500キロ北上
イエローナイフに戻る日です。
チェックアウト後、3号線をグングン北上して行きます。滝の案内があると一応車を停めてみますが、雪が深いので滝まで行くことが出来ません。またハイウェイにはコンボイが走っているので、路肩に車を停めっぱなしにしておくのは危険です。よって滝の撮影は諦めました。やはり夏か秋ですね。 1時間後、マッケンジー川を渡ります。もちろん道はアイスロード。コンボイが走っている写真を何枚か撮りました。
陸に戻り、スリップに注意しながら車を走らせます。40分くらい走っても対向車と出会いませんでした。どんな僻地にでも立派なハイウェイがあり、そして完璧に除雪が行き届いている。カナダの(ヨーロッパもそうですが)こんなところに感心してしまいます。
日本では「田舎の道が立派すぎる、けしからん!」という風潮がありますが、僕はガラガラの道がこそが田舎の特権だと考えています。よくテレビのニュースでアナウンサーが、「5分待ってもこの道には一台も車が通りませんでした、本当にこの道は必要なんでしょうか!」なんて熱くレポートしていますが、これは実に都会人的な物事の考え方ですよね。
6時間後、イエローナイフに到着しました。テイクアウトしたティムホートンのコーヒーを啜りながらホテルにチェックイン。
夕食はダウンタウンにあるジャパニーズレストランでテイクアウトした寿司セット、加えて自分で調理したサッポロ一番のインスタントラーメン。幸せ気分を味わいながら料理を口に運びました。
夜はオーロラツアーに参加。12時半まで粘りましたが、残念ながら上空は厚い雲に覆われ、空振りに終わりました。
そうなんですか…。立派な田舎の道路は無駄なものっていう考え方、島国日本の閉鎖的な考え方なのでしょうね…。文化の違い、考え方の違い、想像もつかないくらいあるのでしょうが、日本で無駄な公共事業なんて、もっとほかにあるような気がしますが…。その土地に住んでる人にとっては道路は生命線ですものね。
投稿: yuuko | 2008年2月24日 (日) 13時13分