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2018年8月10日 (金)

エッセイ集の見本が届く。フィールドバレエを観る。

朝のはじまりは塩尻のエネオスから。給油は2日おきなので、1円でも安い方がいいのです。
中央道を走って清里へ。いつも通り10時OPEN。今日の清里もとても静かです。
Img_20180810_131011お昼過ぎ、フォトエッセイ集の見本が届きました。素晴らしい仕上がりです。自分で自分の本に感動しました。
発売は9月1日ですが、見本の数冊をギャラリーで先行販売いたします。早速本棚に置きました。
あと、在庫を切らしていた「フランスとイタリアの最も美しい村」は、明日土曜に入荷します。
猛暑のためギャラリー手前の木々がグングン生長し、吉村ギャラリーは完全に隠れてしまいました。だんだんと看板を作った意味がなくなってきた。少し木を剪定できないか、お願いしてみます。こちらも高いテナント料を払っているので、必死です。
階段を上がってくるお客さんの気を引くため、もう一つサインボードを買わなければいけなくなりました。何らかの手段を使って、建物の角にも小さなショップがある、ということをお客さんにアピールしなければなりません。
「写真」で一般のお客さんの心を掴むのは100%無理、ということは、経験上掴んでいます。
Img_20180810_162915やはりプリンスエドワード島の力を借りるしかない。急遽、「プリンスエドワード島からの贈り物」ボードを作り、ドアのところに貼りました。夕方までに20人くらいのお客さんがギャラリーに立ち寄りましたが、その多くの方が「プリンスエドワード島」のキャッチに目をとめた方でした。
プリンスエドワード島の写真は1/5しかなくても、誰も気にしません。ここで吉村という写真家のことを知り、ファンになってくれた方もいます。
東京という大都会で写真展をやると、何となく人は入ります。だからみんな安心しきっている。僕に言わせれば、写真業界の人はぬるま湯につかっているようなものです。実際の現場はそう甘くはない。一般の人の心に「写真文化」は全くと言っていいほど浸透していないのです。それほど写真は小さなマーケットです。日本はどちらかというと「カメラ文化」ですね。
一般の人に、写真に興味を持ってもらうきっかけは何でもいい。僕の場合、プリンスエドワード島です。プリンスエドワード島をきっかけに、写真家吉村和敏の世界を知ってもらえばいいと思っています。「へー、吉村さんは日本も撮っているんですね。どれどれ」と言われるのはやはり嬉しいです。
写真界にいる多くの人は、欧米ナイズしたギャラリーを造ったり、紙の本に拘ったり、今だ4×5や8×10カメラを使う吉村のスタイルを馬鹿にしますが、そんな意見は無視し、挑戦し続けます。
今日はわりかし暇だったので、ギャラリー内で色々なことを考えてしまいました。

18時にクローズし、さて松本へ帰ろうかと車に乗り込もうとしたら、萌木の村でお世話になっているMさんとばったりお会いし、「吉村さん、バレエ、観た? 素晴らしいわよ」と声を掛けられました。
急に観てみようという気になり、会場に行き、「ドン・キホーテ」を観ました。
バレエを観るのは生まれてはじめてです。もちろんセリフはなし。踊りですべてを表現するのですね。ストーリーは事前にアナウンスがあるので理解できます。でも途中からストーリーはどうでもよくなり、その素晴らしく美しい踊りに見入ってしまいました。そう、ただただ「美しい」のです。
途中、会場の真上に巨大な花火が上がる演出もあった。休憩時間に小雨も降った。自然界の演出を借りた野外バレエはやはり素晴らしいです。毎日全国から数千人が集まる理由がようやく理解できました。
このフィールドバレエも、ヨーロッパには野外で開催しているバレエがある。日本でもやってみよう、ということからスタートしたのです。30年経ち、日本一のバレエと言われるようになりました。
誰もやっていないことに挑戦する。これ、大切です。
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