォトギャラリー」もあるので、時間がいくらあっても足りません。

終了後、編集者さんたちと近くの喫茶店でお茶しました。
ギャラリーのことが話題になりました。
今全国に、フォトギャラリーが次々と誕生しています。その多くは貸しギャラリーですが、うまくいっているところと、そうでないところがある。浮き沈みが激しい世界です。
うまくいっているところは、しっかりしたバックがついているのです。編集者さんたちはそのあたりに詳しいので、今日は色々と勉強になりました。
吉村フォトギャラリーは、地方の清里だから厳しい、というわけではありません。今はこれだけ交通網が発達しているので、極端な話、遠く離れた山の中にあっても何ら問題ないのです。この日本には、山の中で大ヒットしているレストランがたくさんあります。ヨーロッパだって、地方の小さな村にミシュランの星に輝くレストンランがあり、夜は連日満席です。
ギャラリーをはじめる2年前、東京のオフィス物件もかなりの数見ました。ただ何かが違った。
今の「萌木の村」のギャラリー、小さいけど、とても気に入っています。たぶん雰囲気に惹かれているのだと思う。
黄色信号は常に灯っていますが、1ヶ月でも2カ月でも長く持たせるように、最大限の努力をします。

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2018年4月17日 (火)

YouTube

テレビ番組が勝手にYouTubeにアップされている……。
番組の良し悪しは、間違いなくディレクターによって決まります。T氏、とても素晴らしい方でした。一緒に旅していて楽しかった。
01
https://www.youtube.com/watch?v=5Zf98vIa7GQ
02
https://www.youtube.com/watch?v=wOpTAYZFkoY&t=27s

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背伸びしない

今日もスマホOFF。
連載を一冊にまとめるって、実はとてもとても難しいのです。
個々のエッセイでは、「美しい」が毎回出てきても気にならなかったのですが、一冊にしてみると、「美しい」「美しい」「美しい」「素敵」「素敵」「素敵」「感動」「感動」「感動」……でページを捲る度に気になります。
編集者さんから「この部分は再考してください」の赤が、全ページ真っ赤に入っていました。

例えば類語辞典を紐解くと、「美しい」は「美麗」「明媚」「可憐」とたくさんの類語が出てきます。でも、吉村和敏という人間の中にない言葉を強引に持ってきてしまうと、最悪の文章になってしまいます。

「可憐な風景を前に、一句詠みたくなってきた」

これは失敗例。今まで可憐という言葉は使ったことがないし、俳句も詠んだことがありません。
文章は、背伸びしてはダメなのです。プロの作家さんが10としたら、吉村は1〜2の文章力しかありません。でもその1〜2を最大限に使って、無理せず文章を生み出していく。
写真だって、テクニックや凄い機材なんか必要ないんです。何も知らなくても、「人に伝える作品」を生み出すことができるのです。

1本のエッセイを直すだけで、30分も1時間もかかります。72本あるので大変です。夏までに本当に形になるのかな。。。
今、水気がない雑巾を無理して絞り出している感じです。
これからセブンのコーヒーを買いに行く。

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2018年4月16日 (月)

原稿の直し

スマホの電源を落とし、仕事場に籠もります。
今日は「作品」を生み出す日。フォトエッセイ集の原稿の直しを行いました。先週末、編集者さんから、赤が入った原稿の束が届いたのです。
吉村は原稿書きのプロではないので、言葉の間違いが多いのです。直しに3〜4日は掛かるでしょう。
夏に出す予定のこのフォトエッセイ集、おそらく初版1000部で、実売400〜600部を目標としています。
紙の世界はどんどん先細っていきますが、でも僕はそれでもいいと思っているのです。少部数の方が、本という作品に作り手の心が宿るような気がしているから。
もちろん少部数だからといって、妥協したりはしません。編集、デザイン、印刷はファーストクラスです。海外に行く時はエコノミークラスですが、もの作りの時はファーストクラスしか使わない。
このフォトエッセイ集、形になった暁には、清里フォトギャラリーでも、サインを書いて、1冊1冊丁寧に皆さんに届けていきたいです。横のオルゴール博物館で、写真展と講演会も行いたい。「萌木の村」さんからも是非、と言われています。
フォトエッセイ集に関しては色々と企画しているので、1ヶ月でも長くギャラリーを継続できるように頑張ります。

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2018年4月15日 (日)

お客さんが25人も来ました

朝7時、いつも通り松本の実家を出ます。高速利用は岡谷から小淵沢間。810円です。東京から来るときは勝沼で下りるように、うまく一区間2000円以内に収まるようにしていけば、月の高速料金をグッと抑えられることがわかってきました。

清里、朝は土砂降りの雨でした。
Img_20180415_165736_2まずはプリンスエドワード島在住のK夫妻が訪れます。島のアーティストが作った陶器のペンダントを持ってきてくれました。
今プリンスエドワード島も、吉村ギャラリー存続を応援してくれており、一般のお客さんを呼び込むために島産の何かを売ってみれば、ということになっています。プリザーブカンパニーのオーナー親友のBも力を貸してくれるみたいです。いつの日か、プリンスエドワード島のあのジャムや紅茶がギャラリーの片隅で買えるようになれば最高ですね。
他の物は嫌ですが、「第2の故郷」プリンスエドワード島の何かだったら喜んで置きたいです。ただし「赤毛のアン」以外。アングッズなどは、皆さん商売にしてしまっているから、僕は嫌なのです。名作をビジネスに結びつけたくはないです。

11時頃まで雨が続きました。
今日は日曜日なので暇だろう……と思っていたら、何と、クローズする16時までに25人以上のお客さんが訪れました。うち4人は、吉村のことを全く知らない一般の人でした。写真パネルを見て、美しいですね〜と賞賛してくれた後、島のペンダントを2個買ってくれました(笑)やはり写真以外の物を置くことは大切かも。

作品額を購入された方がいました。ありがとうございます。
皆さんがどの写真を選ぶか、いまだに予測不可能です。それほど一人一人の好みや感性が違うからです。
でもギャラリーを1年やってみて、だんだんとわかってきたことがあります。
それは、額と写真のマッチングがいい作品は、一瞬で多くの人の目にとまる、ということです。そしてすぐに売れてしまう。
Img_20180415_152335_2たとえば今日、空きスペースにこのパリの写真を飾りました。そしたら20分後に売れてしまった。
すべて洒落たデザイン額を使えばいいのですが、デザイン額はどうしても仕入れの値段が高くなってしまうので、次々と買っていくことは出来ません。
吉村ギャラリーの基本となる1万円の正方形の額も、実はとてもいい額なんです。木目の風合いを残した半光沢の塗装で、色は6種類揃えました。どうしてここまで安く出来るかというと、この額に関しては、吉村事務所が何百という数でまとめ買いをしているからです。
写真家の中で、写真表現まで拘っている人はほんの一握りです。多くの人は、額などどうでもいいと思っている。でも額で、写真の表現はだいぶ変わってくる。額には、脇役としての奥深い世界が潜んでいるのです。
欧州の美術館にあるような、あの重厚な絵画用の額にあの写真を入れたらどうなるか……。いつかトライしてみます。

夕方、後片付けをして、ギャラリーを後にしました。
雲一つない夕空が広がっています。雨上がりなので、大気が澄んでいる。そうえば、清里・野辺山は、星が美しい場所としても知られています。今日はさぞかし見事な天の川を見ることができるでしょう。
写真を撮りたいのですが、残念ながら時間がありません。大急ぎで東京に戻りました。

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2018年4月14日 (土)

お客さんが5人も来ました

今日は天気が悪く気温も低いのでお客さんは1〜2人くらいかな…と考えながら中央道を走って清里へ。
外気温は3度、まるで冬のようです。ギャラリーに入るとすぐに石油ストーブをON。
何と4時までに5人のお客さんが訪れました。
男性4人、女性1人です。新潟県、千葉県、神奈川県、埼玉県、長野県からでした。中には作品やポストカードを購入された方もいました。心より感謝いたします。
お店を経営されている方がいて、経営について色々なアドバイスを頂くことができました。
「吉村さんのギャラリーが目的で清里に来る。萌木の村やロックのカレーは付録でいい。そのくらいの強気でやっていいと思いますよ」と言われました。
確かにそうですね。僕自身、もっと自分のやっていることに自信を持つべきなんです。
今まで「萌木の村に遊びに来たついでに吉村ギャラリーにも立ち寄ってください」という感じでしたが、「これからは吉村ギャラリーに来て下さい」に気持ちを切り替えます。

まあでも、観光で訪れる一般のお客さんを取り込んでいかないことには、経営が成り立っていきません。特に平日はゼロが続くので、アルバイトさんはずっと暇です。
昨年から清里でギャラリーをやってみて、写真のギャラリーに一般のお客さんが立ち寄ることは少ない、ということがわかりました。お土産に写真を買う、なんてことは皆無です。
銀座を歩いていて、フラリと画廊に立ち寄る人はいない、と同じことです。
今の時代、フラリと書店に立ち寄る人も少なくなってきました。だからどこもブック&カフェにし始めたのです。
今、観光客や一般の方に立ち寄ってもらえるようなある対策を練っています。明日、カナダから来るKさんと打ち合わせを行います。すでに観光局のYさんとは打ち合わせを行いました。

写真界からは、「欧米かぶれの吉村のギャラリーは絶対に失敗する。日本ではこのようなアーティストのギャラリー&ショップは絶対に根付かない」と言われ続けています。
いつかはその言葉通りになると思いますが、とにかく始めた以上、頑張ってみます。10月の「私のカントリーフェスタ」までは持たせたいです。

↓海外のギャラリーのように、マットに入れた状態でも作品を販売します。今はまだ40点ですが、最終的には500点ほど用意します。お好きな写真をお選びください。1枚3000円です。
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2018年4月13日 (金)

美しい新緑

Img_20180413_135250大急ぎでホームから電車に駆け込んで、反対方向の電車に乗ってしまうことがあります。いつも2〜3駅過ぎたあたりで「あっ」と気づく。
今日は新緑が美しい「としまえん」の近くでお昼を食べたのですが、その帰り、池袋で有楽町線に乗るときに上りと下りを間違えました。

夕方、都内で借りている倉庫Bへ。荷物整理を行います。過去の紙媒体を少しずつ処分していかないと、荷物が増える一方です。倉庫Bには、段ボール28個が保存されている。今日は5箱捨てました。年内に15〜20箱は捨て、思い切って倉庫を解約します。

Img_20180413_163429仕事場に戻り、ホッと一息つきます。
2時間ほどフリータイムが生まれると、写真額の製作を行います。買い付けしてきた額は山積みになっています。裏打ちしたプリントをセッティングし、マットにサインを書いて、ホコリに注意しながらアクリル板を貼り付ける。この作業を延々と繰り返す。
額屋さんを巡り、いい額が手に入ると、やはり嬉しいです。
額屋さんも、このようなデザイン額は、延々と作り続けているわけではありません。何百本という竿がなくなったら廃盤になる。スペシャル額は、もっと価格を高くしてもいいのかな、と思ったりもしました。

清里には、たくさんのアーティストショップがあります。店内は作品で埋め尽くされている。皆さん、何十年も、毎日コツコツと作品を生み出してきたのです。お店に立ち寄るたびに刺激を受けます。
写真の手作り作品って何があるだろうか……といつも考えています。
ポストカード、クリアファイル、マスキングテープは印刷です。よって、手作り感は出ないと思う。
いつの日か、モノクロ写真を印画紙にプリントしてみたいです。実はまだ、10代の頃に使っていた富士の引き伸ばし機をキープしているのです。

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2018年4月12日 (木)

A1サイズの作品

富士フイルムがモノクロフィルムの販売を終了というニュース、やはりショックでした。35mmは使っていませんが、4×5や8×10はよくモノクロフィルムで撮影しています。
大判のフィルムは、もう手に入りません。仕方ないのでイルフォードに切り替えました。
今日、イルフォードのフィルムをテスト現像に出しました。まずは富士フイルムとの違いを見てみます。

その後、東京の額屋さんに立ち寄ります。
3カ月ほど前に、A1という大きなサイズのオリジナルプリントの注文が入りました。このサイズで制作するのは、写真人生ではじめてです。
このサイズですと、何度も制作会社に足を運ばなければならないので、通常2〜3カ月掛かります。
プリントは先月仕上がり、今日は裏打ち&マットが完成したと連絡が入ったので、額屋さんにサインを書きに行きました。完成した額も見ました。どちらも素晴らしい仕上がりで、思わず感動してしまいます。やはり作品は大きいと迫力と存在感が全然違う。
清里フォトギャラリーにも1点このような大きな作品額を置きたいのですが、制作費が超高額になるので、なかなか踏み出せません。
やはり注文が入ってからの制作になると思います。でも、それでも見本は必要ですね(笑) 実物を見てしまうと欲しくなる人がいると思う。
今は低価格の作品が中心ですが、ゆくゆくは20万、30万という作品も取り扱っていきたいです。これは夢としてあります。
とにかく今日は、自分の作品を見て驚いてしまいました。

↓何度も協議を重ねて選ばれた額がこれです。ここに、A1の巨大な作品が入ります。絵柄は、「MORNING LIGHT」p39のクロアチアです。
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2018年4月11日 (水)

厳しい状況でも、作品をどんどんと生み出していく

今日も「お客さんはゼロでした」という報告がアルバイトさんから入りました。
もちろん厳しくなることは最初から予測していました。
昨年も、平日で開けていたときはゼロが続きました。東京や地方で開催する吉村の個展だって、ゼロの日があったりします。
ゼロが続くとすぐに臨時休業したくなりますが、テナントは常に開けなければいけないという契約がるのです。これは八ヶ岳リゾートアウトレット、星野リゾートリゾナーレも同じです。
毎月の固定費の支払が大変ですが、頑張って営業を続けます。数ヶ月で潰れれば、それはそれでいいのです。

いずれにしても、もっとたくさんの魅力的な作品を増やさなければ……と強く感じています。写真家に出来るのはただそれだけです。たとえ厳しい状況でも、作品をどんどん作っていく。

今、メインとして展示販売している1万円のオリジナルプリント写真額は、どんなに頑張っても、これ以上価格を下げることは出来ません。量販店やホームセンターで売っているような大量生産の額とマットを使えばあと2000円くらい下げることが出来ますが、プロとして作品の質を下げることだけはしたくないのです。

Img_20180411_212951新しい作品のラインナップを作ります。キャビネサイズでプリントした写真をオリジナルマット(サイン入り)に入れ、その状態でクリスタルパックに入れて販売します。(1点、3000円くらいにします)
実は海外のギャラリーでは、このようなスタイルが主流です。
額は別売りで用意します。ポストカード額と同じ4色です。もちろん皆さんが作品を額屋さんに持っていって、オリジナルの額を作られてもいいでしょう。
まずは40点作りました。今後、風景、人物、モノクロ、拘り作品と、様々なジャンルから作品を選び、100点、200点、500点、1000点……と、ギャラリー内に常にストックするようにします。
写真はキャビネサイズと小さいけれど、厚めのオフホワイトのブックマットに入っているので、作品自体はとても素晴らしいです。

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2018年4月10日 (火)

静かな清里

Img_20180410_160515清里フォトギャラリーは、連日ゼロが続いているので、今日はアルバイトさんをお休みにし、吉村が店番をすることにしました。
店内でパソコン仕事をし、午後は近くのショップの店主さんとよもやま話をして過ごします。
3時頃、二人のお客さんが訪れました。嬉しかったです。
東京でも、人が入らないギャラリーは山程あります。だから焦ってはいません。
ただアルバイトさんは、6時間ずっと暇しているので、何か仕事を与えなければいけないな、と真剣に考えています。Macをもう一台買おうかな。

夢は、叶えるまでが楽しいのです。ギャラリー&ショップをつくるという夢を叶えてしまうと、途端に現実に引き戻されます。
これから先の事を考えると怖くて仕方ないのですが、まあ人生、なるようにしかならないでしょう。

今から30年前、バブルの頃が懐かしいです。
カナダで生活している時、お金が底をつきました。ある出版社に電話したら、すぐに40万送金してくれた。「フィルム代で落としておくから、活動費として自由に使っていいよ」という感じで。
ある広告の仕事でトロントを取材した時、「吉村さん頑張ってくれたからギャラは0を一つ多くしておいたよ」と、びっくりするくらい大きなお金が振り込まれた。
いい時代でした。
もしかしたら、バブルの頃のアバウトな感じを知っているから、今、思い切った行動ができるのかもしれません。
今の若い人たちは、最初から考え過ぎてしまうのです。維持費が大変だから、という理由で、車を買わなくなってきている。僕らが若い頃は、維持費なんてことは一切考えなかった。ボーナスが入ったらそれを頭金にして車かバイクを買う、ただそれだけです。
若者は、もっとハチャメチャになって、色々なことに挑戦した方がいいと思います。

そんなことをぼんやり考えながら、車を運転して東京に戻りました。

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2018年4月 9日 (月)

信州の撮影

今日は朝から信州の撮影です。
昨晩は清里の宿に宿泊。撮影現場にすぐに行ける、というのは、地方で暮らす人の特権ですね。
20180409072032峠は雪でした。
ある場所である被写体を見つけ、撮影を行います。手応えあり。
なぜなら、今日はパーフェクトな薄曇り。地上にあるすべての物に、光が柔らかく回っています。
2時頃、また別の被写体を見つけ、シャッターを切りました。手応えあり。
4時半に撮った被写体も手応えあり。
20180409072908 近くで子供たちが遊んでいました。「こんにちは」と元気な声を掛けられた。地方に行くと、どこもそうです。五島列島も子供たちは元気で、礼儀正しかった。
いつも子供たちから力をもらっている感じ。

夕方、アルバイトさんから、清里フォトギャラリーの報告がありました。お客さんはゼロでした。

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2018年4月 8日 (日)

久しぶりの大失敗

朝、松本から清里へ移動。
小雪が降っていたので、清里は寒くなるだろうと思い、使っていない石油ファンヒーターを持って行くことにしました。
ギャラリーに到着。車のハッチバックを開けてみたら、ガ〜ンでした。
ファンヒーターから灯油が漏れ出し、車の荷台がビショビショになっていたからです。タンクにナミナミ入れてきた灯油は、半分に減っていました。
近くの衣類バッグは全滅。つまり5日分の服は灯油まみれ。L.L.ビーンの赤いコートは灯油漬け。カメラバッグ二つにも大きなシミができていました。
ペーパータオル2つを使ってまずは零れた灯油を拭き取り、灯油まみれになった衣類などはすべてルーフボックスの中に押し込みました。ルーフボックス、意外なところで役立った(笑)
ネットで調べてみると、衣類はまずは乾燥させ、灯油の匂いを完全に飛ばしてから洗濯すると復活するそうです。
車の方は、意外と大丈夫でした。実は雪国の撮影が多いため、新車購入時、荷台にプラスチックのトレイをオプションで敷いていたのです。灯油はそのトレイから零れていないので、トレイを洗うだけで大丈夫でしょう。
石油ファンヒーターを車で運ぶ時は、タンクの中の灯油を完全に抜いてからにしましょう。勉強になりました。

20180409070301気を取り直し、10時からギャラリーをOPENします。今日はアルバイトさんに休んでもらい、吉村一人で切り盛りすることしました。
11時頃から、ポツポツとお客さんが入りはじめます。4時頃までにトータル10人くらい。うち一見さんは2人でした。
ギャラリーが清里という地でよかったな、と思うのは、首都圏はもちろんのこと、名古屋、北陸、長野から日帰りのお客さんが多いことです。ちょうど中間に位置しているので、アクセスしやすいのでしょう。
あと、「萌木の村」はとても雰囲気のいい場所なので、全国に萌木の村ファンがいます。吉村さんのギャラリーはここに入って正解だった、と色々な人に言われます。

フォトギャラリーは、建物の角に入っています。実はここ、風の通り道です。
ボードは、微風で倒れます。10回も20回も倒れているので、ボードは傷だらけ。ついに外に出すのをやめました。
お昼頃突風が来て、トナカイも激しく倒れました。角がボキッと根元から折れた(涙)
色々な問題が立ちはだかりますが、引き続き頑張ります。
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2018年4月 7日 (土)

柱、ポール、芳名帳

20180407092443_2朝9時、清里に到着。
まずはテーブルの交換を行いました。ニトリの大テーブルを解体し、その場所に松本の倉庫から持ってきたアトリエテーブルを設置します。狭いギャラリーが少しだけ広く感じるようになりました。
大工さんに、壁と壁を繋ぐ2本の柱を取り付けてもらいました。中央の壁が倒れる恐れがあったからです。柱を取り付けたことにより、壁の傾きもなおりました。
この柱、実はボックス型になっています。いつの日か、ここにグリーンシダレガーランドを入れようと考えています。

20180407092512お客さんの背負っているリュックが写真額にぶつかってしまう問題。結構深刻です。ガイドポールの必要性を感じていますが、市販している金属のガイドポールは、銀行や空港のようになり、このギャラリーには合わない気がする。
そこで、お隣の小野氏に、オリジナルポールを桜の木と枝で作ってもらうことにしました。今日完成したので、壁の前に設置します。素朴な感じがギャラリーにマッチしています。
20180407092537ギャラリーの前に芳名帳とメッセージノートを置きました。吉村が不在の時は是非メッセージを残してください。

今日もお客さんはゼロだろうと思っていたら、1時までに3人も訪れました。嬉しかったです。
今の状態だと、このギャラリー、夏までは持ちそうもないです。でも楽天家なので、これからのことは深く考えないようにしています。

午後はアルバイトさんに任せ、信州へ移動しました。
ますは茅野である風景を見つけ、ワンカット撮影します。その後諏訪へ移動。ある風景に心ときめきますが、太陽光が眩しかったので、撮影は行いませんでした。こんな状況の時に無理して撮っても、いい作品にならないことは経験から掴んでいるのです。

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2018年4月 6日 (金)

桜の撮影

20180406090044高遠城址公園の桜を撮ろうと、開花情報をネットでチェックしていました。
今日、「満開」と出たので、急遽出発することに。
3時に東京を出て、中央道を走って長野県へ。
夜、伊那市のビジネスホテルにチェックイン。
このホテル、4900円と低額ながら、部屋は広く清潔で、しっかりした朝食が付くのです。
翌日、高遠城址公園へ行ってみます。平日ということもあり、空いていました。
桜は満開でした。確かに美しいのですが、やはりこのような名所と呼ばれる場所はときめきません。それでも公園内を周り、デジタルカメラで50カットくらい撮りました。
川沿いを歩き、運動場の方まで行ってみます。ここにある桜並木の方が何倍もときめく。確か7〜8年前に訪れた時も、この辺りで作品を生み出しました。
午後はフイルムカメラに切り替え、別のテーマの撮影を行おうとしましたが、天候が崩れてきます。雨や曇りだと撮影を続行しますが、困ったことに強風です。風だけはダメなのです。ぶれてしまい、撮影ができない。
今日の撮影は諦め、近くにあった「青野恭典フォトアートギャラリー」に立ち寄ってみました。前から来てみたかった写真美術館です。
青野氏とは、銀座クリエイトでばったりお会いし、「おっ、吉村さん、頑張っているね」と声を掛けられました。それが最後になってしまった…。
青野氏は日本の最も美しい村を追い掛けていたので、吉村のことを知っていたのです。
その後、松本へ移動しました。

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2018年4月 5日 (木)

ブックエンド

ギャラリーをはじめてみると色々なものが必要になってきます。紙袋、テープ、ゴミ箱、ビニール袋と、毎日のように買い物をしている。
棚やシェルフなどの大物は、半年くらい掛けて少しずつ揃えていこうと考えています。今、ドア近くに置く小さなシェフルを探しています。芳名帳とメッセージノートを置きたいのです。
意外と使うのがブックエンドです。本がたくさんあるということもありますが、作品額の箱の収納でもブックエンドが欠かせません。
ギャラリーでは50〜80点の作品を展示していますが、同じ数の箱があります。バックヤードの棚に縦で置かれていますが、傾かないようにブックエンドで両サイドを止めています。
ブックエンドは、100円ショップで買うのが一番いいです。文房具屋で売っている500〜600円の品と何ら変わりないし、作りもしっかりしています。木製でデザインが洒落ている方はギャラリー内で使い、金属製の方はバックヤードで使っています。今日も6個買いました。
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2018年4月 4日 (水)

国際地雷デー

コロンビア大使公邸で行われた「地雷に関する啓発および地雷除去支援のための国際地雷デー」のイベントに参加しました。
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2018年4月 3日 (火)

都心で打ち合わせ

東京、清里の移動を繰り返していると、だんだんと180kmの距離感がなくなってきます。東京からフラリと電車で隣町へ移動するような感じ。
今日は東京の仕事場で、朝早くからたまりにたまったメールのレス書き。その後、都心で打ち合わせ。
別会社で、ある撮影に関する相談。特殊な機材が必要なので、色々と教えてもらいました。
午後は、総合病院へ。こう見えても、年相応に、体で壊れてくる箇所がたまにあるのです(笑)
夕方、メールでアルバイトさんから本日の報告がありました。ポストカードが2枚売れたそうです。思い切って作ってよかった。
清里フォトギャラリー、今、ドアの上に設置する看板を制作しています。あと少しで完成します。

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2018年4月 2日 (月)

OPEN 3日目

清里に宿泊すると、5時間はぐっすり眠ることができます。
今日は6時起床、宿をチェックアウトし、8時半にギャラリーに入りました。
結構どのお店も、この時間から開店準備をしています。今月OPENする隣のオルゴール制作体験工房のN氏も、内装工事を行っていました。
何とN氏は僕のカナダの友人の友達でした。世間は狭いですね〜という話でもりあがります。

Img_20180402_090957_2アルバイトのO君が到着します。写真が好きな大学生のO君。吉村初のアシスタントということになりますね。今後、撮影にも連れていきます。
そうそう、箱ですが、昨日ある方から作り方を教わりました。早速トライしてみたら、簡単にできました。ベロの部分を谷折りにし、最後に挟み込めばよかったのです。まずは吉村が1つ作り、残りはO君に任せました。あっという間に5セット完成します。

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ギャラリー、10時に開店しましたが、平日ということもあり、お客さんは訪れません。
観光バスは次々と着き、中国からの団体さんは「萌木の村」に入って行きます。ただ吉村ギャラリーには、まだ看板がないので、誰も気づかず素通りです。
看板は今作っています。これだけでも、すごくお金が掛かるので、何かと大変なんです。
今日はあまりに暇なので、O君が「店番だけで大丈夫でしょうか……」と心配してくれましたが、今はまだ何も仕事がないんです。今後、住所のデータ入力とか、写真展の案内状シール貼りとか、ネット通販とか任せていこうと思います。

今日はお客さんゼロがずっと続いたので、13時頃、O君に任せて、吉村は清里を後にしました。
おそらく今週はお客さんゼロが続くでしょう。週末は少しお客さんが入ると思いますが、来週は再びゼロになると思う。ギャラリー経営は甘くありません。

写真家の個人ギャラリーなんて「100%失敗する」と多くの人に言われ続けています。何人かうまくやっている人がいますが、皆さんパトロンや企業スポンサーがついているのです。そう、アーティストに必要なのはパトロンです。これは昔からそう。
個人ギャラリーを持つというのは長年の夢でした。夢は待っていても絶対に来ません。
夢を実現させるには、思い切って行動するしかない。でもいざ行動してみると、やはり何かと大変なので、もう夢なんかどうでもいいや……と思うようになるから不思議ですね(笑)
まあでも、今年は頑張ってみます。今、頭の中にギャラリー存続のための、プランA、プランB、プランCがあるのです。

Img_20180402_172730上信越道、関越道を走り、額屋さんへ。
洒落たデザインの額を15点ほど買い付けました。シェフの食材探しと同じです。
その後、担当者さんに、プランAの相談をした。

夜、東北道を走り、東京に戻りました。仕事が山積みです。

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2018年4月 1日 (日)

2日目

20180401095335_2この宿のオフィシャル本は村上春樹でした。他の本は一冊もなかった。
朝はセブンのコーヒーから。国内を旅しているとき1日3回は飲むとしたら年に150杯以上は飲んでいる計算になる。
9時からギャラリーに入りました。朝一で、リコーイメージング(株)さんからお花が届きます。ありがとうございました。

10時過ぎ、3〜4人のお客さんが入りましたが、その後はポツ、ポツといった感じで、クローズする16時まで会場内に誰もいなくなる時間の方が多かったです。
観光バスは5〜6台来ましたが、皆さん新しいフォトギャラリーには見向きもせず、オルゴール博物館の方に行ってしまいました。
フォトギャラリー、2日目にして黄色信号が灯りはじめていますが、秋までは自分のできる範囲内で精一杯頑張ってみます。今後、色々なことに挑戦してみます。とにかく会場内を写真だらけにします。

今日は暇で仕方なかったので、会場内のレイアウトを再考しました。
やはりお客様のリュックが写真額に当たるので、20cm手前にロープを張ります。
ニトリの大テーブルは、大きすぎるので、解体して松本の倉庫に移動します。それに変わって、以前使っていたアトリエテーブルを持ってきます。
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