閃きノート
行きはよいよい帰りは怖い〜という歌がありますが、僕の仕事も少し似ています。写真を選び、その写真を先方に送るまではいいのですが、写真の使用が終わり、その写真が戻ってきてからが大変なんです。写真を1枚1枚ファイルに戻していくのは、すごく頭と時間を使う作業です。
本当は荷物が届いたらすぐに手を動かせばいいのですが、いつも怠けてしまう。だから6個か7個の荷物がたまってからの作業となります。
そうそう、写真集に使わなかった数千点の作品を戻すという作業もまだ残っていました。おそらく棚の上の箱をすべて片付けるとなると、みっちりやって2〜3週間は掛かるでしょう。
でもこの作業、自分のプラスになることもあるんです。スリーブで保管しているポジをよく見るようになりますよね。つまりこの時、あっ、この写真いいな、次の企画で使ってみよう、という発見があったりします。
机の上には「閃きノート」を用意しています。いい写真が見つかったら、そこに簡単な絵を描いてメモしていくんです。すると、後でイメージが掴みやすくなる。このマル秘ノート、重宝していますよ。
スリーブ・・保管・・ポジ・・・
?あとで調べるために、ノートにつけました。
ここに来ていらっゃるほとんどの方には、良く分かる言葉なのでしょうね。少しずつ言葉にも慣れて生きます。
雑用をすべて弟子たちに任せて、写真だけを撮って歩くスタイルもあるのではありませんか? でも、今の吉村さん流はできるだけご自分でというものなのでしょうね。その温かさが、写真集にも講演会にも写真展にも流れていると思います。
投稿: masa | 2008年1月31日 (木) 16時09分
「閃き」を「つぶやき」と読んで「そうか吉村さんもつぶやいてんだ。」と思ってしまいました、失礼(笑)。「ひらめき」です。先日、新聞にでしたか、このような言葉を見つけました。「大発明は理論で証明されるが、それを発見するのは直感からである。」仕事をする上でメモは第二の脳ミソですから、なかなか大切です。しかし、他人に見せられる代物ではありませんが(^^;)
投稿: やすはら | 2008年1月31日 (木) 09時20分