広角28ミリ搭載
ここ数年、写真や出版関係者のほぼ全員が、コンパクトデジカメを常に携帯しています。昨日の写真家T氏とO氏、編集者のHさんも、もちろん持っていました。
で、僕はどうかというと、近頃は携帯電話のカメラに頼ってばかりです。写真家がこれではだらしない……と反省しつつも、実は持てない理由があるのです。
3週間ほど前、愛用していたコンパクトデジカメをアスファルトの上に落とし、液晶部分を割ってしまったのでした(泣)。
あまりに高い修理費用が掛かるようだと、新しいカメラを購入した方がよさそうだな……と、あれこれ検討している今日この頃です。
今回の写真展では、100人くらいから「吉村さん、一緒に写真を撮ってください!」と頼まれました。で、記念写真の後、僕がシャッターを押してあげたりもしたのですが、その時に皆さんのカメラを使ってみて、コンパクトデジカメはどこのメーカーも似たり寄ったりだな、という印象を受けました。使い勝手は各社横並び。
ただ一つ、あっこれはいいな、と思ったのは、28ミリの広角レンズがついたコンパクトデジカメです。記念写真の時、背景が広がりを持って写るので、臨場感ある写真が生み出せるのです。旅行での記念撮影にも重宝しそう。よくコンパクトデジカメの広告で、「広角28ミリ搭載!」を売り文句にしている理由がようやく理解できました。確かにいい。
現在購入を検討しているカメラはありませんが、レンズで一本あります。それはペンタックス6×4.5用のレンズ、マクロ120mmF4です。これが一本加わることによって、海外でまたひと味違った作品が生み出せそうな予感がします。

先日 小型デジカメで 28-200mm・7メガ・手ブレ防止付き
を買いましたが 安なりましたねぇ‥
投稿: himagineA | 2006年11月14日 (火) 01時05分
壊れたのはサイバーショットですか?
依然ここでご紹介くださったときに、その説明に感動と憧れのスパイスをかけて夫に伝え、買ってもらいました。
デジカメは3代目です。これまで多くの写真を撮ってきました。膨大な量のファイルがドキュメントのたくさんのフォルダに蓄えられています。つまらないものもいっぱいなのですが、写真を削除するのって勇気が要ります。そのうち暇なときに・・・と考えながら、データは増えるばかり・・・。
24枚撮りのフィルムを大切に使っていた時代が懐かしくもあります。間違えてふたを開けて真っ白にしてしまったときもありました。そのときは残念で仕方がなかったのですが、過ぎてしまえば、惜しむ気持ちもきれいに消滅しています。
吉村さんの写真集を手元に置くようになってから、風景写真をあまり撮らなくなりました。家族や友人たちとの思い出絡みではもちろん撮るのですが、美しい風景の美しい写真はやはり専門家のものですね。
優れた人の前で「わあ~」と感動できる自分の素直さがなんだかかわいいと、自賛しています。
投稿: masa | 2006年11月13日 (月) 10時38分
個展のときに「記念写真、お願いすればよかったな」ととっても後悔しています。次の機会は1年半か2年後・・?あ~あ。
投稿: アンリ・ルソー | 2006年11月13日 (月) 08時56分