フランス、パリ→レユニオン島へ
いつも通りタクシーとリムジンバスで成田へ。
ANAのカウンターでチェックイン。運良く足が伸ばせる通路側のシートを確保することができました。
11時55分、NH205便はパリに向け成田を離陸します。ほぼ満席。特に卒業旅行の学生さんたちがたくさん乗っていました。
さすがANA、映画は充実しています。今日はなんとなく邦画というイメージ。
まずは『容疑者Xの献身』を観ました。すでに原作を読んでミステリーの結末を知っているからでしょう、高揚感のようなものは全くありませんでした。ベストセラーの映画化って難しいですね。『博士の愛した数式』も同じ。
次は『おくりびと』です。なるほど、確かに素晴らしい作品でした。これほどまで胸を打つ作品と出会ったのは久しぶりです。3回くらい泣けるし、チェロの響き、心に残りますね。この作品は映画館で観ればよかったと後悔します。今はすぐにDVDになってしまいますが、この作品に関してはDVD化は反対。2〜3年経ってからの方がいいでしょう。
11時間後、定刻通りパリのロワシー空港に到着。入国審査後、荷物をピップアップ。シャトルに乗ってターミナル2に移動。
今回の行き先は、インド洋マダカスカル島の横にある小さな島、レユニオン島です。この島で、どうしても撮りたい村があるのです。そのワンカットのために、行く決意を固めました。でも、すさまじい取材費です……(涙)
AIR AUSTRALのカウンターでチェックイン。前の人たちの様子を見ていると荷物の重量制限が相当厳しそうでしたが、僕を担当したおばさんはラフな方で、手荷物の重量を測ることなく黄色い札を渡してくれました。これで5万円くらい浮きます。自分は何てラッキーなんだろうとホッと胸をなでおろします。
レユニオン島、ローラン・ガロ行きUU974便は、364人も乗れる大型ジェット機で、満席でした。19時45分、パリを離陸します。本を読みはじめたらウトウト。食事のときだけ起き、その後またウトウト。
さすが11時間のフライトは長い。翌朝、レユニオン島に着いた時は、まさに意気消沈といった感じでした。
吉村さん、いつもブログを拝見していると、どうやら航空会社はANA派ですよね!マイルいっぱい貯まってますか!?
私は海外旅行は外国の航空会社を選びます。滅多に行く機会もないので、その行程も旅の一部。もう日本語なんて聞きたくない!ってモードに入っちゃうんです。(大概ひとりで出かけるので、周りのグループとかではしゃいでる様子に切なくなるせいかも知れません…)そこで外国人スタッフと交流するのも楽しい。近くに日本人がいると、そのスイッチが入れられないんです。映画などは日本語字幕のものが少なくて、しかも英語じゃ聞き取り出来ず、わざわざ外国語(英語以外)映画に英語字幕が入っているのを探したりと不便もありますが(^_^;)
荷物の超過料金ってそんなに高いんですね!びっくり。吉村さんが少しでも荷物を軽くしようとグラム単位でご苦労されるわけですね。納得。
投稿: mari | 2009年3月22日 (日) 11時23分