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2006年5月 8日 (月)

借金

近頃、消費者金融のニュースをよく耳にします。まあ、会社は何かと問題あるにせよ、僕は、借りたお金を返さない人だって、反省しなければいけないと思うのです。(これに関しては絶対に報道されませんが)
僕は結構いい加減な人間ですが、一つの自慢があるとすれば、借りたお金は必ず返してきた、ということです。一度も返済の期限に遅れたり、踏み倒したことはありません。
二十代のはじめ頃は、いつもギリギリの生活でした。だからカナダ取材から戻ると、印刷会社の社長さんから、10万円、20万円をしょっちゅう借り、そしてアルバイト料が入ったら全額返済するという形を取っていました。
もちろんそのような借金は、20代後半からしなくていいようになりましたが、もちろん今でも、100万以上の写真機材を買うときはローンだし、年間数百万掛かる海外取材費も、現地ではクレジットカード払いなので、口座引き落としまでの2ヶ月間、一応「借りている」ことになっています。
僕は過去に一度だけ、貸したお金が返ってこなかったことあるのです。その人が今どこにいるのか、何をしているのかわかりませんが、やっぱり思い出すたびに、悔しくて悔しくて仕方ありません。きっと平気な顔して生活しているんでしょうね。
いずれにしても、友達間で、お金の貸し借りは絶対にしない方がいいですね。

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コメント

昔、知人に、「貸す」と「あげる」は同義だと言われたことがあります。とんでもない話だとは思いますが、貸す側はそれほどの覚悟を持たないといけない、ということなのかもしれません。お金はともかく、本やCDなど些細な物品を「貸す」のは、「あげる」に等しいことのようです。私も、これまで他人に貸して返ってこなかった物(特に本)は、数多いです。おそらく、貸借の事実をいつまでも覚えているのは貸した方だけで、借りた本人はケロっと忘れてしまっているのでしょうね。
少し話はずれますが、「花泥棒は盗人にあらず」などとも言いますね。あれも、盗まれた方にとっては、全くけしからん話だと思うのですが。(昔、我が家も、玄関先に置いてあった植木を、よく盗まれました。しかも、立派に咲いたものばかり。)
私も借金は大嫌いですが、唯一、莫大な借りを負っている相手がいます。それは両親。実際にかけてもらったお金はもちろん、これまでに与えてもらったものは、どれだけかかっても返済し切れないでしょう。子供は、親から受けたものを、自分の子供に与えることで、借りを返すのだ、と言いますよね。

確かにこの件は、その人の持っている道徳観念というか、人生における信条の基本みたいな気がしますね。ちょっとのことで、大事なものをなくさないようにしましょう。

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