紅白で考える
大晦日と言えばNHKの紅白歌合戦です。普段テレビはほとんど観ませんが、紅白だけは毎年マメにチェックしています。
もちろん、近年活躍中の歌手の8割以上、名前も顔も歌も知りません。が、紅白は歌だけではなく、日本文化の一年の総まとめのような番組になっているので、こんな僕でも結構楽しめるのです。
ちなみに今年の紅白、1人が3曲も4曲も歌ったり、「ルビーの指輪」や「待つわ」など昔のヒット曲も出てきたので、幅広い年齢層が楽しめる素晴らしい番組構成だと思いました。視聴率は悪かったようですが……。
どの歌の歌詞もつぶさに目で追い掛けてみたのですが、演歌の場合、そのほとんどが「土地」を表現していますよね。逆に最近の流行歌は土地などまったく関係ありません。
これ、写真の世界にもまったく同じ事が言えて、「土地」を表現したものと、そうでないものとがあるのです。例えば『プリンス・エドワード島』や『林檎の里の物語』は土地ですよね。『あさ/朝』や『BLUE MOMENT』は土地など関係なしに本を作っています。
もちろん僕はどちらのスタイルも好きです。だからこれからも両方の作品集を生み出していくつもり。
あと、コブクロ×絢香の歌を聴いて思ったのですが、やはりコラボレーションというスタイルもいいですね。個からまったくの別世界が生み出せるからです。ただ共著の場合、マッチングが上手くないと逆にマイナス方向に転ぶので、個人の作品集を作るより難しいかもしれません。編集者の腕の見せどころですね。
いずれにしても、紅白をじっくり観て、じっくり考えてばかりいたので、番組が終わった頃にはクタクタに疲れていました。
4時に起き、5時から撮影スタート。もちろん外はまだ真っ暗。
聖ヴィート大聖堂、それはそれは荘厳でした。内部も素晴らしかった! プラハ城の手前で街全体を俯瞰出来る場所を発見。ここから眺める朝の光景はさぞかし美しいでしょうね。
裏通りでチャイニーズレストランを発見。早速入ってみます。国仲涼子似のウエイトレスにチャーハンをオーダー。うん、美味しい。感動の味でした。
施設内はどこも三脚の使用は禁止です。すでに薄暗いので、感度800&絞り開放でもシャッタースピードは1/4。手ぶれ補正機能をビシバシ効かせ、慎重にシャッターを切りました。
空が暗くなってしまうと、夜景撮影には適しません。よって6時には撮影終了。さて、夕食をどうするか。ホテルに戻る途中、イタリアンを見つけたので早速入ってみました。
ブロッコリーのスープはまあまあでした。シーフードパスタの味は80点ですが、麺が柔らかいので、トータル60点です。まあでも雰囲気がいいので、明日も来てみようかな。
正直言って、フランスもドイツもオーストリアもイタリアも、どの街を訪れても、「まっ、こんなもんかな」という感じを抱くだけです。でもプラハは違う。街の美しさに素直に感動できました。きっと古い荘厳な建物が、しっかりと、それも広範囲わたって残されているからですね。かつてこの街がヨーロッパの中心であったことが何となく理解できます。
夕方、辺りが暗くなると、クリスマスライトが点灯しはじめます。クリスマス市がある旧市街広場はすごい賑わい。
遠くの崖の上に、昨日訪れたイアの村全体が見えます。建物が白いので、まるで雪が降り積もったように感じました。
夕食の前にフィラの町を歩き、目覚まし時計を探しました。日曜日でも空いていた電気屋や雑貨屋を巡ってみましたが、どこにも置いていない。でも路地裏で見つけた小さな玩具屋で、5ユーロの小型目覚まし時計を発見。速攻で購入します。
今日も雲がたくさんありますが、昨日よりは青空が綺麗です。村の中を歩き回り、じっくりと撮影していきました。重い写真機材を担いでの5時間はしんどかった……。
逆に絶対に訪れてはいけないのは7月と8月のピークシーズンだとか。全世界から訪れる凄まじい数の観光客で溢れかえっているようです。うん、何となくわかる気がします。きっと夏にこの地を訪れたら、感じるのはストレスばかりでしょう。
真っ暗な夜道を犬の○○○に注意しながら歩き、バス乗り場へ。次のバスは1時間後。でもタイミングよく1台のタクシーが滑り込んで来たので、それに乗ってフィラの町へ戻りました。
これで天気がよければ最高なんだけどな……と呟きながら撮影をしていると、雲の切れ間から太陽が差し込みはじめます。その瞬間、城壁の家がパッと明るくなりました。まるで雪景色を見ている様、まさに絶景です。
見晴らしのいい丘の上まで足を運びました。崖にはいつくばるように建つ白い民家。お〜これぞまさにギリシャだ、ギリシャだと心が高揚してきます。
いずれにしても、皆さんもアテネを訪れる時はくれぐれも注意してくださいね。絶対に、絶対に、向こうから声を掛けてくる人と交流してはダメです。
さて、治安が悪いことで有名なアテネの街。たくさんのカメラを持って歩くと危険なので、デジカメ一台だけをカメラバッグに入れ、街に出ます。
次、ゼウス神殿に行ってみます。こちらの方がパルテノン神殿より雰囲気がいいですね。その後訪れたヘファイストス神殿もなかなかよかったです。
1時間後、46番ゲートへ。ルフトハンザのチケットだったので、てっきりルフトハンザ機だと思っていたら、全日空機でした。近頃共同運行というスタイルを取っているので、チケットを見ただけでは機種が特定できません。
今使っているバッグはイーグルクリークのスーパートランクというソフトタイプですが、よくよく考えてみればこのバッグの使用歴は早くも3年、15回以上も一緒に海を越えています。やはりこれを選んで正解でした。通常のハードタイプのスーツケースは1〜2年で壊れてしまうのです。特に僕の場合、30キロほどの機材を詰め込むのでなおさらのこと。今までいくつのスーツケースを粗大ゴミとして出してきたことか。
さて今日は、取材先でデジカメのデータをどのように保存しているのかという話。
夕方は新橋の第一ホテル東京へ。ここで2007年度の各写真賞のお祝いの会があるためです。式典では受賞者全員、前の椅子に座りました。今日も挨拶があるのかな……と、人前で喋ることが好きな僕は思わず興奮してしまいましたが、名前を呼ばれたら立ってお辞儀するだけでした(笑)。
で、ここである物を発見し、おおお、と声を上げます。それは「カレンダーポン」と呼ばれる機械。濡れた傘を差し込むと瞬時にビニール袋が被さりますよね。まさにその要領で、丸めたカレンダーが瞬時にまとまるのです。
終了後、旅行会社向けのセミナー参加者と合同で立食パーティー。500人くらいはいたかな。もちろんここでも料理やお酒はカナダ、カナダ、カナダでした。
今回の写真集、表紙がとても色鮮やかなので、家の中にさり気なく置いてあってもパッと目に飛び込んできます。また、オビを外してしまうと、表紙と背には英文しかありませんので、まるで洋書のように見えます。
NHKのクローズアップ現代でも、2夜連続で地球温暖化を取り上げていました。なぜ日本では風力発電が普及しないのか、という実に興味深い内容。実は僕も不思議に思っていたのです。なぜなら、欧米、主にドイツやオーストリアはどこに行っても風車だらけなんですよ。でも日本ではまだあまり見掛けない。ちなみにこの風車の写真はカナダのケベック州で撮影しました。
朝食を食べた後、チェックアウト。
ポストに、ヨドバシカメラがポイント会員向けに送っている「POINT NETWORK」という情報誌が入っていました。