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2007年5月23日 (水)

精力的に撮影

Img_1885 朝食後、村周辺を精力的に撮影。曇り空から晴れ間が覗く瞬間を狙い、シャッターを押します。でも個人的には、曇りの方が好きです。なぜなら緑が美しく見えるからです。
途中、新緑の森を背景にキラキラと輝きながら流れる清流を発見。あまりの美しさにシャッターを押しながら何度も溜息を漏らしました。
地球上の自然って、凄いとか、怖いとか、不思議とか色々ありますが、やはり美しいのが一番。そんな美しさをたくさん見ることが出来る写真家って、やっぱり恵まれていますね。
昼頃、雨がぱらついてきたので、フェリー乗り場の駐車場に車を停め、車内で時間を潰します。
自宅には、編集者や友達にもらった小説が山ほど積まれているのですが、今回は適当に3冊のミステリーを選び、持ってきました。その中の『果つる底なき』(講談社文庫)池井戸潤著を読みます。銀行小説ですが、あまりの面白さに一気に最後まで読んでしまいます。この人、いつか直木賞を取るかも。
ここ数ヶ月、忙しさのあまり小説なんて一冊も読んでいなかったので、活字を追うこと自体、とても新鮮でした。
フィヨルドの谷間に伸びるローカルな道を巡り、心響く被写体を撮影していきます。でも、雨がカメラとレンズを濡らすので、なかなか思うようにはいきません。折りたたみ傘を持ってこればよかったな、と何度も後悔します。
デジカメデータを記録するメディアには、コンパクトフラッシュとSDカードがありますよね。この二つを比べてみると、SDカードの方がはるかにデータの書き込みスピードが早いのは周知の事実。だからダブルスロットを採用しているカメラを使っているプロは皆、SDカードの方にRAWデータを、コンパクトフラッシュの方にJPEGデータを保存しています。
もちろん僕のカメラにはワンスロットしかないので、1枚のカードにRAWとJPEG同時記録です。で、今回はコンパクトフラッシュ対応のデジタルカメラを使っているのですが、データをパソコンに移し込む時など、やっぱりコンパクトフラッシュは遅いなあ〜とイライラのしっぱなし。
だから僕はいつも考えるのです。コンパクトフラッシュの存在意義って、本当にあるのかな…と。どう考えてもSDカードの方が使い勝手がいいですよね。小さいし。皆さんもそう思いませんか?
小雨ぱらつく中、6時頃までみっちり撮影し、村に戻りました。
7時、ホテルのレストランで夕食をとります。今日も凄まじい日本人観光客。100人以上はいたので、ツアーが4組くらい入っているではないでしょうか。
夕食はバイキングスタイル。中にクジラの肉がありました。美味しかったですよ〜。というか懐かしい味がしました。鯨のサイコロステーキと言っても、今の若者はわからないでしょうね。僕らが小学生の頃、学校給食でしょっちゅう出ていたんです。
部屋に戻り、撮影データの整理をして時間を潰します。夕暮れが始まったのが夜の11時半。クタクタに疲れていたので、例のごとく「仕事をしたくない病」にかかっていましたが、気合いを入れて外に出て、雨の中、30分ほど夜景にカメラを向けました。

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コメント

>「仕事をしたくない病」にかかっていました
吉村さんでもこんな病気にかかるんですね。なんだかホッとしました(笑)
何度も溜息が出ちゃうような清流ってどんなでしょう。そんなの最近見てないな~。いつか写真展で拝見できるのを楽しみにしています♪

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