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2007年5月24日 (木)

マス料理

朝から大雨。チェックアウト後、フェリーで対岸へ渡り、フィヨルド沿いに伸びる田舎の道を進んで行きます。
途中何度かカメラとレンズを雨に濡らしながら撮影を行いました。
それにしても北欧って、晴れ、曇り、雨のサイクルが実に早いですね。そして圧倒的に雨が多い。何となく、ムンクの叫びの心境がわかるような気がします。
今日はどこに泊まろうかな〜と考えながら町や村を転々としていきます。
ある小さな町でホテルを発見。でも一泊1200クローネ(約3万)もしたので速攻でやめました。
今日の走行距離も400キロを超えているので、クタクタです。夕方になると、だんだんと車の運転が嫌になってきました。
4時頃、大きな湖の畔にある村に入ります。ホテルがあったので値段を尋ねると850クローネ(16000円)。まずまずのプライスだったので、部屋を確保しました。
「明日の朝食は何時からですか?」と質問すると、従業員に「あなた次第よ」と言われます。どうやら今日このホテルに泊まっているのは僕一人だけとか。
Img_1900 ホテルのレストランは営業していたので、ここで夕食をとることにしました。
オーダーしたのがマス料理。確かに美味しかったのですが、結構骨があったので、ナイフとフォークではかなり食べにくかったです。やはり魚料理には箸が一番ですね。
食後、広々としたレストランでコーヒーを飲みながら「あ〜、今、日本から遠く離れたノルウェーにいるんだなあ〜」と一人感慨に耽ります。
海外の小さな村で、美しい景観や、静かな村の雰囲気や、ゆったりした時間の流れを独り占めにするって、最高の気分ですね。もちろん人がたくさんいる海外の都市では全然癒されません。やっぱり静かで自然豊かなカントリーサイドが一番です。
近頃、毎日がまさに時間との戦いで、いつ倒れてもおかしくないような生活を続けていますが、旅の途中にこのように「ほっ」としたくつろぎがあるからこそ、僕はどうにかやっていけるんだと思います。
Img_1895 部屋に戻りました。窓からはフィヨルド湖が一望出来ます。山の上にゆっくりと流れる雨雲を眺めながら、この日記を書いています。ちなみに今は夜11時、まだこんなに明るい。日増しに日中の時間が長くなっていきます。そう言えば来月は白夜ですね。
今日は小雨がぱらついていますが、12時過ぎから1時間ほど、野外でブルーモーメントの撮影を行う予定です。(意気消沈しているので、もう写真を撮りたくないのが本音ですが……)

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コメント

私も人がたくさんいる大都会はあまり好きになれません。海外でも田舎に行きたいのですが、そうなるとある程度まとまった休みが必要で、海外旅行自体に行かなくなってしまいました。日本もせめて3週間くらい夏休みを取れればいいですけどね。

>いつ倒れてもおかしくないような生活
そんなこと言わないで(>_<)お体を大切になさってください。影武者さんを雇いましょう!

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