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2006年5月10日 (水)

プラネットアース

ここ数日、夜のちょっとした楽しみがありました。それは毎晩10時からはじまるNHKの番組「プラネットアース」を観ることです。
平日のこの時間帯はちょうどメール書きに追われている頃ですが、今週だけはパソコンを完全にOFF。テレビの前に釘付けになりました。
NHKとイギリスBBCが5年間掛けて取材した、かつてみたこともない素晴らしい地球の姿。凄い、美しいを通り越し、もうこれは神の領域をとらえているんだな、と思いました。
でもこのような番組が生み出せるのも、公共放送だからですね。視聴率のことばかり気にしている民放には、絶対に出来ないと思います。せいぜい海外に芸能人を連れて行って、観光地や宿泊施設や料理を紹介するくらいでしょう。それもクイズ型式にして。
「プラネットアース」でユニークな点は、途中に、この映像をどうやって撮影したのか、というコラムが入ることです。例えば空撮の時にカメラをぶらさないで撮る裏技とか。僕はそれを知り、なるほどなあ〜と何度も頷いてしまいました。
でも、ワンカットの決定的瞬間を撮るために、スタッフは1ヶ月、2ヶ月と現地に滞在するわけですよね。おそらく1つの番組の取材費は数千万、いや数億円でしょう。
やはり表現者として、このような途方もないスケールの大きな仕事をいつか行ってみたいなあ〜と憧れます。まあでも今は、自分が出来る範囲内で精一杯活動し、それを継続させていくこと。そう、この継続こそが最も大切なことだと思います。アーティストの多くは、それが出来ず、潰れていくわけですから……。
いずれにしてもNHKの素晴らしい番組を観て、力が湧いてきました。今年のヨーロッパ、カナダ取材も頑張ります。

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コメント

プラネットアース!すばらしかったです。最高画質でDVD化しました。民放でしたら吉村さんが書かれているように、クイズ形式で人気タレントなどを起用して・・という余計なものが出てくるところですが、本当にすばらしい番組でシリーズ化されて放送されるのがとてもうれしいです。次回は10月という事で忘れちゃいそうですが、絶対見るつもりです。 これからもこういう番組が増えてくれるのを期待します。

おはようございます。
神の領域をとらえている・・・何と純粋な言葉でしょう。
本当に・・本当に美しいものを見たとき、人間が決して作り出す事も、デザインする事もできないその美に触れたときに、人間の能力も知力も超えたものの存在を意識して賛美してしまうのは、心のそこから沸きあがる自然な感情のように思います。
自然災害などのときに、自然の持つ強大な力に打ちのめされて、謙遜にさせられてしまう事もありますが、それは、畏怖の念だと思います。美しいものに触れたときにその創造力(設計、デザインも含め)の前に素直になって『神の領域・・・・』と言うような言葉が出てしまうのは、感謝と認識の高さを示すものに違いありません。
私もプラネットアースの企画者や製作者・・その製作にかかわる人々を高く評価しています。そして、人間社会から人間らしい愛が失われ、さらに加速しつつ堕落しているこの時に、地球を凝視させ心を動かして愛や感謝や感動などの良いものを目覚めさせてもらえた事をうれしく思っています。
製作にかかわった人たちに、地球や命に対する感謝の念がなければ、決してあのような番組は作れなかったと思います。
どんな仕事でも、まずは愛に動かされた良い動機と科学的知識と理解、そして技術が必要ですね。
私も神の領域・・・の探求に力と心を注いで行きたいと思いました。分野は違っても、美しいものを追い求めていくチームメイトのような気持ちで、吉村さんの記事を読ませていただきました。
ありがとうございます。

(因みに私は、民放はほとんど見ませんし、NHKが時々このような番組を制作してくれるので、受信料は何の異議もなく喜んで払わせていただいています。最近は低俗な番組が増えてきたと感じてがっかりしていましたが、まじめで賢い人たちがNHKにはまだまだいらっしゃるのですね。その人たちの意思が後輩たちにも引き継がれていくと良いなぁと思います。プライドを持ち続けていただきたいものです。あの番組制作に、わずかでも資金を投じたかも知れないと思えば、うれしくもあります。)

私も観ましたよ~♪ (今日の分は、仕事の帰りが遅かったので、まだ観ていないんですが。)
1ヶ月も前から心待ちにしていた番組。DVD保存版にしました! 本当に素晴らしかったです。吉村さんもきっと観ていらっしゃるに違いない(!)、と確信していました。フォトグラファーから観た意見はどうなのかなあ、と興味深く思っていましたので、話題にして下さって感激です。
カリブーの子供がオオカミに捕らえられるシーンは、弱肉強食の世界とは言え、可哀相でした・・・。

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