打ち合わせがあったので、5時起きで長野へ。
東京〜長野市間の移動は、高速代が6000円以上かかります。往復を繰り返しているとすぐに10万円を超えてしまうので、「高速を使わない努力」をしています。
と言っても、東京からずっと下道で行くと8時間以上かかるので、首都高と関越道は高速を使います。
今日は藤岡インターで下り、その後、国道17号を走り、軽井沢経由で長野市へ向かいました。6時間ほどかかった。
打ち合わせは15時から。
13時には到着したので、近くにある動物園に立ち寄りました。ここに来るのは50年ぶり。
ライオンもキリンもいたので、それなりに楽しかったです(笑)
今日は、ある大工さんとお会いし、小屋の件を相談してみました。
建物は、まだどうなるかわかりません。
十分な資金があれば、どうにかなるのです。すべて「はい、そうですね、ではお願いします」でいける。
お金持ちの人が羨ましいですね。
まあでもこうやって少しずつ動かしていけば、いつかはどうにかなるものです。行動し続ける大切さを経験から掴んでいる。
夕方、購入した土地に立ち寄ってみました。外気温3度。来月には土が凍りはじめます。
ここにずっと車を停めていても、駐車料金は無料。自分の土地なので(笑)
今まで無料で車を停めたことは、人生の中で一度もありません。よって、今日は優越感に浸りました。
いま日本の田舎には、空き家がたくさんあります。
しかしこのこと自体は決して問題ではない。問題は、「その空き家を売らないで放置している」ことなんです。
両親が亡くなった。しかし離れて暮らす子供たちは実家に住むつもりはない。
物置にしている人が多いですね。
田舎に住みたい、一軒家を購入したい、という需要は山ほどあるので、仮に空き家が売りに出ればすぐに売れるでしょう。でも日本には、空き家は山ほどあっても、売り物件が圧倒的に少ないのです。
「日本で最も美しい村」でも、移住したい若者はたくさんいるけど、住む場所が確保できないんです、と悲鳴を上げている村がいくつもありました。
地方を活性化したいなら、まずは、空き家を売ることからはじめていないとダメだと思うんです。
空き家を売ってくれた人に高額な奨励金を出すとか、建物の解体費用300万を国が補填するとか。
政治家の皆さんは、選挙の時はいいことを言いますが、結局は何もできないし、しようとしない。おそらく今の政権は何もしないと思う。
いまの時代凄いのは、地方の市長さんや村長さんたちです。元気な市や村は、やはり上に立つ方が必死に頑張っている。
今回僕が土地を買った町にも、空き家は山ほどありました。しかし、それらが売り物件として出るのは1割にも満たなく、多くの空き家が放置されている状態でした。
仏壇があるから、故郷にたまに帰ってきたいから、身内で一人売ることに反対している人がいるから……と、理由は様々です。
まあでも空き家を買ったとしても、自分で大工仕事が出来ない人は、リフォーム代で、新築と同じくらいの費用がかかるでしょう。
仮に壊すとしたら、解体費用で200〜300万は必要です。
地方に移住したい、地方で何かを始めたい、と考えている人はたくさんいます。しかし住む場所がない。これが日本の現実です。