ライカ
ライカから、MP(日本限定のモデル)が発売になるそうです。いいですね〜。製品の写真を見ているだけでゾクゾクしてきます。
89万もするのでとてもじゃないけど買えませんが、新品のまま保存しておけば価値は下がらないし、むしろ価値は上がっていく一方なので、無理して手に入れても損はないのかもしれません。いずれにしても、この限定モデル、コレクターにすぐに売れてしまうでしょう。
写真家の誰もが同じように、僕もライカのカメラには憧れています。やはり1台は欲しいと思う。もちろんデジタルではなく、銀塩のM7。
でも、仕事ではライカを使う気にはなれません。ライカって、僕の中では、見て、さわって、たまにシャッターを切って楽しむというカメラなんです。また、ライカ一台だけを持って気ままな一人旅(仕事ではない旅)をする。考えただけでワクワクしてきますね。
僕は、使い勝手がよく、故障が少ない日本製のカメラは世界一だと思っています。だから、仕事のパートナーとしていつも一緒。
ライカは、僕からはとても遠い所にいる気がします。だからきっと憧れのような存在になるんですね。
さて、昨日の「こだわりについて」について、皆さんたくさんのメールをいただきました。
人はそれぞれ好みが違うので、難しい問題ですね。
でも近頃、俗に言う「いい作品」って、パッと見た瞬間にわかるような気がしてきました。見せられた瞬間、考える時間を与えず、「おっ、これは凄い!」と思わせてしまう作品。
たとえば今抱えているロゴマークにしても、デザイナーが上げてきたものをパッと見たとき、そこにいる10人が10人とも「おおお、これは凄い!」と唸り声を上げる作品があったりするんですよね。10人が最初から「う〜ん」と考え込んでしまうような作品は、やっぱり何かが違っているんだと思います。(まあ、じわじわとそのよさがわかってくる作品もたまにあったりはしますけど)
僕は、やはり「直感力」を信じています。
そうそう、以前何かの番組で、今井美樹がこんな事を言っていました。「初めてPRIDEを受け取った時、震えがきました」と。
何だかわかるような気がします。
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コメント
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ライカの双眼鏡でバードウォッチングをしたことがあります。すごかった。手を伸ばせば羽に触れることができそうなほど、クリアで立体的でどことなくボケたような人間味のある見え味でした。同じときにツァイスも貸してもらいましたが、これもすごくて!思い出すだけで胸が高鳴ります。倍率とか見掛け視野とかどうでもよくなりました(笑)
仕事のパートナーとしての日本製カメラの優秀さとは全く違ったところで吉村さんがライカに憧れる気持ち、わかる気がします。
投稿: アンリ・ルソー | 2007年4月17日 (火) 22時53分
案内状を頂きました。m(_ _)m
写真展、今回も楽しみにさせて頂いております。
頂いた葉書のブルーに吸い込まれそうになったので、会場では本当に吸い込まれないように気をつけます。
投稿: ゆかり | 2007年4月16日 (月) 07時02分
松本にも寄りますか??桜は…見頃を迎えています。
投稿: イチカワ | 2007年4月15日 (日) 22時13分