北欧の物価
チェックアウト後、荷物を持ってハーツのオフィスへ行き、予約してあったレンタカーをピックアップしました。
僕はどんな大都市でも車の運転は大丈夫です。ここオスロでも、まずはカンでダウンタウンを走ってみました。少し道に迷いましたが、30分後、どうにか無事に北へのびるE16号線に車を進めることに成功。目指すは約500キロ先のベルゲンです。
天候は目まぐるしく変わります。晴れたり、曇ったり、雨が降ったり。
200キロほど走ると、フィヨルド地帯に入りました。ノルウェーはトンネルだらけ。何と全長25キロのトンネルもありました。よく掘ったよなあ〜と、ただただ驚くばかりです。
どこか適当な町でホテルを取ろうと思ったのですが、ノルウェーって、オスロとベルゲン以外、大きな町がほとんどないんですよね。ヴォスに入るとようやく町らしくなったので、今日はここで一泊することに決めました。
ホテルは2軒、当然オンボロの方にコンタクトします。それでも一泊1025クローネ(約22000円)。あ〜罪悪感。ただ寝るだけでこれだけの大金を支払うって、やっぱり胸がチクチク痛みますね。
近くのチャイニーズに入り、チャーハンを食べます。ちょっと食べただけなのに100クローネ(約2200円)。その後、ガソリンを満タンにして400クローネ(約9000円)……。
出発前に円をクローネに両替し、まさに100クローネの札束を立つくらい持ってきたのですが、この調子で使うと3〜4日でなくなってしまうでしょう。よって明日からはすべての支払いをクレジットカードに切り替えるつもりです。
北欧はすべての物が日本の2〜3倍です。福祉が充実しているから物価が高いのは当たり前、という考え方ですね。
近頃日本でも、北欧のスタイルを真似てみたらどうかと、一部の政治家が言っていますが、僕は反対です。100円ショップとか、480円の弁当とか、スーパーホテル4980円とか、ヨドバシカメラの10パーセントのポイントとか……。そう、この格安感こそが日本のよさ、魅力なんです。
「すべての物価が3〜4倍になるけど、福祉が充実しますよ」という大人の考え方は、日本人には絶対に真似できません。そんなことをしたら、確実に経済は失速するでしょう。
>目指すは約500キロ先
東京から京都くらいでしょうか。きっとすんごいスピードでぶっ飛ばしたんでしょうね。そんなスピード出してるのに、スナップ写真なんか撮らないでください~(T_T)危ないですよ…。事故ったらどうするんですか…(T_T)
>この格安感こそが日本のよさ
う~ん。そおかなあ。モノが安いということは、それに繋がるすべてのものが安くないと実現できません。資源も労働力もサービスも何もかも安くして、何かが豊かになるのでしょうか。ナマイキ言ってごめんなさい。
投稿: アンリ・ルソー | 2007年5月29日 (火) 22時05分
いっぺんに200キロ走ると疲れるでしょうね!!
天気もすごく目まぐるしく変わって移動も大変そう。。。
それにしても、北欧の物価の高さにはビックリで、泊まるにも食べるにもこんなにかかるとは・・・
本当に吉村さんはチャイニーズが好きなんですね♪
色々と考えると、日本は一番いいかも!!
投稿: 寛子 | 2007年5月29日 (火) 20時08分