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2007年5月27日 (日)

再びオスロへ

今日は移動日です。ホテルを出た後、E6号線を南下し、200キロ先のオスロを目指しました。珍しく雲一つない快晴の青空、気温も上昇し、初めてカーエアコンをONにします。
ノルウェーの道はとても綺麗で、いくらもスピードが出せそうですが、誰もが法定速度で走っています。その理由は簡単。スピード違反を取り締まる無人カメラ(ストロボ付き)が至る所に設置されているからです。スピードを出したくても出せない環境にあるんですね。
2時間ほどでオスロに入りました。目の前に突然料金所が現れたのでびっくり。ETCレーンはかろうじて避けることが出来ましたが、車の流れでコイン投入レーンに並んでしまいます。で、財布を見てまたびっくり。すべてのコインを足しても20クローネ集まりませんでした。
後ろからはクラクションの嵐。ハザードをつけ、心の中で「スミマセン〜」と謝っていたら、やがて後続車は移動しはじめ、すべてが立ち退いてからバックで高速を戻り、有人ラインに並び直しました。まったく、大汗かきましたよ。トホホ……。
ダウンタウンに入るとまずはガソリンを入れます。ここもセルフなんですが、今までのスタンドと方式が違うため、ガソリンの入れ方がチンプンカンプン。で、店内に入って定員から、黄色のボタンを押してからレギュラー95を押す、という手順を教えてもらいました。
20年間世界各国を旅していても、まだまだわからないことがいっぱい。旅って一つ一つが勉強なんですね。
さて、次はレンタカーの返却です。いつものように空港に返却なら楽勝ですが、今回はダウンタウンのハーツのオフィスです。カンを頼りに車を走らせ、40分後、どーにかオフィスを発見、時間内に返却することが出来ました。
その後、予約してあったホテルにチェックイン。部屋に入りホッと一息つきます。
遅めのランチをとるため、外に出ます。ついでに、亀戸のサンストリートに入るような感覚で近くにある国立美術館(もちろん入場無料)にフラリと入ってみました。これで2回目です。
まずはムンクの作品19点が展示されている部屋に入り、「叫び」や「マドンナ」をはじめとする名画をじっくり観ます。今日もあまり人がいないので、まさに作品を独り占め。
もちろん他の作品もじっくりと観ました。ピカソ、ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌ、モネ……。
館内は静かです。そう、これこそがまさに美術鑑賞なんですよね。有名な作品が来ると長蛇の列になってしまう日本の場合、あれは美術鑑賞ではなく、単なるお祭りです。
夕方、3時間ほど街中を歩き、デジカメでスナップ撮影。夜はホテル近くのチャイニーズに入り、不味くも美味しくもないチキンカレーを食べました。
天気が崩れてきたので、ブルーモーメントの撮影を断念。部屋で入念にパッキングし、ベッドに入りました。夕方に飲んだコーヒーがいけなかったのか、12時を過ぎてもなかなか眠くなりません。フォトストレージには6本ほどハリウッド映画が入っているのですが、その内の1本を観て、時間を潰しました。

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コメント

企画展をして儲けないとダメなんでしょうか。宣伝が上手というのか、東京都美術館なんかひどい混み方です。東京国立博物館の常設展示はがらーんとしてますけどね。大体常設展はどこもそうですね。

話が変わりますけど、BShiでエコツアー特番をやりますね。6月4・5・6日とありますが、5日はタテゴトアザラシが出るそうなので見てみます。(BSはやたらと放映時間が長すぎて間延びしているのが難ですが、映像の臨場感は素晴らしいです。)時間をずらして、ニュージーランドのフィヨルドランドも特集されているようですね。

>有名な作品が来ると長蛇の列になってしまう日本の場合、あれは美術鑑賞ではなく、単なるお祭り
同感ですね。鑑賞するには人が多すぎますよね。う~ん、どうしてそうなっちゃうんでしょう。
あと美術展に行って思うのが、男性がとても少ないということです。男性って何してるんだろ…。仕事かな?もう少し仕事の手を休めて、人生を楽しんだ方がいいと思うんだけどなあ(苦笑)

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