車の色
ある雑誌で、「オートカラーアウォード2007に、ニッサン、ティアナのミスティグリーンが選ばれた」という記事を読みました。
そうそう、街でティアナのミスティグリーンを見掛ける度に、綺麗な色だな〜と思っていたんですよね。だからこのニュースを知り、ああやっぱりな、と納得したわけです。(それ以上に、こような賞があること自体、驚きましたけれど……)
フランスからのレポートでも書きましたが、海外の道を走る度に、ヨーロッパ車の個性豊かなボディーカラーに感心ばかりしています。特に中間色の充実ぶりがすごい。
それと同時に、日本車の個性のなさに失望します。日本で走っている車を見ても7〜8割が白か銀か黒。これはメーカーのせいと言うより、多くの日本人が無難な色を選ぶからですね。やはり水墨画の国なんです。
そんな状況の中でも、唯一頑張っているメーカーはニッサンでしょう。個性あるボディーカラーの車をたくさん出している。かつてのニッサンでは考えられなかった。ゴーン社長って、やっぱり凄い人なんですね。
写真家の僕は、色には相当な拘りがあります。この20年間、海外の色彩を忠実に撮影し、作品に残していきたいと努力してきました。「プリンス・エドワード島」や「ローレンシャンの秋」や「林檎の里の物語」などの作品集は、構成同様、色彩表現にも相当な神経を使っているのです。
実はこのところ、中間色にも魅力を感じはじめてきました。そう、夕焼けの前と後に出るような、淡〜い色彩です。もっとたくさんの被写体を撮影し、いつか写真集としてまとめてみたいです。
イギリス車のMINIに乗っています。色はアーモンドグリーン。グリーンにベージュが混ざったような色ですが、国産車では、あまり見ない色合いかもしれません。写真を見た友人が「平凡な車を想像していたので、色を見て意外だった」と言ってました。
ニッサンの車では、ラシーンの色が、どれもけっこう好きでしたよ。ラシーン自体も、国産車の中では好きでした。
中間色をテーマにした写真集、形になるといいですね。楽しみにしています。
投稿: LUNA CAT | 2007年1月14日 (日) 21時35分
海外の通販カタログを見ていると、色の表現の多さに驚きます。日本なら『赤』に強引に分類されちゃうのに、マゼンダとかベリーとか微差を無視しないんですよね。日本にも昔は美しい呼び名の色があったのに、いつの間にか忘れてしまったんでしょうか。
色にこだわった写真集、ステキですね。ふと思ったんですが、その色にふさわしい詩がついていたらもっと嬉しいかも。そのうちゼヒ!
投稿: アンリ・ルソー | 2007年1月13日 (土) 15時44分