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2008年1月19日 (土)

男鹿半島と角館

Img_0548 まずはなまはげで有名な男鹿半島まで行ってみます。絵になる漁村を見つけ、4カットほど撮影。でもパラパラと粉雪が舞っていたので、もしかしたら思い通りの作品には仕上がっていないのかもしれません。フィルムの場合、現像を上げてみるまでわからないのです。
半島を一周した後、再び秋田へ。昭和男鹿半島インターから高速に乗ります。
僕はいつも時間に追われているし、おまけにせっかちな人間なので、ほんの少しの移動でも積極的に高速を使います。ちなみに松本から安曇野に行くときも高速利用です(笑)。
Img_0555 地方の高速って、いつもガラガラですよね。このような立派な道路が、ちっとも地元の人の役に立っていないのが現状です。僕は、すべての高速を有料にするのが間違っていると思います。そうフランスのように、無料の区間をもっと増やしてもいいのではないでしょうか。そうすれば地元の人にも開かれた道路になると思うのです。
ちなみに、今何かと話題のガソリン税ですが、僕は暫定税率の撤廃は絶対に反対です。数十円下がったとしてもちっとも嬉しくないし、そもそも車を持っていない人には何のメリットもありません。世界各国から見ても、日本はまだまだガソリンが安い国なんです。
ガソリン税を減らすことによって、公共事業の財源がなくなります。すると地方はもっと苦しい状況に追い込まれていくでしょう。
それより何より、ヨーロッパのようにクリーンディーゼル車がもっと普及すればいいのにな、と思います。ディーゼルの価格は安いし、燃費はグンとよくなるし、排ガスはガソリン以上にクリーンだし、車のパワーは上がるしで、いいことずくめです。もちろんハイブリッド車やバイオ燃料車も注目株ですね。
夕方、角館までやって来ました。純白の新雪が目に眩しいです。北国の冬って、とてもとても美しいですね。
角館に来たからと行って、武家屋敷を撮るわけではありません。やはり拘りのカメラマンである以上、メジャーな場所にカメラを向けることには抵抗があります。
国道105号線沿いで心に響く被写体を発見。太陽が照っていたのでしばらく待機。雲に隠れたタイミングを狙ってシャッターを押しました。うん、手応えあり。その後も川の近くである被写体を見つけ、ワンカット撮影。作品は数年後の個展で発表しますので、お楽しみに。
Img_0557 車に戻るとき、有名な桜並木が雪を被っていたので、コンパクトデジカメで一枚スナップ写真を撮りました。
夕方5時、東北取材に終止符を打ちます。さて東京です。20代の自分だったらこのまま一気に700キロ走り、今晩中に東京へ戻ったと思うのですが、さすがに今は無理をしないようにしています。
そこでまずここから300キロ先の福島県郡山のビジネスホテルに電話を掛け、部屋を押さえます。その後近くのローソンに立ち寄り、缶コーヒーとパイの実でホッと一息。大曲インターから高速に乗り、夜道をグングンと南下していきました。
3時間後、無事に郡山に到着。ホテルにチェックイン。近くに吉野屋があったので、牛丼の並みと野菜サラダを食べ、今晩の夕食としました。

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コメント

日本の風景の写真集はまだ持ってません。本屋で初めて吉村さんの「プリンス・エドワード島」を見つけた時みたいに、どうしても自分の物にしたいと思える作品に出会った事がないからです。この所、吉村さんは日本各地まわられてますね、写真集になるのを楽しみにしています。

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