写真展(9日目)残りあと5日!
昨日は1時半に寝てしまったので、今日は朝5時から起き、講演会の前準備を行います。
9時に家を出て、新宿へ。写真展開催前日に手に入れた筆ペンがへたってしまったので、コンビニで新しい筆ペンを買って会場に入ります。
10時半のオープンと同時に4〜5人のお客さんが入り、その後、会場内には常に10〜15人ほどいるという状態。
新しい写真集やカレンダーを買い求める人も多く、僕はせっせとサインを書き、時には握手をしたり、記念写真を撮ったりと大忙し。閉館の3時まで、あっという間でした。
その後、ペンタックスの社員さんたちの見事なチームワークによって、ボードとパネルが解体され、中央に椅子が並べられ、スクリーンやプロジェクターもセットされて、写真展会場が見事な講演会場に生まれ変わりました。
その間、お客さんは会場から外に出されしたが、今回は50人限定ということもあり、それほど人でごった返すという感じではありませんでした。このような講演会、素人目から見れば、会場内に入れるだけお客さんを入れた方がいいような気もしますが、やはり人数を限定するって、大切なことなのですね。納得です。
予約者全員が集まったので、予定通り3時半から僕のトークがはじまります。
第一部は林檎の里、アナポリスヴァレーについて。第二部は写真撮影について。カナダやヨーロッパで撮影した最新の秘蔵写真をお見せしながら、約2時間、熱く語りました。
実は朝からのサイン書きでかなり体力が消耗していたのです。よって、第一部はスムーズなトークが出来なかったのかもしれません。参加された方、如何でしたでしょうか?
で、第二部の写真教室の方は、僕も楽しみながら話しを進めていくことができました。
考えてみれば、写真教室の仕事は、ここ数年一度も行っていませんでした。写真教室、写真コンテストの審査、撮影同行ツアーなど、実は色々な所からたくさんのオファーがあるのですが、僕自身、年中超多忙のため、すべてお断りしているのが現状です。
でも、このように人前で喋ったり、人に何かを教える行為って、実はとても好きなのです。可能であれば、毎日でもやってもいい。そう、学校の先生のように。(ちなみに妹は長野で先生をしています)でも、海外取材や原稿書きで忙しい吉村和敏には時間がない。皆さん、本当に申し訳ありません……。
いずれにしても、写真展と絡めたトークショーはこれからも必ず行いますので、次回の個展をお楽しみに。ちなみに次の個展は1年半後か2年後です。
編集者Fさんと簡単に食事をして、家に戻りました。今日はマジでクタクタです。歯を磨く気力もないくらい。
今、パソコンを立ち上げ、一気に今日の日記を書き上げました。これから3分後にベッドに倒れ込みます。おやすみなさい。
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念願の写真展に伺うことができ、大満足の週末でした。写真から吹いてくる風が心地よい…そんな作品が目の前に並んでいて、素晴らしかったです。「林檎の里の物語」にサインもいただけて、お話しもできて、カレンダーも買って、帰りに寄った三省堂で「郷愁の光」も手に入れて…まぁ、何と幸せな私。明日からまた仕事にがんばろうと、決心しながら、元気に長崎まで帰ってきました。
今回の写真集の中の、年配の方々へのインタビュー、写真と共に素晴らしい内容でした。お一人お一人の笑顔の向こうに垣間見える、それぞれの方の歴史。生きていくって、なかなか素敵。そう思える気がします。また素晴らしい作品を発表して下さい。楽しみに、じっくり待ってます。
投稿: ハタ坊 | 2006年11月 6日 (月) 01時40分
写真展お疲れ様です。ファンサービスにも全力投球されている様子が、皆さんの書き込みからも伝わってきます。それだけ今回の写真展に力が入っているということなのでしょうね。せめて睡眠だけは充分におとりになって、最終日まで体力をキープしてくださいね。
・・・と、前置きが長くなりましたが、私も写真展にうかがいました。一番好きだなあ~、と思ったのは夕日があたったこけら板の倉庫の写真と会場の外側に展示されていた林檎の花のトンネルの写真です。
私、会場内を2,3回ぐるぐると回ったのですが、見るたびにあの倉庫の写真は魅力が増して見えました。しかも、近くで見ても、離れて見てもいいと思えました。
林檎の花のトンネルの写真は、念願かなっての写真展でのご対面でした。以前から、同じ写真ではありませんが、青い空を背景にした林檎の写真を発表されていましたが、いつか写真展で大きくプリントしたものを見たいと思っていたので、拝見できてとても嬉しかったです。
本当は、どちらもプリントが欲しいのですが、お財布の中に木枯らしが吹いているので、手が出ません。誕生日が近いので、誰かにおねだりしようかと思います。
投稿: リッチー | 2006年11月 5日 (日) 22時22分
2時間もお話しになり、さぞかしお疲れになったことでしょう…。
スライド&トークの前はサインや記念撮影に
丁寧に応対され、一人一人をとても大切になさるのですね。
ご本人が「疲れました」とおっしゃったので
お疲れの様子はわかりましたが、その様子を感じ
ないくらい、お話の内容が充実していました。
写真集やブログから想像していた以上に温かく
慈しみにあふれる吉村さん。
そして、ショットも本の題名も膨大な数の中から
厳選し、お忙しい中どの過程もないがしろに
なさらない。
素晴らしい作品群が生み出される背景がよく
わかり、感動しきりでした。
投稿: さと | 2006年11月 5日 (日) 15時44分
ええなぁ 東京は‥
お忙しい先生やから 写真の展示だけでも
大阪(神戸・京都)で してほしいなぁ
トークショーやサイン会までは 望みませんので‥
投稿: himagineA | 2006年11月 5日 (日) 02時11分
今日も一日お疲れ様でした。
吉村さんの作品に出会い5年ほど経ちますが、今日初めて写真展を拝見しました。ご本人にもお会いできて、一緒に写真まで撮っていただき感激です。ありがとうございました。
作品はもちろん、そのコメントにも心を打たれっぱなしで、帰り道はずっと心地よい穏やかな気持ちでいっぱいでした。
作品集も何冊か持っています。(全冊でなくてすいません…^^;;)今日新たに『草原につづく赤い道 プリンスエドワード島の12ヶ月』を購入しました。地図を片手に灯台探しのドライブをしたときのことを思い出しました。ちなみに私もケープトライオンがお気に入りです。見つけたときの感動は今でも忘れません。
日本にいながらもPEIの風を感じられるような吉村さんの作品、これからも期待しています。体に気をつけてこれからもがんばってください。
投稿: omi | 2006年11月 5日 (日) 01時29分
今日写真展に行きました。
ファン歴2年ですが個展にお邪魔するのは
初めてで、吉村さんともお会いでき感激しました。
お疲れにもかかわらず、ずっと会場にいて
一人ひとりにサイン書きの対応をして下さり
ありがとうございました。
また、その真摯な姿勢に感服しました。
吉村さんの写真はいつも郷愁をさそいます。
私は生まれも育ちも今の生活も埼玉なので
故郷はありませんが、両親の故郷=青森が
自分のルーツ(故郷)ともいえます。
最近は多忙で疎遠になっていましたが、
写真展をきっかけに、青森が懐かしくなり
急に行きたくなりました。
今回は「林檎の里」だから余計にそう思ったの
かもしれません。いずれにせよ
故郷を愛する心を大切にしたいですね。
最後に、
毎日ハードスケジュールで多忙と思いますが
くれぐれも体にはお気をつけて、いつまでも
笑顔の素敵な吉村さんでいてください。
ヨーロッパの写真も期待しています!
投稿: りんご娘 | 2006年11月 5日 (日) 00時56分
今日は講演会、お疲れ様でした。
今頃はすっかり夢の世界でしょうね。
ここ数日間の多忙ぶり、ブログからも伝わりました。
どうぞ休めるときは、ゆっくり過ごして下さいね。
さて、私は11月2日に友人と写真展に行きました。
当日は吉村さんにもお会いできて、とても嬉しかった
です。
続けてきたことで、
作品を知られ、名を知られ、
その質や実績をかわれ、また新しいものが生まれる。
そういう積み上げがまた自信になるんだなと。
今の吉村さんの充実したお顔を拝見して感じました。
途中で辞めちゃ駄目なんだと、
しみじみ。。痛感。
「10年続ければ、その道のプロになっている」とも
話されていましたね。
私も、何かを残せる人になっていきたいです。
写真展に登場している現地の方々の中では、
70歳からウッド・カービングを始めて、
アーティストへと華麗に転身した90歳のお爺ちゃんはことに印象的でした。
そのエネルギーに勇気を貰った感じです。
始めるのには遅すぎることはない。
やりたいと思ったら、それが最良の時期。
なんでしょうね。
私も相変わらず夢見る夢子ですが、
誰かの夢に背中をそっと押してあげる人に
なりたいです!(照)
吉村さん、次回はヨーロッパの写真を
ぜひ見せて下さいね。
(長々と失礼致しました)
投稿: ココア | 2006年11月 4日 (土) 23時19分