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2008年7月

2008年7月31日 (木)

パスタ

朝、レンタカーを返却します。ホテルの部屋でメール書きの仕事を終えた後、チェックアウト。2時間ほどシャーロットタウンの街中を散歩しました。10年前とあまり変Img_1147 わっていませんね。島の土で染めたTシャツのお店が出来ていました。なるほど、このアイディアがあったか…と感心したので、思わず写真を撮ります。
シレネラでパスタを食べます。麺は固かったので合格ライン。ソースもなかなかでしたが、味にもう一工夫欲しいかな。
そうそう、2週間前の雑誌の取材の時、新しく出来たステーキハウスに入りました。ここも合格ライン。レストラン名は忘れましたが、アンオブグリーンゲイブルズストアの近くにあります。
さて、今日から2本目のツアーが始まります。2時、関係者4人はPEツアーズのオフィスに集合。ガイドさんが運転する車でハリファックスへと向かいました。

2008年7月30日 (水)

20歳の思い出

午前中はメールのレス書きに追われ、午後から撮影開始です。タイミングよく午後から晴れ。
今回、前半に雑誌の仕事があったので、機材はすべてデジタルです。フィルムが大好きな吉村にとって多少の引っ掛かりを覚えますが、デジカメの力を100パーセント出し切り、ベストショットを生み出すことに燃えました。
夕方、10年以上もご無沙汰しているある漁村へ足を運んでみました。空と海と漁村のコントラストが美しく、「よし、この作品は次回の写真展で使えそうだな」という作品を生み出すことに成功します。
シャーロットタウンに戻る時、パークデールに立ち寄ってみました。あっ、まだあった! 20年前、初めて島で暮らした時、この建物の一部屋を借りていたのです。ジ〜ンときました。_igp3606

2008年7月29日 (火)

ソナタ

お客さんたちは朝6時の飛行機に乗って帰国の途につきました。さて、今日から2日間、フリータイム。
8時、空港のレンタカーオフィスが開くのを待ってレンタカーを借ります。おっ、今回はヒュンダイのソナタ。ヒュンダイは一度運転してみたかったので、とても嬉しいです。
でこのソナタですが、びっくりするくらい上質な車でした。テイストは日本車に似ています。エンジン音が静かで、高速での加速感が素晴らしい。V6、3000ccなので当然ですが。
車の購入時、僕の選択の基準は、「あまり人が乗っていない車」です。今まで韓国車は眼中にありませんでしたが、次回から候補の中に入れるつもりです。
_igp3609 このソナタを駆って、島中を巡り、作品作りを行いました。もちろんフレンチ・リバーやケープト・ライオンにも立ち寄ります。うん、やっぱりこの島の風景は美しい。でも今日はあまり写真を撮らなかったかな。というのも、あまり好きではない「晴れ」の姿だったからです。全体にうっすらと靄が掛かり、空や海もくすんだ色をしています。そう、気温と湿度が高いから。こんな時写真を撮っても、あまりいい作品にならないんです。
夜は雷を伴う豪雨になりました。

2008年7月28日 (月)

帽子を買う

_igp3569 キングスカントリーの観光。まずは林檎の果樹園。その後、ある秘密の漁村に皆さんをお連れします。その後、オーウェルコーナー(歴史村)へ。
そうそう、今日は実に奇妙な空模様でした。最初は晴れ。やがて曇り、小雨、大雨。2時頃雨が上がり、夕方は快晴。あるフラワーガーデンを見学したのですが、花びらについた雨露がキラキラと光り輝き、とても美しかったです。
お客さんたちがシャーロットタウンモールの郵便局に立ち寄っている時、僕は近くのお店でツバの広い帽子(hat)を買いました。フランスで買った帽子、どこかでなくしてしまったのです。もちろんcapは持っていますが、これでは紫外線を防ぐことが出来ません。そう、hatじゃなきゃダメなんです。
シャーロットタウンホテルにチェックイン。夕食後、皆さんはミュージカルを観に行かれたので、フリーの時間が生まれます。部屋に籠もり、メールボックスにたまりにたまったメールのレス書きに追われました。

2008年7月27日 (日)

島巡り

雲一つない快晴です。皆さん紫外線対策をばっちりした後、ツアー開始。ちなみに紫外線は日本の5〜7倍。肌を露出しているとすぐに日に焼けます。
他の観光客がいない時間帯を狙い、クイーンズカントリーの主要ポイントを巡りました。このツアーでは、通常のツアーでは決して行かない吉村の丸秘スポットを鏤めています。もちろんケープ・トライオンにも立ち寄りました。快晴の青空だったので、お客さんたちは大喜び。
_igp3494 キャベンディッシュ村はソフトバンクやドコモの携帯が通じにくいことで有名です。日本との仕事のやり取りはどうしよう…と心配していましたが、何とキンドレッドも無料の無線LAN(WiFi)がOKでした。時代は変わりましたね。
夜は宿の庭でバーベキューパーティー。ステーキ、新鮮なロブスター、ムール貝をお腹がいっぱい食べました。

2008年7月26日 (土)

フェリーで島へ渡る

_igp3412 ハリファックスの街中を観光した後、バスは高速を走って北へ向かいます。2時間後、フェリーターミナルに到着。4時半発のフェリーでプリンス・エドワード島に渡りました。島へアプローチするには、飛行機、橋&車、フェリーと3つの方法がありますが、中でも船旅はお勧めです。
島が近づいてきたら、まずは『プリンス・エドワード島七つの物語』の1ページに登場する灯台が出迎えてくれました。上陸後、バスは1号線を北へ向かいます。キャベンディッシュ村までは約1時間半のドライブ。皆さん、島の大きに驚いていました。
美しい道として有名な224号線を通り、赤い道の前でバスを停めた後、いくつかの丸秘撮影スポットをお見せし、バスは13号線を北上して行きます。
超人気宿、キンドレットスピリッツカントリーインにチェックイン。
_igp3451

2008年7月25日 (金)

ライトハウスルート

今朝も濃い霧が発生しています。飛行機は着陸出来るだろうか…と心配していましたが、9時23分、お客さんたちを乗せた便は無事にハリファックス空港に到着しました。
まずは世界遺産ルーネンバーグへ向かいます。奇跡的に霧が晴れ、丘の上から色鮮やかな町の全景を眺めることができました。
昼食後、マーホーンベイへ移動し、入江の畔から写真を撮ります。ペギーズ・コーブへ向かっている途中、完全に霧が晴れ、快晴の青空が広がりました。灯台の向こうに広がる大海原がキラキラと輝いています。
僕自身、ノバスコシアを訪れるのは実に3年ぶり。何一つとして変わることのない美しい景観に、不思議な安堵感を覚えました。「変わらない」ことがアトランティック・カナダの魅力になっているんですね。
夜はハリファックスのソルティーズでロブスターディナー。

2008年7月24日 (木)

ハリファックスにて

アトランティックカナダの中心都市、ハリファックス。街はほどよい大きさで、景観は美しく、おまけに治安もよく、そして何より日本人の友人も多いことから、かつて真剣に移住を考えたことがあります。別名「霧の街」とも呼ばれています。今日も朝から濃い霧に覆われていました。
さて、今日からツアーの仕事です。今年「赤毛のアン」100周年ということもあり、僕にとってはプリンス・エドワード島への恩返しのつもりで、ツアー同行の仕事を受けることにしました。
街中とペギーズ・コーブの撮影を終えた後、空港へ向かいます。レンタカーを返却、日本からやってくるお客さんを待ちます。でも濃い霧のため、トロントからのフライトが全便キャンセル。お客さんたちはモントリオールまで行けたようですが、そこで足止めとなりました。

2008年7月23日 (水)

林檎の里へ

すべての仕事が終わりました。早朝、フレデリクトン空港へ。6時発の便で、編集者のAさんとライターのBさんは帰国の途につきました。僕とコーディネーターのCさんはいったんホテルに戻ります。その後パッキングをし、8時頃にホテルをチェックアウトします。
_igp3251 モンクトンへ移動。空港でCさんと別れた後、一人ノバスコシアへ向かいます。まずは今年世界遺産に登録されたジェギンズに立ち寄ってみました。
ファンディ湾に面した切り立った崖ですが、何とここでたくさんの化石が出るのです。見学した後に海岸線を歩いてみましたが、どの石や岩も化石に見えてくるから不思議ですね。明らかに化石とわかる石もありました。_igp3318 今、この化石を観光客が持ち帰ってしまうことが問題になっているとか(笑)。
その後、ひたすら南下。夕方、リンゴの里アナポリス・ヴァレーに入りました。ここでショッキングな出来事が。
写真集『林檎の里の物語』のP100に紹介されているカボチャおじいさんの家に立ち寄ったのですが、2ヶ月前にお亡くなりになったとのこと。
時は確実に動いています。写真という形で人々の生きた証を残していく自分の仕事の大切さを改めて認識しました。
夜、この地に移住した日本人夫妻の家を訪問します。夕食をご馳走になった後、高速を走り、ハリファックスへと移動しました。

2008年7月22日 (火)

JPEGで

カメラの話です。一眼デジカメを使った撮影では、通常RAWで撮ります。でもこのような雑誌の取材は、当然JPEGのみです。仮にRAWで撮ったとしたら、大変なことになるでしょう。毎日数千枚の写真を撮るので、HDはすぐにパンクしてしまうし、帰国してからの現像も大変です。仮にすべてを現像するとしたら、数ヶ月掛かると思います。
JPEGでも何ら問題ありません。むしろJPEGの方が美しい場合もあるのです。
今回はフルサイズ一眼デジカメを使っています。どの写真家も、このような雑誌の仕事は、フルサイズを使います。APS-Cサイズのカメラで行うことはまずありえません。
ただ、近年のAPS-Cサイズのカメラも、画素数がアップし、だいぶ仕事で使えるようになってきました。見開きにも十分耐えうる作品を生み出すことが可能です。数年後には、このような雑誌の仕事でAPS-Cサイズのカメラを使うことに関し、クライアントからすぐにOKが出るかもしれませんね。

2008年7月21日 (月)

隣州へ

島での取材は無事終了。朝方島を出て、隣州へ移動しました。大雨です。今日は移動日なのでそれほど気になりませんが。
昼頃、ある州のある街に到着しました。この街を訪れるのは実に8年ぶり。
ここで、あるスクープ取材を行いました。このテーマ、編集者のAさんが発見したのですが、このアトランティック・カナダの地にこのようなテーマが眠っていること自体、僕自身も驚きました。雑誌の発売をお楽しみに。
夕方、北へ100キロ移動し、別の街に入ります。ホテルにチェックイン。
1日の仕事が終わると食事です。いつも4人でどのレストランがいいかな〜と相談しながらお店を選ぶのですが、今日チョイスしたお店は正解でした。どの料理もとてもおいしく、残さず食べることができました。Img_1131Img_1135

2008年7月20日 (日)

無線LAN(WiFi)の普及率

ホテルを転々としています。部屋に入りまず行うこと、それは無線LAN(WiFi)のチェックです。
ヨーロッパもそうでしたが、カナダも無線LANの普及率はすごいですよ。中級ホテルでしたらだいたいOKです。パソコンを立ち上げるとすぐに電波を拾います。ただし高級ホテルになると有料です。
僕は最新のニュースやメールをチェックするくらいですが、ライターのBさんは毎日日本側と原稿のやり取りをしているので、無線LANがあるかないかは死活問題。朝食時、ライターさんと僕との間で、「ここLAN通じました?」という言葉のキャッチボールが必ずありました。
日本に帰ったら、iPhoneの契約、どうしようかな。僕の場合、海外での使用がメインです。どこでも繋がる3Gは確かに便利ですが、当然海外では定額制は適応されないので、使えば使うほどパケット通信料が高額になっていく。つまり海外では無線LANの使用がメインとなると思うのです。となると、やはりiPhone よりiPod Touchが合っているのかな。

2008年7月19日 (土)

忙しい毎日

やはりこのような依頼仕事は大変です。朝から移動&撮影の繰り返し。ホテルに戻るのがだいたい夜の11時頃。そのままベッドに倒れ込み、2時頃ふと目が覚め、歯を磨いて、電気を消して再度眠るというパターンです。朝は早いので平均睡眠時間は4時間くらいでしょうか。
どんなにハードでも、シャッターを押すことが楽しくて仕方ありません。あと車の運転も楽しい。今回、先方が用意してくれたのはでっかいアメ車の四駆ですが、これ、運転してみたかったんですよね。でも、燃費はすこぶる悪いです(笑)。1日に100ドルは掛かります。
ガソリン高が旅行ビジネスに直結しているというのが何となくわかるような気がしました。

2008年7月18日 (金)

島にはたくさんの日本人

今年、アメリカやカナダ本土からこの島を訪れる観光客は激減しているようです。原因はアメリカの大統領選挙とガソリン価格の高騰。アメリカドルよりカナダドルの方が強いからです。アメリカ人はわざわざお金を損するカナダには来ませんよね。
だから行く先々で、島の人たちは、「今年はとても静かだ」と言います。静けさイコール、景気の悪さに繋がるので、観光ビジネスを手がけている人は結構苦戦しているようです。
その反面、日本人観光客は増加しています。増加というか凄まじい数の日本人がこの島を訪れています。テレビや雑誌の取材陣もたくさんこの島にいます。だから日本人相手にビジネスをしている人たちは大忙し。どの会社も今年はとっても潤っているようです。

2008年7月17日 (木)

ある島へ

チェックアウトはお昼の12時です。荷物と車はそのままホテルに置いておくことが可能だったので、歩いて街中を取材しました。朝の光が降り注ぐ公園ってとても美しいですね。欠点は芝刈り機のエンジン音。かなり喧しいです。これさえなければ最高なんだけどな〜と一人呟き、カメラのシャッターを押しました。
Img_1125 午後、250キロ北へ移動します。フェリーに乗ってある島へ渡りました。ここであえて名前を出しませんが、僕と関係が深い島です。
島に上陸。しばらく走ると、色鮮やかなキャノーラの花畑が目の前に広がりました。AさんもBさんも興奮しています。
街でコーディネーターのDさんと合流。4人で食事を取りながら簡単な打ち合わせを行いました。夜遅くに郊外にあるリゾートホテルにチェックイン。

2008年7月16日 (水)

村の撮影

昨晩は頑張って12時頃まで起きていたので、今朝は4時まで眠る事ができました。今日もこの調子で頑張れば、時差ボケはあと2〜3日で治りそうです。
7時半、4人は宿内にあるレストランに集合します。小さな村にある小さな宿でしたが、びっくりするくらい朝食がおいしく、驚きました。確か昨晩食べた夕飯もおいしかったな。
個人取材時の食事はいつも適当で、ファーストフードばかり。でもこのような依頼仕事では3食きちんと食べます。ただ油断していると体重が増えてしまうので注意が必要です。
Img_1123 村全体が濃い霧に覆われていましたが、10時を過ぎると霧が晴れ、青空が広がりました。車である村へ移動します。ちなみにこの村、写真集『光ふる郷』に何度か登場した村です。もう来ることはないだろうと思っていましたが、運良く再訪することが出来ました。
2時、取材は無事に終了します。その後、車で4時間掛けて街に戻りました。空港でCさんと別れ、残り3人は飛行機に乗って、次の目的地へと向かいます。
夜、ある州の大きな街に入りました。空港でレンタカーをピックアップ。僕の運転でダウンタウンのホテルへ。夜10時、ホテルのレストランで軽い食事を取りながら簡単に明日の打ち合わせ。長い一日が終わりました。

2008年7月15日 (火)

北国のある村へ

さて、このような仕事で海外に来ている時、どのようにブログを書いていけばいいのか悩みます。個人で行う取材であれば、その課程をいくらでも皆さんにお伝えしていけるのですが、このような取材ではそれが出来ません。
これから10日間、取材内容や地名の表記を避けた表現でいきますので、ご了承ください。今回の取材の成果は、数ヶ月後に発売されるある雑誌に発表します。雑誌名は9月に入ってからこのブログでお伝えいたします。
朝、飛行機に乗って、ある州のある街へ向かいました。着いた先で地元コーディネーターのCさんと合流。ランチミーティングの後、早速撮影に入ります。
このような取材では、僕はとにかく写真のことをだけを考え、いい作品を生み出すことが大切。もちろん失敗は許されません。
まずはある場所へ行き、3 人は打ち合わせと資料集めを行いました。カメラマンの僕は一人でその建物内を巡り、バシバシと写真を撮ります。
その一角にあったギフトショップで、思い切ってフリースを購入しました。これから向かう先はかなり寒いことが予測されたからです。
Cさんの運転するミニバンで300キロ先の素朴な村へと移動します。車から降りたらまさに身震いするほどの寒さ、買ったばかりのフリースが随分と役立ちました。

2008年7月14日 (月)

カナダへ

朝から大急ぎで海外取材の準備をし、11時ちょうどに自宅を出ます。タクシーに乗って箱崎へ、リムジンバスで成田へ向かいました。
空港ではランチを食べ、その後TSUTAYAで本を選んで時間をつぶし、2時にエアカナダのカウンター前で編集者のAさん、ライターのBさんと合流します。そう、今回の海外取材は、ある雑誌の仕事を兼ねているのです。
Img_1118_2 エアカナダ002便は、定刻通り17時に成田を飛び立ち、トロントへ向かいました。
ウトウトしたり、本を読んだりして時間を潰します。映画は、先月のフランス行きの便とほぼ同じ作品だったので、結局一本も見ませんでした。
定刻より20分も早くトロント国際空港に到着します。カナダは入国審査が厳しいことで有名ですが、ニコニコ顔で「大自然の中でキャンプをするんです!」と説明してどうにかクリア。写真機材を入れた大荷物も無事に出てきました。
バスに乗って空港側のホテルへ移動。3人で食事を取りながら簡単な打ち合わせ。その後、解散します。

2008年7月13日 (日)

新しいカメラバッグ

海外取材の準備に追われています。今回、約1ヶ月と長期なので、持って行く機材を慎重に選んでいます。かと言って今の時代、レンズなどを大量に持っていくことが出来ません。だから「よし、これは置いていこう」という決断も必要なのです。
夕方時間を作って新宿のヨドバシカメラに足を運びました。ついにカメラバッグを新調します。いろいろな製品を買って試してみましたが、やはりメインとなるカメラバッグはタムラックの612がベスト。
4年間、ボロボロになるまで使い、そしてまた612を購入。それも5年間ボロボロになるまで使ったので、今日また612を買ったというわけです。つまり3代目。
612は、僕にとって一番フィットするサイズなんです。これ以上でも、これ以下でもない。
ただ、カメラバッグ選びは、くれぐれも僕の意見に惑わされないように。僕はたまたま612ですが、皆さんにとっては違うかもしれません。プロの中でも、タムラックは柔らかすぎて機材が心配、という人がいます。だから自分自身の写真ライフをよーく見つめた上で、メーカーや大きさ、色、形を選んでください。昔はダメでしたが、今、日本製のカメラバッグもなかなかいいですよ。
そうそう、今日ちょっと嬉しかったのは、このカメラバッグ、42000円と高額ですが、今日は10%割引セールをやっていたので、38000円の支払いで済みました。すごく得した気分です。

2008年7月12日 (土)

ガソリン高

ある撮影の仕事があったので、東京から約150キロほど離れた郊外へ。
それにしても暑い、暑い、野外で撮影していたら汗が噴き出てきました。
車での移動中、エアコンをガンガン使うので、当然燃費が悪くなります。今日はリッター8キロくらいかな。途中でガソリンスタンドに立ち寄りましたが、今の時代、タンクを満タンにするには1万円札が必要なんですね。確か以前は6500円くらいだったはず。こんな時代が来るとは想像もしていませんでした。
ヨーロッパは確か1.57〜1.60ユーロくらいだったと記憶しています。日本より気持ち安いくらいでしょうか。でもユーロが高いので、計算するとリッター250円は超えてしまいます。
いずれにしても、僕は飛行機の燃料サーチャージの方も気になります。これから先、一体どこまで上がるのやら……。

2008年7月11日 (金)

iPhone3G発売

やっぱり朝からiPhoneの話題で持ちきりでした。う〜ん、手に入れた人、やっぱり羨ましい。
テレビのニュースではどのアナウンサーも、「価格は23,040円から」と言っていますが、これ、少々誤解を招きますよね。正しくは「2年契約だと23,040円から」と言わないといけないのです。ちなみにきちんと伝えていたのは、7時のNHKニュースのみでした。
買い取り価格は16ギガのモデルで80,640円。僕は購入の方を選ぼうかな。というのも、仮に半年か1年後にマイナーチェンジした機種が出たらすぐに乗り換えたいから、です(笑)。
iPhoneについて、いろいろな人がいろいろな意見・感想を述べていますが、僕がもっとも評価するのは、携帯電話に無線LAN(WiFi)をつけた点です。これ、日本の携帯ではありそうでなかった機能。
先月のフランス取材でも、無線LANの普及率には驚きました。いつも泊まるibisホテルはもちろんのこと、マクドナルドでもほぼ全店大丈夫。だから通常3Gで繋げて月に4〜5万来る請求額が、半分以下で済みました。(ホットスポットのローミングは1分約25円)
海外での無線LAN接続は、もちろんパソコンを使って行います。それがiPhoneのみで行えるとなると……う〜ん、魅力的。たとえばマックでランチを食べる時、ポケットからサッと取り出し、片手でメールチェックが出来るなんて、夢のようです。
3Gはカナダでも、フランスでも、北欧でも、また、どんな田舎でも通じる。でもパケット通信料が高額になるので、1日に1回くらいしか使わない。だから無線LANが繋がるところを必死になって探し、そこでネットを楽しむ。となると、数日前のブログにも書きましたが、自分に一番合っているのは、iPod touchなのかもしれません。

2008年7月10日 (木)

カードを買う

デジタルカメラで撮った画像は、コンパクトフラッシュやSDカードに保存します。海外取材中はこれを8〜10枚ほど繰り返し使うのですが、取材に出かける前、必ず1枚は新調してしまうんですよね。今日も外回りの途中に量販店の前を通ったら、念のためもう一枚持っていこうとふと思い立ち、4ギガのカードを1枚買ってしまいました。
きっと、取材前にはフィルムを買う、というクセが抜けないのでしょう(笑)。そうそう、海外で撮影している時も、カードの空き容量がなくなると、「あっ、フィルムがなくなっちゃった」と呟いてばかりです。先日もある取材で、「すみません、フィルムを交換しますね」と言ったら、周りにいた人がみんな笑っていました。
カードはたくさんの種類があり、どれを買っていいのか迷いますね。僕はメーカーだけ決めています。ただ、2ギガにするか4ギガにするかはその時の気分次第。何倍速とか書き込みスピードもいろいろありますが、正直言って、こちらの方はどれがベストなのかわからない。今回はこれでいいや、って感じで選んでいます。だいたい中くらいのスピードを選ぶかな。
さて、今日はお会いした人みんなに、「吉村さん、明日のiPhoneは並ぶの?」と質問されました? もちろん並びません(笑)。僕は、仮に何か欲しいものがあっても、それを手に入れるまでの待ち時間を楽しむことが出来る人間なんです。でも、今回ばかりは、並ぶ人たちの気持ちがわかるかな。もしかしたら明日、早起きして近くのソフトバンクショップに行ってしまうかも。

2008年7月 9日 (水)

写真展のお知らせ(東京と札幌)

カナダ出発の準備に追われています。
写真展の打ち合わせがありました。詳細をお伝えしておきます。

1
吉村和敏写真展「あさ」
2008年7月14日(月)〜7月26日(土)
入場無料
時間■10:00〜19:00(最終日は16時まで)
会場■ナダール(東京・渋谷)詳細はこちら 
作品点数■約12点(大全紙)

2
吉村和敏写真展「ブルーモーメント」
2008年8月15日(金)〜8月20日(水)
入場無料
時間■10:00〜18:30
会場■富士フイルムフォトサロン〈札幌〉詳細はこちら 
作品点数■カラー約50点
トークショー■ 8月16日(土)13:00〜15:00 
定員30名(先着順) 1000円
(要予約 011-241-7170 お早めにご予約ください)

北海道での個展は2回目ですが、トークショーは初めてです。作品をお見せしながら、写真への想いを熱く語ります。お楽しみに!

2008年7月 8日 (火)

住宅街の道

江東区は東京の中でもフラットな地形で、道も基盤の目のように縦横規則正しく並んでいます。仕事場の周りもそう。駅に行くにはまず北を目指して歩き、そして左に曲がる。これだけでオーケーです。決して道に迷うことはありません。
住宅街の細い通りで、一つ面白い法則を発見。都心へと繋がる横の通り、つまり東西にのびる通りにはそれなりの交通量があるのですが、縦の通り、つまり南北の通りにはほとんど車が走っていないのです。皆さん、何故だかわかりますか? 理由は簡単、所々一方通行になっているからです。
たとえば仕事場から駅までつづく約300メートルの縦の道。この道は途中で四本の横の道と交わりますが、その度に、一方通行と相互通行が入れ替わるのです。一方通行でも、逆の一方通行になったりもします。う〜ん、文章で書くと少々わかりにくいのですが、つまり一本の道に、何カ所も一方通行が登場するというわけです。
このように住宅街の道を複雑にすることにより、まずよその車が進入しにくくなります。走っている車もぐんとスピードを落として走ります。つまり歩行者と自転車優先の、事故が起きにくい道路が出来上がるというわけです。
もちろんこの町に住んでいる人間は、右行って、左行って、上行ってと巧みに道を走り抜けるので、大通りに出ることはそれほど苦ではありません。
一本の道を複雑にする。この方式を考えた人は天才ですね。

2008年7月 7日 (月)

世界遺産

寝る時間もないくらい仕事に追われています。問題は原稿……
そうそう、数ヶ月前に分厚い『世界遺産』の本を買ったのですが、気晴らしにパラパラ捲っていたら、「へ〜、ここも世界遺産に登録されているんだ〜」という発見が数多くありました。
フランスでは、いくつかの巡礼道が世界遺産に登録されていますよね。正確には、その中の教会とか橋とかが登録されているのです。今年の夏、実際に足を運んだけど世界遺産だと気づかなった、という史跡がいくつかありました。
いつの日か、巡礼道を歩いてみたいという夢があります。選ぶとしたらル・ピュイからサンティアゴ・デ・コンポステラへ続く「ル・ピュイの道」と呼ばれるルートかな。もちろん最初から最後まで歩く根性はないので、どこか途中の100キロくらい。

2008年7月 6日 (日)

3人のトークショー

富士フイルム主催「PHOTO IS 1万人の写真展」のイベントの一環として、東京ミッドタウン・フジフイルムスクエアで、相原正明氏、HABU氏、吉村和敏3人のトークショーが行われました。来場者300人。
この魅力的なイベント、ブログで告知することが出来ず、申し訳ありませんでした。
ずっとフランスに入っていたため、僕の方も直前まで詳細を受け取ることが出来ない状態でした。
そうそう、忘れないうちにお伝えしておきますが、『ブルーモーメント』の写真展は札幌と仙台を巡回します。会場は富士フォトサロン
札幌は8月15日〜21日(トークショーは16日)
仙台は10月10日〜22日(トークショーは18日)
トークショーは予約制・先着順となりますので、会場に直接お申し込みください。

2008年7月 5日 (土)

首都高速

朝から原稿書きに追われました。
カナダ出発前にすべてを片付けなければいけないので、今、必死になっています。
夕方都心のある場所に行く用事が出来たので、車のエンジンをスタート、首都高に乗ります。近頃の首都高は嘘のように空いていますね。新宿から池袋へ抜ける新たなルートが出来たからと言われていますが、やはりガソリン高が一番の原因だと思います。都民は心理的に車に乗るのを控えているんです。
渋滞というストレスがない分、運転していて気分は楽ですが、このまま日本経済は衰退してしまうのだろうか……と不安になったりもします。
日経トレンディ8月号に、ETCの割引時間帯を使いこなす裏ワザが載っていました。このような記事を参考にすればお金っていくらでも節約できるのですが、いつも色々やろうやろうと思っていても、面倒だからいいやって感じになってしまいます。

2008年7月 4日 (金)

サイン書き

Img_1085 写真集『プリンス・エドワード島七つの物語』の発売と同時に出版社のサイトでサイン本の販売を行いましたが、皆様からのたくさんのご注文、ありがとうございました。
でそのサインですが、今日の夕方、ようやく出版社に足を運ぶ時間が取れ、1冊1冊心を込めてサインを書いてきました。来週中にはお手元に届くと思います。1ヶ月以上もお待たせしてしまい、申し訳ありませんでした。
終了後、改めて自分の写真集のページを綴ってみました。
分厚い本ですが、ページを開いても綴じの部分がベキッと折れたりしませんよね。また、信じられないくらい軽い。僕も今日初めて知りましたが、制作サイドの拘りが所々に隠されているのです。今はネット全盛期ですが、紙媒体ってやっぱりいいな、と心から思います。
今まで編集部に届いた愛読者カードも見させてもらいます。なるほど、なるほど、皆様の貴重なご意見&ご感想、とても刺激を受けました。

2008年7月 3日 (木)

観光ガイド

今日も忙しい1日でした。時々自分を見失うことがあります。
そうそう、今日カナダ在住の友人から興味深いメールがCCで送られてきました。
プリンス・エドワード島、やはり今年はツアー客が多いらしく、どのツアー会社も日本人ガイドが足りなくて困っているとのこと。働きたい人は今すぐにでも島に来てほしい、というような内容でした。ただし、実際島でガイドの仕事をしたことがある経験者の方が嬉しいようです。
カナダから帰国し、日本でフリーターをやっている方は、今年の夏〜秋は島でもう一度働いてみたら如何でしょうか。
僕は16年前、島に一年間滞在していた時、実は何度かガイドの仕事を行いました。日本がお盆の時期など、稀に人手が足りない時があったのです。貯金を切り崩し、売れるあてのない写真を撮り、おまけに毎日暇で仕方なかなった僕は、そんな仕事の依頼が来ると喜んで引き受けていました。懐かしい〜

2008年7月 2日 (水)

HDをまた購入

イタリア、フランスで撮影したデジカメの画像はノートパソコンのHD(ハードディスク)に入っています。それらをすべて仕事場の外付けHDに移動しようとしたら、ガ〜ン、空き容量が足りませんでした。半年前に250ギガを3台新調したばかりなのに、それがもう終わってしまったのです。
仕方なく、仕事の合間をぬってヨドバシカメラに買いに行きます。いつもこのブログで書いていますが、デジタルライフはホント、お金が掛かりますね。数年前は、フィルムを使っていた頃の倍くらいかな、と考えていましたが、今は3倍くらい、と認識を改めています。
それにしても、HDはどれを買っていいのか悩みますね。Macの場合、本体との相性の問題があるのでなおさらです。
HDも所詮消耗品。4〜5年持てばいい方でしょう。となると、あまりいいHDを買っても仕方ない。かと言ってヘボイHDではデータが心配。
今まで使っていたL社の250ギガを探したら、見当たりません。どうやら数ヶ月前に製造が打ち切られたらしく、最低で500ギガからになっていました。当然価格もアップしています。3台になると、結構な額いってしまうんですよね。
というわけで、今回は、先日発売になったばかりのウェスタン・デジタル社のHDを使ってみることにしました。500ギガを2台購入します。
マックと相性がいいようだし、価格もほどほどだし、何よりFireWire800とUSB2.0で接続出来るのがいい。
もちろん、このメーカーのHDがいいか悪いかは、今の段階ではわかりません。でも何となくアタリのような気がする。

2008年7月 1日 (火)

夜お茶?

せっかく大垣に来たんだから周辺で被写体を見つけよう、と車のエンジンをスタート。まずは15キロほど北にある揖保川町へ足を運んでみました。
最初、なかなかシャッターが押せませんでしたが、町中である被写体を見つけ、ワンカット撮影します。その後、華厳寺へ移動。石燈籠が連なる心いやされる場所でした。
日本って不思議な国だなあ〜とつくづく思います。欧米ナイズされていながらも、このような日本古来の文化もしっかりと残している。そして多くの人が足を運んでいる。
夕方、町に戻りレンタカーを返却。
そうそう、マツダのデミオと言えば、ちょっと前のコマーシャルに、今風の女の子が出てきて、「最近ハマっているのは夜お茶ですね」と言うシーンがありました。
僕はこの「夜お茶」という部分がどーしても聞き取れなくて、CMを目にする度にグッと意識を集中、4度目くらいにようやく「夜お茶」という言葉をGET出来たのです。つまりそこで初めて「夜お茶」という言葉があることを知りました。
なるほど今の女の子たちは夜お茶をして楽しんでいるんだ、と妙に納得したわけですが、でも冷静になって考えてみると、夜お茶が出来る喫茶店って一体どこにあるのでしょうか??
少なくとも僕が暮らしている大島や亀戸では見当たらない。どの喫茶店も8時頃に閉まってしまうし、第一、喫茶店には駐車場がない。やっぱりファミレスへ行っているのかな。いや、このような車での移動が中心となる地方では、夜お茶が出来る深夜までオープンしているお洒落な喫茶店があるのかもしれない……と、そんなことをぼんやり考えなからタクシーで大垣駅へ移動。近くのJTBから機材などの荷物を宅急便で自宅へ送った後、JRで名古屋へ出て、新幹線で東京に戻りました。

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