香川→徳島→高知
チェックアウト後、まずは昨日も足を運んだ瀬戸大橋の麓まで行ってみます。昨日より大気の透明度が高かったので1枚だけ撮ることに決めました。ただ橋と海を撮るのは観光写真。もちろん今回は、吉村なりのちょっとしたヒネリを入れてシャッターを押します。(その作品は、写真展まで内緒です)
瀬戸大橋って、車だけでなく電車も走っているんですね。麓からこう改めて眺めるとやっぱり迫力ある。これを生み出した人間って、やっぱり凄いと思いす。
国道32号線を南下して行きます。徳島に入ると突然の大雨。でもすぐに上がり、辺りは透明な大気に包まれました。ラッキーとばかりに小さな村で車を停め、2枚の写真を撮りました。そう、雨上がりの風景が一番「作品」になるのです。
時計を見ると5時。熱中していたので、今日もお昼を食べ忘れてしまいました。
高知の街中へ入り、まずはホテルにチェックイン。その後すぐに外へ飛び出します。
せっかくここまで来たのだからと桂浜へ足を運んでみます。海岸線と坂本龍馬像を見ましたが、このような観光地で撮りたいと思う被写体は何一つとして見つかりません。
海沿いの道を走り西へ向かいます。ある風景に心ときめき3枚撮影。
日暮れ時、宇佐漁港へ行き、ブルーモーメントを狙いました。ある漁師は、「一体、何を撮ってるの?」と興味津々。真っ暗になるまで漁港で過ごし、一日の取材に終止符を打ちました。
近くに食堂があったので入ってみます。海の幸がたくさん入った弁当と、カツオのたたきを食べてみましたが、味はごくごく普通でした。
フラリと入った食堂で注文した料理がとびきり美味しかった、という感動って、滅多にないんですよね。やはり地元の美味しい物を食べるには「るるぶ」のようなガイドブックに乗っているお店に行くのが手っ取り早いのかも。
でも僕は、撮影中に美味しい物を食べたいと思ったことは一度もないのです。撮影という目的と、美味しい物を食べるという目的を同時に考えるのは絶対に無理。写真家でもグルメの人がたくさんいますが、そのような写真家の作品って大抵「弱い」です。そう、作品を生み出している時って、ある意味では、美味しい料理なんかどーでもいいことなんです。
9時半、ホテルに戻りました。大急ぎでデジカメデータの整理をし、メールのレス書きを行い、ベッドに倒れ込みました。
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名前、忘れました。
アンリ・ルソーです。
投稿: アンリ・ルソー | 2007年8月24日 (金) 13時08分
>今日もお昼を食べ忘れてしまいました
忘れちゃダメです(T_T)。ちゃんと召し上がってください。
>ある風景に心ときめき
こーゆーのが気になりますね~。どういう風景なんだろう??写真展までナイショ?んー(=.=;
投稿: | 2007年8月24日 (金) 13時03分