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2008年12月

2008年12月31日 (水)

紅白を観る

この1年でヒットした曲はほとんど知らないので、年末のNHK紅白歌合戦は社会勉強のようなものです。だから毎年、へ〜こんな歌が流行ったんだ〜と呟きながら、食い入るようにテレビを観ます。
僕は何事も好き嫌いがはっきりとしています。だから1曲終わると、これは好き、これはいまいち、と勝手に整理して楽しみました(笑)まあ基本的に、歌が上手くない人は苦手です。これはどんな芸術と接する時でもそうですが。
得に惹かれるのは、聴いていると脳裏に映像が広がる音楽です。きっと写真を仕事にしているからですね。例えばMr.Childrenの「GIFT」や中島美嘉の「ORION」とか。今までの長い旅で出会った映像が脳裏に蘇ってきました。
もちろん羞恥心も、とてもいいと思います。ノリがいいので、聴いているだけで楽しくなってきます。
そうそう、途中エンヤも出たんですね。ちょうどこの時、テレビの前にいなかったので見逃しました。

2008年12月30日 (火)

9月の休み

サラリーマンの間では、来年9月にある第二のゴールデンウィーク(木金に有休を取れば何と9連休! 呼び名はシルバーウィーク)の話題で持ちきりですが、もちろん僕のようなフリーランスの人間にはこの長期休みは関係ありません。仮に関係あったとしても、9月20日前後って、結構中途半端な時期なんですよね。ローレンシャン高原の紅葉には少し早く、その他の地も、緑や花が夏の輝きを失い、風景が荒涼としています。
欧米で暮らす人たちは、夏休みを1ヶ月以上取ります。日本人からすれば羨ましくて仕方ありませんが、でも彼らにしてみれば、日本人は休んでばかりいて羨ましい、と感じているようです。日本にはたくさんの祝日があり、それに加え年末年始休みやゴールデンウィークなどがあるので、「日本人は休んでばかりいる」と錯覚するのでしょう。実際、そうなのかもしれませんね。
さて僕は今、カレンダーとにらめっこをしながら、来年の海外取材の日程をあれこれと検討しています。

2008年12月29日 (月)

生まれて初めてのゲーム体験

カナダで暮らしていた頃に出会い友達になった15〜20人ほどのメンバーは、毎年暮れにKさん宅に集まり、忘年会を開催します。
仕事の都合で夜8時半から参加。車で来たので、残念ながら飲めません。
Kさん宅には、Wii Fitがありました。これが今話題のアレか…と、社会勉強のつもりでやらせてもらいます。
おおお、これは凄いですね! ヘディングとか、綱渡りとか、スキージャンプとか、ダウンヒルスキーとかをやってみましたが、どれも面白かったです。何よりとってもリアル。汗だくになりました。
僕の人生の中にゲームという言葉はこれっぽっちもないのですが、今日は皆さんが熱中する理由が何となくわかったような気がします。
Wii Fitだったら買ってもいいかも……。

2008年12月28日 (日)

千葉へ

ある撮影の仕事があったので千葉へ。
夕方、トイレを借りようとたまたま近くにあった上総中野駅に立ち寄りました。ここは、小湊鉄道といすみ鉄道が交わる重要なポイントです。
ホームでしばらく待っていると、可愛らしい黄色い電車が現れました。ブログ用にパチリと一枚。
夜、東京湾アクアラインを通って東京に戻ります。カナダ本土とプリンス・エドワード島を結ぶ橋とほぼ同じ長さなんだなあ〜と思いながら、車を走らせました。
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2008年12月27日 (土)

ポイント失効

普段の生活の中で色々なポイントをためていますが、年末に失効するポイントが意外と多いことに気づきます。クレジットカードもその一つ。2587ポイントのうち、2008年末に失効するのは345ポイント。受け取りの最終期限は1月31日なのでまだ時間はありますが、年明けからモーレツに忙しくなるので、思い切って今日ポイントを使ってしまうことにしました。
数年前のブログにも書きましたが、僕はクレジットカードの使用でたまるポイントを、スイカの電子マネーに移行しています。1口400ポイントで1000円もらえます。つまり2587ポイントということは6000円。
携帯の簡単操作ですぐにチャージすることができました。スイカにいきなり6000円も入ると、結構嬉しいですよ(笑)。
そうそう、飛行機のマイレージもかなりたまっています。こちらも1月31日で数万ポイントが失効します。年明け早々に便の予約を入れるつもり。来年の夏は、日本から遠く離れたあの国へ行ってみるつもりです。

2008年12月26日 (金)

年賀状の写真選び

そろそろ年賀状の準備をしなければなりません。
毎年、ハガキの裏面に写真を使うのですが、どの写真にするか、結構悩みます。年賀状くらい肩の力を抜いたスナップ写真でもいいのかもしれません。でも写真家である以上、年賀状で使う写真も立派な作品を発表するべき、という考えがあることも事実です。
午後仕事の手を休め、1時間ほど写真選びを行いました。そして選んだ写真は、今年の10月にスイスで撮影した「青い作品」です。これ、吉村和敏らしくない作品ですが、新年にはふさわしいだろうと思い、使ってみることにしました。
フォトショップのソフトを使って文字入力とレイアウト。その後、カラリオmeを使って一気に数百枚出力します。
残りは年賀状の宛名書き。30日か31日かな。

2008年12月25日 (木)

税免除

夕方、デスクワークの手を休め、エアコンのフィルターの清掃を行いました。そして再びスイッチをオン。すると、同じエアコンとは思えないほど、パワーが蘇りました。部屋も急速にあたたかくなり、暖機運転に切りかわる回数も多くなります。これこそエコですね。
今日、九州取材中の領収書を整理していて、取材費の中で一番使っているのがガソリン代だということに気がつきました。1日に1〜2回ガソリンを満タンにするので、1週間以上旅しているとかなりの額になります。僕の場合レンタカーがメインですが、国内取材をマイカーで行っている写真家の車って、走行距離20万キロ、30万キロを超えているのが当たり前。
そうそう、来年4月1日から、新車の購入時、自動車取得税と重量税が免除になるらしいですね。約18万のお得。ただしハイブリッドカー、電気自動車、09年の排出ガス規制に適合したディーゼル車などの低公害車に限られるとか。
今自動車メーカーは元気がないので、何とかこの制度で活力を取り戻してほしいです。車とは縁の深い写真家の切なる願いです。

2008年12月24日 (水)

タイヤ交換

何件か電話をしましたが、皆さんとても忙しそうでした。年末を前に仕事に追われているようです。
僕も10日間東京を留守にしていた煽りを受け、朝からバタバタ状態。でも夕方強引に時間を作り、近くのカーディーラーへ足を運びました。そう、普通タイヤからスタッドレスタイヤに履き替えてもらうためです。
来年の1月か2月、海外取材の合間をぬって、東北に10日間ほど入る予定でいます。今回の九州と同じ作品作りの旅。
ここ数年、何故これほどまでに日本の風景撮影に必死になっているかというと、来年、写真展を行うからです。20年間、海外を旅してきましたが、旅をすればするほど、自分の生まれ故郷「日本」が好きになっていきます。だから、いつか日本を撮ってみたい、日本の風景だけを集めた写真展を開催してみたい……とずっと夢見ていました。2009年の暮れ、ついにその幕が開くのです。
つまり来年は、富山県の大きな写真展の他に、東京でも写真展を行うことになります。計2回。
今の所、どちらの写真展も事前に案内状をお送りする送る予定なので、欲しい方は是非住所をご登録ください。
タイヤを交換してもらっている空き時間、来年の写真展の構成をあれこれ考えました。

2008年12月23日 (火)

空中散歩

福岡空港は博多から電車でたったの5分!の所にあるので、思った以上に空港に早く着いてしまいます。
10時30分発の便で福岡空港を飛び立ちます。
僕は飛行機に乗る時は絶対に通路側に座るようにしているのですが、たまには景色でも眺めてみようか、という思いで、珍しく窓側のシートに座りました。
空から見る日本列島って、地図帳とまったく同じですね。
まずは瀬戸内海の島々。小さな島にも人の暮らしの営みがあることを知り深く感動。この日本にも、作品のテーマは無限大に広がっています。地元で暮らすアマチュアカメラマンが少し羨ましくなりました。
あっ、知多半島だ! 小学校の修学旅行は、何故か名古屋+知多半島でした。早朝、海岸線を走らされた覚えがあります。そう、長野県で暮らす子供は、旅先でもよく体を動かすのです。中学生になると3000メートル級の山へ集団登山するというのも本当です。僕の時は北アルプスの燕岳でした。
飛行機は伊豆半島の石廊崎上空へ。あっ、あんな所に大きな空港がある、と思ったら、大島の大島空港でした。
やがて千葉の野島崎へ。外房の海岸線と平行するように進み、東京湾アクアラインの上空を通って定刻より5分早く羽田に着陸しました。

2008年12月22日 (月)

福岡へ

風が強い曇り空。
精力的に田舎道を走り、被写体を求めました。阿蘇の山道も走りました。でもなかなか撮りたいと思う風景が見つからない。お昼過ぎ、苦し紛れに田舎道で2枚撮影します。でも手応えなし。熊本県で何か1枚ベストショットが欲しかったのですが……。またの機会ですね。
高速に乗り、大牟田へ。2時間ほど各地を回り被写体探し。
大牟田には友人がたくさんいます。電話してみましたが、誰一人として捕まりませんでした。平日なので、皆忙しいのでしょう。
ちなみに20代の頃、大牟田はしょっちゅう遊びに来ていました。日本国内で一番足を運んだことのある地方の街なのかもしれません。
再び高速に乗り、福岡へ。
レンタカーを返却、タクシーで予約してあるホテルへ。
2時間掛けてパッキング。30キロの大型バッグは、宅急便で東京の自宅へ送ってしまうことにしました。

2008年12月21日 (日)

水の違い

朝から雨。ようやく天気が崩れてくれたので一安心。やはり日本の風景は、曇りか雨の方が似合っている気がします。
ホテルをチェックアウト。一気に宮崎県延岡市まで車を走らせます。途中、ホームセンターに立ち寄り傘を買いました。
まずは国道218号線沿いで見つけたある風景にカメラを向けます。すると近くに住むおじさんから、家の写真を撮ってくれないか、と頼まれました。どうやら、道路拡張で家が取り壊しになってしまうので、記念に写真を残しておきたいとのこと。
別に先を急いでいるわけでもなかったので、快くこの仕事を引き受けました。
Img_1805 夕方、高千穂に到着します。やはり雨だとすべての風景がしっとり落ち着いて見えますね。神社もとてもいい感じ。ブログ用に1枚撮ります。
その後、熊本へ。2年前写真展を行った阿蘇白水郷美術館に立ち寄り、館長さんにご挨拶。たまたまスタッフの皆さんが作っていたタコ焼きをご馳走になりました。
今日泊まった宿には温泉がありました。ゆっくりすることが苦手な僕は、温泉には全く興味がないのですが、これを機会に入ってみます。
お湯に浸かった直後、あれっ、何か違うぞ……と感じました。そう、お湯がやわらかいのです。手ですくうとトロリととろける感じ。おー、すごい。やはり南阿蘇の水は全然違いますね!
で、風呂から上がっても、肌のカサカサがなく、逆にスベスベしているのがわかります。肌のことなんか別に意識したことがない男の自分がこの変化に気づくわけだから、きっと女性はこの違いをもっと敏感に察知するのでしょう。
いずれにしても、東京の水道水と南阿蘇の水がこれほどまでに違うとはオドロキです。世間一般の人々が、温泉、温泉って騒ぐ理由が何となくわかったような気がしました。

2008年12月20日 (土)

コンビニのパン屋さん

Img_1798 結局、この居心地のいいホテルにもう一泊することに。朝食後、手続きを行います。
せっかくここまで来たんだからと、まずは国宝の臼杵磨崖仏に立ち寄ってみました。一通り見学し、ブログ用の写真を撮ります。
臼杵市の郊外である被写体を発見、4カット撮影できました。今日は幸先がいいなと喜んでいたら、その後、走っても走っても撮りたいと思う被写体と出会うことが出来ません。
弁当でも買おうかと入ったコンビニ、何と店内にしっかりとしたパン屋さんがありました。たくさんの種類の焼きたてパンが並び、トレイで取る方式です。コンビニ+ベーカリーというアイディア、実に素晴らしいですね! 大手4社も是非この「個性」を学んで欲しいです。例えばしっかりした書店をくっつけるとか。
コンビニの弁当やパスタって、食べる前から味がわかりますよね。北から南まですべて一緒という画一化は絶対によくないことだと僕は常々考えています。
もちろん今日のランチはパンにしました。どれも美味しかった。(大好きなクリームパンがなかったのが残念でしたが……)
今借りている車についているナビはとてもオバカさんです。目的地までにABCという3つのルートがあったとすると、人間だったら絶対にAかCを選ぶのに、何故かナビはBを選んでしまうのです。
ナビのせいで、7号線という細く険しい山道を走る羽目になり、高千穂に到着したのは夕方4時を過ぎていました。結局、1枚も撮らないまま大分市へ戻ります。
ホテルに辿り着いたのは8時半。今日も500キロ以上走ったので、クタクタです。

2008年12月19日 (金)

大分の国東半島へ

朝食後、ホテルをチェックアウト。タクシーで福江空港へ移動します。
荷物検査の時、ホテルの部屋の鍵を返し忘れていることに気づきました。近頃多くのホテルがカードキー、もしくはパスワード式に変わっていますよね。だから鍵を採用しているホテルに泊まると、ついつい返し忘れてしまうのです。また、写真家は常に大量の荷物との戦い。出発前は30個くらいのチェック項目があるので、生活に関することは必ず何か一つ忘れるのです(笑)
すぐにホテルに電話すると、「あっ、でしたらカウンターに預けてください。後で取りに行きますから」とのこと。本当に預かってくれるのかな〜と半信半疑でしたが、ANAのスタッフは快く引き受けてくれました。やっぱり地方はいいですね。大都市の空港では絶対に拒否されるでしょう。
約25分のフライトで福岡着。レンタカーをピックアップし、九州自動車道に乗ります。途中から大分自動車道に入り、日出ジャンクションで一般道へ下り、撮影をスタートさせました。
Img_1779 国東半島の内陸部、海岸線沿いを走り、被写体を探します。が、なかなか見つからない。今日は570キロも走りましたが、撮影出来たのは2カットのみでした。心に響く風景を探すのって、とてもとても大変なことなんです。
ここは神社仏閣が多いですね。石仏もたくさんあります。
夕方、携帯電話で大分市のホテルを検索。27件ヒットし、その中からあるホテルを選びました。このまま携帯予約も出来ますが、会員登録などをしなければいけないので、面倒。
まずは104に電話してホテルの電話番号を教えてもらいます。その後ホテルに電話し、予約を入れました。当然直接予約の場合は若干料金が高めですが、携帯で知ったと言えば、どのホテルも携帯と同じ料金にしてくれます(笑)
国道の渋滞に巻き込まれたので大分市まで1時間半も掛かってしまいましたが、6時過ぎ、無事にホテルにチェックインできました。このホテルは当たり。1泊4700円で朝食付き、部屋は綺麗で、LAN接続もあり。
夕食を取りに街へ出ました。五島列島から来ると、やっぱりここは都会ですね。賑やかな商店街を歩いていたらポルトガルのアズレージョ(青いタイル)と帆船の模型を発見。大分市は、ポルトガルのアベイロ市と姉妹都市関係にあることをはじめて知りました。
数週間前のポルトガル取材といい、ポルトガルという国がこれほどまで自分に関わってくるとは、1年前はまったく想像もしていませんでした。僕の人生はまるでドラマのようです。
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2008年12月18日 (木)

島巡り→福江へ

新魚目地区の先端まで行ってみました。
この先の野崎島に、とてもとても美しい天主堂があるのですが、舟をチャーターしなければならいので、今回は諦めます。またの機会ですね。
今日は手応えのある写真が撮れないなあ〜と悩んでいると、立串漁港である被写体を発見。心を込めてシャッターを押しました。この作品、たぶん写真展で使えます。
奈良尾港まで南下。レンタカーを返却し、フェリー乗り場へ。またまた車の中に眼鏡ケースを忘れましたが、会社の方が届けてくれました。(笑)
_1762 16時40分発のジェットフォイルに乗り、福江島を目指します。
東京で暮らしていると、車や電車での移動が当たり前ですが、この日本には、船を日常の足としている人がたくさんいるんですね。そんなことをぼんやり考えながら、約30分の航海を楽しみました。
福江港に到着。2日前に宿泊したホテルに再びチェックイン。
たまりにたまったメールのレスを書きを行い、一斉送信。
Img_1773 6時半頃町に出ますが、すべてのお店が閉まっていました。静かな商店街を眺めると、何だか懐かしい気分になります。僕はやっぱり地方出身者。
港近くの食堂は満席でした。飲み屋はたくさんありますが、僕は一人でお酒を飲むのが好きでないので、すべてパス。
さて今晩の夕食はどうしようか……と町中を歩いていたら、暗闇の中にほっともっとと呼ばれる弁当屋を発見。明かりに誘われるように店内に入り、ハンバーグ弁当とサラダと野菜ジュースとペットボトルのお茶を買い、ホテルの部屋で食べました。
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2008年12月17日 (水)

中通島にて

Img_1705 朝食後、ホテルをチェックアウト。港まで徒歩10分でしたが、従業員の方が車で送ってくれました。
9時20分発のジェットフォイルに乗り、中通島に渡ります。
奈良尾港でレンタカーをピックアップ、すぐに撮影に入りました。
複雑に入り組んだ入江、素朴な漁村、そんな風景の中にポツンと佇む教会……。この島には29の教会があるようです。今日は中ノ浦教会、大曽教会、頭ヶ島教会、青砂ヶ浦教会を訪れてみました。
Img_1728 どの教会でも、観光客の姿を見掛けません。12月の五島列島はとても静か。かつて弾圧を逃れてこの島に移り住んだ信者たちが造った頭ヶ島教会。ここに1時間ほどいましたが、聞こえてくるのは潮騒のみでした。
今日は晴れ。天気のいい日に島の風景を撮影すると観光写真になりがちなので、太陽が雲に隠れた瞬間を狙ってシャッターを押します。
夕方、教会のイルミネーションを撮影します。この地には本当の祈りがあります。だから心の底からこの光景が美しいと感じました。
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2008年12月16日 (火)

福江島巡り

Img_1680福江島を時計と反対回りに移動していきます。
まず訪れたのが、有名な堂崎教会。その後、水ノ浦教会、貝津教会と巡って行きました。もちろん教会だけを撮るのではなく、この場所で見つけた自分なりの風景を切り取っていくのです。どのように絵作りをするか、結構頭を使いました。
ごくごく普通の日本の田舎の風景の中に、ポツンと立派な教会が建っている。五島列島には実に不思議な風景が広がっていますね。日本文化は奥が深いです。
Img_1683 今は1/3がキリスト教で、1/3が仏教徒、残りがその他、と地元の人が教えてくれました。お葬式の時が大変だとか。
昼過ぎ、島西部の玉之浦を訪れました。ここの漁村は絵になりますね。緑の山並みを写し込む入江が美しく、数カット撮影します。水際である被写体を発見。じっくりカメラを構えていたら、おばさんが笑っていました。
Img_1692 区切りのいいところで近くの食堂に入ります。お勧めの味噌チャンポンを食べながら、生まれて初めてテレビで昼メロを観ました(笑)。
夕方、福江に戻り、レンタカーを返却。眼鏡ケースを車の中に忘れてしまったのですが、レンタカー会社の人がわざわざホテルまで届けてくれました。
明日は船に乗って中通島に渡ります。

2008年12月15日 (月)

五島列島へ

5時起床。6時半に家を出ます。
国内取材といえども、荷物の量は海外取材と同じです。この時間帯なら満員電車にぶつからないだろう…と思ったら、JRも私鉄もたくさんの人が乗っていました。3つのうち1つは30キロを超す超巨大バッグ。大顰蹙を買いながらも、どうにか羽田空港へ移動します。
朝食後、9時20分発の便で福岡へ。
昼食後、13時20分の便で長崎・五島列島の福江に入ります。
まずはレンタカーを借り、福江の町で予約してあったホテルにチェックイン。当然この時期、観光客は誰一人として見掛けません。ホテル内はとっても静かです。
小雨。まだ明るかったので、ロケハンしてみることにしました。
海岸線を北に向かって走り、堂崎天主堂を目指します。明日からこの福江島の風景をどのようにして切り取るか…そんなことをぼんやりと考えながらハンドルを握りました。
今朝は大急ぎで家を飛び出したので、日用品で2つの忘れ物をしました。福江の郊外で小さなショッピングモールを発見。その中にあった100円ショップで買い物をします。
6時過ぎ、夕食でも食べようかと歩いて福江の町に出ると、どのお店もちょうどシャッターを閉めはじめていました。し〜んと静まりかえった商店街を見て、地方に来たことを実感します。

昨日の番組に関するたくさんのご意見・ご感想、ありがとうございます! 今日は夜が長そうなので、コメント欄をじっくり読むことにします。
そうそう、取材に同行された地球の歩き方編集部小坂氏の取材後記が更新されていました。

2008年12月14日 (日)

テレビ番組のお知らせ

エプソンスペシャル
『地球の歩き方・ポルトガル「色彩」を撮る旅』

 出演■モデル・高橋マリ子、写真家・吉村和敏
放送日■12月14日(日)PM2:00~(テレビ朝日系)
再放送■12月14日(日)PM7:00〜(BS朝日)

テレビ朝日、高橋マリ子さんのブログはこちら

地球の歩き方のページはこちら

エプソンのページこちら

番組のご意見、ご感想は ↓ コメント欄にお寄せ下さい。

市電の撮影秘話

ポルトガル取材は、「色彩を撮る」というテーマでした。ロケ中はスタッフの皆さんが気を遣ってくれたので、各地で十分な撮影の時間を取ることが出来ました。次に出す写真集に使えそうなベストショットも生み出すことに成功。
今回の旅で、一番思い出に残っている色彩は「黄色」です。例えば、街中を走る市電の鮮やかな黄色は、帰国してからも脳裏に焼き付いています。
市電を撮影する時、まずはアングルを決めます。そして市電がやってきたらシャッターを押し続けるのです。以下のベストショットは、そのようにして生まれたのです。
番組内では、様々な「色彩」を撮るシーンが出てきますので、是非ご覧下さい。

番組のご意見、ご感想は ↓ こちらのコメント欄でもOKです。
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2008年12月13日 (土)

16:9と4:3

九州取材の準備に追われています。明日の日曜日は雨が降りそうなので、今日中に外回りを行ってしまうことにしました。旅行代理店でチケットを引き上げ、銀行でお金を下ろし、ヨドバシカメラでフィルムを購入します。
先日のポルトガル取材では、テレビ番組の制作現場にとっぷりと浸かることによって、たくさんのことを学びました。
目の前にある被写体を撮影することから言えば、テレビのムービー(動画)も、僕らのスチール(静止画)も、基本的には一緒です。ただ一つ、決定的な違いがあります。それは画面比率。ムービーの場合は16:9で、スチールは4:3です。(中判カメラの場合)
テレビ関係者の多くがコンパクトデジカメを持っていましたが、皆さんが使っているカメラを見ると、圧倒的に16:9で撮影することが出来るカメラが多かったです。やはりこの比率はとても大切なんですね。
僕はこの20年間、被写体を4:3で切り取ることばかりを考えてきました。が、ここで発想の転換。何となく16:9の世界にも魅力を感じはじめてきたので、買い物の最後にカメラ売り場に立ち寄り、数社から出 ている16:9で撮影できるコンパクトデジカメをチェックしてみました。
10年後、世の中のすべてのテレビが16:9になっているかもしれませんね。
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2008年12月12日 (金)

忘れ物ベスト3

午前中に打ち合わせがある時は慌ただしく自宅マンションを飛び出すのですが、大通りまで来てふと忘れ物に気づき、よくUターンするのです。今日も「あっ、忘れた」と思い、いったん家に戻りました。
以下が僕の忘れ物ベスト3です。

1、これから行く先の会社の地図
2、携帯電話(自宅では色々な場所でメールチェックをしているので、例えばリビングの棚の上に置いた時が一番忘れやすい)
3、名詞ケース(手帳は持っても、名詞ケースは何故か忘れます。だから最近は、4〜5枚の名詞を手帳に入れるようにしています)

ちなみに今日の忘れ物は、これから行く先の会社の地図でした。
三軒茶屋でとても大切な作業と打ち合わせを終え、時計を見ると11時50分。お昼でも食べようかと商店街にある小洒落たレストランに入ります。料理の味はほどほどでしたが、店内に流れていた男性ボーカルの歌、グッと惹かれるものがありました。
これを歌っているのは誰だ? インディーズかな? 気になって仕方ありませんでしたが、12時になり店内が混んできたので、結局店員にCDのタイトルを訊けないまま、店を後にしました。
やっぱり音楽って、いいですね。
14日PM2時から放送予定の『地球の歩き方・ポルトガル「色彩」を撮る旅』でも、番組内でたくさんの音楽が使われるでしょう。美しい映像が、音楽とのコラボによってより素敵に見えてくるはずです。
夕方、六本木ヒルズにあるヒルズカフェで、高橋マリ子さんと吉村和敏のトークショーが行われました。昨日のブログで情報を知ったという方も何人か駆けつけてくれたようです。ありがとうございました。

2008年12月11日 (木)

気になること

今日も朝から2時間刻みで人と会い、打ち合わせを行っていきました。
懐かしい町で、懐かしい編集者とお会いします。話をしていると、数年前の記憶がフッと蘇ってきて、今も継続して仕事をしているような気がしてくるから不思議です。
夕方、秋葉原から日比谷線に乗って六本木へ。
そうそう日比谷線に乗る度に気になるのですが、神谷町駅と六本木駅の間って、かなり長い時間、電車に乗っていますよね。途中に駅を造ってもいいくらい。興味本位で地図を広げて調べてみると、桜田通と外苑東通が交わる場所に大きなカーブがありました。きっと電車がここを通過する時にスピードを落とすからですね。ちなみに半蔵門線の九段下駅と半蔵門駅の間も長く感じます。
そう、東京生活が長くなると、このようにどうでもいいことが気になったりします(笑)。
エプソンさんのホームページにイベント情報が載っていますが、明日金曜日の夕方、六本木のヒルズカフェで、高橋マリ子さんと吉村和敏のトークショーが開催されます。会社帰りにでもお立ち寄りください。
今日は会場の前を通ったので、外観の写真をパチリと撮ってみました。
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2008年12月10日 (水)

宿やレンタカーの予約

2時間ほどフリータイムが生まれたので、大急ぎで仕事場に戻り、パソコンを立ち上げ、九州取材の宿探しを行いました。五島列島は大丈夫だろうか……と不安でしたが、検索するとホテルリストのページが山ほど出てきて、難なく宿を押さえることに成功します。
旅は、民宿やペンションのようなアットホームな宿がベストです。海外であればB&Bですね。でも写真家の場合、1日の時間が不規則で、食事や風呂の時間も常に自分で決めていきたいので、民宿では少々問題アリ。だからリスト表が出てきたら必ず「ホテル」「ビジネスホテル」と名が付いた宿を選びます。
確かホテルが一軒もない岐阜の白川郷では苦戦しました。仕方なく民宿に泊まったのですが、食事の時間とブルーモーメントの時間が重なってしまい、宿のオーナーには随分と迷惑を掛けました。「すみません、すべての料理を一度に持ってきてください」と無理を言い、すべてを3分で胃に収め、カメラを担いで大急ぎで宿を飛び出したのです。写真集『BLUE MOMENT』の60ページの写真はその時に撮影したものです。5分遅れていたら、この写真は撮れませんでしたね。
足となるレンタカーはどうすればいいのだろう……とふと心配になり、まずはあるレンタカー会社に電話をしてみます。すると担当者の方が親切丁寧に、島と島を結ぶ高速船の時間とか、港で車を借りる方法などを教えてくれました。
今日は短い時間に五島列島の5人と話をしました。皆さん、いい感じでしたよ〜。

テレビ朝日・高橋マリ子さんのブログはこちら

2008年12月 9日 (火)

交通広告

電車の中では出来るだけ座らないようにしています。なぜならすぐに寝てしまうから。実は今日も中央線の電車の中で寝てしまい、新宿駅で下りるつもりがついつい中野まで行ってしまいました。打ち合わせ時間が迫っていたので、大急ぎで折り返します。車窓の風景は随分と新鮮でした(笑)。
Img_1646 仕事場に戻る途中、有楽町イトシアに立ち寄り、昨日からはじまったエプソンさんの交通広告を観ました。ポルトガルで撮影した12枚の作品が展示され、ちょっとした写真展のようになっています。
日比谷に出る用事のある方は是非お立ち寄りください。近くにはあの有名なドーナツ店があります。

写真家吉村和敏の『エプソンプリントギャラリー』
場所:有楽町イトシア(東京)B1F地下通路
イトシアのB1F出口を出て左に進み、一つ目の角を左折(クリスピークリームドーナツ有楽町イトシア店前)
実施期間:2008年12月8日(月)~12月14日(日)

イベントのお知らせです。
12月12日から2月28日まで、広島県福山市のふくやま文学館で「モンゴメリの冬物語」展が行われます。ここで写真パネル約30点を展示します。講演会も行います。お近くにお住まいの方は、是非お立ち寄りください。
写真家吉村和敏講演会『プリンス・エドワード島七つの物語』
2009年1月12日(月・祝)13:30〜15:00 要予約  TEL 084-932-7010

2008年12月 8日 (月)

ブログスタート

今日は都心で、Aさん、Bさん、Cさん、Dさんと、来春富山で行う大型写真展の打ち合わせ。素晴らしい作品展になると思いますので、ご期待ください。
詳細は年が明けてから発表しますが、場所はミュゼふくおかカメラ館、期間は4月4日〜6月7日です。
皆さんと別れた後、歌舞伎町に移動。ある社の忘年会に参加します。第一線で活躍している写真家の川合麻紀さん、広田泉さんと交流し、自分も大いに刺激を受けました。

さて本日から、先月行ったポルトガル取材のブログが立ち上がりました。放送日まで高橋マリ子さんの日記が毎日更新され、僕も撮影に関するワンポイントアドバイスを書いていきます。またフォトギャラリーページでは、現地で生み出した32枚のベストショットを観ることが出来ます。
この中で一番人気(特に女性に)の作品はどれだかわかりますか? それは右上の、老人が石畳の道を歩いている作品です。個人的には、右下のロカ岬のブルーモーメントの作品が気に入っています。

テレビ番組のお知らせ

Icon

ポルトガルの旅が、テレビで放送されます。是非ご覧下さい。


『エプソンスペシャル地球の歩き方・ポルトガル「色彩」を撮る旅』

出演■モデル・高橋マリ子、写真家・吉村和敏
放送日■12月14日(日)PM2:00~3:25(テレビ朝日)

詳細は以下のページをご覧下さい。放送日まで毎日更新します。

→テレビ朝日、高橋マリ子さんのブログ
http://www.tv-asahi.co.jp/epsonsp_portugal/

→地球の歩き方
http://www.arukikata.co.jp/epsonsp/portugal/portugal.html

→エプソン
http://www.epson.jp/epsonsp/

2008年12月 7日 (日)

千葉へ

撮影の仕事があったので、早起きして千葉へ。
この冬一番の冷え込み。大気がピリピリと澄み切っています。
それにしても、千葉から眺める富士山って、美しいですね〜。思わず高速で車を停め、写真を撮りたくなりました。
青空には羽田に着陸する前の飛行機が何十機も飛んでいます。それも会社名がわかるほど機体が大きい。僕は空飛ぶ飛行機を眺めるのが大好きな人間です。
千葉には山もあれば海もある。特に南千葉は、素朴な田舎の雰囲気が広がっています。
僕は千葉を訪れる度に、移住しようかな、と考えてばかり。
_22y6463_2 撮影の合間に、ある方にある見晴らしのいい展望台まで連れて行ってもらいました。
真っ青な海を見て感動。ここは水平線から昇る朝日を眺めることが出来るスポットだとか。今度泊まりで来てみようかな。
帰りは高速の大渋滞に巻き込まれ、家まで4時間も掛かりました(笑)。

2008年12月 6日 (土)

携帯チェック

ある方と新宿で待ち合わせ。16分早く着いたので、近くの家電量販店に立ち寄り、最新携帯のチェックを行います。どの社もカメラ機能を強化させていますね。中でもauのエクシリム携帯は、好感度大です。
それにしても日本の携帯は凄い。先日ある方が、携帯だけが独自の進化を遂げている日本のことを「ガラパゴス諸島」と言っていました。だから外資は入る込める余地がなく、ノキアのように撤退していくのだと。それにしてもガラパゴス諸島とは上手いたとえですね。
いずれにしても、季節が変わる度に変化していく携帯。いじっているだけでワクワクしてきます。
さて携帯と言えば、大阪の橋本知事の発言ですが、僕は大いに賛成です。これが全国に広がればいいな、と心の底から思います。
今の時代、子供たちに携帯に頼らないコミュニケーションを教えていくのは、大人の義務です。
写真の世界もそう。デジタルも素晴らしいけど、フィルムも素晴らしい。この事実を多くの人に教えていくのは、フィルム時代を知る写真家たちの義務なんです。

2008年12月 5日 (金)

憧れ

ある方と品川駅で待ち合わせ。14分早く着いたので、構内の書店に入り新刊をチェック。沢木耕太郎の「深夜特急ノート旅する力」を発見したので、早速購入します。
「深夜特急」に関しては何度もこのブログでふれていますが、今まで読んだ本の中で間違いなくベスト10に入ります。ハードカバーで買い、文庫で買い、ソフトカバーで買い、何度も何度も繰り返し読みました。
今回発売された「旅する力」は、「深夜特急」の関連本です。電車の中で50ページほど読みましたが、沢木さんの旅の原点が書かれているようで、何だかワクワクしてきました。
もう一度青春時代を取り戻せるとしたら、僕はまた1人旅に出てみたいです。3年くらい掛けて、じっくりと世界中を旅してみたい。
20歳の時、カナダの旅に出ましたが、前半は移動する旅でも、後半は定住する旅でした。やはり次は移動だけの旅をしてみたいですね。もちろん写真とはかけ離れた「感じる」旅をしてみたい。そう、若い頃の旅は手ぶらが一番です。
まあ青春時代は二度と戻ってこないので、これは単なる憧れですが(笑)。

2008年12月 4日 (木)

九州取材の準備

12月は九州取材を行うことに決めました。国内も結構取材費が掛かるので、ベストな方法をあれこれ検討しています。
最も安いのが深夜バス利用ですが、移動だけでクタクタに疲れ、撮影どころではなくなってしまうので、これはパス。カーフェリーで車ごと移動することも考えましたが、往復で4日も潰れてしまうので、これもパス。自分で車を運転して行くと、高速代+ガソリン代で合計6万はいってしまうので、これもパス。
となると、残りは飛行機です。
で、あれこれ調べてみると、東京—福岡は、この時期、S航空が一番安いことが判明しました。行きで12,300円、帰りで16,800円のトータル29,100円です。しかし、ここで直接申し込むのは間違い。パックツアーならもっと安くなるはずです。
早速近くの旅行代理店に足を運び尋ねてみると、往復航空券と福岡のホテル一泊分がついて25,300円でした。つまり3,800円もお得。
まあ僕の場合、これに五島列島行きの往復航空券、レンタカーなどを組み合わせるので、結果として10万円以上の出費となってしまいます。
さて次は宿の予約です。今晩、ネットで検索してみようっと。

カレンダーについて

昨日のブログで紹介した富士電機さんの2009年度版のカレンダーですが、購入することも出来るそうです。詳細は、富士電機の藤田様に直接メールでお尋ねください。
fis-zenkoku@fujielectric.co.jp
在庫がなくなり次第終了となりますので、くれぐれもお早めに!

Img_1643 ちなみに本体は399円です。この他にヤマトのコレクト便の送料(都内近郊は420円)と代引き手数料315円が掛かります。

2008年12月 3日 (水)

2つの最新情報

皆さんから、写真集『光ふる郷』が欲しいのですが……という問い合わせが多く寄せられます。申し訳ありません。この写真集だけは絶版になってしまったので、日本中の書店を探しても手に入れることは出来ないでしょう。
ただ吉村事務所に数十冊の在庫があります。これに関しては、個人で行う写真展の時に、5冊か10冊ずつ小出しで販売していく予定です。

● フレームマンさんが、WEB上でネット写真展をはじめたのですが、ここに『光ふる郷』の40点を掲載することに決めました。写真集に興味がある方は覗いてみてください。
http://ambition-photogallery.com/

●2009年度版の富士電機さんのカレンダーに採用されました。プリンス・エドワード島の美しい風景写真で構成されています。
Img_1639

2008年12月 2日 (火)

おでんについて

コンビニ大好き人間ですが、一つだけ気になることがあります。それはおでん。今の季節、レジの横には必ずおでんが置かれていますが、このおでん、フタをせずにむき出し状態ですよね。この現象が気になって仕方ないのです。ホコリや虫が入りませんか?
他の人は気にしていないのかな、と思いネットで調べてみると、凄まじい数がヒットしました。この件に関しては、フタは必要ありませんという会社側と、絶対にフタをするべきだという一般消費者との間で、大論争が巻き起こっているのですね。
もちろん会社側の言い分はわかります。でも僕は、やっぱりフタは必要だと思う。なぜならコンビニは飲食店と違うわけだから。フタをすることによって売り上げダウンを恐れているとしたら、蒸気がつかないような透明なアクリルを開発すればいいのです。今の技術なら簡単にできるでしょう。僕は逆に、フタをすることによって売り上げアップに繋がると信じています。
コンビニのおでんはいつ見ても美味しそう。でも僕は、フタがされるまで買わないかな。

2008年12月 1日 (月)

駐車違反

仕事の合間に、ある写真展に向けての額の出荷作業。でも日中は、倉庫に行って車の荷台に額を積み込むまで。その額を仕事場に運び入れる作業は、夜になってから行いました。
なぜなら日中は、マンションの前の路上に車を停めることが出来ないからです。額の出し入れで10分間車を停めたとしますよね。運が悪ければこの間に駐車違反の切符を切られてしまうからです。とても、とても厳しいんです。
だから今、生協のトラックは助手席にアルバイトを乗せているし、宅急便はあちらこちらに専用駐車場を借りたり、自転車+リヤカーで配送を行っています。
今日は自分の思い通りに仕事が流れていかないことにイライラしてばかり。少しでも心を静めるため、エンヤの「AND WINTER CAME…」を聴きながら手を動かしました。

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