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2007年5月16日 (水)

過去の自分

いま、雑誌『日本カメラ』で、「写真家になる」というエッセイを連載中です。写真に目覚めた中学3年の頃からのストーリーを順々に書いているのですが、思い出し作業って、楽しいですね。
20代の頃は、アルバイトしてお金が貯まったらすぐにカナダに行く。そんなスタイルを繰り返していました。それほどカナダ、主にアトランティック・カナダやプリンス・エドワード島が好きでした。いや、写真が好きで好きでたまりませんでした。
あの頃の銀行口座って、常に2〜10万円だったんです。毎月の家賃63000円をどう支払うか、そんなことばかりを真剣に考えていました。青春ですね。
自分の行く末を決めたのは20代の後半。その前は、どうしようかな〜、写真家もいいけど、食ってはいけないだろうなあ〜。やっぱりサラリーマンだよなあ〜。ビジネスマンにも憧れるなあ〜と、実に曖昧だったのです。そう、「一生写真家でいく」ときっぱりと決めてから、自分は強くなったんだと思います。
僕の初めての個展は1998年のニコンサロン。その時はもちろん案内状を送るということはしませんでしかたら、訪れる人はギャラリー巡りを常連としている人たちが中心でした。でもこの時に初めてお会いし、そして今でも応援してくださる方が何人もいるんです。ちなみに今月フォトエントランス日比谷で行った個展は、僕の8回目の個展になります。
……と、原稿執筆のためにしばし感慨に耽りましたが、今日もどーしようもないくらい時間に追われています。これから都営新宿線に乗って荻窪まで足を延ばします。

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コメント

吉村さんがPEIの写真集を初めて出版されて、モンゴメリ関係のイベントがあったとき(都内の某ホテルで永田萌さんのお話とアンの料理だったかな?)、サインをしていただいた遠い記憶があります!!ずいぶん精悍になられて・・・と若かりし(失礼)日の吉村さんをぼんやり思い出します。写真撮ればよかった・・・。

「芸術とは人々に寿福を与えるもの」と、誰かのお言葉。
吉村さんの日々の苦労の賜物 寿福の時を楽しみにしております。
私もクランキーチョコを食べて頑張ろぉっ!

やっぱり迷ってからじゃないと、きっぱり決められませんよね(。。)
…と、しみじみ感慨に耽りましたが、今日は午後がタイヘン(0_0)しかもまだ手つかずものが…!頑張らなきゃ!吉村さんも荻窪で頑張ってください♪

 昔を思い出すという事は、普段は忘れていますが、私も同窓会のお知らせがあった時や、高校時代の友達から手紙が来た時にしんみり思い出します☆
 
 若いころの苦しい時を(でも、思い出すと楽しいことかも・・)乗り越えて 今の吉村さんがあるんですね!!8回目を数える個展を最初から応援されている方々はすごいです!私は、去年のペンタックスでの個展からおじゃましてまだ日は浅いですがこれからず~~っと応援して行きます♪

 ちなみに、私も昔から「クランキーチョコ」が大好きです!あのサクサク感がたまりかせんよネ♪

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