フォト

LINK

« 2005年10月 | トップページ | 2005年12月 »

2005年11月

2005年11月30日 (水)

日本式庭園

Nさんの娘さんの車で尚古荘へ。美しい朝の光の中、ふたたび撮影を行いました。

こぢんまりとしているけど、見事な日本式庭園です。撮影の途中、しばし手を止め、美しさに見とれてしまいました。

僕はふと、「風景」と「感動」の関係について考えてみます。

例えば京都。僕は紅葉の素晴らしい時期に街を巡ったことがありますが、どこに行っても、魂が吸い込まれていくような感動を味わったことは一度もありません。もちろん、ヨーロッパの有名な古城や教会も同じです。

それは何故か? 答えは簡単、とにかく観光客が多いからです。

だから、いわゆる観光地と呼ばれる場所はどうしても好きになれない。一人になることができる、つまり本当の意味での感動を味わうことができる、大自然やカントリーサイドを愛するのはそのためです。

ヨーロッパでも、小さな小さな村に行き、朝の光に照らされて、石畳の道を歩いていく……って、もう最高の気分になるんですよ。

いずれにしても、世界中どの場所でも「僕以外の観光客はいない方がいい」というのは、実に自分勝手な考え方です。でもお許しください。芸術家って、わがままだからこそ、芸術家でいられるのだと思います。

……と、話が横道にそれました。

お昼には撮影は無事に終了。Nさんと別れた僕は、3時の新幹線に乗り、東京へ向かいました。

車内では、沢木耕太郎の『凍』(新潮社刊)を読みます。いや〜、これは素晴らしいノンフィクションですね! 富士山の存在にも気づかず、いっきに3/4まで読んでしまいます。沢木氏の作品はすべてチェックしていますが、その中でもピカイチだと思いました。

2005年11月29日 (火)

素晴らしい個展

朝の新幹線で名古屋へ。名鉄線に乗り換えて西尾へ。この町に尚古荘という旧家があります。ここでフラワーアーティストNさんの個展が行われており、その作品群を庭園の雰囲気と一緒に撮る、というのが今日の仕事でした。
個展も、庭園もとにかく素晴らしく、感動しながら1枚1枚丁寧にシャッターを押していきます。被写体がいいと、確かに撮りがいがありますね。
夜はNさん、そして地元で頑張っている方々と一緒に食事。色々な話をし、僕自身も刺激を受けました。
三河安城の駅前にあるホテルグランドティアラ安城にチェックイン。ヨーロピアン調の洒落たホテル、日本にいながら外国気分を味わいます。

2005年11月28日 (月)

あ〜、忙しい

とにかくやることが多く、朝から時間に追われっぱなしでした。
ここ数年、毎日のように、あれもやらなきゃ、これもやらなきゃと、頭の中には20も30も色々なことが詰まっています。
忙しくなってしまうのは、たぶん僕がマジメすぎるからなんです。何でも完璧にしようとするからいけないのです。
近頃、もっと先方をイライラさせるような人間になってもいいのかも……と思いはじめるようになってきました。
やはり10あるうち、8くらいを「撮影」と「執筆」と「読書」と「思考」にあてた方が、生み出す作品が力強くなるはずです。本当の意味でのアーティストは、おそらくこのスタイルを守り抜いているはず。僕はまだまだ甘いですね。
あっという間に夜の10時になりました。ひとまず急ぎの仕事はすべて終えたので、これから2時間ほど読書をするつもりです。4日前に買った「34丁目の奇跡」(あすなろ書房)を読もおっと。
明日から名古屋出張です。

2005年11月27日 (日)

松本→東京

昨日実家に帰ってきたのは遅かったのに、今日は朝5時半に目が覚めてしまいました。元気ハツラツです。
午前中、S新聞社で記者のMさんとお会いし、最新刊「SILENT NIGHT」のインタビューを受けました。Mさんは、僕が新しい本を出すたびに、新聞で大きく取りあげてくれるのです。2年前に松本市美術館で行った大きな個展も、Sさんにだいぶお世話になりました。
その後、僕は一人で松本城へ移動。お城や周辺の風景にカメラを向け、レンズテストの仕事を行います。さすが信州、晴れているけど寒い寒い。
夕方、中央道に乗り、東京へ向かいます。案の定、談合坂インターを過ぎるとはげしい渋滞。イライラが募ります。
週末の中央道って、いつもこの場所が渋滞するんです。トンネル内の坂のように、渋滞には必ず「訳」があると言われています。僕自身、この場所の渋滞は、「3車線の道が2車線になる」「談合坂のサービスエリアが大きすぎる」の、この二つにあると考えます。
民営化になったのだから、社員の方には渋滞の解決策も真剣に考えてもらいたいですね。ただETCを増やしても渋滞はなくならないでしょう。
当然今日も江東区の自宅に戻ったら、渋滞疲れでグッタリでした。

2005年11月26日 (土)

20年ぶりの再開

サンピア松本で、田川高等学校第一期卒業生卒業20周年記念式典行われ、僕はそこで同窓生を代表し、「歩んで来た道、これからの夢」をテーマに約1時間の講演を行いました。

20年前、「おニャン子クラブの中では誰が一番いい?、河合その子だ、新田恵利だ、国生さゆりだ!」というような話が他の何よりも楽しかった高校時代……。それにしても同窓生の前で講演するって、やっぱり気恥ずかしかったです(笑)。

祝賀会には80名ほど集まりました。多くの人とは20年ぶりの再会です。でも意外や意外、みんな変わっていないんですよ〜。雰囲気やキャラは当時のまんま。

盛大な祝賀会の後は松本へ移動し、2次会、3次会と続きましたが、どこでも大いに盛り上がりました。

同窓生同士って、敬語を使わなくていいので、すごく場が砕けますね。

近頃僕は、人と人との出会いの不思議さに感心があります。だから、学生時代に同じ時を過ごした者同士、つまり同窓生って、とても貴重だし、これから先もこの関係を大切にしていきたいと心から思います。

でも、年々連絡を取れない人たちが増えているとか。近々ホームページが立ちがあがるそうなので、この現象に少しでも歯止めが掛かればいいのですが。

2005年11月25日 (金)

東京→松本

夕方、車で信州松本を目指します。金曜日ということもあってか首都高はどこも大渋滞。都心を抜け出すまでに1時間半も掛かりました。でも八王子インターを過ぎると下り車線はガラガラ。スバルR2は、120キロ平均のスピードで快適に走って行きます。
ピンク色に染まった夕焼け空を見ながら尾崎豊を聴いていたら、20代の頃のある思い出が蘇り、胸にジ〜ンとくるものがありました。でもやっぱりドライブ中は、歌詞が入っていない曲の方がいいですよね。甲府からはスティーブ・バラカットのベスト版を聴きました。この中では「ケベック1608」が僕の一番のお気に入りです。
8時、無事に松本の実家に到着。両親といっしょに食事をした後、コタツに足を突っ込み、ミカンを食べながら、何日ぶりかでテレビを観ます。
金スマという番組でやっていた東京秋葉原の特集、実にくだらなかったのですが、まあそれなりに面白く、久々にテレビを観て笑ってしまいました。

2005年11月24日 (木)

掃除機の続報

レンズテストの仕事で、みなとみらい、東京タワーとカメラを向けて来ましたが、まだ納得のいく写真が生み出せていません。そこで今日は神宮外苑のイチョウ並木にカメラを向けてみました。でも、すべての木が黄葉するにはまだちょっと早く、人や車も多かったことから、ほとんど写真を撮りませんでした。やっぱりここでの撮影も早朝がベストですね。
そうそう、掃除機の続報です。
ティッシュ挟み込み作戦は、それなりにうまくいっていますが、やはり一部屋ごとにティッシュを交換しなければならないので、面倒と言えば面倒です。
いずれにしても、僕の中では、国産のサイクロン掃除機は全くダメ、という結論に達しました。きっとサイクロン方式は、ヨーロッパメーカーの特許に邪魔されており、日本のメーカは独自に開発が出来ないのですね。こればかりは仕方のないことだと思っています。
やっぱり掃除機は紙パック式に落ち着くのです。
僕はすでにどのメーカーにしようかとあれこれ検討中ですが、家庭用の紙パック式の掃除機は、肝心の紙パックが小さいのが難点。だから、よく店舗やオフィスで使っているような筒型の業務用掃除機にしようかと思っています。もちろんこちらも紙パック式で、値段も25000円前後とお手頃です。でも、こんなのを置いたら部屋の中がますます狭くなりそうですが……。

2005年11月23日 (水)

東京タワー

今週末、生まれ故郷の松本で、田川高校卒業20周年記念式典が行われます。そこで僕が1時間の講演をすることになったため、今日は朝からその準備に追われました。
午後、東京タワーへ行きました。レンズの性能をチェックする、という仕事があるため、都内の高い物にカメラを向けてみようと考えたからです。
東京タワーのオレンジ色の夜景って、やっぱり美しいですね。僕は普段、東京の夜景には美しさの欠片もない、と考えていますが、東京タワーだけでは別格。心から美しいと感じます。

2005年11月22日 (火)

住みたい場所

午後、銀座で打ち合わせがありました。立ち寄った先が新橋よりだったので、帰りはJR新橋駅から総武快速線を使っていっきに錦糸町まで来てしまいます。このコースだと、銀座から自宅まで18分で着いてしまうんですよ。そう考えると、江東区大島って便利な場所ですね。
でも僕が、この東京で一番住みたいと思っている場所は、やっぱり月島です。あの川沿いに高層マンションがにょきにょきと林立する近未来的な風景って、憧れます。
海外のカントリーの風景ばかりを追い掛け、そこでの生活に本当の豊かさがあると信じている自分ですが、かと言って、そのようなスローライフをこの東京で実践したいとは思っていません。都会では都会と割り切った生活、つまり自然のぬくもりとは全く掛け離れた暮らしが好きです。
ちなみに僕の仕事場は、OA機器やキャビネットがずらりと揃った、現代を象徴しているような空間です。よく人はマンションのモデルルームに入ったようだと言います。

2005年11月21日 (月)

オアゾでランチ

いま、カナダ在住のある方(日本人)が、日本に滞在されています。
まずは山の上ホテルでその方と合流。その後、近くの出版社で打ち合わせ。お昼は東京駅側のオアゾでランチを食べました。
何と17年ぶりの日本だとか。カーナビや携帯電話のGPS機能が、凄い凄いと驚いていました。
3時の新幹線で大阪へ旅立つ二人を見送り、僕は仕事場へ戻ります。夕方は、4時に1人、6時に1人の編集者が訪れ、打ち合わせ。
夕食後、気合いを入れ、2時半までパソコンに向かって仕事をしました。ふ〜、今週は猛烈な忙しさです。眠い、、、です。
そうそう、今日、インターネットのサイン本販売をひとまず休止しました。やはり吉村の今の状態では、梱包して発送するのは無理です。お許しください。
あと、皆さんから頂いたメールのお返事が出来ず、申し訳ありません。レスを書かなければいけない仕事メールですら、30通近くも溜まっているのです。。。
ここ数週間、テレビも新聞も見ていません。先ほど気晴らしにネットで最新ニュースをチェック。マンションの耐震構造計算書の偽造問題、これは許せないですよね! 読んでいて頭にきました。

2005年11月20日 (日)

フォトブック

いま、フォトブック制作の講師を務めています。これは、自分で自分の写真集を作ってみよう! という魅力的な企画です。
インプレス社から発行されている月刊誌『デジタルカメラマガジン』でもHOW TOを連載していますが、WEB上のCANON iMAGE GATEWAY(http://www.imagegateway.net/)でも見ることができます。また、フォトブックのコンテストも行います。キヤノンのデジカメをお使いの人は、トライしてみてください。
もちろん講師の僕も、積極的にフォトブックを何冊か作っています。今日は1日掛けて、海外をテーマにした写真集の制作を行いました。

2005年11月19日 (土)

みなとみらい

毎日やることが多くてホント、大変です。20代の頃は1週間も2週間も暇な時間があり、映画を観たり本を読んだり、いくらでも好きなことに時間を使えたのです。今はそれが出来ません。3日でもいい、落ち着いて原稿が書ける時間が欲しいなあ〜というのが、本音です。
今日は京浜東北線に乗って横浜へ。あるカメラメーカーのあるレンズを使って「作品」を生み出す仕事です。
ランドマークが屹立するみなとみらいの景観って、まあそれなりに絵になるので、僕は何度か撮影で使っています。寒い中、夜景が美しくなる夜7時まで粘り、撮影を繰り返しました。週末ということもあってか、かなりの人、人、人。
今回の写真集「SILENT NIGHT」にも石田さんが書かれていますが、このあたりって、出来たてホヤホヤカップルの最初のデートスポットなんですよね。今日もたくさんの初々しい若いカップルが目にとまり、そんな若者たちを見ていていると、あ〜何だかいいなあ〜と素直に思いました。(でもこれって、自分がオッさんになってきた証拠なのかも……)
帰りの京浜東北線の中では40分間爆寝。秋葉原の手前でフッと目覚め、乗り過ごすことなく総武線に乗り換え、自宅へ戻りました。
夜は2時半まで写真のデータ整理の仕事に追われます。

2005年11月18日 (金)

コンパクトカメラ

品川にある会社で、コンパクトカメラの使い勝手についてのインタビューを受けました。

近頃のコンパクトカメラって完璧なので、これといった欠点がないのです。今回も事前にこのカメラで写真を撮り、画質や機能など徹底的にチェックしてみましたが、「すごい!」という感想を持ったのみでした。

今日のインタビューの模様は、12月はじめ頃にwebで紹介されるそうです。コンパクトカメラ購入を検討されている皆さんは、参考にしてみてください。

総武快速線で一旦自宅に戻り、細々した仕事を片づけた後、次は銀座に出ます。いま合同写真展をやっているソニービルで、編集者さん、デザイナーさんと合流。ちょとしたお祝い兼ね、食事を一緒にします。何年ぶりかでしゃぶしゃぶを食べましたが、美味しかった!

そうそう、合同写真展はあと2日で終わってしまいますが、とても好評なので、お台場のsony styleでも展示するそうです。こちらの方は12月末まで。見逃してしまった方は是非お立ち寄りください。

2005年11月17日 (木)

ボジョレー・ヌーヴォー

夕方、五反田に出て、駅前のコーヒーショップで原稿書きを行います。書かなければいけない原稿は少し長めの原稿。よしやるぞと気合いを入れてノートにペンを走らせましたが、40分ほどで集中力が散漫になり、今日はや〜めた、となりました。

その後、近くのビルに入っている学研「CAPA」編集部に立ち寄ります。

この前はじまったばかりだと思っていた連載、アッと言う間に1年が経過し、今は最終回の準備をしています。月日の流れは本当に早いですね!

この連載でずっとお世話になった編集のHさんとは、何と1年ぶりの再会。毎号、写真選びや文章書きで適切なアドバイスを受けていましたが、それらはすべてメールのやりとりでした。つまり今は、人と人とが会わなくても問題なく仕事が流れていくのです。すごい時代になりました。

編集長を交え15分ほどカメラ談義に花を咲かせた後、僕は駅前のホテルで行われた、ある会社のボジョレー・ヌーヴォー・パーティーに出席します。

年間、パーティーの誘いは20も30もありますが、忙しいのですべて断っているのが現状です。でも、今日はたまたま時間が出来たし、何より懐かしいみなさんとお会いしたかったので、思い切って出席することにしました。

ワインはとても美味しかったです。

2005年11月16日 (水)

著者近景

多くの本で、見返しの部分に著者の顔写真が載っています。この写真、実はその著者が、知り合いのカメラマンに頼んで撮影してもらっているのです。

今日はある方から撮影を依頼され、午後はその方のオフィスで写真撮影を行いました。

さて、僕のようなカメラマンは一体どうしているのか、たぶん皆さんは興味を持たれるでしょう。

カメラマンが知り合いのカメラマンに撮影を頼むケースも確かにあるのですが、ほとんどのカメラマンは、自分で自分を撮影しています。

もちろん僕もそう。まずはストロボをセッティング、三脚にはデジタルカメラを取り付けます。そして椅子にぬいぐるみを座らせて、目にピントを合わせて前準備を整えます。

撮影の時は、カメラのシャッターをセルフタイマーにして、自分でシャッターボタンを押し、大急ぎで椅子に戻り、「どけどけ」と言いながらぬいぐるみから椅子を奪い、そこに自分が座ると、瞬時にニコッと微笑みます。するとタイミングよくシャッターが落ちる、といった流れです。

もちろん1枚撮っただけではうまくいきません。これを何度も何度も繰り返します。もしマンションの向かいの住人がこの姿を目にしていたら、あの住人は変だ、と思うでしょうね(笑)。

実は横にある顔写真も、このようにして撮影しました。(→)

2005年11月15日 (火)

今日の移動は中央線

よし、今日は原稿は書かず、たまりにたまった仕事を計画的に片付けてしまおう! と決意を固め、朝8時半から仕事場に籠もりました。
まずは30通あまりのメールのレス書きを行い、先方から催促されている請求書を作成します。それからオリジナルプリント額の制作。額に写真を入れ、梱包するだけで、2〜30分は掛かるので、これって結構大変な作業なのです。
お昼はいつも通り近くの総菜屋で好きなおかず5種類をチョイスして、中ライスと一緒に仕事場に持ち帰り、パクパクと食べました。
夕方は、千駄ヶ谷と代々木で2本の打ち合わせ。
その後、新宿のヨドバシカメラに立ち寄り、写真用品を購入します。秋葉原のヨドバシカメラがどんなに巨大でも、やはり写真用品などの品揃えの良さは、新宿店には勝てないですね。

2005年11月14日 (月)

合同写真展スタート

仕事の合間をぬって、というか、原稿書きの仕事をほっぽり出し、銀座へ出ました。

今日からSONYビル1Fで合同写真展がはじまっており、その展示状況をチェックするためです。やはり自分の作品が展示されているとなると、いてもたってもいられない気分になりますね(笑)。

僕の作品5点は、自動ドアを潜ってすぐの左の壁に展示してありました。どれも、今年の10月に撮影した旬のカナダの風景写真です。アルバータ州の黄葉、カルガリーの夜景など、SONYの最新のデジタルカメラよって忠実に再現されています。

今週銀座に出られることがあれば、待ち合わせ場所は是非SONYビルにしてください。写真展を見ながら友達を待つという贅沢気分が味わえますので。

-------------------------------------

12月9日、石田衣良氏と吉村和敏のトークショーが行われます。

テーマは

「やりなおせるなら……? 旅・恋・聖夜」

詳細は僕のHPにアップしました。お申し込みはお早めに。

2005年11月13日 (日)

掃除機とティッシュ

友達のご主人が浅草で蕎麦屋をはじめたんです。そこで、今日はカナダから日本に一時帰国している友人と一緒に出かけてみました。

その後友人と別れた僕は、都心のある電気量販店へ足を運びます。

1週間ほど前のブログにも書きましたが、僕は今、国産のサイクロン掃除機にかなりの不満を感じています。で今日は、思い切って紙パック方式の掃除機を買ってしまおう! と思ったわけです。

「国産のサイクロン掃除機って、すぐに吸引力が落ち、おまけに集塵フィルターの清掃が面倒で、どうしようもないですよね〜」といつも通り店員に不満をたれていたら、「お客さん、それはティッシュを使っていないからですよ」と一言。「ん、ティッシュ??」

つまり、ゴミ容器と集塵フィルターの間に1枚のティッシュを挟み込むだけで、フィルターにホコリが着かず、数ヶ月は吸引力が落ちない、というのです。サイクロンの場合、この裏技は常識だとか。

でで僕は大急ぎで家に戻り、まずは集塵フィルターの蛇腹部分に詰まったホコリを徹底的に水洗い。そしてドライヤーで乾かしてから、早速ティッシュを噛ませて実験してみます。すると確かにティッシュがホコリをブロックし、集塵フィルターは汚れませんでした!

なるほど、なるほど、と感心しながら、この事実をネットで調べてみると……

確かにこの裏技はいくつものブログで紹介されていました。でもティッシュ作戦はあまりお勧め出来ない、という事実もわかりました。吸引力が落ちるのでモーターにかなりの負担が掛かり、ティッシュが燃えてしまうという危険性もあるそうです。

まあ、このサイクロン掃除機などいつ壊れてもいいと思っている僕は、このままティッシュを挟んで使い続けますが、皆さんは真似しない方がいいでしょう。

ちなみにティッシュを挟んで使う国産のサイクロン掃除機は、すでにあるメーカーから出ていました。

2005年11月12日 (土)

調布へ

ちょっとした用事があったので、今日は朝から調布に住む親友Kの家へ出掛けます。首都高高が渋滞していたので下の道を通っていったら何と2時間も掛かってしまいました。

彼の自宅でパソコンを動かしながら色々と話をした後、ガストへ移動しランチを食べます。それにしてもガストは安いですよね。ガストへ来る度に、これでよく経営が成り立っていくよな〜と心配になってしまいます。今日も二人でたったの1150円でした。

帰りは調布インターから高速に乗ります。首都高が空いていたということもあり、江東区の自宅までたった35分で戻ることができました。

そうそう、皆さん気がつきましたか? 今朝、東京は雨上がりでしたが、街に降り注ぐ光がとても綺麗でしたよ。思わず車を停めて写真を撮りたくなりました。

2005年11月11日 (金)

カレーうどん

仕事で池袋まで出たので、下板橋にあるデザイン会社に立ち寄ってみました。20代の頃、だいぶお世話になった会社です。
社長や社員の方々とは1年以上もご無沙汰していたので、1時間ほど色々な話で盛り上がります。
皆さんどんなに忙しくても月に5〜6冊は本を読んでいるんですよね。僕の周りにいる人たちはみんなそう。
で、僕はどうかというと、近頃は忙しいのであまり読書をしていません。でも、忙しいというのは言い訳にもならないですね。今日は深く反省しました。
というわけで、夕方池袋の大型書店に立ち寄り、ハードカバーの本を3冊購入。
帰りの電車の中で週刊文春を読んでいたら、椎名誠氏のエッセイの中でカレーうどんの話が出てきました。そしたらモーレツにカレーうどんが食べたくなり、亀戸駅に着いたらスーパーに駆け込み、食材を衝動買いします。そして家に戻るとカレーうどんを大量に作り、お腹いっぱい食べました。あ〜美味しかった。(実は料理が好きなんです)

2005年11月10日 (木)

メガネ

昨日洗濯してしまったメガネは重傷です。5年も使っているのでレンズの表面にはすでに細かい傷がたくさんあったのですが、そこに洗剤分子が入り込み、拭いても拭いてもクリアになっていきません。
こりゃあ新しいのを作らなきゃダメだな……というのが結論でした。
まあ僕は車を運転するときくらしかメガネをかけないので、早急には必要ありませんが、また無駄なお金が出てしまいそうです。
午後は神保町の喫茶店で、ある会報誌のインタビューを受けました。写真との出会いから今日までを語りましたが、改めて振り返ってみると、あっという間の20年間だったなあ〜というのが正直な感想です。
さてさて、今年もそろそろ終わりです。来年はどんな年になるでしょうか。

2005年11月 9日 (水)

大失敗

常にいくつかの仕事を同時進行しているので、日中机の上はかなりごちゃごちゃしています。

で、今日はついにコーヒーをこぼすという失敗をやらかしてしまいました。マグの中にはまだ大量に入っていたので、机の上から流れ出した黒い液体が、下のカーペットを激しく汚します。椅子の低反発クッションも、着ていたシャツも相当な被害。

でで、大急ぎで洗濯したら、今度はポケットの中に入っていたメガネも一緒に洗ってしまいました。洗っている時に、ドラムから妙な音が聞こえるのでおかしいな??……とは思っていたのですが。

ででで、夕方、クッションが乾いたので早速使いはじめたら、お尻のあたりから妙な冷たさが伝わってきます……。何と中央部にはまだ水がたっぷり残っていたのでした! Gパンと下着はびっしょり、まるでオネショのようです(泣)……。

ったく、忙しい時に限っていつもこうなんです。

051110_104601

2005年11月 8日 (火)

新宿御苑にて

朝からいい天気です。新宿での打ち合わせの後、まっすぐ仕事場に戻ってしまうのが随分ともったいない気がし、15分だけ新宿御苑を散歩し、感性を磨きました。
20年以上も写真と関わっていると、目の前にある何気ない風景でも、「一枚の絵」として見えてくるのです。
で今日は、公園内で「すごい光」と「すごい色」と「すごい形」、つまり3つの絵になる風景を発見。カメラを持っていなかったので写真は撮りませんでしたが、もし作品になっていたとしたら多くの人がびっくりするだろうな〜と思いました。
夜は広尾のお寿司屋さんで、編集者のYさん、音楽業界の人たちと合流し、楽しく食事をします。う〜ん、話を聞いているとなんだか業界ってすごい世界。また、日々報道されているニュースにも、決して報道出来ないウラってあるんですよね。
食事の後場所を変え、Yさんと二人で夜中の3時まで飲みました。

2005年11月 7日 (月)

テレビCM

今日はどこも出歩かず、家に籠もって仕事をすることにしました。
午前中は写真整理、午後から原稿書きを行います。
写真は18年間の蓄積があったから今になって色々と形になっているです。そう、原稿だって蓄積が必要。だから少しでも空き時間があったら、ポンポンとワープロを叩くことが大切です。
でも人間って弱いんですよね。締め切りという明確な目標がなければ、なかなか自分から積極的には書けないもの。そういえば僕は学生時代「予習」が大の苦手でした。
今日は2時間くらい集中できましたが、やがて「あー、かったるい」って感じになり、写真整理の作業に切り替えました。
そうそう、今朝、写真展の案内状を九州在住の方全員に発送しました。2〜3日で届くと思います。
さて、近頃「『SILENT NIGHT』のTVコマーシャルを観たよ!」というメールが数多く寄せられています。そう、実はこの本、テレビでもバンバン宣伝されているんです。僕はテレビをあまり観ない人間なのでなかなかCMには行き当たりませんが、ビデオテープは送られてきました。イルミネーションの映像はとても綺麗ですよ!

2005年11月 6日 (日)

ヨドバシカメラ

写真のマウントやファイルなどを買うために、秋葉原のヨドバシカメラへ出掛けました。入ってびっくり、凄まじい人、人、人です。そういえば今日は日曜日だったんですね。

ヨドバシカメラのような量販店、僕は大好きです。朝から晩までいても飽きないくらい。

今日は買い物の後、三脚とレンズ、そして一番最後に掃除機をチェックしてみました。

実は今、掃除機を買い換えようかと真剣に悩んでいます。3ヶ月前に買ったあるメーカーのサイクロン掃除機(29,800円)、これが超最悪なんです。フィルターにゴミがつまり、すぐに吸引力が落ちてくるのです。だから一部屋掃除したらゴミをポイして、ブラシでフィルターのホコリも取らなければなりません。メーカーに着払いで返品したくなるほど、使い勝手が悪いのです。

いずれにしても、サイクロン方式は、6〜7万出して「フィルター交換不要」という掃除機を買わなければダメですね。イギリスのダイソンもよさそうです。

紙パック方式がいまだ根強い人気を誇っている理由も、よ〜くわかりました。僕も最初から紙パックにすればよかったな。

で、今日は店頭で、全メーカーの掃除機をチェックし、デモ機も片っ端からいじりまくり、店員と掃除機についての長話をしました。

オイオイ、吉村は暇なのかよ……と言われそうですが、近頃忙しかったので、20分くらいのこんな余暇は許されますよね(笑)。

2005年11月 5日 (土)

ラベルライター

今日は朝から写真整理です。
1冊の写真集に使われている写真は80点あまりでが、その80点も、実際は1万点以上、そしてその中から選び抜いた2〜300点の中から厳選しているのです。
つまり一冊の本が仕上がると、それらの写真がゴソッと戻ってくることになり、1点1点傷や汚れをチェックしながら再びマウントし、ファイルの中に戻していくという気の遠くなるような作業が残されています。
さて、我が仕事場では、ラベルライターが大活躍です。整理整頓が得意な僕にとって、「最も愛している文具」といっても過言ではありません。
小さなキーボード付きのラベルライター君、今日も我が仕事部屋で、「ウィ〜ン、ウィ〜ン」と小さな音を立てながら、ラベルを生産し続けました。
051107_125801

2005年11月 4日 (金)

風を描く画家

打ち合わせの合間を縫って、麻布十番へ。今、地下鉄の7番出口のすぐ側にあるギャラリー東京映像で、内田新哉氏の個展が開かれています。(東京は7日まで)
僕は以前から内田さんとは交流があり、名古屋のギャラリー探しなどで色々と力を貸してもらっているのです。
内田さんと2年ぶりの再会。10分ほど話をすることができました。
今回はイタリア旅行をテーマにした個展です。内田さんの絵は、観ているだけで心が穏やかになっていきますよね。ファンが多いのも頷けます。
画集を一冊購入、その後会場を去り、大都会の忙しい現場へと戻りました。

2005年11月 3日 (木)

仕事場で空想

11月は、カナダに暮らす日本の友人が日本に帰ってくる月なのです。午前中、2人から「今、東京だよ」という電話がありました。

今日もせっせと原稿書きや仕事メールのレス書きに追われます。処理しなければいけないメールがあと50通近くもあるんです……。

都内の書店に行って「SILENT NIGHT」がどのように置かれているかチェックしたいのですが、残念ながら時間がありません。

モーターショーも行きたいのですが、たぶん今年も無理ですね。

僕はやっぱりスバルの車を愛します。まとまったお金があったら絶対にアウトバックのL.L.bean EDITIONを買うでしょう。ボルボもいいと思いますが、値段があまりにも高いし、それに写真家ってみんなボルボなんです。だからどうしても気が引けてしまいます。

でも近頃、フランス車もいいかな、と思いはじめています。プジョーとかルノーとかシトロエンとか、ヨーロッパに行く度に乗っていますが、なんかこう、愛着が湧くんですよね〜。小型車なのにしっかりと造ってあるなって感じなんです。もちろん耐久性は日本車の方が数倍も上だと思いますが。

……と、仕事をしながらそんなことをぼんやりを考えていたら、あっという間に夜になりました。

2005年11月 2日 (水)

コーヒーの飲み過ぎ

F社のKさんと打ち合わせ、その後、骨董通りにあるレストランでお昼を食べました。帰りは住宅街を歩いて表参道の駅へ向かいましたが、この辺りはお洒落で面白そうなお店がいっぱいありますね。僕の住む亀戸とは全然違います(笑)。

自宅に戻り、原稿書きの仕事を行います。とても難しい原稿だったので、7時間もモニターに向かいっぱなしでした。

途中、何度も何度もコーヒーを口に運びます。気がついたら今日は朝から5杯も飲んでいる計算になったので、急遽夜9時にストップを掛けました。

正直に言います。実は、夕方5時を過ぎてからコーヒーを飲むと、夜眠れなくなってしまう体質なんです。そう、一見強靱そうに見えても、子供っぽい所もあるんです。

当然夜はギンギンに目が冴え、昨日は寝不足だというのに朝4時頃まで眠ることができませんでした……。

今度、カフェインレスのインスタントコーヒーを用意しておこうっと。

2005年11月 1日 (火)

もうすぐクリスマス

さて、今日から熊本で個展がスタートしています。
僕は東京ですが、実は今日も朝から写真展の準備に追われました。実際に写真額を展示してからでないと、写真の下につく簡単な文、つまりキャプションがいるかどうかわからないのです。で、昨日は「いる」と判断。つまり朝から必死になってそのキャプションの制作に取りかかったというわけです。
途中、写真を送ったりする別の仕事も行ったので、相変わらず時間に追われっぱなしです。
午後、浅草橋のシモジマにコンパネを買いに行くというロスタイムが生まれましたが、どーにかすべての作業が6時には終わりました。その後、近くのヤマトから超速便で美術館に送ります。たった+400円の速達料で明日の午前10時前には熊本の美術館に着くんですよ。日本の物流って、驚異的です。
最新写真集「SILENT NIGHT」は、昨日あたりから店頭に並びはじめています。とても素晴らしい本に仕上がっていますので、是非手に取ってご覧ください。まずは表紙のデザインにびっくりすると思います。
夜は都心に出ました。街中には赤や黄色、金や銀があふれ、早くもクリマスムード一色ですね。それにしても1年が早い早い、もう年末です。どんどんとトシをとっていくわけだよな〜と妙にオジサンくさいことを考え、待ち合わせ場所へ急ぎます。
銀座のあるレストランで「SILENT NIGHT」のスタッフと合流。美味しい料理とお酒で、ささやかなお祝いの会を開きました。

« 2005年10月 | トップページ | 2005年12月 »