地方の雑誌
生まれ故郷信州をはじめ、地方に行くと驚くことがあります。それは地方出版物の質の高さです。例えば長野県では「KURA」という月刊誌があるのですが、これが凄い。編集も、写真も、デザインも、印刷も、全国区の雑誌と何ら変わりのないクオリティです。
僕は仕事柄、東京の雑誌の編集者の知り合いが何人もいるのですが、会う度に「以前ほど雑誌が売れない、売れない」とぼやいています。
読者がネットや携帯に流れ、紙の雑誌を必要としなくなってきたというのが理由の一つですが、このような地方誌の充実ぶりも、少なからず影響しているのかもしれませんね。地方発信、地方消化である程度は事足りるわけですから。
今回ドイツからの帰国便で8本の映画を観ましたが、その中で四国の讃岐うどんの世界を描いた「UDON」という作品がありました。情報誌の編集者の物語だったので、興味本位で最後まで観てしまいましたが、確かこの映画の中でも、地方の出版の元気な姿が描かれていました。(映画の作りは感心しませんでしたが……)
でも、たとえ出版は元気でも、この国の地方は、凄まじい勢いで過疎化が進んでいると思います。
例えば僕の両親が住んでいる町内だって、子供が育ってしまった今、熟年層が暮らす町になっています。そう、若い人がどんどん少なくなってきている。きっとこのような町や村が至る所にあるのでしょう。
地方を活性化させるためには、他の国にみたいに、日本の主要機能をどんどんと地方に移転させていくしか方法がないと思います。いつの間にか立ち消えになってしまった遷都だって、とっととやればいいのにな、というのが僕の考えです。
大きい方の12枚物は、「Splendors of Canada」というタイトルで、カナダ各地で撮影したダイナミックな風景
うめかつお、ベーコンチーズ、しょう油バターを食べてみましたが、まさにクセになる味でした。食はやっぱり関西ですね。
仕事場に戻ってから、月、月、月……と考えていたら、無性に月の写真が撮りたくなりました。で、ベランダに出て、月にカメラを向けます。
カウンターでフィルムの束を受け取ると、早速ライトテーブルの上で一コマ一コマチェックします。そして思います。「う〜ん、やっぱりフィルムはいいなあ〜」と。
それにしてもすごい雨ですね。今日は山手線に乗っての移動でしたが、目的地に向かって歩いていると、たとえ傘を差していても靴がびしょ濡れになりました。
で、今日は外回りの途中書店に立ち寄り、「邂逅の森」
当然帰国後も、オレンジジュース、オレンジジュースと騒ぎ出すわけですが、でも実際にスーパーで買って飲んでみても、何故か大量には飲めません。美味しさに変わりはないのですが、それほど飲みたいとは思わないのです。
知らなかった。何で日本のリニアはちっとも実現に至らないのでしょうか? 成田-東京間を10分くらいで結んで欲しいです。
でも、ドイツのアウトバーンを走っていると、「スピード=危険」では割り切れないような気がしてきました。安定性のある車で、それなりの場所だったら、たとえ200キロ以上で走ってもまったく問題ないのかもしれません。
村の雰囲気はとってもよかったのですが、村全体がひっそりと静まりかえっています。1時間ほど歩いてみましたが、誰一人として村人を見掛けませんでした。外はあまりに寒いので、みんな家の中でじっとしているのですね。
そうそう、ソフトバンク携帯は今回も大活躍です。フランスのどんな山奥の田舎に行っても、アンテナ3本立っていました。
ホテルの近くでチャイニーズを見つけたので、7時の開店と同時に入ってみます。メニューはフランス語だけですが、ヨーロッパに住む中国人は100パーセントに近く英語が喋れるので、料理のオーダーは実に容易です。
す、凄い人です。これって地元の人? それとも観光客? クリスマスライトが煌めく夕暮れ時になると人はとどんどんと増えはじめ、特にクリスマス市が行われている広場は、前に進めないくらいになりました。そう、隅田川の花火大会と同じです。
冬の観光客がよっぽど珍しいのか、お年寄りたちは不思議そうな顔で僕を見ています。一人のおじさんが声を掛けてきました。僕はフランス語がまったく理解できないのですが、「今日は天気が悪くて残念だな」と言っていることが何となく理解できます。人と人とのコミュニケーションって面白いですね。
でも、村についてびっくり。村は崖のてっぺんにあり、眼下は霧のため雲海。まさに村が浮かんでいるようだったのです。
で今日も「写真を送ってくれおばさん」がいたので、手帳を破って「あら、@の次は何だったかしら……」と必死になって自分のメールアドレスを書いている所をコンパクトデジカメでパチリと撮りました。
う〜ん、凄いですよ。フランスの田舎って本当に凄い。僕はパリや世界遺産やその他メジャーな観光地に行っても全然感動しないのですが、このように滅多に観光客が来ないような田舎の村では深い感動を味わってばかりです。
音楽祭で有名な街ブサンソンへやって来ました。まずは駐車場に車を停め、歩いてホテル探しです。運良く一軒目のホテルで空き部屋を見つけ、面倒だったので3泊の予定でチェックインしてしまいました。
村はそれなりに魅力的で、クリスマスの装飾も洒落ていましたが、冬場は太陽高度が低いので、たとえ晴れていても村に十分な光が差し込みません。よって、手応えのある写真は撮れませんでした。夏に戻り、再撮影するつもりでいます。
雰囲気のいい古い街並みがすべてライトアップされ、路上にはたくさんのクリスマス市が出ています。広場には小さな光の遊園地があり、そこで子供たちが遊んでいる。まさに町全体が絵本の世界。言い方を悪くすればディズニーランド。やっぱりヨーロッパのクリスマスって、凄いなあ〜と溜息ばかり。これで雪があれば完璧ですが、まあ雪がなくても十分絵になります。
NH209便は12:30、定刻通り成田を飛び立ちます。エコノミーのシートは3・4・3、おまけに前と後ろ幅が狭いので、窓側に座っているとトイレに行く時が大変です。まあ救われる点は、一つ一つの座席にプライベートモニターがあることでしょうか。4本の映画を観て、日本の流行りの音楽を聴いていたら、約12時間のフライトはあっという間でした。