究極の三脚
写真雑誌『CAPA』を購読されている方はご存じだと思いますが、昨年、ベルボンさんの新たな三脚の開発のアドバイザーとして参加させていただきました。
ここ4〜5年、海外ではベルボンさんのカーボン三脚を使っています。使用感を素直に語り、ここがこうなれば、というような希望もどんどんと伝えていきました。工業製品は何か一つ部品を追加するだけでもまずは金型からです。でもベルボンさんは僕の希望をすべて叶えてくれました。
10ヶ月後、645をベースとした究極のカーボン三脚「エル・カルマーニュ645KCリミテッド」が誕生します。
昨年の暮れに販売をスタートしたら、名入れサービスを行ったインターネット先行販売では瞬く間に完売。今も読者の方々からたくさんの申し込みをいただいているようです。
その三脚が、ようやく僕の手元に届きました。いや、かなり以前に送られてきてはいたのですが、今年に入ってからまさに分刻みの生活だったので、使いたくても使えない状態でした。
先日の千葉取材で本格的に使ってみます。うん、やっぱりいい。がっちりとしたゴム足、長いパン棒、イモネジによってしっかりと固定された雲台など、すべての点において満足です。
実はベルボンさんのカーボン三脚はすでに6本所有しています。4段足の三脚を使うのは今回がはじめてでしたが、コンパクトに収納できるので、電車や飛行機、徒歩での移動が中心となる日本ではこちらの方が適しますね。大きめのバッグにもすっぽりと収まります。
この三脚、僕にとってはまさに記念の品になるので、本当はピカピカの状態で永久保存しておきたいのが本音です。でもやっぱり今年もガンガンと撮影で使い込みます!
http://capacamera.net/shop/