秘密にしておきたい村
まずは50キロ先にある村を、その後100キロ程東へ移動し、丘の谷間にある村を撮影します。景観は素晴らしいのに、あまり訪れる人がいないという、まさに写真家が理想とする村でした。まるでカレンダーから飛び出たような美しさ。何度も吐息を漏らしながらさかんにシャッターを押します。
夕方、80キロ北上し、別の村に入ります。インフォメーションセンターが開いていたので、宿を訪ねてみます。すると流暢に英語を喋るおばさんが、「この村にはホテルはないのよ。でもB&Bなら2軒あるわ。如何かしら?」と提案してくれました。早速一泊60ユーロの方に予約を入れてもらいます。
この宿が当たり。少し郊外にある立派なお屋敷で、英語を喋るオーナーはとてもフレンドリー。
部屋は、男一人で泊まるのはもったいないくらい洒落ていました。
ホッとした後、2時間ほど村の中を精力的に歩き回って撮影します。この村もなかなかです。風景はとてもいいのに、訪れる観光客はほとんど見掛けませんでした。う〜ん、フランスの観光の基準って、よくわからない。
おそらく多くの人は、有名な城や教会があり、ショップやレストランがありといった、つまり観光チックなモノに惹かれるんですよね。
写真家の場合、そんな物はどーでもいい。重要なのはやはり景観です。いずれにしても、今日訪れた2つの村は、秘密にしておきたくなるような魅力的な景観を持つ村でした。
この村にはレストランがありません。夕食をなしにすることも考えましたが、今日はランチも抜いています。そこでファーストフードでも食べようかと小さなバーに入ってみました。
「食べる物はあるか?」と訪ねると、若者が「ウイ」と答えたので、試しにフィッシュをくれと言ってみます。
きっと恐ろしく不味いフィッシュサンドが出てくるだろうと何も期待せずに待っていたら、テーブルの上に置かれたのは本格的なフレンチでした。白身魚に説妙な味付けがなされ、回りの野菜もきちんと調理してあります。これがとびきり美味しかった! たったの9ユーロ、驚きです。
夜はクタクタに疲れていましたが、9時半頃、村へ出て夜景を撮影します。
ふ〜、お疲れ様。今回のフランス取材はこれですべて終了。ベルビア220を70本。デジタルは約3500枚の成果でした。
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一番上の写真は、どこの村でしょうか???
古城のある風景がナ○ャックにも似ているかなあと思いましたが、
ちょっと違いました。
いずれにせよ、フランス南西部の村の風景は、
日本人にとっても、どこか懐かしさを感じさせる景色ですね。
ああ、私も旅がしたいです。
投稿: Fleur | 2007年9月18日 (火) 23時42分
アップされた写真を観るだけでもたしかに秘密にしておきたい村ですね。こんなとこ行きたいな~。このホテルもステキ♪ここに男一人はちとさみしいかも(笑)私も泊まってみたいな~(笑)
投稿: アンリ・ルソー | 2007年9月17日 (月) 21時06分
こんなステキなホテルだとゆっくり寝られるのではないでしょうか?
なんという村でしょうか・・・
神秘的ななんとも言いようのない景色ですね!
こうやってずっと吉村さんの写真入りの旅紀行を読んでいますと、行った事がないのに一緒に旅をしている気分でとっても嬉しいです♪
投稿: 寛子 | 2007年9月17日 (月) 00時51分
かな~り魅力的な場所を、こっそり(?)ご紹介して頂き、ありがとうございます。
うう、行きたいっ。
ここで撮った作品、どう仕上がってくるのか、とても楽しみにしております。
投稿: ぷん | 2007年9月16日 (日) 22時35分
吉村さん、お帰りなさい!\(≧∇≦)/ 待ち遠しかったですよ~。 しかしこのブログの写真、素敵ですね~(☆Д☆) 映画に出てきそうです。 実りのある旅だったようですね(^∪^*) 少しはゆっくり眠ってくださいね(-.-)zzZ
投稿: じゅん | 2007年9月16日 (日) 19時07分