ガストで画素について
夕方、懐かしい友人と会い、近くにあったガストで食事をしました。
ガストに入るたびに、よくこれだけ安い料金設定でやっていけるよな……といつも不思議に思います。出される料理は、とびきり美味しいわけでもなければ、とびきり不味いわけでもない。ガストって、そのへんがうまいのですね。
さて、友人と色々な話をしたのですが、中でもコンパクトデジカメの画素数はこれ以上必要か、という話で盛り上がりました。
ご存じのように、コンパクトデジカメは、約半年でモデルチェンジしていくという凄まじい世界です。新製品が出るたびに画素数もどんどんとUPしており、今は600万画素が標準となりつつあります。一眼デジカメのように、もしかしたらこのまま800万、1000万といくかもしれませんが、僕は、コンパクトデジカメにこれ以上の高画素は必要ない気がしています。
画素数が上がるということは、データ量が大きくなり、処理能力が鈍ることを意味しています。これって、気軽に記念写真を撮る世界ではまさに致命的。確かに高画素は大伸ばしに有利ですが、記念写真を4切だ、半切だと伸ばす人はそれほど多くないでしょう。本格的に写真をやる人は、きっと一眼デジカメを手に入れるはずです。
もちろんメーカーの人たちは、こんな問題はすでに承知の上。でも、画素数が高い方が売れるから、仕方なくUPさせていくんですね。
そうは言っても、コンパクトデジカメは800〜1000万画素あたりで一度ストップするんじゃないかな、と僕は予測しています。あとはデータ処理に関する技術競争になっていくのではないでしょうか。
余談ですが、僕は携帯電話のカメラ機能を、コンパクトデジカメ並みにして欲しいな、といつも思っています。
今の携帯電話は、カメラがオマケでついているといった感じ。逆にコンパクトデジカメに携帯がオマケでつくような商品、例えば今使っているサイバーショットにボーダフォン3G携帯がついたような商品が出ればすぐに手に入れるでしょう。