数千枚のプリント写真
4年ほど前から日本の風景を精力的に撮影しています。このブログでもその度に取材記を発表してきました。
そろそろ写真がまとまってきたので、今年の秋、東京と大阪で写真展を開催予定です。
通常、写真、つまりフィルムは、写真展で作品を発表するまではずっと引き出しに入れたままですが、この日本の風景に限り、今までとは違った整理方法を採用しました。気に入った写真をすべてプリントし、アルバムに入れてきたのです。
ここ数年、自分で撮った写真をじっくり見ない、という現状が起きています。特にデジカメ写真は、データをハードディスクにコピーして終わり。
写真はこれじゃあダメなんです。生み出した作品をじっくりと見て、自分の心の中に焼き付けていかないと、作品として成立しないし、写真がうまくなっていきません。だからこそ、撮った写真をプリントアウトすることは、とても、とても大切です。
撮影旅行から戻った時点でラボに現像を依頼。同時にプリントもお願いしました。倍のお金が掛かりましたが、「写真をじっくり見る」ことをしたかったので、あえてこの道を選んだのです。
←これが、その作品群が入っているファイルです。北海道から九州まで、1000枚以上のプリント写真があるでしょうか。
ゴールデンウィークのどこかで時間を作り、1枚1枚の作品を見ながら写真展の構成を考えるつもりです。
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ブログ、いつも楽しみに拝見しています(^^)
素敵な作品を見せて下さる吉村さんに
感謝しています。
昨日のブログでも富山のことに触れられて
いましたが、”朝日町舟川”という場所を
ご存知ですか?
今月初めがピークでしたが、桜とチューリップと菜の花が同時に咲き、後ろには
立山連峰が見える素晴らしい風景です。
田舎町なのでほかには何もありませんが
とっても素敵な場所です。
吉村さんが映し出したら、どんな世界に
なるんだろう・・・と思いました。
とはいえお忙しい吉村さん、
これからもますますのご活躍を応援しています!!
投稿: sakura | 2009年4月26日 (日) 12時50分
紹介のあったカメラ関係の雑誌、書店にて拝見しました。素晴らしい写真ばかりで、レニユオン島の写真は開放的な雰囲気で、素敵でした。ノルウェーの写真も牧歌的で、広い草原と建物がプリンスエドワード島かしら?と思うほど似ている雰囲気でした。若干空気が違う感じは受けました。
エッセイも素晴らしく、これからの吉村さんのご活躍にますます期待しています。
投稿: yuuko | 2009年4月26日 (日) 09時12分
ホームページがえらくすっきりしましたね。最初の頃は思えば遠い昔です。作品群もこれからどんどん変化(進化)していくのが楽しみです。
投稿: 利倉 | 2009年4月26日 (日) 08時54分
新しい写真展の構想を伺い、また楽しみが増えました(^∀^)ノ
吉村さんが捉えた日本の風景。吉村さんがどんな光景に心を寄せられたのか…。私達の日常に近い所を捉えたものだからこそ、ますます期待が膨らみます。
フリーで活躍されているとゴールデン・ウィークも何もないのかも知れませんが、時々は息抜きをして、また素敵な作品を生み出してください♪
いつも応援しています!
投稿: mari | 2009年4月26日 (日) 02時39分
日本をどのように感じて撮影されてきたのか
拝見するのを楽しみにしております。
投稿: ひろ | 2009年4月26日 (日) 01時39分