写真展(13日目)明日は最終日!
今日は混むだろうなあ〜と気合いを入れて会場に入ったら、あれれ、って感じ。午前中は結構暇でした。しかし午後から混みはじめ、会場には常に10人ほどいる状態。仕事関係の人も多数訪れたので、僕はサインを書いたり、話をしたり、打ち合わせをしたりと大忙し。
最も混んだのが、5時〜6時半の間でした。明日の最終日がPM4時までのため、会社員の皆さんは仕事帰りに立ち寄ってくれたのですね。感謝、感謝です。
たくさんのリピーターのお客さんもいました。また、ビル内の会社で働いている方で、正面に飾ってある写真がずっと気になっていたので立ち寄ってみた、という方も何人もいました。写真家として、これほど嬉しいことはありません。ありがとうございます。
2週間の期間中、「吉村サン、一緒に記念写真を撮ってください!」と、たくさんの方からお願いされました。僕の顔は100台くらいのカメラに収まっているのではないでしょうか(笑)。
皆さんコンパクトデジカメをお使いですが、シャッターを押す時って、一つのパターンがありますね。誰もが決まって、「あれっ?」って言うのです。つまり、なかなかシャッターが切れなかったり、ストロボが発光しなかったり……。そう、使い捨てカメラのように、「ハイチーズ、カシャ」ってワケにはなかなかいかないのです。
これからの時代、コンパクトデジカメにも、撮りたい時に瞬時にシャッターが押せるような「快適さ」が求められるような気がしています。
さて、今回、特に多かった質問をまとめてみました。
■ 「芳名帳がどうしてないのですか?」
→ありますよ〜。丸テーブルの上に置いてあります。つまり、この会場では、見終わってから書くという順番です。書き忘れてしまった方も、ご安心ください。今まで案内状が届いていた方は、すでにデータが登録されていますので。
■ 「この写真展、いつ頃、写真集になるのですか?」
→写真集はすでに形になっています。奥のテーブルに平積みになっている「林檎の里の物語」がそれです。今日、ギャラリーの担当者と相談し、挨拶パネルの側に見本を一冊置くことにしました。あ〜、もっと早くこうすればよかったな。
■ 「どうして写真の色がこんなに鮮やかなんですか?」
→デジタルプリントです。風景はポジフィルム(プロビアとベルビア)を使って撮影していますが、そのフィルムをスキャニングし、コダックのラムダを使い、印画紙に出力しています。従来の手焼きのダイレクトプリントよりも、繊細な色彩の調整が可能となります。詳しくはプロラボの担当者にお尋ねください。
■ 「吉村さんはブログを毎日更新されていますが、どうしてそんなにマメなんですか?」
→寝る前に15分くらいの時間を取るのは実に簡単なことです。それにブログは常に一発書き。一気にキーボードを叩き、一度読み返し、「送信」ボタンを押して終わりです。だから、これと言って特別なことをしているわけではないのです。
■ 「地方でも個展をやってください」
→はい。話が来たらこれらのパネルを積極的に動かす努力をします。今のところ予定はありませんが、「写真展を開催しませんか?」という誘いは突然芽生えたりするのです。決まり次第、このブログで発表します。
さてさて、明日はいよいよ最終日。大都市のビルの谷間に咲かせた花が、フッと終わりを向かえます。僕自身、不思議な寂しさを感じています。
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7日の午後に来ましたが、多くの人がいて吉村君があちこちでひっぱりだこなのにびっくり・・・それでもなんとか話ができてよかったです。何年か前にここに来た時とは雰囲気がちがうというか何か熱気を感じました。
めったに来ることもない地下鉄大江戸線の都庁前を降りて、地上へ向かう階段から上を見上げるといきなり青空に突き刺すような高層ビルが目に入り妙に新鮮さを感じました。
毎日通勤している人にとっては当たり前の風景なんでしょうが・・・ぐるりと囲む高層ビル群にも圧倒され・・・展示されている生の作品を見て幸せな気分になれた1日でした。
投稿: yokoyama | 2006年11月 9日 (木) 01時17分