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2006年8月24日 (木)

勢力図の変化

さてさて、今日も時間に追われっぱなしの一日でした。
出版社にポジ(原画)を届ける仕事があったのですが、編集部に着いて箱を開けてみたらガ〜ン。別のポジが入っていました。今、作業机の上がゴチャゴチャしているので、時間に追われているとよく間違えることがあるんです。Fさん、スミマセン〜って感じでした。
ちなみに大切なポジは、僕と編集者の間では手渡しが普通です。おそらくどの写真家も同じでしょう。
仕事場に戻るとひたすら原稿書き。原稿って苦労すれば書けますが、僕の頭はあくまで写真用に作られているので、書くのにとっても時間が掛かるのです。いずれにしても、9月の海外取材までに、すべての原稿をアップするのが目標です。
夜、一息ついてアサヒコムのニュースを流し読みします。
「デジタル一眼、ソニーがニコンを抜く」という記事に目がとまりました。つまり今は、キヤノン→ソニー→ニコン→ペンタックスの順番。ソニーさんの参入により、大きく勢力図が変化したのでした。
写真に興味がない方は何のことだかさっぱりわからないと思いますが、これって、トヨタとニッサンの間に今まで車を作っていなかったメーカーが入り込んできた、というくらいすごいことなんです。
カメラを使う側、つまり写真家からすれば、機材の選択幅が広がるのは嬉しいことです。また、今後各メーカーはどのような個性を出して新製品を投入してくるのか、楽しみでもあります。
このようにデジタル市場はとても元気ですが、僕はこれからもフィルムだって使い続けますよ。だって、デジタルでは、太陽とか、グラデーションとかはうまく表現できないわけですから。あと、夕陽などの金色もうまく撮れないかな。
実は今、5台目の6×4.5と2台目の6×7のボディを買おうかと真剣に検討しているんです。今手持ちのカメラはガンガンに使い込んでいるので、そろそろ新調した方がいいような気がしてきました。

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コメント

カメラのことは良く分かりませんが、グラデーションの表現が上手くいかないということは、例えば「こわれない風景」の作品で言うと78ページの作品のようなきれいな朝焼けの表現はまだまだデジタルカメラでは難しいということですよね。見る側としては、あの作品のようにきれいな美しい作品を望んでいるので、フイルムでも頑張ってくださいね!!

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