観光in日本
朝6時に実家を出発、中央道に乗り、東京を目指します。どんなことをしても10時までに仕事場に戻らないと。仕事や打ち合わせが詰まっているんです。
ハンドルを握る4時間は僕1人だけの貴重な時間。昨日の撮影をおさらいしながら、色々なことを考えます。
日本はもっと外国人観光客を受け入れた方がいいのではないか……と、ふと思いました。
まずは全世界の国々に日本の政府観光局の事務所を開設し、ありとあらゆる手段を使って日本をアピールする。すると少しずつ日本を訪れる外国人が増えていくでしょう。
今のように、東京や大阪、京都や富士山だけのイメージで売っていくのは間違っています。アメリカ、カナダ、ヨーロッパの人って、メジャーな場所、つまり世界遺産のようなものにはそれほど興味を示さない。案外と昨日の宿場町のような何気ない村を訪れるのが好きだったりするんですよね。東武ワールドスクウェアだって絶対に受ける。
ちなみにカナダは、国の産業の中で、観光業は2番目です。このように、観光ビジネスって、うまくやれば国家を支える重要な柱となるのです。
外国はどこに行っても、日本人の団体さんがわんさかいます。例えば秋のローレンシャン高原は、日本人を乗せた大型観光バスを1日に30〜50台見掛けることもあるんです。秋に日本人が地元に落とすお金は数億円。
そんな光景を目にする度に、この逆バージョン、つまり日本に外国人がわんさかいる状況が作れないものかと考えるわけです。
「今年も日光のいろは坂に、外国人観光客を乗せたバスが200台集結しました!」なんてニュース、面白いと思いませんか? 日本の観光ビジネスを活性化することによって、多くの産業や人が潤っていくでしょう。地方だって元気になっていくはず。
いずれにしても、このような「日本を観光で売る」ような壮大なプロジェクトは、旅行会社がいくらやってもダメなんです。やはり政府が重い腰を上げないと成功しないですよね。連日、与野党対立なんてニュースばかりですけど、対立じゃなくて、何か画期的なことを次々と形にしていってもらいたいです。
今の日本は十分に外国からの観光客は多いと思っていましたが、まだまだですか。。。
カナダとか広い国はいいですが、日本は本当に小さい国ですので活性化して潤っていくのはいいのですが、観光客のマナーを信じたいです!どこの国に行っても同じです☆
どんどん忙しくなられる吉村さん!
お体をいたわりながらお仕事をなさってくださいネ!!
投稿: 寛子 | 2007年6月22日 (金) 08時51分
スキーで訪れたニセコで、夕食を取るため町をウロウロ歩いていたら、スーパー?の買い物袋を下げた外人さんとすれ違いました。その時、普通に「こんばんわ」って挨拶されたのです。今の日本人よりずっと礼儀正しい!?一瞬びっくりしたけど、懐かしい感じがしました。
投稿: えひめみかん | 2007年6月21日 (木) 23時59分
こんにちは。今日もお忙しくしておられるようですね。 確かに、日本にも観光客がたくさん来てくれるようになったらいいですね。 北海道にはオーストラリアからのスキー客が増えてるようですが。 日本に来てくれることによって、知らなかった日本の文化や伝統、日本人の気質などを知っていただけたらいいと思います。フランスの首相でしたか?日本の国技である相撲を「太った人同士がぶつかり合ってるもののどこがいいのか」みたいなことを言った人がいましたよね。他の国の文化や大切にしているものを尊重できない人が、一国を代表しているのはおかしいと思いますが…。外国の方には日本の都会にではなく、むしろ田舎に来ていただいて世界ではあまり知られていない日本を発見していただけたらなと思いますね。…しかし今でも日本には侍や忍者がいると思っている外国の方はどのくらいいるのでしょうねぇ(笑)
投稿: じゅん | 2007年6月21日 (木) 17時04分
観光立国…。素敵だけど、私は日本には無理だと思います…(;_;)
日本人が外国に行くとき、メジャーな観光スポットを駆け足で見て回ってそれでおしまいになることが多いですよね。それは逆に言うと、多くに日本人がメジャーな観光スポットにしか興味がないからです。(誤解のないように言いますが、『多くの』です。『全部』でないのはもちろんです)
そういう考えの人たちが、自国の何気ないけど素敵な場所の魅力に気付いてアピールできるでしょうか。私は無理だと思うんです。
なにか…根本的に考え方を変えないと、どうかなあと…。
投稿: アンリ・ルソー | 2007年6月21日 (木) 13時13分
私がはじめてここに来た頃から考えると、吉村さんは5倍は忙しくなっているように感じます。
「吉村さん・・」
ピュー・・・・(吉村さんが駆け抜ける音)
「あの・・吉村さん・・・」
ピューッ
プオ~(ドップラー効果)
そして、後ろ姿を見送っていると、きれいな写真がどっさり風に巻かれて降ってくる・・・と言う図・・・。
これが吉村さんの心身の健康をも気遣う一ファンとして、うれしいのかうれしくないのか自分でも良く分かりませんが、とにかく健康には気をつけてください。しばらくブログがアップされていなかったので、少し心配していました。
ローレンシャンは、そんな場所だったのですか。
日本に多くの外国の方がいらっしゃることに抵抗はありませんし、観光客がたくさんいる風景も嫌いではありませんし、一部の人に不評の桜の季節のちょうちんもどちらかと言うと、好きな私ですが、経済のことは、もうあまり考えたくない私です。経済の周りに、貪欲な精神がはびこり、搾取したり騙したり、殺したり、自殺したり・・・。そんなニュースにとても心を痛めています。
貧乏でもいいな・・、穏やかで平和だったら。オースチンのバラの咲く庭がなくても、クローバーの間にタンポポが咲く野原を見ながら、暮らせたら。おおらかで楽しみのうちにもきちんと仕事をする家族がいて、やさしく忠節な友が集う、ささやかな家があれば・・・・。
そんな風に考える人は、私くらいでしょうか・・?
経済が世界をしっかり握り締めていますものね。それが発展しているところは、人々の動きがせかせかしているように見えますが・・・気のせいでしょうか・・。都心では、人の流れのスピードがすごく、あれだけの人がいても、話し声はあまり聞こえません。時間が足りないから急ぐのですよね。経済は、人から時間と人間味のある心の交流を奪っているように思うなどといったら・・・経済界の人に遠い山奥に追放されてしまうかもしれませんね。
ともかく、吉村さんはまたどこかに行かれるようですね。お気をつけて。人生にとっての良い糧となるようなものに巡り合われることを祈っていますね。
投稿: masa | 2007年6月21日 (木) 12時08分
ローレンシャンの紅葉って、すっごい人気なんですね!
元々は全然知らなかったんです。
私は吉村さんの写真集に出会ってから、いつか自分もその場所に行ってみたいなぁ~と思ってました。
きっと、私と同じような人もたくさんいるんでしょうね。
投稿: えひめみかん | 2007年6月21日 (木) 01時42分
日本の多様な文化を地方発で海外の方たちに紹介していくと良いかもしれませんね。都市化・近代化の波に押されて地方の良い文化が消されていっているんではないかと危惧します。観光によって自分たちの文化にあらためて誇りが持てるようになれば良いですね。
国主導よりも地方発・民間活用を考えた方が良いのではないか?とも思いますね。
投稿: | 2007年6月21日 (木) 01時31分