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2006年7月

2006年7月31日 (月)

500キロ南下

朝食の前に飲む一杯のオレンジシュースって、美味しいですよね。おそらくこちらは空気が乾燥しているからでしょう。
まずは昨日フリーマーケットで撮影できなかった村に向かいます。1時間ほど村を歩き、カメラを向けました。
その後、高速を南下していきます。フランスも色々な場所を見てきましたが、おそらく風景が最も美しいのは中央山岳地帯です。今日もドライブがてら、まるで中世の絵画から飛び出したような牧歌的な風景と接し、こんな所でしばらくゆっくりできたらなあ〜と何度も夢見ました。
3時間後、目指す村にたどり着きます。村全体の雰囲気はよかったのですが、ここはバリバリの観光地でした。お店がひしめき、観光客もたくさんいます。まっ、たまにはこんな村があってもいいのですが、やはり撮影にはあまり気合いが入りませんね。
次に20キロ先にある村に向かってみます。山の中腹にある村で、こちらはとてもいい感じの村でした。
村のはずれに城があったので、中に入ってみます。ツアーに参加していけと誘われ、NOと言えなかった僕は、流れで参加することに。
案の定、ツアーは、一つ一つの部屋を説明していくというとても悠長なものでした。もちろんフランス語がわからないので、説明を聞いてもチンプンカンプン。結局ツアーが終わったのが1時間後です。
一旦町に出た後、D920号線に乗ってさらに南下していきます。ロデスまで行くつもりでしたが、途中に素朴な村が一軒あり、なかなかそこの景色がよかったことらから、一泊することに。
やはりチェックインの時ってドキドキですね。たまに、こちらが少しでも英語を使ってしまうとすかさず宿泊拒否をする「英国人嫌い」のおばさんがいたりするからです。今日のおばさんは流暢な英語を喋る人で、快く旅人を迎え入れてくれました。
夕方5時を過ぎると、体力がなくなり、カメラが石のように重く感じはじめます。で、写真を撮りたくない病にかかりましたが、どうにか気力で乗り切りました。10時、村の夜景を撮って、終止符を打ちます。

2006年7月30日 (日)

欧州の夏

6時間ぐっすり眠ったので体力が回復しています。
早速村巡りをスタート。それにしても、ホント、フランスの片田舎にある村って素朴なんですよ。この国は航空機まで生み出すバリバリの先進国ですよね。であるにも関わらず、日本で言えば江戸時代の雰囲気をそのまま残したような素朴な村がまだ何百と残され、そこで実際に暮らしている人がいるのです。凄まじいカルチャーショックです。
フランスと言えば、パリや世界遺産ばかりが有名ですが、そんな場所を訪れてもあまり感動はないような気がしています。やっぱり本当の意味での感動や驚きは、雑誌やテレビの情報、旅行ガイドブックに頼るのではなく、自分の足で見つけていくしかないんですね。
三番目に訪れた山里の村は、それはそれは素晴らしい村でした、しかし、日曜日ということもあってか、大きなフリーマーケット市が開かれおり、残念ながら村の撮影は出来ません。明日もう一度戻ってくるつもりです。
激しい夕立が降ってきたので、ひとまず近くの町へ向かい、ハウイエイ沿いで見つけた40ユーロのホテルにチェックインします。
1時間ほどで雨が上がったので、60キロ先にある別の村へ向かいます。途中道に迷いましたが、1時間後にどうにか辿り着き、またまた村の素朴な雰囲気にびっくり仰天。いや〜参りました……の世界です。
写真を撮っていると、ひなたぼっこをしているおばあちゃんが話しかけてくるのですが、何を言っているのかさっぱりわかりません。こんな時、フランス語が少しでも出来ればなあ〜と心の底から思います。
さて、今日も汗だくで取材をしました。でもヨーロッパは猛暑と言っても、日本のジメットした暑さとは違うので、日本人には実に快適な暑さです。だからテレビのニュースで言う「欧州の猛暑」って、日本人にとっては「夏らしい夏」なんですよね。
しかし8月の旅はあまりお勧めできません。どこに行っても人がたくさんおり、加えて、花が少なく大地は枯野となるため、風景の美しさもピークを超しています。今回は村を撮影しているのでそれほど影響はないのですが、カナダでもヨーロッパでも、旅をするなら絶対に6月か7月です。8月は絶対にダメ。これは皆さん覚えておいてください。

2006年7月29日 (土)

村の撮影開始

腕や腰の関節が悲鳴を上げています。重い荷物を持ち、狭い機内に閉じこめられていたのが原因。
僕は、ビジネスマンがビジネスクラスで海を越えるのを見る度に、何故なんだろう……と不思議に思っていました。でもやっぱり、仕事で海外に行くときはビジネスクラスじゃなきゃダメなんです。いい席での移動は疲れません。ワインを片手にフルコースを食べ、横になって眠れるので、疲れようがないわけです。つまり、グッドコンディションのまま現地でベストな仕事が出来る、というわけですね。
逆にエコノミーでの移動は、体がクタクタになってしまうので、現地での仕事に支障をきたします。
僕も本音を言ったら、毎回ビジネスクラスで海を越えたい。でもフリーランスは渡航費などすべて自分で支払わなければいけないので、50万以上のビジネスクラスを買うなんてまず不可能。そんな意味からも、サラリーマンって恵まれているよな〜と思うわけです。「自分の好きな仕事をバリバリと出来るサラリーマン」というスタイルこそが、おそらく一番理想とする生き方なんでしょうね。
……と、そんなことをぼんやりと考えながら宿をチェックアウト、まずは高速を走って190キロ先のクレルモンフェランへ向かいます。そして北へ進路を変え、目的の村を目指しました。
フランスの高速って、所々で有料なんですよね。もちろん料金を取るには問題ないのですが、料金所付近は大渋滞してしまうのです。ここで1時間、2時間、平気で潰れます。
最初に訪れた村は、とても素晴らしい村でした。どうしてこのような村が今の時代に残されいるのだろう……と信じられなくなるくらい。
その後、国道を走って別の村へ移動します。1時間ほど撮影した後、町で見つけたホテルにチェックイン。部屋で少し休んだ後、また別の村の撮影に入りました。
体力があまりに消耗し、夜は体を動かすことすらかったるくて仕方ありませんでした。近くで見つけたチャイニーズに入り、チャーハンとエビチリをオーダーします。その後、ホテルに戻りベッドに倒れ込みました。

2006年7月28日 (金)

フランスへ

朝5時に起き、タクシーで箱崎、リムジンバスで成田へ。
チェックインの際、いつも通りビジネスクラスへのアップグレードをお願いしたら、すかさず「できません」という返事。そう、ルフトハンザやオーストリアはしっかりしているんですよね(笑)。
便は定刻通り飛び立ちましたが、747のジャンボはシートピッチが狭いので、まったくと言っていいほどリラックスできません。やはり飛行機は少し小さめのエアバスの方がベターですね。
フランクフルトで4174便に乗り換え、フランスのリヨンへ。
予約してあったレンタカーをピックアップ。今回はどんなヨーロッパ車が運転できるのかな〜と楽しみにしていたら、フォード(アメリカ)のフォーカスでした(笑)。
ハイウェイを適当に飛ばし、ホテルを探します。リヨンの少し郊外で昨年も泊まったホテルに空き部屋を見つけたのでチェックイン。とにかくクタクタに疲れていたので、持ってきたカロリーメイトを2箱食べた後、ベッドに倒れ込みました。

2006年7月27日 (木)

出発準備

やることが山積みで、朝からパニックです。
午後、2時間だけ時間を作り、オリジナルプリントの出荷を行いました。
今回額の制作を行ったのは、冬頃にご注文をいただいた分です。遅くなってしまい、本当に申し訳ありませんでした。春頃にいただいたご注文分は、あと数ヶ月お待ちください。
夕方、大急ぎで有楽町のビックカメラへ行き、今回の海外取材で足りない機材を購入します。
用事が済んだら1分でも早く江東区の仕事場へ戻りたいのですが、持参したレーザープリンターの空トナーをきちんと備え付けのリサイクルBOXに入れに行ってしまう吉村和敏。こんなマジメな自分がたまに嫌になることがありますが、性格だから仕方ないですね(笑)。でもこれ以上忙しくなったら、空トナーは燃えないゴミの日に出します。地球環境さん、ゴメンナサイ。
海外取材の前、何が一番面倒かというと、原稿やメールなどの最新データを、デスクトップからノートパソコンへと移行する作業です。コロコロ変更するソフトのアップデートもしなければならないので、これだけで2〜3時間潰れてしまいます。
明日のルフトハンザは成田発9時55分、ここを朝5時に出なければなりません。今日はどんなことをしても12時前には寝るつもりでいます。

2006年7月26日 (水)

何と111円

航空券とフィルム&写真用品を購入し、ついでに外貨の両替を行ったら、K自動車を買えるくらいの大金が一気になくなってしまいました。複雑な心境です。
今の時期、格安でもヨーロッパ往復は20万以上、高いですよね〜。それ以上にビックリしたのがレートです。何と1ユーロ=151円。まとまった日本円を使ったつもりでも、ユーロのキャッシュはいくらも出来ませんでした。
ちなみにカナダドルは111円。アメリカが116円なので、ほとんど開きがなくなってしまったのです。これからの時代、カナダ取材も大変になりそうですね。
午後は京橋の出版社で、2時間ほど大切な打ち合わせを行います。その後、行きつけの床屋へ行き、髪の毛をばっさりカットしてもらいました。ヨーロッパは猛暑と聞いているので、可能な限り体を軽くしていこうと思い立ったのです。
コンビニで、スタバの冷たいエスプレッソを買い、「これが発売になってから他社のアイスコーヒーは売れ行きが落ちただろうな〜」とつまらないことを考えながら、グビッと飲み干します。
仕事場に戻り、やり残した仕事を片っ端から片付けていきます。キャプション原稿などもあるので、今日は久しぶりに徹夜かな……。

2006年7月25日 (火)

写真展のお知らせ

午前中はデスクワーク。11時半、郵便局で3つの速達を送った後、コンビニで買った生茶を飲んでホッと一息つきます。
何となく今日は食欲がなかったので、ランチはスタバでアイスコーヒーのみ。その後精力的に出版社などを回り、夕方、新宿のペンタックスフォーラムに立ち寄りました。
10月27日〜11月9日、ここで2年半ぶりの本格的な写真展を開催します。テーマはカナダ、ノヴァ・スコシア州アナポリス・ヴァレー「林檎が実る里」。僕はこの里を約10年に亘って追い続けてきましたが、ついに一つの形としてまとめ、発表するのです。
期間中は常に会場にいる予定ですが、28日の夕方から29日の夕方まで、どーしても外せない出張があるため留守にします。
いずれにしてもこの写真展、相当気合いが入っていますので、是非、是非お立ち寄りください。
案内状は、10月初旬に一斉に発送予定です。カレンダーや講演会など、お得な情報チラシも何枚か入れるので、封書という形になります。欲しい方は、ホームページのフォームから登録をお願いします。(毎回吉村事務所からDMを受け取っている方は、すでにデータが登録されていますのでご安心ください。ここ1年以内で住所変更された方は、再登録をお願いします)

2006年7月24日 (月)

「あさの絵本」

海外へ出発する前はかなり時間に追われるのですが、今日も自分を見失うくらい頭と体を動かしていました。
外回りの途中、四谷三丁目の駅でアリス館の編集者Yさんと合流、出来上がったばかりの「あさの絵本」を手渡されます。
2年前に「あさ/朝」という写真詩集を出版しましたが、その大型本がついに誕生したのです。詩と写真はすべて一緒です。しかしデザインを一新、小さな子供から大人まで楽しめる写真絵本として生まれ変わりました。(前作の左から半分、絵本ページのみで構成されています)
今週末、全国の書店に一斉にならぶ予定ですので、是非手に取ってご覧ください。

「あさの絵本」(アリス館)定価1,400円+税(サイズ230×280)

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2006年7月23日 (日)

2ヶ月前に新調したメガネ、耳当てのプラスチック部分が割れてきたのです。あきらかに初期不良。販売店に行くと、すぐに交換してくれました。
ここは巨大なメガネ屋さんのため、従業員は10人以上います。誰もがメガネを掛けているのが面白かったです。
その後、友人の結婚祝いの品を探しに、一人でデパート巡りをしました。
「自分では買わないけど、あると便利だな」と常日頃感じているモノが、一番喜ばれるのです。もっと言うと、「よく使うモノ」「一生モノ」「特に女性が喜ぶモノ」がいいですね。
頭の中にはいくつか候補がありましたが、最終的にル・クルーゼの鍋に決めました。結婚祝いにはおそらくこれがベストチョイスでしょう。

2006年7月22日 (土)

松本にて

長野県松本市に来ています。
ある方の話を聞くという仕事を終えた後、S新聞社へ移動し、M記者から「こわれない風景」のインタビューを受けました。今回、多くの方がこの本に興味を持ってくれるのです。著者としてこれほど嬉しいことはありません。
その後、実家に立ち寄り、母親と何ヶ月ぶりかの再会。「あー、オナカ空いた」と言ったら、お昼が出てきました。そして、「コーヒーある?」と言ったら、コーヒーが出てきました(笑)
実家のすぐ側にあるカメラショップカワイに立ち寄ります。この写真屋さんから、僕の写真人生がスタートしたのです。おじさん、おばさん、そして今のオーナーの息子さんと、30分ほど写真談義に花を咲かせました。
塩尻のM自動車に立ち寄り、同級生のM君と再会、20分ほど話をします。もちろん彼は社長。同級生が頑張っている姿を見ると、自分ももっと頑張らなきゃ、と刺激を受けますね。
その後、近くの信濃毎日新聞社の販売所に立ち寄り、夕刊を4部、購入しました。一面のトップに、僕のインタビュー記事が載ったからです。(こちらは数日前に東京で取材を受けていました)
近くのインターから中央道に乗り、東京に戻ります。ふ〜、今日は忙しかったな。

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2006年7月21日 (金)

検診

このところ毎日時間に追われていますが、今日だけは何も予定を入れませんでした。なぜならミニ人間ドックがあるからです。国民健康保険の場合、体の中で気になる一カ所を自分で選び、無料で検診してもらうことができるのです。
雨の中自転車を漕いで東大島にある総合病院へと足を運びました。
受付で「予約が必要なんです」と言われた時は一瞬怯みましたが、どーしても今日しか時間が取れないんです〜と伝えたら、特別に午前中の枠を作ってくれました。
待ち時間も多かったのですが、昼前にはすべてが終了。結果は郵送で送られてくるそうです。
今の僕はまあそれなりに健康ですが、どんな病気でも早期発見は大切ですね。絶対に悪い箇所を見落とさない人生を歩んでいきたいです。

2006年7月20日 (木)

ライトテーブル

今日は別のインタビューがあり、著名なインタビュアーの方が仕事場にお越しになられました。
終了後、写真選びを再開させます。大量のポジを扱う仕事は何かと大変です。なかなか作業がスムーズに進まない理由、もしかしたら小さなライトテーブルに原因があるのかもしれないな……と、ふと考えました。
今使っているのは、8年も前に買った薄型A4サイズのライトテーブルです。6×4.5や6×7サイズのポジを10枚並べただけではみ出してしまうので、不便と言えば相当不便です。
思い立ったらすぐ行動。で、今日もまたまた秋葉原のヨドバシカメラへ行き、同じメーカーのB4サイズのライトテーブルを購入しました。3万円もしましたが、10年は使えるので、安い買い物です。
印刷基準に適合した正しい光源でポジ(原画)を見る。これって、写真家にとって最も大切なことなのです。また、チラチラしないインバーター点灯の蛍光灯を使うことによって、視力低下の防止にも繋がります。
作業机の上に二つのライトテーブルが並んだことによって、随分と作業がしやすくなりました。今日は夜遅くまで頑張ってみるつもりです。

お知らせ●本日発売の「新潮45」8月号のグラビアに、少しだけ「朝」に関する写真と文を発表しています。

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2006年7月19日 (水)

トラベル用品コーナー

朝から写真選び。山ほどのスリーブフィルムに目を通さなければいけないので、とても大変な作業です。ランチは久々に日清のカップヌードル。シーフード味は絶品です。
「こわれない風景」のインタビュー依頼があったので、夕方ある出版社へ足を運びました。インタビュー終了後、編集者さん、ライターさんと写真に関する話が出来、とても楽しかったです。インタビュー記事が掲載される雑誌名は、後日発表します。
その後日比谷線で秋葉原へ、ヨドバシカメラに立ち寄ります。ここのトラベル用品コーナー、実に充実しているんですよ。きっと家電を買って、そのポイントでスーツケースを買う、なんて人が多いからでしょう。僕は古くなったパスポート&航空券入れを新調しました。

2006年7月18日 (火)

読者カード

ある方が、先月出版したフォトエッセイ集「こわれない風景」を20冊も購入してくださったので、今日の午後、出版社に足を運び、会議室でサインを書きました。
その後、編集者のSさんから、今までに届いた読者カードを見せてもらいました。皆さんの貴重なご意見ご感想、とても嬉しかったです。
どの本にも必ず読者カードが入っていますよね。ここに書かれている皆さんの「声」は、100パーセント編集者、著者が目を通すものなのです。これは、どの出版社のどんな本でも同じです。
だから皆さん、躊躇うことなく是非本音を書いて送ってみてください。一つ一つの貴重な「声」が、次の企画に反映されていくのです。
もちろんこのブログのコメント欄のご意見ご感想も、作り手は毎日のように目を通しています。1つ書き込みがある度に、僕はジ〜ンとする感動を味わっています。
そうそう、今日、アマゾンのカスタマーレビューで、一件の書き込みがありました。ありがとうございます!

2006年7月17日 (月)

東京の蚊

「マンションの10階以上には蚊はやって来ない」と言われていますが、これは嘘です。我が家は11階ですが、網戸を開けるとすぐに蚊がプ〜ンと部屋の中に入り込みます。
で、今日も一匹の蚊を発見。一回目のパチンで失敗したので、その後部屋の中を徹底的に探し回り、20分後、カーテンレールの隙間に隠れていた蚊をよーやく叩き潰すことに成功しました。
僕は18歳になるまで長野県で暮らしていました。よくテレビでタレントさんが、「東京ではゴキブリがセミのように飛んで来る」と言っていました。僕はそれを耳にする度に、絶対にそんなことはありえない、と思っていましたが、実際東京で暮らしてみると、その話は本当でした。
我が家のベランダにも、1年に一回は大きなゴキブリが飛来します。アッ〜〜と大声を上げた時にはゴキブリはコンクリートの隙間に逃げ込んでいるので、その度にゴキブリホイホイの出番となるのです。

2006年7月16日 (日)

ストレス解消

今日も朝から仕事です。昨日、寝違えてしまったので、「あ〜、首が痛いなあ〜」と何度も呟きながらモニターに向かいます。
夕方、ストレス解消とばかりに錦糸町のヨドバシカメラへ行きました。まずは修理が終わった三脚などの機材を引き上げた後、カメラコーナーへ移動し、話題の新製品をチェックしていきます。手ぶれ補正機能がついたペンタックスのK100D、素晴らしい一眼デジカメですね。キヤノンの30Dも、注目のカメラです。どちらも欲しくて仕方ありません。
家電コーナーへ移動します。
「プラズマがいいか、液晶がいいか……」「サイクロンがいいか、紙パックがいいか……」「マックがいいか、ウインドウズがいいか……」
家電の中には、答えが見つからない問い掛けがたくさんありますよね。それを自分なりに「やっぱりこっちだな……」と回答を出していくのが、楽しくて仕方ないのです。余談ですが、掃除機は絶対に紙パックです。
3時間ほどヨドバシカメラで時間を潰した後、仕事場に戻り、またパソコンに向かいました。

2006年7月15日 (土)

面倒な写真選び

フランス出発前にどーしても片付けなければならない仕事が山積みで、休み返上で仕事をしています。1日10時間以上もパソコンのモニターやライトテーブルを見つめているので、目がしょぼしょぼ、夜10時を過ぎると思考能力がなくなりベッドに倒れ込む……。毎日そんな生活です。
このブログでも何度も書いていますが、デジカメ撮影の写真の選び出しって、本当に大変。ピントチェック一つをとってみても、データが重いとパソコン上では動きが鈍くなるので、フィルムの頃より3倍も4倍も時間がかかります。また、初期の頃はRAWのみで撮影していたので、サムネイルを作るだけでも1点1点現像する、という手間があります。
もちろん今は、撮影時、RAWとJPEGの同時記録。みなさんもRAWのみの撮影というのは絶対にやめた方がいいでしょう。後で苦労します。

2006年7月14日 (金)

駐車違反

家に来る宅配便や生協の配達員に、「近頃、トラックはどこに停めているんですか?」という質問をしてみます。すると、「前と変わらずマンションの前ですよ。でも先日チケット切られちゃってねー」とか、「今はアルバイトを雇い、助手席に一人乗せているんですよー」といったような回答が返ってきます。
東京は駐車違反の取り締まり、マジで厳しくなりました。僕の住んでいるマンションは住宅街にありますが、こんな場所でもあのデジカメと端末を持ったおじさん連中が1日に何度か現れます。
例えばマンションの入口の前に自分の車を停めます。カメラ機材を運び入れるために1〜2分車を離れる。たったそれだけでも運が悪いとアウトなんです。これってメチャクチャですよ。地方も同じでしょうか?
取り締まりを強化するなら、最初に駐車場やパーキングメーターを各所に造ってから実施に踏み切ればいいのです。これほど路上にパーキングスペースがない国は、おそらく日本だけでしょう。北米や欧州はどんなストリートにも必ずあります。
まあでも日本人ってたくましいから、駐車場不足もやがては解決していきそうですね。この辺りでも空き地にはどんどん100円パーキングが出来はじめています。2〜3年もすると、今度は逆に駐車場の方がだぶついてくるかもしれません。
でも僕は、駐車違反の取り締まりなんかより、スピード違反の取り締まりをもっと厳しくすればいいと思っています。たまに住宅街の狭い道を、猛スピードで走る若者やオヤジがいますよね。そのようなふざけた連中を、隠しカメラを使って片っ端から捕まえていけばいいのです。交通事故が確実に減るでしょう。

2006年7月13日 (木)

芸能ニュース

デスクワークに疲れた時、チョコの「ベイク」を食べながらヤフーのニュースをチェックするのが癖になっていますが、一つ気になる記事を発見。それは歌舞伎役者のNが酒気帯び運転と信号無視で捕まった、というニュースでした。
芸能ニュースなんかこれっぽっちも興味がない僕ですが、このニュースだけに反応を示した理由。それはNが、僕が愛するスバル(インプレッサ)のコマーシャルに出ていたからです。スバルのイメージダウンですよ、まったく……。
捕まった時にスバル車に乗らず外車に乗っていたとしたら、もっと頭にきますよね。その後ネットで調べても、車種は特定できませんでした。
さて車と言えば、近頃人と会うたびに、「吉村さんって、スバルが好きなんですね〜」と言われます。はい、確かに大好きですが、もちろん他社の車に惹かれることだってあります。たとえばホンダのシビック。今のデザイン、ホント、美しいと思います。車を買う予定はありませんが、もし仮に手に入れるとしたら、今は間違いなくシビックのハイブリットを選んでいるでしょう。

2006年7月12日 (水)

デパ地下

だんだんと自分の移動パターンが見えてきました。
総武線&中央線という横のラインと、有楽町線&丸ノ内線の斜めのライン、そして山手線の縦のラインです。
つまりよく出掛けるのは新宿や市ヶ谷、銀座であり、逆に滅多に行かないのは渋谷や青山、赤坂です。
で、今日も3本の打ち合わせがありましたが、移動パターンはいつもと同じ、縦と横のラインでした。
途中、銀座の松坂屋でトイレを借りました。デパートの地下に久しぶりに入ってみましたが、いわゆるデパ地下って、いいですよね〜。
でも、都心のデパ地下でおかずを買う人って、一体どんな人なんでしょうね。やっぱり日中からショッピングを楽しめるようなお金持ちの方なのかな。
普通の人が仕事帰りにおかずを買うとしたら、大抵最寄りの駅側にあるダイエーやヨーカドーとかの総菜売り場になるはずです。
……と、そんな疑問を抱きながら、デパ地下を後にしました。

2006年7月11日 (火)

ブックオフ

駅前にあるビルの1階部分、以前は駐車場だったのですが、そこが改装され、テナント募集になりました。何が入るのかな〜と興味津々でいたら、何とブックオフ。
日本って、お店のパターンがだいたい決まっています。マンションの下にはコンビニかクリーニング、小ビルの下にはオリジン弁当かドラックストア。そう、チェーン店ばかりです。
近くにあったメロンパン専門店ですが、いつの間にか潰れていました。代わって鯛焼き屋が入りましたが、今ではここのカスタード入りの鯛焼きにはまっています。

2006年7月10日 (月)

トナー切れ

午前と午後にお客さん。その合間をぬって急がれている資料のプリントアウトをしようと思ったら、ガ〜ン。カラーレーザープリンターのトナー(3色も)が切れていました。次にデジカメで撮影したデータのバックアップを取る作業に取りかったら、今度は外付けハードディスクの容量がゼロ。こういうのって、一気にくるんですよね。
夕方、仕方なくヨドバシカメラへ買い出しに行きます。トナーは一本15,000円。レーザーは便利ですが、トナー代が大変ですね。
で、仕事場に戻ってそのトナーを取り付けたら、液晶に「トナー100パーセント」と表示されないのです。サービズセンターに電話したら簡単に解決しましたが、忙しい時にこのようなトラブルで振り回されるのって、ストレスが溜まりますね。

2006年7月 9日 (日)

ブックフェア

今、東京ビッグサイトで東京国際ブックフェアが開催されています。出版に携わる人間として行かなきゃ、行かなきゃと思っていたのですが、今日の夕方ようやく時間を取ることが出来、足を運ぶことができました。
僕はこのような人が集まるイベントは苦手です。そしてたとえ足を運んでも、たくさんの情報が集約されている場所からは大した収穫は得られないないことも経験から掴んでいます。ではどうして行くかというと、何か一つの収穫があればいい、と願うからです。
今日は急ぎ足ですべてのブースを回ってみましたが、電子出版などためになる情報はいくつかあっても、自分の仕事にプラスになるような情報には出会えませんでした。残念……。

2006年7月 8日 (土)

疲れ

取材疲れと時差ボケとジメジメした暑さのため、今日は怠くて怠くて仕方ありませんでした。仕事をしても集中力が続かず、すぐにソファーにダウンです。ウトウトし、起きて仕事をし、またウトウトする。ずっとその繰り返し。仕事もほとんど片付いていないし、取材後に行うデータや資料の整理も手つかずのまんまです。人の体って、なかなか自分の思うようには動いてくれないものですね……。

2006年7月 7日 (金)

スポーツ写真

取材期間中は、新聞もストップしています。料金は日割りにしてもらっているので、とても経済的。
帰国日の夕刊からポストに入るのですが、今日はそんな新聞を捲っていて、ある写真に目がとまりました。
朝日の6日の13面の右上、ワールドカップのフランスとポルトガル戦で、ゴールが決まった瞬間を捕らえた写真です。す、す、凄いですね。どうやったらこんな凄い写真を撮ることが出来るのでしょうか……。ただただ溜息です。確か川口がボールを止めた瞬間を捕らえた写真も素晴らしかったです。
スポーツカメラマンってプロ中のプロ、憧れます。
今度は是非写真のデータも載せてもらいたいですね。おそらくカメラはEOS-1D mark2Nだと思いますが、絞りやシャッター、感度をいくつに設定しているかとても気になります。
僕はワールドカップにはあまり興味がありませんが、写真を見るのは大好きです。

2006年7月 6日 (木)

時差ボケ1日目

もちろん今日は朝3時に目が覚めてしまいます。時差ボケ1日目。
午前中、まずは近くの病院に行きました。体のちょっとこわれた箇所を先生に診てもらうためです。そう僕は、体のどこかが少しでもおかしいな、感じたらとすぐに病院に行く癖をつけています。これは20代の頃から続けてきた一種の習慣。だから家には各病院の診察券だらけ。
その後銀座に出て、幾つかの仕事を片付けていきます。ある社である方にランチに誘われました。色々な話が出来て楽しかったのですが、何と普段仕事でお世話になっているHさんは、劇団の役者さんということが判明しました。僕が「劇団四季のミュージカルは結構観ているんですよ。そうそう、劇団銅羅の流星ワゴンという素晴らしい芝居を観たこともあります」と言うと、「へー、吉村さんが、意外〜」と随分とびっくりしていました。
午後は自宅に籠もり、ひたすら仕事に追われます。ポジを送ったりする仕事って、1日ずれただけでアウトなんです。この世はすべて締め切り、締め切りです。
夕方、今日のすべてのノロマをクリアできたので、コンビニで買ったスタバのカフェラテを飲んでホッと一息つきます。
さてさて、次はフランス取材ですが、その日程の調整が大変です。

2006年7月 5日 (水)

帰国しました

予定通り成田に到着しました。こんなことは久しぶりです。リムジンバス、そしてタクシーで自宅へ。
取材期間中、いつも郵便物は局どめにしてあります。でも机の上には封筒や雑誌の山。そう近頃、ヤマトさんや佐川さんのメール便で送られてくるケースが多いので、郵便物をストップしてもあまり意味がないのです。
9時頃、フッと意識が遠くなりましたが、頑張ってメールのレス書きの仕事を続け、12時まで起きていました。

2006年7月 4日 (火)

カナダ→日本

7時にホテルをチェックアウト。空港へ向かいます。レンタカーを返却し、エアカナダのカウンターでチェックイン。アップグレードチケットを使ったら、またビジネスクラスOKとなりました。
ラウンジでメール書きの仕事を行います。高速のランケーブルがあるので快適。日本のニュースを見たり、メーカーのホームページをチェックしたり……、1時間ほどネットサーフィンを楽しみました。
トロント行きの406便、そして成田行きの001便は定刻通り離陸します。
さてさて、実は今はあることの記念日なんです。皆さんお気づきになりましたか? そう、「ブログが1年間1日も休むことなく続きました記念日」です。もう1年、頑張ってみようと考えています。

2006年7月 3日 (月)

チャイナタウンで食事

7時間熟睡したので朝は心地よい目覚めでしたが、昨日の疲れが体の節々に残っており、午前中は怠くて怠くて仕方ありません。
それでも気合いを入れてイースタンタウンシップスを取材、教会やカバーブリッジなどにカメラを向けていきます。最後、ノールトンの町中を撮影、ケベック取材に終止符を打ちました。ああ、今回は疲れたな……。
夕方、100キロ先のモントリオールへ移動し、バスターミナル付近にある怪しげなホテルに空き部屋を見つけチェックイン。以前は1泊49ドルでしたが、110ドルに跳ね上がっていました。カナダって、ホント物価が高い国ですよね。
地下鉄でチャイナタウンへ。そこでモントリオール在住の日本人の友人2人と合流。近くの中華レストランで超美味しい中華を腹一杯食べました。2週間分の栄養を補給した感じです。
Kさんはとても車が好きな方です。ケベックの車事情をいろいろと聴けて、とても楽しいひとときでした。で帰りはKさん自慢のフォルクスワーゲンGTI(もちろんかなり手を加えてあります)でホテルまでブオ〜ンって感じで送ってもらいました。
その後大急ぎでパッキング。11時就寝です。

2006年7月 2日 (日)

1100キロのドライブ

朝2時に起き、3時にペルセ岩の朝の表情を撮影。この時間、もう空は青くなっているんですよ。その後ペルセを後にし、100キロ先のガスペへ移動し、ティムホートンのコーヒーをテイクアウト。で、4時半にガスペを出発。向かう先はケベック南部のイースタンタウンシップスです。
車の平均速度は120キロ。走って、走って、走って13時間。夕方5時に目的地のマゴクに辿り着きました。走行距離を見たら何と1100キロ。今まで1日で走った最高記録です。
フラフラ状態のまま近くで見つけたB&Bのドアを叩きます。運良く空き部屋があり、料金を尋ねることなくチェックインしました。
ベッドに横になろうと思ったら、「プ〜ン」と嫌な音が。何と、部屋の中に蚊がいたのです。それから目を皿のようにして蚊を探します。20分後、バスルームの壁で発見。バシッと叩きつぶします。ふ〜、これで今晩は安眠できそうです。
まったく食欲がないほど疲れ切っていましたが、何か食べないと倒れてしまう。頑張って町のサブウェイへ行き、コーラと一緒にサンドイッチを胃に流し込みました。

2006年7月 1日 (土)

カツオドリ

カナダデーです。朝から快晴の青空。
ペルセのすぐ側にボナヴェンチュールという島があるのです。ツアーボートででその島に渡ってみることにしました。
島に行く途中、ペルセ岩をぐるりと回るのですが、船は外海に出るので激しく揺れます。いや、激しいなんてもんじゃない。ボートがひっくりかえるほどでした。
でもカナダ人って不思議ですよね。今回もボートには50人ほど乗っていましたが、誰一人として船酔いしないのです。子供や赤ちゃんもキャッキャッと言って騒いでいます。おそらく日本人だったら9割がアウトでしょう。ちなみに僕は船酔いにだいぶ強くなりました。今回のような1時間くらいなら、どんなに揺れが激しくても全然平気です。
島にはトレイルがあり、1時間ほど歩くとカツオドリのコロニーへ行くことができます。よく歩き、鳥を観察し、有意義な島巡りでした。
夕暮れ時、真っ黒い雲が流れてきたと思ったら突然滝のような雨が降ってきました。

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