1日目
写真展の初日です。僕はオープンと同時、つまり11時きっかりに会場に入りました。
午前中は結構バタバタしましたが、お昼からラストまでは1時間に10〜20人ほどの入場者。1人1人がじっくりと写真を観ることが出来るので、まさに理想の個展会場と言えるでしょう。
たまに15〜20分くらいの間、人が途切れることがあります。こんな時にぶつかれば、ブルーモーメントの世界を独占できると思います。
今回の個展、訪れる皆さん、とても感動してくれます。あとやはり、プリントの質の高さには相当驚かれているようです。青の色彩の深み、とにかく凄いですよ。
今日はある方から、こんなことを言われました。
「吉村さんの写真から感動を受けるのは、きっと吉村さんが実際の風景を見て深く感動しているからだと思う。だからこそ、その感動が写真を通して私たちにも伝わってくるんですね」と。
さて、フォトエントランス日比谷は少々わかりにくい場所にあるため、たとえ案内状の地図を見ても迷われる方が多いようです。そこで今日はアクセス方法の裏技をご紹介します。
道に面した所にスタバを発見したら、まずは店内に入ってください。そして店内を横断し、突き当たりの出口から外へ(ビルの中)へ出るのです。すると目の前が、フォトエントランス日比谷です。
このルートだと、宝塚劇場の横の自動ドアを通って来るよりも、23秒ほど短縮できます。スタバを出たらすぐ会場。このショートカット、結構感動しますよ。
いずれにしても、会場周辺は四六時中、コーヒーのいい香りが漂っています。
明日は11時から18時05分まで会場にいます。ただ多くの時間、奥の部屋で打ち合わせか原稿書きをしているので、話し、質問、握手、記念写真、サイン希望の方は、お気軽にスタッフに声を掛けてください。
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コメント
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忙しい一日でしたが、どうしても早く見たかったので行きました。
暮れはじめの空気のあの青に感動しない人はいないと思いますが、自分で写真をとっても、まずその通りには撮れておらず、自分の記憶の中にある映像を思い出す道具としての役割を果たすのみです。でも、吉村さんの写真は、さすがにプロのものですね。夕暮れから時間とともに果てしなく黒に近づいていくグラデーションの始まりの部分としての、あるいは終焉に向かって明けていくときの青の、私の脳裏にある光景にとても近いものがありました。
そのままと言わない私を許してくださいね。やはり神が造られたその光と造形、それを包む空気、その中に反射しているひそかな音、漂う香り、温度・・それらは総合的な芸術であります。また、それを捉える私たちの視覚や聴覚などの感覚のすべても、あまりにもすばらしく、人間性のどんな優れた道具も機械もそれに並ぶことは出来ないのです。その事実の前に謙遜に対峙する芸術家だけが、そこからの恩恵を豊かに得ることが出来るのかと・・・。
そして、吉村さんはそのような方だと思います。私は吉村さんの写真展に行って、何時も一番に感動するのは、吉村さんのお人柄です。(もっとも、本来誰に対しても恥ずかしがりなので、やっと一言話せるのみですが・・・) 写真たちはまるで父親に愛される子供のようであり、一点一点がその愛を誇りとしているようで愛らしく見えます。
人を卑下しながら自然を重視するのでもなく、人の暮らしを高めすぎて自然や人のあるべき道徳観などを無視してしまうのでもなく、自然に程よく貢献しながら、幸福に暮らすことを願っている人々の 自然の美しさと暮らしの美しさの調和に目を留めておられる吉村さんの視点も、ほっとさせるものとなっていると思います。
一点、私には眠りこけているように思える自然の写真がありました。人の気配がなく、写真家の存在さえ感じさせない、本当に静かな光景です。もしかすると・・・吉村さんもそこで眠っておられて、寝返りをうったときに、シャッターに触れてしまったのかも・・。もちろん、そんなことははありませんね。でも、夜の散乱光だけで撮ったその写真に、妙に惹かれました。
『また行きます・・・』
投稿: masa | 2007年4月20日 (金) 13時05分
吉村さん今晩は!深夜の書き込みお許し下さい。。。
こんな時間の書き込み明日分の入稿があったと言う事、、、どて
本日!写真展開幕なによりです。私のブログにもup!
実は、本日は、あのショートカットの技?で、入場でした。。。
がっぷり四つの写真拝見!海の底から見たブルーの様な?(私は、潜った事が、ありません)
今回吉村ブルーを体験しました。
ハイライトの上のハイエストライトの様な!
青の奥にあるディープブルーを感じました。。。
投稿: 写し屋土屋 | 2007年4月20日 (金) 03時26分
明日、講習会が3時までなので、その後に写真展に行こうと思いっています。 前回のペンタックスフォーラムでの写真展では、仕事が忙しくて落ち着いて鑑賞する事ができませんでしたので、今回は会社には「直帰する」事にして(笑)ゆっくり見させていただこうと思っています。
投稿: やま | 2007年4月20日 (金) 00時05分
>きっと吉村さんが実際の風景を見て深く感動しているから
私もそうだと思います。作者が感動していない作品が、鑑賞者の心に響くはずないですよね♪んー楽しみです♪
シャツ投げ写真にサインしてくださいね。写真家T氏はいつごろいらっしゃるんでしょうか…。Wサインが欲しいよう(^_^)
投稿: アンリ・ルソー | 2007年4月19日 (木) 23時49分
味わい深い作品でした。
終了まで何度か足を運びたいと思います。
投稿: みんみん | 2007年4月19日 (木) 23時43分